オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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翔破は続くよどこまでも

2014-12-31 17:36:37 | 千葉ロッテ

世間では9連休などもあるようですが、金融系のカレンダーどおりの自分は今日からようやくの年末年始休暇の始まりです。
お盆休みなど観光地が賑わっているときに揃って休暇を取る必要がないのは自由度が高くてよいのですが、この年末年始やGWは侘びしさがあります。
来年の年末年始は最悪の4連休でしかありませんし、密度を上げていくしかありません。

ロッテ、来季スローガン発表 ファンに訴えるメッセージ追加 (12/31 サンケイスポーツ)

ロッテが30日、2015年のチームスローガン「翔破 熱く! 勇ましく!! 泥臭く!!!」を発表した。
伊東監督が就任した13年以降、「翔破」は不変で、今回はファンに訴えるメッセージを添えた。
指揮官は「全身で喜び、悔しさを表現し、見ていただく人の胸に、その気持ちが伝わるようなチームでありたいと考えています」とコメントした。

そんなこんなでもう数時間もすると2014年が終わり、ゴールデンイヤーが期待をされる2015年が始まります。
そして来季のスローガンが発表となり、長いペナントレースを最後まできっちりと翔びとおすことを目指した「翔破」シリーズの第三弾です。
どこか前政権の「和」を思い出してしまうような展開ではありますが、こういったコンセプトは軽々に変えるべきものではありませんので、伊東ロッテの象徴と考えればよいのでしょう。
ビックリマークが間延びをした感はありますが、半角にすれば引き締まります。
この三つのワードの中では熱く、が熱狂的なファンを表しているようで注目をされるかもしれませんが、個人的には泥臭く、を強く推したいです。
泥臭くとも1点を貪欲に取りにいく野球、を目指すべきだとは常々の主張ですし、スマートな野球はロッテには似合いません。
暗くなってボールが見えなくなるまで白球を追い続けたあのころ、それを伊東鴨川キャンプで思い出した選手も少なくないでしょう。
戦力的にはどうしても見劣りがしますので下位、おそらくは最下位を予想する自称解説者たちの鼻を明かすような、泥だらけの栄冠を手にする2015年であってくれればと思います。

 

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2014年通信簿 52 益田直也

2014-12-30 01:30:27 | 千葉ロッテ

52 益田直也 投手 25歳 年俸7200万円

【2014年成績】 52試合 7勝3敗1S 防御率4.94 51回 56被安打 3被本塁打 16与四球 2与死球 57奪三振 被打率.280

今季も50試合オーバーで獅子奮迅、と言っていいぐらいに投げ続けた益田です。
守護神の座は西野に譲りましたが中継ぎとして欠くことのできない存在であり、よくぞ持ちこたえてくれたといった感じです。
ただ7勝と自己最多の白星を手にしながらも防御率が5点に近いことを考えれば素直には喜べず、またルーキーイヤーからの下り坂は否めません。
藤田という例外中の例外はありますが、荻野忠と川崎は三年、伊藤は四年で力尽きました。
益田がどうなるかはチームの浮沈に関わる重大事ですので、順調にミリオンダラーズの仲間入りができる無事な活躍を願い、そして祈ります。

数字的には目立つほどに四球が増えたわけではありませんし、奪三振率は上がっていますので切れ味が落ちたわけでもないのでしょうが、それでも今季の益田は安定感に欠いていると言いますか、打者を打ち取るのにかなり苦労をしていた印象があります。
登板をした状況に左右されますので一概に比較はできませんが、昨年、一昨年と比べても一人あたりの球数はむしろ減っていますし、無安打無四死球で切り抜けた割合もさほど変わりはないところでそう感じてしまうのは、明らかなボールが多いことが理由なのかもしれません。
すっぽ抜けるようなボールもままありましたし、高めに浮きがちで四苦八苦をしているのが今季の益田、が自分の評価です。
もうどうにもならないのか楽天にはまた17.36という壊滅的な、これを防御率と呼んでいいのかをためらうような数字ですし、オリックスと日本ハムとの相性は良いままですがソフトバンクには押され気味となり、とにかく相手によって差がありすぎますのでベンチも使いづらいのが本音でしょう。
それでもストレートに力があるからこそ抑えることもできているわけで、140キロ台半ばが出ているうちは大丈夫ではないかとの思いもあります。
逆に言えば140キロそこそこになってしまえば黄色を通り越していきなりの赤信号ですので、開幕から出遅れた理由である右肘、そして右肩の状態が気になります。
とりあえずの山場である四年目を無事に乗り切って欲しい、そう願ってやみません。

2012年通信簿
2013年通信簿


【オリオン村査定】 7200万円 → 7600万円 (△6%)

 

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2014年通信簿 51 植松優友

2014-12-29 01:40:45 | 千葉ロッテ

51 植松優友 投手 25歳 年俸540万円

【2014年成績】 E 8試合 2勝4敗0S 防御率4.93 42回 45被安打 2被本塁打 21与四球 4与死球 26奪三振

完全に土俵際に追い込まれた、そんな植松です。
自らを評価してくれた斉藤コーチとの二人三脚で上昇のきっかけを掴みたかったのですが、しかし昨年より登板数を減らしてしまいました。
それでも左のワンポイントではなく先発として期待をされているようですので、来季こそは一軍を望めるような立ち位置に身を置きたいです。
89年組がひしめき合い、また年齢の近い投手が多いだけに、もう待ったなしです。

昨年の故障からの復帰状況が情報不足でよく分からないのですが、台湾遠征には選ばれなかったもののフェニックスリーグには参加をしていますし、それでいて秋は鴨川ではなく浦和でしたので、やはり一昨年の輝きは一瞬、厳しいところにいるのでしょう。
あるいは左腕、というアドバンテージがなければ、上位指名ではありながらも来季はもう8年目、名門校出身でもありませんし、今オフに戦力外通告をされていたかもしれません。
中田を抑えた男、といったフレーズを覚えている人もそう多くはないでしょうが、薩摩川内でじゃれ合うような選手もいる中で一人で黙々と走り込む姿を見ているだけにもう一度でも光るものを見せて欲しく、大阪人のキャラをQVCマリンで爆発させる植松であってくれればと思います。

2008年通信簿 2013年通信簿
2009年通信簿
2010年通信簿
2011年通信簿
2012年通信簿


【オリオン村査定】 540万円 → 500万円 (▼7%)

 

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名前探しの放課後

2014-12-28 22:32:12 | 読書録

名前探しの放課後(上)

講談社

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名前探しの放課後(下)

講談社

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ふと気がつくと三ヶ月前の世界にタイムスリップをした主人公が、おぼろげな記憶を頼りに三ヶ月後に自殺をした同級生を救うべく行動を起こします。
しかしその「容疑者」が誰かが分からず、友人たちと放課後に名前探しをするといったストーリーです。
どこかそのデビュー作に似通っていますし、登場人物の抱える悩み、闇などに切り込むところなどはそっくりなのですが、そこは辻村深月ですので油断はできません。
かなり身構えていたつもりではあったのですが「そうくるか」と、さすがの展開に拍手喝采です。

ただ万人受けをするかと問われれば、答えは否です。
ファンとしては嬉しい松永郁也、多恵、おそらくは芦沢理帆子、そしてチヨダ・コーキと、これまでの作品からのゲストなのですが、一見さんには何のことかも分からないでしょう。
しかもこれまでの作品を読んでいることを前提にしているところがあり、もし著書を順番どおりに読んでのこの作品でない方にはお奨めできません。
もし手を出してしまえばクエスチョンマークが飛び交うかもしれず、素晴らしいラインアップとなっていますので、デビュー作から順を追ってこその楽しさ倍増です。
例によってのエピローグは個人的には余計でしたが、期待を裏切らない辻村ワールドでした。


2014年12月27日 読破 ★★★★☆(4点)

 

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2014年通信簿 50 大嶺翔太

2014-12-28 00:05:35 | 千葉ロッテ

50 大嶺翔太 内野手 23歳 年俸530万円

【2014年成績】 16試合 24打数 3得点 5安打 打率.208 0二塁打 0三塁打 2本塁打 3打点 0盗塁 1四死球 6三振 得点圏打率.000

ようやくに5年目にして一軍出場の大嶺翔は、心機一転、登録名を変えたことも後押しをしたのか、プロ初安打が初アーチとなる見事な一歩を踏み出しました。
その一本で終わることなく打席数が4倍に近い井上に並ぶ二発目を放ったのも大きく、きれいにセンター前に運ぶヒットもありましたし、やはり魅力的な若人です。
もちろん大砲としてホームランを量産するタイプではないでしょうが、将来的には15本ぐらいは打てるだけの資質はあると思います。
その身体能力の高さからすれば目指すは陽岱鋼、兄弟でのお立ち台宣言もありましたし、もう浦和は卒業です。

そのためにも克服をしなければならないのは、一軍で守らせるには怖すぎるグラブ捌き、足捌きです。
高校のときには捕手を経験するなど守備を鍛え上げていたわけではありませんのでプロでは一からの積み上げでしたが、残念ながら5年目にしてはお粗末すぎます。
一言で言ってしまえば内野手としてのセンスを疑う、といったところで、高濱の台頭と中村の加入で厳しくなってきたこともあり、外野手への転向を強く推したいです。
もちろん外野陣も清田が浦和でくすぶっているぐらいですので容易なコンバートではありませんし、浦和ではほぼサードを守っていたところへ今季はセカンドでしたのでベンチとしては今江よりは根元、と考えているのでしょうが、それなりに脚力もありますし、外野の方が一軍への近道でしょう。
秋季キャンプでそういった話は聞かれなかったので来季も内野で勝負の大嶺翔、ではあるのですが、センターを守るところを見てみたいです。

2010年通信簿
2011年通信簿
2012年通信簿
2013年通信簿


【オリオン村査定】 530万円 → 630万円 (△19%)

 

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2014年通信簿 49 アルフレド・デスパイネ

2014-12-27 00:46:58 | 千葉ロッテ

49 アルフレド・デスパイネ 外野手 28歳 年俸7000万円

【2014年成績】 45試合 161打数 26得点 50安打 打率.311 13二塁打 1三塁打 12本塁打 33打点 0盗塁 18四死球 36三振 得点圏打率.306

どれだけ至宝がいるのか、と第三の至宝としてシーズン途中での入団だったデスパイネですが、その呼び名に恥じない猛打を見せてくれました。
フルシーズンに換算をすれば38本塁打、104打点と二冠を狙えるだけの数字ですし、来季の三冠王だって夢ではありません。
もちろん代表チームとしての離脱がありますので簡単な話ではありませんが、打撃タイトルでこれだけの期待ができる選手はロッテではいつ以来だろう、と指を折ってしまいます。
あのレフトスタンドへの弾丸ライナーは避けなければ怪我人が出るぐらいの破壊力がありますので、待望の四番打者の誕生にスキップ、スキップです。

そうは言ってもユーキリスほどの実績のあるメジャーリーガーでもダメなものはダメ、が現実ですので、デスパイネに不安視をしていたファンも少なくなかったと思います。
最初の一ヶ月は2割5分に毛の生えた程度でしたし、右脇腹を痛めての離脱でグリエルがそうでしたからやはり、といった声も聞かれました。
しかし慣れるには相応の時間がかかるのは仕方のないことですので期待を捨てず、むしろ来季の契約を視野に入れればほどほどで、とも考えていただけに、戦線離脱から真面目に最短で戻ってきたことは嬉しかったのですが、その後の打ちまくりには痛し痒し、が正直なところではあります。
それだけにヤキモキとさせてくれた契約問題が異例とも言える二年契約で妥結したことは喜ばしく、ロッテとしては大盤振る舞いをしてくれた球団に感謝です。
もちろんレフトに打球が飛んでしまえば息を飲むしかない外野守備、これはおそらくは守りからのリズムを大事にすることで契約条項に無くともそれを希望してのDHオンリーではないのだと思われますし、その守備と同じく一生懸命さは見えますがスピードの乗らない走塁とまま弱点はありますが、しかしホームランを量産してくれれば問題はありません。
執拗な変化球攻めも克服をして穴と言えるような苦手もほとんど無くなりましたので、相手バッテリーからすれば脅威以外の何ものでもないでしょう。
それだけに歩かされたら終わりですので、五番打者が不甲斐なくともボール球に手を出さないよう願います。
野球に対する真面目さがにじみ出ているデスパイネだけに1年365日の長稼働がかなりな不安ではありますが、ゴールデンイヤーには外国人選手がチームトップのアーチを描くのが伝統ですので、30本塁打はもちろんのこと、チームとしては30年ぶりの40本塁打を夢見たいです。


【オリオン村査定】 7500万円 → 2億5000万円 (△257%)

 

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ナルトとヒナタの恋物語

2014-12-27 00:19:53 | 映画

二年ぶりの映画祭りです。
今年の上半期にかなり手を抜いたので6000マイルに届かないかとも思ったのですが、夏場以降のスパートでギリギリの滑り込みでフリーパスポートを手にすることができました。
これで今日から一ヶ月間、TOHOシネマズで無料で観ることができます。
時間との兼ね合いもあり観たくもないものまでを観るつもりはありませんが、生来の貧乏性ですので、10本を目標にせっせと通いたいと思います。

THE LAST -NARUTO THE MOVIE-

アニプレックス

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その第一歩がNARUTO、というのはちょっとどうかとは思いましたが、それなりにコミックスは読んでいましたので「最後の物語」に興味を持って臨みました。
連載も先日に終わり、その最終話では火影となったナルトがヒナタと結婚をしてボルト、ヒマワリの父親となった姿が描かれています。
この劇場版はそのちょっと前の舞台設定のようで、ハッキリ言って月が落ちてくるとかは知ったことではなく、どこをどう見てもナルトとヒナタの恋物語です。
一部にサクラではなくヒナタルートの成就に喝采が上がっているとのことで、そのあたりの後始末がきっちりとされているのが好印象でした。
結婚披露宴のビデオ上映会のようでもありましたが、メインどころの登場人物がここそこで活躍をする場面もあり、NARUTOファンには楽しめる仕上がりではないかと思います。
ただこれが最後かと言えば実のところそうでもなく、来夏の予告があったので引き際を間違えないよう願いたいです。


2014年12月26日 鑑賞  ★★★★☆(4点)

 


鼻からはイヤ

2014-12-26 19:01:33 | 独り言

定年まであと十数年、再就職をせずに余生を過ごせるよういろいろと努力をしていますが、まずは健康が第一です。
二十代から三十代前半まではブルドーザーみたいにパワフルだった自分も三十代後半からはちょこちょこと体が悲鳴を上げ始めて、胆石での胆嚢摘出、逆流性食道炎、そして胃潰瘍と少しずつ歯車が噛み合わなくなってきていますので、そういった悲鳴には素直に従うことにしています。
人間ドックでも以前はバリウム検査でしたがここ数年は胃カメラで、今日もがっつりと飲んできました。

今年の七月に病院が新設移転をしたこともあってか人間ドックのメニューも微妙に変わっており、肺活量が無くなったかと思えばCTスキャンが加わるなど全体的にはレベルアップな感じがありましたが、どのみち会社負担ですので基本的なところはあまり気になりません。
自己負担のオプションで前立腺腫瘍マーカーと膵癌マーカーを追加したのは気休めかもしれませんが、血脈からの予防措置です。
そして胃カメラはこれまでの経口に加えて経鼻が選べるようになっており、担当医からは経鼻を勧められましたが、鼻は弱点なので断りました。
花粉症で耳鼻科の治療を受ける際に綿棒でちょっと奥を触られるだけで身もだえする自分ですので、いくら麻酔をしたとしても鼻からカメラを入れるなどは想像もできません。
どのみち全身麻酔の経験があることでリスクはあれど鎮静剤に抵抗感がありませんから、経口でもさしたる負担を感じないのもその理由です。
調べてみれば検査の精度も経鼻よりは経口の方が高いようですし、来年以降も夢うつつの中での経口胃カメラでいこうと思います。

 

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補強の打ち止め

2014-12-26 00:27:47 | 千葉ロッテ

成瀬の補償が全額金銭で決着をしました。
自分が作ったリストほどではないにせよロッテに負けず劣らず弱投なヤクルトですので、予想どおりと言えば予想どおりではあります。
日本ハムも同じく全額金銭を選択したようですから、ある意味で層が薄い、そしてある意味で巧みなプロテクトをしたヤクルトなのでしょう。
それにしてはかなり引っ張った感がありますが、つば九郎で遊んだ時点でもうそれが決定をしていたであろうことは想像に難くありません。
まさか鳥的補償を断られたから、で人的補償となるのはさすがにあれですので、壮大な前振りどおりの8640万円です。

ロッテが韓流右腕・李大恩、前DeNA・陳冠宇の獲得を発表 (12/25 サンケイスポーツ)

ロッテは25日、来季の新外国人として、韓国出身で米大リーグ、カブス傘下3A・アイオアの李大恩(イ・デウン)投手(25)=1メートル88、86キロ、右投げ左打ち=を獲得したと発表した。
単年契約で年俸は5400万円(推定)。
背番号は未定で、入団発表は1月31日ごろをメドに春季キャンプ地の沖縄・石垣島で行う予定。
同投手はソウル市生まれで、シンイル高校~カブス傘下のマイナー(2008~14年)を主戦場としていた。
マイナー通算成績は135試合に登板、40勝37敗でメジャー経験はない。
ロッテとしては「先発候補として期待している」(林球団本部長)という。
またロッテは同日、前DeNAの陳冠宇(チェン・グァンユウ)投手(24)=1メートル79、75キロ、左投げ左打ち=との契約も発表した。
年俸は600万円(同)で背番号は未定。
同投手は11月16日、17日に千葉・鴨川秋季キャンプにて入団テストを受け、合格していた。

そして新外国人選手の発表です。
ロッテファンへのクリスマスプレゼントの意味合いよりも、このタイミングですので補強の打ち止めといったところなのでしょう。
そうなれば去就がハッキリとしないハフマンを加えても支配下選手登録は育成枠制度を維持するのにギリギリな65人で、数字的には寂しい布陣となります。
そして李大恩も陳冠宇もこれまでの実績からして成瀬の穴を埋める存在としては荷が重すぎますが、しかし若さへの可能性に賭けたいです。
それぞれマイナーでの成績はまずまずですので、上手くフィットしてくれることを願いましょう。

それにしても2Aが主戦場だった李大恩の5400万円はちょっと意外で、韓国人ならではの査定という気がしないでもありません。
どこかで複数年契約を結びなおしたのか、としか思えないサブローの現状維持の1億3000万円もダウン査定だった福浦の4500万円と比べれば今季の成績からして異様さが目立ちますし、唐川のダウン幅の小ささもありましたので、このあたりの球団の資金投下のポリシーが見えづらいです。
何はともあれ井口もそうですが、ロッテな金満も一瞬で過ぎ去ってしまったようですので、来季こそはその年俸に見合った活躍をお願いします。

 

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2014年通信簿 48 G.G.佐藤

2014-12-25 00:02:02 | 千葉ロッテ

48 G.G.佐藤 外野手 36歳 年俸1300万円

【2014年成績】 E 62試合 102打数 10得点 25安打 打率.236 6二塁打 1三塁打 3本塁打 19打点 0盗塁 11四死球 21三振

昨年もそうでしたが、いろいろと言われるほどに伊東監督とは懇意だったわけでもなかったのかと、そんなG.G.佐藤でした。
終わってみれば戦力外通告をされるのも仕方のない浦和での成績ではありましたが、それでも3割近くを打っていた時期もありましたし、その浦和に落とすべき外野手もいましたので、残念ながら大人の世界のしがらみを断ち切れるほどには持っていなかったのでしょう。
オフにファンを招いた食事会をするなど地味なチームには稀有な存在でしたし、沈むベンチを盛り立てる役割としての一軍を期待したのですが、しかしこれが現実です。
これまでの実績からトライアウトに参加をするという選択肢もあったでしょうが、野球の世界からきっぱりと足を洗っての会社員としての第三のスタートはG.G.佐藤らしくもあります。
どうやらそれなりの規模で、父親が社長をしている会社のようですのでちょっとあれな感じはありますが、第三の人生でのサクセスストーリーを頑張ってください。

ただやはりそのキャラクターからして、もったいなかったという気持ちがあります。
純粋な戦力アップにはならなかったかもしれませんが、もし自分であれば迷うことなく一度は入れ替えて一軍に引っ張り上げたでしょう。
そう思うほどに大人しい選手が多いロッテですし、G.G.佐藤の持ち味を上手く活かしてあげたかったです。
サバサバとしていたようですが本心はどうだったのか、NPBに復帰をして上昇へのとっかかりを掴みかけた昨年でしたので、やはり悔しさがあったのではないかと思います。
今季もQVCマリンでキモティー、が聞きたかったなと、やや心残りな2014年のG.G.佐藤でした。

2013年通信簿


【オリオン村査定】 1300万円 → 戦力外通告 ※10/5に戦力外通告

 

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2014年通信簿 47 ルイス・クルーズ

2014-12-24 00:01:50 | 千葉ロッテ

47 ルイス・クルーズ 内野手 30歳 年俸7500万円

【2014年成績】 126試合 453打数 38得点 108安打 打率.238 32二塁打 1三塁打 16本塁打 61打点 1盗塁 20四死球 47三振 得点圏打率.234

どちらかと言えば打撃よりも守備で期待をされていたクルーズですが、打撃でもレベルは低いながらもチームトップの16本塁打、61打点の二冠に輝きました。
ただ打率も得点圏打率も2割5分を切るほどに確実性に欠き、しかしファルケンボーグを攻略するなど記憶に残るバッティングでしたので、確率がやや高い宝くじといった感じです。
今江も真っ青な早打ちで四球も三振も少ないのが相手バッテリーからしてどうなのかは微妙ですが、二年目の慣れでデスパイネを活かす五番を打てるぐらいの.280を期待します。

もっとも球団もベンチも、実のところあまり期待はしていないのかもしれません。
チーム二冠なのですから再契約は速攻で、が普通だと思うのですが、あるいはリリースをするのか、と思えるぐらいにゆったりとしていました。
同じセカンドを守る中村をドラフト1巡目で獲得をしましたし、今季がそうであったように開幕レギュラーではなく控えとしてスタートの来季になるかもしれません。
そもそもセカンドを守った、と言いますか、守らされた、と言いますか、肝心の守備がもう一つだったのがクルーズへの最大の不満です。
打球を正面で捕る、といった日本式の守備に慣れていることも理由ではあるのですがおっかなびっくりで、そのグラブ捌きに頼ったプレーはリーグ最多の15失策です。
同じく15失策の今宮がゴールデングラブですので一概に数字だけでの判断はできませんが、お手玉のように軽率なものが目立ちましたので今宮と同列には語れません。
その高速弾丸バックトスは投手を何度も救いましたし、QVCマリンで内外野を分けるラインのところからの驚異的なバックトスは好プレー大賞でもいいぐらいのビッグプレーでしたのでセカンドのクルーズも魅力的ではあるのですが、チームとして考えればしっかりとショートを守って鈴木にセカンドを守らせたいです。
メジャーのときよりも太めなのが気にはなりますが走塁にも手を抜きませんし、陽気なメキシカンがオフの去就が心配になるぐらいに活躍をしてくれることを願います。


【オリオン村査定】 7500万円 → 7500万円 (±0%)

 

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こんなときに

2014-12-23 21:29:11 | ゲーム

 

PS4を買いました。
いつかは買うことになるだろうな、とは思っていましたが、PS4どころかPS3すらほとんどやることなくズルズルときたところで、メタルスライムエディションの発売が背中を押した形です。
ただシルバーなボディにメタルスライムのオブジェがおまけになっているだけですし、それにしてはかなりノーマルよりも高価なのですが、ほとんど勢いでのお買い上げです。
数量限定と謳われていたのを初日にあっさりとビックカメラで予約ができたところでのヤフオク転売祭り、にホッとしていたのですが、しかし一転して小出しで予約の再開の繰り返し、発売日にはAmazonや店頭で山積みといった笑える状況だったようで、ソニーの戦略に転売屋が踊らされたのは痛快でもありました。

転売屋と言えば東京駅100周年記念suicaで右往左往、悪い評価がついても数万円で落札をしてしまった人のキャンセルが続出しているのではないかと思われます。
一方でこちらはPS4のアニバーサリーエディションで、20周年を記念して全世界で12300台限定のモデルということもあり、ヤフオクでは14万円前後で取引がされているようです。
ソニーからのダイレクトメールの勧誘に何の気なしに申し込みをしてみたら当たってしまった、のは年末ジャンボを控えた今となれば運の無駄遣い、頭を抱えるしかありません。
とにもかくにもせっかくのナンバー入りモデルですから小遣い稼ぎのヤフオク送りは気が進まず、かと言って死蔵するほどに魅力も感じず、今日に届いて思案中です。
メタルスライムエディションの発売と前後していれば悩むこともなかったのですが、何なんだかなぁ、と自分の持っていなさを嘆くしかありません。

 

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2014年通信簿 46 セス・グライシンガー

2014-12-23 00:42:54 | 千葉ロッテ

46 セス・グライシンガー 投手 39歳 年俸8500万円

【2014年成績】 なし

故障持ち、高年齢、引き留めるには仕方がなかったのでしょうが、やはり二年契約はリスクでしかありませんでした。
一軍はおろか、二軍でも一球も投げることなく今季を終えたグライシンガーです。
真面目で評判なだけに手を抜いたわけではないでしょうし、契約最終年ですので結果を残せなければ次がないわけですから、その右肩痛はどうにもならなかったのでしょう。
春季キャンプで発症してから復帰へ期待がされるような情報が一切出ませんでしたので、出てくるのは溜息ばかりです。
ローテーションを期待されていただけに代わりを探さなかった球団にももちろん問題はありますが、期待外れで終わったグライシンガーでした。

とにかく投げていないのですから、評価のしようがありません。
さすがにNPBでの輝かしい実績があっても、年齢が年齢ですのでそれがKBOであろうがCPBLであろうが声はかからないでしょう。
おそらくは現役から退くことになると思われますが、引退後の人生設計をしっかりとしているとの話もありますし、野球とは違った道を進むことになるのかもしれません。
あるいは駐米スカウト、などでと考えないでもないですが、2012年にはお世話になりましたので、どの道であれ成功を祈ります。

2012年通信簿
2013年通信簿


【オリオン村査定】 8500万円 → 戦力外通告 ※10/31に戦力外通告

 

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まずは契約を

2014-12-22 00:30:07 | 千葉ロッテ

伊東監督が面白い存在としてコメントをしていますし、林球団運営本部長がこういった発言をするのですから、ロッテの陳冠宇は決定をしているのでしょう。
しかしそれであればまずは契約をして発表をして欲しいですし、公式サイトの選手名鑑に名前を載せてからのネタ作りであるべきです。
矢地の入団が発表となってからは新たな補強の動きが無いために、ロッテファンの多くがジリジリとしているはずです。
週が明ければそろそろ成瀬の人的補償の有無も明らかになるでしょうし、ここは一気にクリスマスウィークで盛り上がりましょう。

日本球界にチェン復活、ロッテ陳が変更へ (12/21 日刊スポーツ)

日本球界にチェンが復活する?
ロッテが、新加入する前DeNA陳冠宇投手(24)の登録名を「チェン」の片仮名表記で検討していることが20日、分かった。
元中日で、今季オリオールズで活躍したチェンは台湾球界の英雄。
それにあやかる活躍を期待するものだ。
元中日チェンも本名は陳。
08年に登録名をチェンに変えてから初勝利を挙げるなど、サクセスストーリーを歩んだ。
陳もここまで1軍登板はわずか1試合。
陳からチェンとなって、先輩のように羽ばたきたい。
FA移籍した成瀬の代わりの先発が期待される左腕。
なんとなく陳よりもチェンの方がやってくれそうなイメージがあるが、林信平球団本部長は「本人の意思を聞いてみたい」と、最後の判断は本人の希望に沿わせる考えを示した。

聞かれたら本人はチェンを選ぶと思われますので、ロッテのチェンが誕生をするのは確実と思われます。
個人的にはサブローですら嫌なので陳冠宇であって欲しいのですが、験を担ぐと言いますか、そういったあやかりたい気持ちも分からないでもありません。
陳冠宇の発音がチェン・グァンユウらしいので本名と言えば本名ですし、李承や李大浩のリーよりは受け入れやすくはあります。
それにしても他球団を戦力外となった投手が成瀬の後釜と言われる現状が嘆かわしく、この記事を読めば成瀬も苦笑いをするしかないでしょう。
もちろん陳冠宇には期待をしていますが、球場施設を視察したとも報じられた李大恩も一ヶ月が経過しても二の矢が届かず、デスパイネの残留で補強は終わりといった雰囲気です。
つば九郎とじゃれ合っている場合ではないのですが、ロッテな金満は一瞬で走り抜けてしまったと思うしかありません。
こうなれば密やかなクリスマスプレゼントを願いつつも、伊東鴨川キャンプを戦い抜いた選手たちのレベルアップへの期待にすがることにします。

 

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2014年通信簿 45 田村龍弘

2014-12-21 02:34:12 | 千葉ロッテ

45 田村龍弘 捕手 20歳 年俸630万円

【2014年成績】 50試合 128打数 5得点 20安打 打率.156 4二塁打 1三塁打 0本塁打 10打点 0盗塁 11四死球 27三振 得点圏打率.188

高卒ルーキーながらもルーキーイヤーに一軍でマスクを被った田村でしたので球団としては当然にポスト里崎と考えているのでしょうが、しかしそれでもドラフト2巡目で吉田を獲得するのですから田村としても余裕な状況ではなく、そしてその吉田が即戦力として開幕一軍を手にしたことで浦和スタートとなってしまいました。
逆襲の場としたかった浦和では周りが打ちまくる中でのノーアーチ、.169とアピールポイントだったはずの打撃で結果を残せず、今季は終盤にお試しで起用をされるのがせいぜいかと思っていたのですが、吉田の故障でチャンスを掴み、終盤戦はほぼレギュラー捕手の座を手にしたのですから分からないものです。
しかしこういった運をしっかりと手にするのも才能の一つですから、来季も吉田と田村を軸にと考えているとの伊東監督ですので、背番号22を目指して頑張ってもらいましょう。 

捕手経験の浅い田村ですのでリードやら何やらで打撃まで手が回らないのは仕方がないところはあるものの、レギュラーを目指すのであれば2割は打ちたいです。
その2割を打っている吉田に比べれば三振は少なく、四球は多く、そしてバントをそれなりに決めてはくれましたが、さすがに.156はアンパイすぎます。
芯にあたったときの打球の鋭さには見るものがありますが、変化球にタイミングが合わず、ストレートに差し込まれ、もがき苦しんでいるといったところでしょう。
リードでも唐川との相性の良さはあったものの、目に見えて吉田との差はありません。
ただグラウンドに出れば年齢差は関係ない、とばかりに体全体を使って投手に指示を出すところなどは見ていて頼もしいですし、先輩たちにうるさいと言われるぐらいに話しかけられるのはキャラクターとして愛されているからこそでしょうから、臆することなく積極的にいろいろな知識を吸収していってもらいたいです。
セカンドで見事なプレーを見せてしまったことで便利屋のリスクもありますが、捕手としての70試合出場が最低ノルマです。

2013年通信簿


【オリオン村査定】 630万円 → 1000万円 (△59%)

 

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