今日はSS席での観戦で、心配していた雨も降らずにラッキーでした。
SS席での観戦は今までも何度もあって珍しくもないのですが、片手に入るような若い番号は初めてで、ホームベースのほぼ真後ろでしたので迫力満点でした。
あまりに嬉しくて携帯で初のリアル投稿をしてみましたが、写真は横になりますし、記事を再編集することもできませんし、gooブログの携帯機能はイマイチです。
折角ですので携帯から投稿した時の写真を、縦に直して掲載しておきます。
マウンド上にいるのは小宮山です。

今日は月曜日なのでサンクスサラリーマンのイベントがあり、見事に当選しました。
ビジョンに自分の名前が映し出されたときには唖然呆然で、思わず周りを見回してしまいました。
どのぐらいのサラリーマンが名刺を応募箱に入れているかはわかりませんが、それなりの確率での当選と思われ、サマージャンボの当選発表前にやってしまったという感じです。
そう言えばドリームジャンボの前にも一番くじで当たりくじを引いてしまい、肝心のジャンボはかすりもしない結果に終わりました。
どうやら私の場合はジャンボの前に小さく運を使ってしまうのが定石のようです。
ちなみに当選品の靴は球場でもらえるわけもなく、引換券のようなものを手渡されました。
どうやら銀座まで出向く必要があるようです。
早川が自分モデルの靴を作ったのが同じブランドなのですが、引換券にはオーダーで作るような表記もありましたので、ちょっと楽しみです。
さて試合ですが、昨日のイヤな流れを断ち切るかのようなサヨナラ勝ちでした。
満塁のチャンスから大松が見事なサヨナラヒットで、もう少し打球が上がっていればサヨナラ満塁アーチとなって打点も稼げただけに惜しかったです。
しかし大松がホームランを放った試合は負けないとの神話を、自らのバットで継続しただけでも充分なぐらいの活躍です。
同点ホームランも打った瞬間にそれとわかる見事な当たりで、ここ数試合の不発の鬱憤を晴らすかのような価値ある一発でした。
これで72打点と打点ランキング2位に浮上し、1986年の落合以来の日本人野手100打点越えのペースに乗ってきました。
7月の打点も31と球団記録にあと1と迫ったらしく、これで今月の月間MVPはほぼ決まりだと思われます。
期待していた先発の呉はあっさりと2回途中でKOされてしまい、球筋をきっちりと見ようと思う間もなくマウンドから去っていきました。
わずか11人、49球のピッチングでしたが、一言で言えば「呉の持ち味は何なのか?」というのが私の感想です。
ストレートはMAX142キロで球速ぐらいの威力は感じられましたが、ボールが全体的に高めに浮いていたためにタイミングをあわせただけで弾き返されてしまいました。
変化球はカーブ、スライダー、チェンジアップというところでしょうが、いずれもコントロールできずにカウントを悪くしてしまう始末です。
見た感じではストレートを軸に変化球で目先をかわすのが呉のスタイルだと思われますが、それであればストレートにもう3キロぐらいは上乗せしたいですし、もう少し低めに集めなければ厳しいと思います。
何より攻めのピッチング、これはリードした橋本の問題もあるでしょうが、そこを心がけなければ次も厳しいピッチングになるでしょう。
橋本が飛びついて捕球するような逆球もありましたし、コントロールも含めて課題は山積しています。
それでもストレートのボール自体には威力を感じられましたし、次はもう少し長いイニングを見たい、そんな魅力は感じられた今日の呉でした。
それにしても2回途中で呉を交代させるとは、ちょっと早すぎると思いました。
呉に成瀬の代わりを求めるのであれば、ああいったピンチの場面でどういったピッチングをするのかを見るのも1つの采配ですし、これは橋本のリードも同様で、絶好のテストケースをベンチが自ら潰してしまったのではないかと考えます。
呉も不満であったのかマウンドをならすことなく早々にベンチに下がってしまいましたが、その行為自体は誉められたものではありませんが、気持ちはよくわかります。
信頼されていないと言ってしまえばそれまでですが、他のローテーション投手であればあの場面で交代させることはありえず、そういう意味でも呉に対してベンチが何を期待しているのかがわからない、そんな不可解とも思える交代でした。
今日は塀内がスタメン、しかも一塁での起用でした。
根元が今年は文句のない活躍をしているので愛人枠の復活はないだろうと思っていましたが、考えが甘すぎました。
さすがにバレンタイン監督も西岡や根元を差し置いて塀内を起用する暴挙はできかねたところへ、ソフトバンク3連戦で精彩を欠いた福浦を見て「これだ!」と思ったのでしょうか。
2軍では渡辺正が一塁を守ることもあるぐらいの野手不足ですから塀内も一塁はおそらく経験済みでしょうが、3回のタイムリーは福浦であれば捕球できたと思われただけにやはり無理がありましたし、当たりは良かったもののバッティングでもノーヒットと結果が出ませんでした。
ああいった愛人枠起用がなければ期待の中堅選手として見ることができるのですが、どうしても見る目が厳しくなってしまうのは塀内の悲劇でもあります。
また小宮山は2回のピンチは抑えたものの、やはり球威の無さは歴然で、3回はあっさりと2点を献上してしまいました。
緩いカーブの使い方はさすがで、あれにフェルナンデスはストライクゾーンの問題もあって怒ったのか小宮山とにらみ合いをしていましたが、少しでも甘いところに入ってしまうと面白いようにボールは飛んでいってしまいます。
今日は抑えたとは言い難いですし、たまに抑えたことで重要な場面で使うと大火傷をする、残念ながらそんな私の評価を変えることはできませんでした。
試合を救ったのは久保の好投、今日はそう言ってもよいでしょう。
MAX147キロでストレートに威力がありましたし、そこを狙われていると思ったところで変化球中心に切り替えたことが成功しました。
特にフォークがよく落ちており、ストレートのキレもあって今日は万全でした。
さすがに先発と違ってフル回転で4イニング目は厳しかったですが、ここ数試合の不甲斐なさを払拭するかのような快投であったと思います。
また川崎と荻野はイニングまたぎの厳しいピッチングはいつも通りでしたが、登板したところでのピッチングはさすがです。
荻野の最後の当たり、フェルナンデスのライナーにはちょっとヒヤッとしましたが、早川の一歩目が早く、また追い方にも余裕がありましたので気楽に見ていることができました。
今日は久しぶりにカーブらしいカーブを見ましたが、相変わらず昨年の大きなカーブはなく、どうやらフォークやカットボールなどを多投するスタイルに身を固めたようです。
またしても野村監督の酷使が勃発しました。
25日に先発して82球を投げた片山を中2日で中継ぎとして起用ですから、もう滅茶苦茶です。
先日も田中を大差で負けている試合で149球も投げさせて田中の将来が不安と書きましたが、その直後に肩痛と報道されました。
その際の野村監督のコメントが「上半身で投げているから、どこか痛めるだろうと思っていた」と他人事のもので、自分の酷使には当然ながら触れてはいません。
複数球団が入札した選手をくじで引き当てる強運が続いて投手陣が整備されてきた楽天ですが、野村監督が数年で崩壊させるであろうことを、今日の片山の起用で確信しました。
さて、明日がオールスター前の最終戦になります。
地獄の8連戦はここまで3勝4敗、目標の最低ラインである5割を達成するためには負けられません。
左腕が苦手で、またルーキーには甘い育成モードの発動を狙ってか楽天の先発は長谷部で、くじで外したことを悔やむような負け試合も御免被りたいです。
そのためには打線の奮起はもちろんのこと、2試合ほど好投している小林宏の復調の兆しが本物かどうかが大きな鍵になります。
笑ってオールスター休みに入れるよう、そんな試合にして欲しいと思います。
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1 |
2 |
3 |
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6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
計 |
安 |
失 |
楽天 |
0 |
1 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
3 |
12 |
0 |
千葉ロッテ |
0 |
0 |
0 |
3 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1X |
4 |
7 |
0 | |
◆7月28日(月) 千葉ロッテ-楽天14回戦(ロッテ9勝6敗、18時15分、千葉、22,862人) ▽勝 荻野 35試合4勝4敗15S ▽敗 川岸 32試合2勝2敗3S ▽本塁打 大松18号(朝井)
▽バッテリー 千葉ロッテ 呉、小宮山、久保、川崎、荻野―里崎 楽天 朝井、片山、木谷、有銘、川岸―藤井、井野
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