オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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痛い敗戦

2007-04-30 17:19:56 | 千葉ロッテ

序盤の山場であるGW9連戦、最初の3連戦が終わりました。
1勝2敗の負け越し、内容的にも厳しいスタートとなりました。

初戦の小林宏の乱調で幕を開けた西武3連戦ですが、成瀬が持ち直し、荻野が沈みました。
小野の故障があったとは言え、中5日の渡辺俊ではなく大嶺を抜擢したわけですから、ベンチはGW中の勝敗よりシーズンや2~3年後を見通した起用をしたと思うしかありません。
大事な初戦を落とし、2戦目の結果が見えない中での大嶺の予告先発ですから、相当な覚悟があったはずです。

バレンタイン監督は以前から不可解な起用、例えば2004年は終盤の重要な日本ハムとの直接対決に小宮山を先発させましたし、一昨年は交流戦あけの初戦にプロ初登板の手嶌を抜擢しました。
ご存じの通り2004年はここでの敗戦が響いて僅か0.5ゲーム差でプレーオフ進出を逃しましたし、一昨年は交流戦Vの勢いを一気に失う敗戦を喫しました。
特に一昨年の手嶌の起用は、確かにファームで抜群の成績だったとは言うものの、今回の小野の故障の様にローテーションの穴ができたわけでもなく、緩い交流戦の日程のおかげで休養充分の先発陣が控えていた中でのものでしたので、当時もかなり批判的な議論がされました。
大嶺の抜擢を同列に語るつもりはありませんが、同じ匂いを感じないこともありません。

しかし今回で言えば荻野の続投、ここがポイントであったと思います。
昨日も書きましたとおり、育てるなら育てるでそれは構いません。
打たれて覚えることもありますので、荻野にとって今日の敗戦は今後の糧になるのかもしれません。
しかし7回のピンチを切り抜けたわけですし、短いイニングながら連投の荻野を続投させる必要があったのか。
終盤の8回なら藪田を投入すべきであったのではないか。
そんな考え方もあると思います。
それぐらい、今日の敗戦はゲーム展開的に痛すぎるものでした。

しかしやはり、責められるべきは10個もの四球をもらっていながら、そして2度の無死満塁のチャンスに併殺の間と内野ゴロの間でそれぞれ1点しか取れなかった打線にあります。
初回の竹原、3回の渡辺正の凡退ももったいなかったです。
どこかで1本出ていれば、楽勝な展開であったはずで、相手の自滅も手伝って同点に追いつきながらの敗戦は、勝てば大きなダメージを残せるはずが逆に足取りが重くなる敗戦となってしまいました。

育てることと勝つことを両立することは難しいことはわかっています。
長いシーズン、あるいは数年後を見越した起用が重要であることも確かです。
そういう意味であまり一軍で育成的な起用に否定的だったバレンタイン監督が今年は我慢して若手を起用していることは喜ばしいですし、ファンとしても一緒に我慢して、そして期待して見守っていくべきなのでしょう。
また今日の様に残塁の山を築く試合は、残念ながら今後もいくらでもあるでしょう。
とは言え、やはり今日の様な展開での敗戦は、どうしても凹んでしまいます。

このイヤな流れを断ち切るには、明日の渡辺俊に頑張ってもらうしかありません。
一昨年はカモにし、昨年は逆にカモにされた日本ハム戦、先日と同じ建山との対戦になりますが、先日の7回降板の汚名を返上する好投を期待したいです。
やはり何だかんだ言ってもGWは最低5勝4敗で勝ち越して欲しいので、明日の勝利は必須です。

ポイントはやはり打線か・・・

 


大嶺プロ初先発

2007-04-30 16:34:00 | 千葉ロッテ

大嶺のプロ初登板・初先発が終わりました。
結果は残念ながら5回持たずにノックアウト、プロ初黒星は免れたものの苦いデビューとなりました。

4回0/3イニング 78球 21打者 7被安打 1被本塁打 4奪三振 2四死球 5失点

一軍と二軍の違いはあるものの、投球内容は先日の親子ゲームで観戦したものと変わりませんでした。
ストレートはMAX151キロを記録しましたが、なかなか空振りが取れません。
ボールに伸びが感じられましたし、さすがに競合でドラフト1位だったことのある投手だとの印象は残してくれました。
しかし2回までほとんどがストレート、これでは細かな制球が伴わなければ一軍の打者は抑えられません。

3回からフォーク、スライダーを使い始めましたが、確かにこちらも大きく外れることが多かったので、変化球自体が武器になったかは微妙なところではあります。
とは言え、仮にストライクが入らなくても見せるだけで打者には効果があるはずで、実際3回以降は三振を4つ奪うなど意味があったと思います。
何より、78球のうち空振りを取れたのは僅か10球ですが、2回までは2球、変化球を使い始めた3回以降で8球です。
ストレートしかこないと決め込んでいれば150キロ近いストレートでも当てることが出来るのがプロの一軍で、変化球を交えることで打者に迷いが出てこその空振りだと思います。
変化球を要求してもストライクが入らないから、ではなく、最初からストレートで押すと決めていたとしか思えない里崎のリードでしたので、ストレートだけでは抑えられないということを体で経験させることを目的としていた、という教育的な方針があったのかもしれません。

大嶺にはいい勉強になったと思います。
いくら150キロ近いストレートを投げ込んでも、ボール1つ内側に入れば詰まってもスタンドに持っていかれますし、バットを折っても外野深くまで飛ばされることを身をもって知ることができました。
本来であれば2回で交代の場面でも続投させてもらい、変化球を交えることでピッチングの幅が広がることも理解してくれたはずです。
同様に初先発で味方の援護をもらいながら失点を重ねた田中や手嶌は早々に交代されられ、今日に至るまで次のチャンスが巡ってきていません。
それだけ期待されている証左であり、小野が登録抹消にならなかったので次の機会がすぐにくるかどうかはわかりませんが、もう1度見てみたいと思わせる今日の投球でした。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 1 2 0 0 1 0 1 1 0 6 10 0
西武 0 5 0 0 0 1 0 1 X 7 11 0


◆4月30日(月) 西武-千葉ロッテ8回戦(西武4勝3敗1分、13時、グッドウィルドーム、25,696人)
▽勝 三井 10試合2勝
▽S 小野寺 14試合1敗7S
▽敗 荻野 6試合1敗
▽本塁打 カブレラ5号(大嶺)、青野6号(三井)、リーファー4号(荻野)

▽バッテリー
千葉ロッテ 大嶺、小宮山、荻野―里崎
西武 グラマン、岩崎、長田、星野、三井、小野寺―細川

 


YFKの後継

2007-04-29 20:47:54 | 千葉ロッテ

ベテランや外国人の起用が好きなバレンタイン監督も、どうやら今年は実戦で選手を育てる決断をしてくれたようです。
対象はYFKの後継たる中継ぎ陣、現在のターゲットは右の荻野に左の川崎です。

今年で藪田が34歳、藤田が35歳、小林雅が33歳です。
投球内容に大きな破綻がなく、まだまだ数年はやってくれそうな期待感がある一方で、この年代の衰えは一気にやってきますし、FA権の問題もあります。
よってファンの間でも中継ぎ陣の後継問題は外野手不足と合わせて重要補強ポイントとして議論されており、当然球団も昨年(荻野・江口・中郷・松本)・一昨年(川崎・古谷・相原)と大学・社会人の投手を大量補強してきました。
おそらく江口と古谷は先発として起用すると思われますので、残りの投手がYFKの後継として期待されるわけです。

そんな中で、本来は後継筆頭であったはずの神田が昨年後半の面影なく登録抹消となり、川崎と荻野が比較的大事な場面で起用されています。
今日も4点リードの無死一三塁という普通なら藪田や藤田が起用される場面で、川崎と荻野が投入されました。
右の平尾になぜ川崎なのか、という右対右・左対左にこだわるバレンタイン監督らしからぬ起用にも川崎は見事に応えましたし、ボール球を振ってくれて助けられたものの荻野もピンチを抑えました。
制球に安定感のでてきた川崎はかなり安心して見ていられますし、相変わらず決め球に四苦八苦の荻野も2球目の膝元へのコントロールを自分のものにできれば期待できます。

本来はあの場面で「試す」といった起用には賛成しかねるのですが、先発が7回を投げきらないケースには高齢のYFKに繋ぐ投手がどうしても必要となり、育てるという明確な意図が感じられるのであれば、どんどん起用して欲しいと思います。
小宮山や高木を見るよりも、仮に打たれてもその方が納得できます。
一番困るのは、例えば次は大量の負け試合に投入など、その起用に一貫性が感じられないケースです。
そこに長期的な育成の意図が見えれば、仮に失敗しても納得するのがファンです。

将来的にはオーソドックスな荻野と川崎、アンダースローの相原とサイドスローの松本といった、バラエティに富んだ中継ぎ陣になればいいと思っています。
相原と松本はまだまだファームでの経験や実績が必要でしょうし、川崎や荻野も今後の相手チームの研究により何度も壁にぶつかるでしょうが、めげずに頑張って欲しいものです。

もちろん、めげて欲しくないのはバレンタイン監督です。

 


大嶺デビュー

2007-04-29 16:55:51 | 千葉ロッテ

今日の先発はローテーションでいけば小野のはずでしたが、なぜか飛ばされて成瀬でした。
また腰痛とかでリタイアか、と心配していたところ左脇腹痛とのこと。
一昨年から今年までの3年間で一番安定した投球を続けているのは実は小野なのですが、こうして時々リタイアする故障癖には困ったものです。
重症ではなく、一回ローテーションを飛ばしただけで復帰してくれることを願っています。

では明日の先発は中5日で渡辺俊かと思っていましたが、衝撃的なニュースが飛び込んできました。

大嶺一軍デビュー!

どうやら先発6名でローテーションを回すことを堅持するようです。
GWは9連戦ですし、長いシーズンを考えたら正しい選択だと思います。

でもまだ早すぎないか?

高卒ルーキーで4月中の初登板や初先発は、ロッテで言えば誰まで遡ればいいのか記憶にありません。
ここ10年で言えば2004年の内が6月、2003年の浅間が7月です。
そもそも高卒ルーキーで先発はおろか登板すること自体、この両人を除けば前田や伊良部まで遡る必要があります。
田中や増渕はオープン戦で結果を出していたので開幕1軍でしたが、大嶺は唯一の登板で打ち込まれています。
田中も初勝利をあげたものの苦労していますし、増渕は早々と登録を抹消されました。
そんな中での大嶺の起用はいくら何でも早すぎるのではないか、これが正直な感想です。

大嶺はファームで先発ローテーションに入り、ここまで4試合で1敗と勝っていません。
22回で26奪三振ですし防御率も2.86ですから非凡なところを見せてはいますが、与四死球も10で制球の甘さも露呈しています。
何より先日の親子ゲームで見た内容は、とても一軍で登板できる状況とは思えませんでした。
ローテーションを崩さずにいくにはファームからの抜擢が必要なわけで、ファームの先発陣で一番実績を残しているのが大嶺であるのは事実です。
昨年活躍した古谷は失速し、木興は先発陣から漏れてしまっています。
浅間・呉が対抗でしょうが、外国人という意味では呉の抜擢が妥当だと思います。
それにも関わらず大嶺の起用ですから、一軍で通用するまで推薦しないとのポリシーを持つ古賀監督の眼力を信じたい気持ちもあります。
またショーマンシップ最優先のバレンタイン監督の暴走、あるいは球団の思惑ではないかという疑いは、敵地デビューという意味で否定できるかもしれません。
それにしても自分の目で見た内容からすると、ボール球を見送られて自滅、という絵が浮かんできてしまいます。

ご存じの通り、ロッテは社会人投手が育つと言いますか、スカウト眼力が優れている球団です。
今の主力投手も清水、渡辺俊、久保、藪田、藤田、小林雅と他球団の間隙を縫って獲得した選手が中心です。
そもそも比嘉・笠原・石田の悪夢から高卒投手の獲得が少ないという事情もありますが、育成が下手と言うも周知の事実で、80年代以降に戦力となった高卒投手は伊良部・前田・榎・小野・小林宏と僅か5人しかいません。
最後の小林宏から10年が経過しているわけです。
もちろん内や浅間もまだまだこれからですし、木興や末永など楽しみな投手も多いですが、野手が高卒中心というのに比べると見劣りがします。

そして大嶺が高卒の4月に先発デビューですから、不安先行ながらも、もの凄く期待してしまいます。
あれから半月で急成長、あるいは軌道修正がされたのか。
それとも大嶺の可能性に賭けたのか。
結果は明日出ますので、期待してテレビ観戦に臨むことにします。
グラマンが飛ばされたので明日の相手先発は涌井かと思っていましたが、飛ばされたグラマンが予告先発ですので大嶺にはプラスに働いており、是非とも初先発初勝利の快挙を達成して欲しいものです。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 0 0 0 1 6 0 0 0 2 9 12 0
西武 1 0 1 0 0 1 1 0 0 4 9 0


◆4月29日(日) 西武-千葉ロッテ7回戦(3勝3敗1分、13時、グッドウィルドーム、25,001人)
▽勝 成瀬 5試合2勝
▽敗 ギッセル 4試合1勝1敗
▽本塁打 ズレータ8号(ギッセル)、ベニー2号(ギッセル)、カブレラ4号(成瀬)

▽バッテリー
千葉ロッテ 成瀬、川崎、荻野、薮田、藤田―里崎
西武 ギッセル、山崎、岩崎―細川

 


ジョン

2007-04-28 22:07:48 | 独り言

 

半年ぶりに実家に帰りました。
実家では1年半ぐらい前から犬を飼い始めました。
名前はジョンで、普通の雑種犬です。

親不孝な私は年に数回しか実家に帰らないのですが、ジョンに初めて会ったのは半年前の昨年10月でした。
ジョンは人なつっこく、滅多に吠えない犬らしいのですが、私を見るなり吠えまくりました・・・
しかも近づくと怯えて逃げまくり、どうやら臆病者のようです。
庭で触ろうと近寄っても家の周りをぐるぐると追いかけっこ状態で、結局うちの父親が捕まえないことには触ることもできず、結構ショックでした。

そして今日、前回あれだけ追いかけっこしたのだから覚えているよな、と思い家に入ろうとすると、またしても吠えられました。
前回同様、追えば逃げる、止まれば遠くで様子を窺っている、との哀しい状況。
スキンシップが足りないのだろうと、今回は散歩に連れて行って、身近で何度も匂いをかがせて覚えさせたりの努力を1時間程度続けました。

これで大丈夫かと思って散歩から帰り、庭に放つと一目散に逃げていきます・・・
上の写真は庭の隅に逃げ込んだ時のものですが、前回はここまで近寄れなかったので、少しは慣れてくれたのかもしれません。
でも、これ以上近寄って触ることは結局できませんでした。

そんなに怖がらなくてもいいじゃん。

次は夏に帰る予定ですが、果たして自力で触ることができるか、正直なところ自信がありません。

 


レヴァナント・ウイング

2007-04-28 21:44:30 | ゲーム

 

実家に帰るために新宿を経由したのですが、そこでレヴァナント・ウイングの広告がずらりと並んでいるのにぶつかりました。
ファイナルファンタジーシリーズが発売になる度に新宿に寄っているわけではないので何とも言えませんが、今回も発売に力が入っているような気がします。
秋葉原とかならともかく、新宿駅の地下ですからね。

その本体同梱版、スカイパイレーツエディションを何とかゲットしたことは先日書きましたが、予想通りと言いますか、ヤフーオークションに常に300点近くが出品されています。
前回のファイナルファンタジーⅢのクリスタルエディションの時はこれほど出品されていなかったのですから、今回はそもそもの製造台数が多いのでしょうか。
クリスタルエディションはシリアルナンバー付きで公称1万台でしたが、今回のスカイパイレーツエディションは数万台製造されているのかもしれません。

と言いますのも、肝心のヤフーオークションで入札されている金額が軒並み定価とさほど変わらないからです。
ヤフーオークションの手数料5%を考えると、原価割れしている出品者も割といるようです。
定価に3000円程度上乗せした25000円では入札がほとんどない始末です。
これはシリアルナンバーがないことでプレミアム感が減退して人気がないのか、あるいは想定以上の製造で欲しい人にはある程度行き渡ったのか、いずれにせよ転売屋としては大きな誤算でしょうね。

次にあるとすればドラクエ9でしょうから、ここでスクウェア・エニックスが再びシリアルナンバーをつけて製造を絞ってくるのか、あるいはDS自体の品薄感がつづいていることで今回同様の特別版として発売するのか、ちょっと注目です。

 


観客動員3位

2007-04-28 02:00:01 | 千葉ロッテ

全球団との対戦がホーム・ビジターと一巡した時点での、観客動員数が発表になりました。

パが観客動員発表 (4/27 時事通信)

パ・リーグは27日、ホームとビジターの対戦が一回りした26日時点の今季の観客動員数を発表し、1試合平均は前年の同時期と比べて278人減り、1.5%減の1万7807人だった。
球団別の1試合平均はソフトバンクが3万145人(14.8%増)でトップ。2位は日本ハムで2万1193人(10.7%増)、3位はロッテで2万1020人(16.5%増)、4位は楽天で1万2609人(7.2%増)。
一方、裏金問題で揺れた西武は19%減の1万1813人で5位。オリックスは37.7%減の1万1279人となっている。
なんと千葉ロッテの観客動員数が1試合平均2万人を越えて3位だそうです。
川崎時代の閑古鳥を知っている者としては、涙がちょちょぎれます。

集計対象の地元12試合のうち、開幕2試合を含めて週末が8試合ですから動員数が多いのも当然と言えば当然ですが、平日のナイターでも「これ平日?」と思うようなスタンド風景であることは間違いありません。
ライトスタンドは昨年同様ですが、今年は内野席もかなり埋まっているように思います。
これもMポイント導入や、各種イベントの実施などの効果が現れてきているのでしょう。

人混みが嫌いな自分としては痛し痒しですが、観客動員が伸びて収入が増えて、成績に見合った待遇を選手に施せることで戦力が強化される、ということであれば喜んで受け入れます。
間違っても赤字対策に邁進して、有力選手の流出にならないことを願っています。

しかし松坂が抜けた上に裏金騒動の西武、清原人気が一段落したオリックスは悲惨ですね。
地元での観客動員減少だけではなく、千葉マリンでの三塁側・レフトスタンドの観客の入りの少なさは驚くほどです。
また球界再編問題が出てきたら地域性からも格好のターゲットになりかねませんし、ビジターでの観客動員減少は他球団の迷惑にもなりますので、球場に足を運ぶファンの獲得に頑張って欲しいものです。

 


FA短縮

2007-04-28 01:46:16 | 千葉ロッテ

プロ野球選手会が馬脚を露わしたようです。

プロ野球選手会がFA短縮を要望 (4/27 スポーツ報知)

西武の裏金問題、横浜の契約金過払いを受け、労働組合・日本プロ野球選手会(宮本慎也会長=ヤクルト)は27日、東京都内のホテルに各球団の選手会長らが集まって臨時運営委員会を開き、スカウト活動で不正な金銭供与が起きないようなドラフト制度改革を求めていくことを再確認した。
横浜の那須野巧投手が最高標準額(1億円プラス出来高払い)を大幅に超える5億3000万円の契約金を受け取っていた件に関して、宮本会長は「(最高標準額は)ルールではないので、選手がすべて悪いわけではないと思う」と話した。
裏金問題で希望入団枠が撤廃されたため、選手の意志を反映させる代替策として、フリーエージェント(FA)の取得期間短縮による移籍の活性化を要望することで一致した。
宮本会長は「FAが具体的に何年というのは出ていないが、入るときに好きな球団に入れないのだから(現行の)9年は長すぎる」と主張。サッカーで採用している“レンタル制度”などについても議論した。
希望枠廃止論議の時には「FA短縮論議は別の話、まずは希望枠廃止が最優先」と正義感ぶった発言をしていましたが、その希望枠廃止が決定すると本音を出してきました。
せめて希望枠廃止下でのドラフトが実施された後の、今年の秋口以降の話であれば格好もつきますが、この時期での要望はまさに選手会のエゴが丸出しとなっています。

那須野の5億3千万の契約関しても「ルールではないので、選手がすべて悪いわけではないと思う」と言い放つ始末、横浜の選手会長の相川が「内部情報が漏れたことに腹が立つ」と言ってのけたのと相通じる自分勝手さです。
そもそも払う側、貰う側の両方がいるからこその裏金、違法な契約なのに、反省が全くありません。
一昨年の近鉄消滅騒動の時はファンを味方につけてストライキを決行しましたが、FA短縮騒動でストライキを敢行すればファンが見捨てることを理解できていないのでしょうか。

「選手の意思を反映する代替策」と言うわけですから、当然のことですけど、逆指名、自由枠、希望枠で入団した選手は対象外ですよね、宮本さん。
まさか多額の契約金をもらってこれらの方法で入団した選手達にも同様の権利を与えるなんてことは、まかり間違ってもありえないことですよ、その大義名分をかざすのであれば。

単純に年数を短くするだけなら読売としたって海外に流れることを懸念して反対する可能性もありますが、読売と選手会が結託する懸念もありますから、読売人気も地に墜ちたわけですし、他の11球団が読売の恫喝に負けずに頑張ってくれることに期待しましょう。

 


天地人

2007-04-27 20:25:08 | 日本史

2009年の大河ドラマが「天地人」に決まったようです。
火坂雅志の同名小説を原作に、上杉景勝に仕えた直江兼続の波乱の生涯を描く作品とのことです。

日本史ファンなら誰でも知っている直江兼続ですが、一般的にはあまり知られていないと思いますので、かなりの英断のような気がします。
信長・秀吉・家康や武蔵、忠臣蔵の様な手垢のついた題材には辟易しているので、来年の篤姫など世間的にマイナーな人物を取り上げてくれるのは非常に喜ばしいことです。

さて直江兼続と言えば関ヶ原の戦いの際の「直江状」が有名ですが、これ自体は偽書である可能性が非常に高いとのことです。
確か米沢市の林泉寺にも写しが飾ってあったと記憶していますが、そもそも原本は残っておらず、後世の写しのみだそうです。
ただ当時の武将の日記に直江兼続からの書状に徳川家康が激怒したという記述があるそうなので、似たような書状はあったと思われ、大河でもこれが最大の山場になるのでしょう。

直江兼続が仕えた上杉家は謙信-景勝と「義」を前面に押し出した戦国大名ですが、家臣団の全員が全員その「義」に承伏していたわけでもなく、謙信時代などは揚北衆らとの確執もあったわけです。
原作を読んでいないのでわかりませんが、おそらく御館の乱あたりから関ヶ原の戦いまでが中心となるのでしょう。
しかし小姓を務めた前半生や、関ヶ原の戦いの後に米沢へ移封されたことによる苦闘が続いた後半生を描いてくれることを期待してしまいます。

大河ドラマと言えば題材となった地域の活性化に繋がっているようで、そういう意味で題材は日本各地を転々としている気がします。
昨年の功名が辻(東海)、今年の風林火山(甲信)、来年の篤姫(九州)、再来年の天地人(北陸)ときたわけですから、2010年は四国が有力ではないでしょうか。

夏草の賦で長宗我部元親を主役に!

四国なら坂本龍馬だろ、などと言わず、是非ともお願いしたいものです。

 


体力低下

2007-04-27 20:17:38 | 独り言

今週の月曜日ぐらいから頭痛が抜けず、一昨日からだるさが抜けず、ついに今日は高熱を発してダウンしました。
若かった頃は多少体調を崩しても復活まで時間がかからなかったものですが、どうも最近はいくところまでいってしまうケースが目立ちます。
ここ数年の突然の発熱の原因になっていたらしい臓器を昨年の3月に摘出してから多少状況は改善していたのですが、今年に入ってからまた少しずつ狂い始めているような気がします。
ビタミン剤などは飲んでいるのですが、養命酒とかで滋養強壮をはからなければだめかな、と思いつつある今日この頃です。

市販の薬を飲んで一日中寝ていたので熱はかなり下がったのですが、明日は実家に帰る予定があるので、ぶり返さないことを願っています。

 


首位攻防

2007-04-26 23:01:28 | 千葉ロッテ

ローテーション存亡の危機にあった清水が、今日は内容のある投球を見せてくれました。
ストライク先行で簡単に追い込み、見逃しの三振が多かったと言うことは今日はキレがあったのでしょう。
左打者の外角低めへの制球力が見事でした。
まだまだ力があるところを見せつけて、私の期待を大きく裏切ってくれました。

しかし残念ながらと言いますか、こちらは予想どおりと言いますか、打線がダルビッシュに零封されてしまっては清水の好投も意味がありません。
打線が点を取ってくれた時には自分が打たれ、自分が抑えた時には打線が沈黙するという、ちぐはぐとした状況が今後も続くのかもしれません。
これは打線も問題よりも安定感のない自らの投球内容に起因している思いますので、辛抱強く抑え続ければ花咲く時もくるでしょうからベテランとして頑張って欲しいですが、やはり私としては今年の清水にはあまり期待していない、できないというのが正直なところです。
今日の結果から期待してしまう次の登板がどうなるのか、注目しています。

それにしてもダルビッシュ、見事でした。
この投手が単独指名ですから、スカウトの眼力もあてになりません。
同期の涌井も同様の活躍を見せ、高卒3年目の両人がリーグを代表する投手に成長しつつあります。
ロッテも指名するチャンスがあったのですが、久保がいてこその一昨年の日本一ですから、長い目で見ればダルビッシュ・涌井の勝ちになりそうですが、そういう意味での悔いはありません。
むしろ他球団、自由枠で獲った選手がほとんど活躍していない中日・ヤクルト・読売・オリックスあたりは悔しくて仕方がないでしょうし、阪神・ソフトバンクあたりも後悔しているかもしれません。
特に地元の目玉を見送って即戦力として一場を自由枠で獲得した楽天は、完全に失敗だと思われます。

さて、今日でロッテは連勝が止まってしまいましたが、西武もソフトバンクに負けたために3球団がゲーム差ゼロで並ぶことになりました。
明後日からは敵地で西武との3連戦、序盤の天王山がやってきます。
ローテーションで考えると、小林宏-グラマン、小野-西口、成瀬-ギッセルとなるでしょうが、グラマンを飛ばして前回5回でKOされた涌井を3戦目に投入してくるかもしれません。
絶対に勝ち越してもらわなければならない3連戦ですが、やはりキーポイントは初戦の小林宏でしょう。
ここで小林宏が西武打線を沈黙させることが出来れば、涌井・西口が前回打ち込まれたこともあり、月間MVPが確実なものとなりますし、GWでの首位確保に大きく前進できます。
不安材料はやはり打線で、ズレータは突然爆発するのであまり心配はしていませんが、青野の調子が落ちてきているのが気になります。
猫の目打線が好きなバレンタイン監督のことですから、打線を組み替えて外国人3人によるクリーンアップなんてこともありそうです。

秋口に無類の強さを示すというのがロッテの定評ではありましたが、それも3年前ぐらいまでの話で、昨年・一昨年は交流戦まで突っ走って、交流戦後に急失速してしまいました。
思い起こせば10年ぐらい前までは開幕ダッシュで4月は首位を争い、GWの大型連敗でシーズンが終了するというのがパターンでした。
そういう意味で、今年のGWでの西武・日本ハム・楽天の9試合を勝ち越すことができるかどうか、今シーズンを占う大事なポイントになりそうです。
不安だった清水・久保が復調の気配を見せてきましたので投手陣は盤石なわけですから、打線の奮起に期待したいものです。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 0 0 0 0 0 0 0 0 0

0

2 0
日本ハム 1 0 0 0 0 0 0 0 X 1 2 0


◆4月26日(木) 日本ハム-千葉ロッテ5回戦(ロッテ2勝1敗2分、18時、札幌ドーム、15,269人)
▽勝 ダルビッシュ 6試合3勝1敗
▽敗 清水 5試合4敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 清水―里崎
日本ハム ダルビッシュ―鶴岡

 


恐るべしイトーヨーカドー

2007-04-26 20:31:20 | ゲーム

 

本日、「ファイナルファンタジーⅩⅡ レヴァナント・ウイング」が発売となりました。
DS版で、PS2の続編とのことです。
商売上手のスクウェア・エニックスは、ここでDS同梱版を同時発売しました。
ファイナルファンタジーⅢでも同様の手法をとって大成功したのに味を占めたのか、今回はシリアルナンバーなしの限定版と言うよりは特別版です。
DS自体がいまだに品薄の中で人気のFFとの同梱版ですから、巷の人気が高いのは当然です。

Ⅲの発売時には購入できなかったのですが、3ヶ月以上経ったある日に別の商品購入で訪れたさくらやのゲームコーナーのショーウィンドーで発見、速攻で購入しました。
既にDSは持っていましたが、FFファンとしてのコレクション購入です。
このコレクションを補完すべく、当然今回は前回の数倍の気合いを持って購入に走りました。

さくらやは実は穴場ではないかと考えて3月の段階から入荷状況をチェックし、本来は3日前発表という販売方法を1週間前にゲットしました。
楽天などではプレミアム販売ばかりでしたので、こちらは捨てました。

そして銀行に行く予定を本日に合わせ、銀行での用事を済ませた後にダッシュで抽選券配布の終了時刻ぎりぎりにさくらやに突入しました。
待っている客は10数人、配られた抽選番号も50番台で、腐っても量販店のさくらや、数十台の入荷はされるだろうから「もしかして無抽選で購入?」と期待がふくらみました。
発表は30分後とのことでしたが、当選者の購入は同日中でOKとのことでしたので、結果を見ずに会社に向かいました。

ところが電車が信号機故障か何かでストップし、2時間近く途中の駅で足止めを喰らいました。
昼過ぎにようやく復旧したのですが、前日から体調がイマイチだったこともあり、そのまま休みとさせてもらって結果を見にさくらやに寄りました。
しかし残念ながら落選、なんと10台しか入荷しなかったようです。

失望に足取り重く、自転車を止めているイトーヨーカドーに向かいました。
こちらは「入荷状況不明」と事前に何度も言われていたので視野にはなかったのですが、どうせ帰り道ですし、仮に入荷していても昼過ぎだから無理だろうなと思いつつも、念のため売り場に寄りました。
よってたいした期待はしていなかったのですが、玩具コーナーに行くと同梱版の山が・・・
1ケース10台入りと思われる段ボールが、5個ぐらい積んでありました。

量販店より大量入荷するイトーヨーカドー、恐るべし。

昼過ぎまで残っているということは実は人気がさほどないのかな、と思いつつも、ラッキーと速攻で購入しました。
使いもしない、しかし高価なコレクションが今後も続くことが自分にとってプラスかどうかはさておき、イトーヨーカドーの凄さと、さくらやの情けなさを感じた一日でした。

 


捨て試合

2007-04-26 00:40:23 | 千葉ロッテ

開幕から4戦連続KOでファームでの調整も、と思われた清水ですが、いくら失敗しても抑えとして起用してもらえる小林雅と同様に、明日の予告先発として発表されました。
4試合の登板で3敗、唯一負けなかった開幕戦もズレータの一発で救われただけですし、防御率が8.66ですから先発として起用されること自体が不思議な状況です。

長いシーズンだから全ての試合を全力で戦うことは得策ではなく、捨て試合も必要だ。

そんな事を言う人もいます。
もしかすると、明日の試合はその捨て試合なのかもしれません。
何せ相手投手はダルビッシュですから、勝ち目は正直なところかなり低いと言わざるをえません。

昨年来からの連勝が先日止まったとは言え、ドームでの試合では無類の強さを発揮するダルビッシュから、ロッテ打線が取れる点数は3点もあれば上出来と思われます。
つまりは清水は3点以内に抑えなければ、勝ち投手になれる確率が極めて低くなるわけです。
防御率が8点台の清水が、です。
もちろん6人ローテーションの順番でぶつかっただけではありますが、ある意味ラッキーとも思えます。
これが小林宏とぶつかって投げ負けた日には、悔やんでも悔やみきれないわけです。
清水で負けたなら「仕方ないじゃん、だって清水だよ」で済んでしまうのが今年の現実です。

とまあ、悲観的なことを書き連ねましたが、清水に期待していないわけではありません。
上記の理由から本人にとってかなりのプレッシャーになっていることは間違いないでしょうし、気合いも入っているでしょう。
6年連続の2桁勝利を目指すためには明日の勝ちは必須と思われますし、実際問題として、明日の試合でノックアウトされた場合は、冗談抜きでファーム行きの切符が切られる可能性が高くなります。

冷静に考えると、怪我で7年連続3割が怪しくなってきた福浦と同じく、投打とも世代交代の時期がやってきたのかもしれません。
清水も福浦もまだ30歳そこそこですから主戦投手、レギュラーとしての地位がすぐに危うくなるわけでもないでしょうが、俺を抜いて見ろと大見得をきった大嶺が着実にファームで実績を残し始め、また青野がレギュラーとして定着しつつある現実を踏まえると、主役交代の時期はそう遠くないのかもしれません。

いずれにせよ、明日の試合で清水が貫禄を示してくれればベテラン健在の時代は暫くは続くでしょうし、無惨な結果に終われば一気に世代交代が進む可能性が出てくると思います。
次のローテでは、先日ファームで初勝利を挙げた呉が先発しているかもしれません。

5連勝で首位に立った好調なチームではありますが、いきなりターニングポイントの試合を迎えることになったというのが、明日に向けた私の見解であります。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 0 0 1 2 0 0 0 0 0

3

7 0
日本ハム 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 7 1


◆4月25日(水) 日本ハム-千葉ロッテ4回戦(ロッテ2勝2分、18時、札幌ドーム、14,440人)
▽勝 久保 4試合2勝1敗
▽S 小林雅 12試合1敗8S
▽敗 スウィーニー 5試合1勝3敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 久保、小林雅―里崎
日本ハム スウィーニー、伊藤―鶴岡

 


女性専用車両

2007-04-25 23:25:21 | 独り言

私が利用しているJR総武線には、朝に限って女性専用車両があります。
ご存じの通り、混雑する朝の痴漢対策が最大の理由であるわけです。
しかし、男性の私としては、どうにも納得がいかない事があります。

当然のごとく、朝のラッシュ時は各車両ともかなり混雑しています。
しかし女性専用車両だけは別世界のごとく、すいた車内となっています。
別にそれはそれでよいのですが、その混雑している一般車両にも女性が乗っているわけです。

女性の中でも女性専用車両は化粧くさい、などの理由で敬遠されているという話を聞いたことがあります。
また先頭車両なので、そちらまで行くのが面倒という事情があるのかもしれません。
しかし今までの車両数に女性専用車両を追加したならばいいのですが、車両数を変えずに1両だけ女性専用車両にしているわけですから、あのすいた分のしわ寄せは残りの車両にきているわけです。
そもそも女性専用車両を作らなければならない現状は憂うべきことですが、こういった他の乗客の犠牲の上に成立しているわけですから、有効利用して欲しいと思います。
中には混雑しているから仕方がないのに、押されることに露骨にイヤな顔をする女性もいます。
すいている女性専用車両があるにも関わらず、一般車両に乗って文句ありげな態度を取る。

お前、イヤならあっちの車両に行けよ。

私の我が儘なのかもしれませんが、同様に思っている世の男性諸氏は多いのではないでしょうか。

 


采配ミス

2007-04-24 23:46:52 | 千葉ロッテ

監督の采配で勝てる試合は年間数試合もないが、采配ミスで負ける試合は負け試合の2~3割はある、という話を聞いたことがあります。
今日の試合は試合自体は勝ちましたが、先発の渡辺俊の勝ち星をなくしたのは、バレンタイン監督の采配ミスだと思います。

采配ミスとは言っても、例えば「あそこは送るべきだった」などという戦術面のミスではありません。
選手起用のミス、つまりはリリーフ投手の選択ミスがあったと思います。
既に気がつかれている方も多いと思いますが、7回の荻野の投入がそれにあたります。
過去の荻野の投球内容から考えると、あそこでの投入は理解に苦しみます。

YFKが高齢化し、かつFAの問題が絡んでくる現状を考えると、彼らの後継を育てる必要があるのは理解しています。
その観点から昨年、一昨年と中継ぎ候補の選手を大量にドラフトで指名しており、そんな中で現在の最有力候補が右の荻野、左の川崎であることも承知しています。
しかしあの場面での荻野の投入は、まだ彼の現状からすると早すぎるというのが私の考えです。

荻野の過去の投球内容については以前も書いていますが、簡単に言うと自分を活かしきれていないということに尽きると思います。
力で抑えるタイプではないので「多彩な」変化球でかわす投球が目指すところのはずですが、微妙な制球力がないために、粘られた挙げ句に打たれるというケースが目立ちます。
結果的に打球が野手の正面をつくなどして数字的には抑えているように見えますが、実際はかなり危ない投球が続いていました。
今日の一死も取れずにKOされたのは、たまたまではなく、必然とも言えます。

もちろん負け試合ばかりに投げていても経験値は増えませんし、ぎりぎりのところでの登板こそが投手にとっての成長の一番の要素であるという考えもあるでしょう。
ベンチとしては、その期待感を持って投入したのかもしれません。
しかしもしそうであれば、荻野よりも内容のある投球を続けている川崎を、あの高木の場面で投入しなければ一貫性がありません。
神田が万全ならあそこは神田でしょうし、今のスタッフであれば間違いなく藪田の投入がベストな決断であったはずです。

好意的な見方をすれば「育てるための起用」だったのでしょうが、私からすれば時期尚早のバクチでしかなく、悪く転べば荻野を殺しかねない最悪の起用だったと思います。
場当たりとしか思えないスタメン起用と同様に、思いつきでの起用というバレンタイン監督の悪癖が出たというところでしょうか。

願わくば荻野が今日の失敗を糧にして、自分に求められていること、できることを真摯に考えて、次に活かしてくれることを期待しています。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 0 0 1 0 0 1 0 3 0

5

9 2
日本ハム 0 0 0 0 0 1 1 0 0 2 12 0


◆4月24日(火) 日本ハム-千葉ロッテ3回戦(ロッテ1勝2分、18時、札幌ドーム、13,186人)
▽勝 小宮山 5試合2勝
▽S 小林雅 11試合1敗7S
▽敗 建山 4試合1勝3敗
▽本塁打 ベニー1号(建山)、早川2号(建山)

▽バッテリー
千葉ロッテ 渡辺俊、藤田、荻野、高木、小宮山、薮田、小林雅―里崎
日本ハム 建山、武田久、江尻―高橋