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オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
since 2007.4.16
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勝つしかないでしょ

2010-09-30 01:48:02 | 千葉ロッテ

今日の勝利で日本ハムと同率で並び、対戦成績で勝ち越しているために3位に浮上をしました。
明日は負けなければCS出場が決まりますが、そんな気持ちで戦えば結果は見えています。
もうこうなったら勝つしかないでしょ、と日本全国のロッテファンのつぶやきが聞こえてきそうです。

個人的な嗜好があるでしょうが、今日の試合は好みの野球でした。
しっかりと走者を送って確実に1点を取りにいく、これが普段からできていれば優勝争いから脱落をすることもなかったでしょうが、やればできると分かっただけでも収穫です。
格落ちの相手にプレッシャーでがちがちな選手も多かったようですが、それでもこのギリギリの中でのプレーは貴重な財産となるはずです。
明日の大一番でも選手たちが悔いのない試合をやってくれることを、心から願っています。

あまり心配をしていなかった吉見が先発の役割を果たし、内が連日の好投、そして小林宏はお得意の劇場ぶりと、終わってみれば手に汗握る面白い試合でした。
西岡のマルチヒットに清田と金泰均のタイムリー、今岡の久しぶりのヒットと打線も見所がありました。
それでも明日は中4日で成瀬ですし、相手が伊原ですからイヤな予感がしないと言えば嘘になります。
さすがに内を3連投ですと痛い目に遭いそうですし、30セーブという数字に惑わされて小林宏に裏切られるところも見たくはありません。
そうなると苦手な左腕ですが打線が伊原を攻略して大差で勝つことが理想的ですが、妙なところでオリックスが意地を見せないことを祈るばかりです。

何にせよ、飯が食えなければ野球も何もありません。
ですから小さな願いではありますが、明日は途中経過ぐらいは追えるような一日になってくれればと思いつつ、今日はさすがに眠いのでもう寝ます。



  1 2 3 4 5 6 7 8 9
オリックス 0 0 0 0 1 0 0 0 1 2

8

1

千葉ロッテ 0 0 0 0 1

1

0 1 X 3 7

0


◆9月29日(水) 千葉ロッテ-オリックス23回戦(ロッテ15勝8敗、18時15分、千葉マリン、22,414人)
▽勝 内 14試合2勝
▽S 小林宏 57試合3勝3敗29S
▽敗 長谷川 6試合3敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 吉見、内、伊藤、小林宏―的場
オリックス 長谷川、西、古川、比嘉、前田祐―横山

 

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自力で勝ち抜け

2010-09-29 00:19:56 | 千葉ロッテ

何とか間に合うようにと急いだものの船橋駅に着いたときには既に8回の裏で、さすがに今日の観戦は断念をしました。
朝からの雨の影響もあってか球団の意気込みとは裏腹にスタンドには空席が目立ったようで、頑張ってくれている選手たちに何だか申し訳ない気分です。
明日こそはと何の裏付けもない決意を表明してみたりもしますが、いずれにせよTEAM26ロッカーの鍵を返さなければいけないので明日か明後日には見参予定です。

期待をした通りの序盤の攻防が勝負を分け、選手たちの執念がロッテに白星を呼び込みました。
残念ながら日本ハムもダルビッシュをリリーフで投入をするなどしてオリックスを一蹴したために追い抜くことは出来ませんでしたが、あと2試合に勝てばいいだけの話です。
オリックスは既に来季へのテストモードに入っていますからアドバンテージをもらったようなもので、しかし油断をせずに確実に仕留めたいものです。

マーフィーは今日も不安定なピッチングで、今後に不安を残す投球内容でした。
コントロールのばらつきは今日に始まった話ではありませんが、前回にやや持ち直したようにも見えたストレートのスピードが今日は今ひとつで、緩急の差が小さくなったことで変化球を見極められたのがピッチングを苦しくしました。
中継ぎのときの145キロとは言わずとも140キロ台のストレートがマーフィーを支えていましたので、このスピードの衰えが疲労の蓄積によるものなのか、あるいはどこぞを痛めているなどの事情があるのか、ここまで先発ローテーションの軸として頑張ってくれていただけに心配です。
そんな中でも試合を壊さずに持ちこたえたのは評価をしたいですし、次の登板までは間隔が空きますのでしっかりと休養をした上で所沢で弾けてもらいましょう。

そのマーフィーが四球を連発してマウンドを去った後を支えたのは、内と伊藤の次世代の守護神を期待される若手ですから喜ばしい限りです。
内は今季初勝利に相応しいピッチングで、あっさりと三球三振でピンチを切り抜けて楽天に傾きかけた流れを堰き止めました。
テンポよく145キロを越えるストレートに得意のスライダーを交えて、まさに付け入る隙を与えない圧巻のリリーフです。
伊藤はスライダーばかりを投げたのが不満ではありますが、切れ味鋭いからこそ的場は里崎チックなリードをしたのだと思います。
この両人がペンとともに今日も劇場ぶりを見せた小林宏に代わって来季の守護神を争うことになると見ていますので、非常に意義のある今日の競演でした。

打線は日本一になった2005年以来の千葉マリンでの登板となった川井を序盤に攻略をし、有利な展開をもたらしてくれました。
選手会長サブローの先制ツーランにキャプテン西岡の2点タイムリーと肩書きのある選手がチームを引っぱる姿は美しく、常にこうあってもらいたいものです。
西岡は猛打賞こそなりませんでしたがマルチヒットで203本までヒットの数を増やし、田中とカブレラが打率を落としたことで首位打者に青信号が点灯をしました。
さりげなく今江がカブレラを抜いて田中に肉薄をし、このままロッテの若き両雄がワンツーフィニッシュということも夢ではありません。
是非とも明日も明後日も打ちまくってCS出場へのアシストをするとともに、個人の記録でも満足のいくシーズンにしてもらいたいものです。

それにしても川井もロッテベンチも役者だなぁと、そんな思いで途中経過を追っていました。
川井はロッテに流れを引き渡す4失点ながらも6回を投げきりましたので全体で見れば悪くもなく、しかも代わった川岸が3点を失ったことでむしろ好投と取れなくもありません。
これで試合開始直後はロッテの草の疑いを楽天ベンチ、ファンから持たれたはずの川井が来季以降も使命を全うできる立場となり、100点満点のシナリオです。
明日は千葉出身の長谷川が紆余曲折を経て15年目の初仕事を披露してくれるであろうと、そんな期待をしています。

華麗な勝ち方で明日に繋いだ今日の試合でしたが、実は試合が始まるまではかなり憂鬱でした。
前日に登録を抹消した角中の代わりに昇格をしたのが根元で、いったい何をしたいのかが理解できなかったのが始まりです。
そしてスタメン発表で第二の衝撃が走り、個人的にはこの最終カードが今季の総決算と位置づけていただけに、その試合で今季初の4番に座るサブロー、7番金泰均に8番大松という昨年までを彷彿とさせるようなオーダーですから頬が引きつりました。
結果的にそのサブローが活躍をしましたので西村監督の勝負勘が勝ったのでしょうが、どうにもしっくりとこないところがあります。
試合でも福浦にバントをさせたところなどは6番打者ですから当然ながらも西村監督らしくはなく、しかし的場はそのまま打たせる中途半端さはまさに西村監督です。
守備の乱れで痛い目に遭ったばかりなのに大松を代えただけで金泰均とサブローを放置したところなどが、根元の昇格とともに謎を深めてくれます。
先日と同じようなことを書いていますが、この西村監督の腰の据わらなさが変化の過程なのか単なる緩みなのかが判然としないところに消化不良さがあり、どう判断をすべきかに迷っている自分の結論としては来季まで先送りという逃げの一手にならざるをえません。
何にせよ負けてCS出場を逃せば悔いが残るであろう西村采配ですから、とにかく勝ち抜いてもらいましょう。



  1 2 3 4 5 6 7 8 9
楽天 0 0 0 2 0 0 0 0 0 2

5

0

千葉ロッテ 2 2 0 0 0

0

3 0 X 7 9

0


◆9月28日(火) 千葉ロッテ-楽天24回戦(楽天13勝11敗、18時15分、千葉マリン、16,247人)
▽勝 内 13試合1勝
▽敗 川井 17試合3勝7敗
▽本塁打 サブロー19号(川井)、今江9号(川岸)

▽バッテリー
千葉ロッテ マーフィー、内、伊藤、小林宏―的場
楽天 川井、川岸、木谷―嶋

 

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さあ出陣!

2010-09-28 01:49:49 | 千葉ロッテ

いよいよ最後の3連戦が始まります。
あいにくの天気となりそうですが中止までの雨にはならないと思われ、悪いコンディションの中でどこまで実力を出し切れるかが鍵になりそうです。
泣いても笑っても残り3試合で今季の総括となるわけですから、どういった結果になろうとも悔いの残るような采配、プレーとならないことを願っています。

まず初戦はマーフィーと川井の対戦となります。
12勝の壁をようやく乗り越えたマーフィーが気持ち的に落ち着けば、そうは打たれることはないと思います。
しかしやはり立ち上がりをどう凌ぐかがポイントであることは言うまでもなく、初回に援護ができればとは思いつつもトラウマでもありますから、何とも言えなかったりもします。
そして打線は川井をどう攻略をするかですが、この大事な試合にロッテのユニフォームを着ていた選手が立ちはだかるのですから皮肉なものです。
前回の登板で好投をして勝ち投手になっていますし、苦手とする左腕ですからロッテの川井のイメージで臨むと痛い目に遭うかもしれません。
長かった、4年間の草の生活はこの日のためにあったのだ、なんて戯れ言が書けるような試合になってくれればいいのですが、こちらも立ち上がりが注目です。

よくよく考えると川井と交換でロッテに移籍をしてきた新里が昨年で引退をしていなければ、なんてことを考えたりもしています。
現役であればそれなりの出番があったでしょうし、本人にも多少なりともそういった思いがあるような気がします。
しかし今となってはどうにもなりませんから、おそらくは明日のスタメンマスクであろう的場の好リードに期待をします。

 

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悲劇

2010-09-26 23:12:01 | 千葉ロッテ

まさに悲劇としか言いようがありません。
楽天戦での2試合連続サヨナラ負けもきつかったですが、今日のサヨナラ負けの方が数倍もきついです。
日本ハムが勝ったために火曜日の最終戦で日本ハムが勝てばロッテは残り3戦を全勝するしかなく、仮に負けてくれても2勝1敗が必要となります。
引き分けが絡むとまた違ってきますが面倒な話ですので、とにかく地元での最終カードを全勝するつもりで頑張ってもらいましょう。

お前はコーリーか、そんな突っ込みが日本全国のロッテファンから殺到をしたのではないかと思えるようなペンの立ち上がりは、自らのミスが絡んでの3失点と最悪なものでした。
しかしそれでも6回を3失点と2回以降はオリックス打線を寄せつけず、だからこそ初回の乱調がもったいなさ過ぎです。
この立ち上がりの悪さは渡辺俊なども同様ですが、どうにもマーフィーやコーリーなどの外国人投手に顕著なように思えます。
試合前のウォーミングアップや試合への入り方が日本式で合わない、などの事情があるのでしたら試しに自由にやらせてみるのも一つの手でしょう。
今日のペンも初回はストレートにスピードが乗っていませんでしたし、今日も含めて試合をそこそこ作りながらも白星に恵まれないのは可哀想すぎます。
もちろん不憫大王の二つ名で呼ぶには今日は自業自得ではありましたが、このまま放置だけは勘弁です。

そんなリードをされる展開でも打線は今日も粘り強くオリックス投手陣を攻め立てて、理想的な点の取り方で逆転をしたのですから文句はつけられません。
5回は的場の法力で得た相手のミスを見逃さずにきっちりと西岡が犠牲フライを打ちましたし、その西岡を敬遠で歩かせる連日の弱気なオリックス投手陣の作戦に今江がきっちりと逆転タイムリーですからムードは最高潮で、これで勝てると思ったロッテファンが大半だったでしょう。
さらには7回に伊藤が招いたピンチに岡田が見事すぎるファインプレーを披露し、どう考えても負けるような試合展開ではありませんでした。
それでも勝てないのが野球の難しさで、これだけ頑張ってもリードもへったくれもないど真ん中のチェンジアップで幕が降りるのですから、もう何とも言いようがありません。

今日の西村監督の采配は、いろいろな意味で考えさせられるものでした。
7回の大松に岡田を代走に出したところなどは積極的な作戦で評価をしていますが、これまでの西村監督ではあまり考えられないものです。
逆に一死一三塁で同点に追いつくためには犠牲フライが欲しい場面で青野でも今岡でもなく角中を選んだのは西村監督らしくもあり、どうにも新旧が入り交じっているとでも言いますか、どれが西村監督の真の姿なのかを捉えきれません。
尻上がりに調子を上げてきたように思えたペンをあっさりと代えたところはまさに西村監督で、しかし昨日に続くIYKと思いきや調子を落とし気味の小野を使ったところには迷いも感じられ、どうにも芯の緩さがあるように思えてしまうのはうがった見方なのかもしれませんが、今日の采配に悔いを残せば最終カードにも影響をしかねませんので、それこそ焼酎でもかっくらって寝てもらいたいものです。

今日の試合で失点に絡む2失策に併殺を含む5タコの金泰均を4番どころかスタメンから外すべきだ、との議論はどうにも避けられそうにありませんが、成瀬が最後の最後に頑張ってくれたように、個人的には金泰均の意地に賭けたいと考えています。
どかんと一発とはいかずの敗戦の直後ですから説得力はありませんが、明後日からはここのところはご無沙汰になっている金泰均バーガーの大安売りとなることを願っています。



  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
千葉ロッテ 0 0 0 0 2 0 2 0 0 0 4 10

2

オリックス 3 0 0 0 0 0 0 1 0 1X 5 11

1


◆9月26日(日) オリックス-千葉ロッテ22回戦(ロッテ14勝8敗、13時、京セラドーム、33,428人)
▽勝 比嘉 21試合2勝1敗
▽敗 藪田 63試合2勝5敗1S
▽本塁打 後藤16号(藪田)

▽バッテリー
千葉ロッテ ペン、伊藤、小野、藪田―的場、斉藤
オリックス 木佐貫、山本、平野、岸田、比嘉―前田大、鈴木

 

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西岡!成瀬!

2010-09-25 23:16:35 | 千葉ロッテ

1つでも負ければCS出場の可能性が限りなく低くなる残り5試合の初戦は、西岡と成瀬がチームを引っぱり見事に勝利を手にすることができました。
このギリギリの中での戦いは選手たちにとってかけがえのない経験となりますので、とにかく貪欲にプレーをしてもらいたいです。
日本ハムが負けたことで再び3位に浮上をしたものの明日に負けては元の木阿弥ですから、不憫大王の二つ名を返上するペンの好投に願いをかけることにします。

きっと今頃は「抜きましたけど、何か」とイチローに電話をする、そんな西岡なのだと思います。
と戯れ言はさておき、シーズン27度目の猛打賞でイチローの日本記録を抜き、さらには史上5人目の200本安打を達成するなどメモリアルな一日でした。
ライト、センター、レフトと広角に打ち分けた猛打賞には大きな意味と価値があり、一時期に目指していた松井稼頭央への道からの方針転換だと受け止めています。
まさに松井稼頭央からイチローへ、ここにきて盗塁が増えてきたことからも一番打者としてより多く塁に出ることが西岡の目標となったのであれば大賛成です。
守備ではやや軽率さ見られたところを来季への反省材料として、今季はただの通過点でしかないと手を緩めることのない西岡に期待をします。

印象度では西岡に譲るものの、貢献度ではひけをとらなかったのが的場です。
西岡とは対照的に11年目にして初の猛打賞となりましたが、今日の試合に限って言えば優るとも劣らない重みのあるものであったと言ってよいでしょう。
前の打者が敬遠気味に歩かされたのは1割台の打率ですから当然の作戦であり、だからこそ詰まりながらもタイムリーを放ったことで金子千に計り知れないダメージを与えたのだと思いますし、2本目のタイムリーで完全に金子千に引導を渡しました。
打率よりも低い得点圏打率ながらも30安打で19打点という効率の良さで、まさにロッテの不思議ちゃんの名に恥じない活躍ぶりです。
いろいろと課題があることは当然な的場ではあるのですが、その的場がいなければどうなったかは考えたくもないぐらいで、よくぞロッテに来てくれたと肩を叩きたい気分です。
主役にこそなれずとも名脇役には充分になれる力のある的場ですから、今後も意外性のあるプレーを見せてくれることでしょう。

先発の成瀬も見事でした。
13連勝中の金子千を相手に先に点を与えない粘りを見せ、苦しみながらも6回を1失点ですから今日はロッテのエースと呼んでも差し支えはないでしょう。
初回に坂口に粘られて歩かせながらも荒金がバントを失敗してくれたことが大きく、序盤はストレートを軸に、中盤からはチェンジアップやスライダーでかわす投球内容は的場のリードによるものなのでしょうが、その表情から気持ちが見て取れたのが何より嬉しいです。
高めに抜けるボールが少なかったことも良かったのでしょうが、やはり僅か2安打に抑えられたのは相性を抜きには語れないと思います。
慎重居士の西村監督が6回で成瀬を代えたのは最終戦での登板を睨んでものでしょうし、そのらしからぬ起用が氷の采配を溶かすものとなることを願うばかりです。
カブレラをしっかりと抑えて西岡の首位打者へのアシストもできましたし、今日の成瀬には文句のつけようがありません。
このイメージを来季に繋げられるよう、次もナイスピッチングをお願いします。

その他でもサブローのバントなんてものもありましたし、先日の斉藤の一死からのバントに続いて「らしくない野球」で勝ったのですから皮肉なものです。
その一方で小林宏の先頭打者をあっさりと歩かす劇場ぶりはいつもどおりで、こちらは今後の大きな不安材料です。
思い出したくはありませんが楽天戦のサヨナラ負け連発が無ければ今頃は優勝争いに絡んでいたはずですし、だからこそ同じ轍を踏んでもらいたくはありません。
久しぶりのIYKでピシャリと抑えて明日に臨みたかったところへの蟻の一穴にならぬよう、気持ちを引き締めてもらいましょう。

一戦必勝、負けられない戦いは続きます。
日本ハムはソフトバンク、西武と優勝争いに絡むカードでロッテ以上に厳しい戦いなのですから、こちらが気持ちの失せたオリックスに不覚を取るわけにはいきません。
明日はどかんと金泰均のホームランで幕を開ける、そんな展開になってくれることを願いつつ、最後のビジターでの試合を待つことにします。



  1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 0 0 0 4 0 2 0 0 0 6

13

1

オリックス 0 0 0 0 0

1

0 0 1 2 3

1


◆9月25日(土) オリックス-千葉ロッテ21回戦(ロッテ14勝7敗、13時、京セラドーム、28,739人)
▽勝 成瀬 27試合12勝11敗
▽敗 金子千 30試合17勝8敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 成瀬、伊藤、藪田、小林宏―的場
オリックス 金子千、古川、西―前田大、鈴木

 

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負けられない

2010-09-24 23:53:32 | 千葉ロッテ

今日の試合で日本ハムが勝ったため、遂にBクラスに転落をしました。
これで明日からのオリックス戦に連勝ができないとCS出場の夢は霧散しますので、絶対に負けられません。
その大事な試合を前に、西村監督が面白いコメントを残しています。

西村監督「全員で戦おう」と奮起促す (9/24 サンケイスポーツ)

3位争いを繰り広げるロッテは24日、京セラドーム大阪で全体練習を行った。
23日で優勝の可能性が消滅。
練習前には選手、裏方全員で輪になり、その中で西村監督が「もう一度、全員で戦おう」と奮起を促した。
25日からは2ゲーム差で追い掛けてくる5位オリックスと2連戦。
指揮官は「スローガンの『和』を頭に入れ、絶対に勝つという強い気持ちを持ってやっていく」と力を込めた。

どの口が「全員で戦おう」と言っているのかが不思議でなりませんが、もし本気で言っているのであれば西村監督は天然なのかもしれません。
全員で戦うことを妨げているのが自分であることを理解していない不幸、それを指摘する補佐役に恵まれない不幸、このW不幸を選手たちがどういう目で見ているかが気になります。
お前が言うな、と思っている選手がきっといるだろうなとは勝手な想像ですが、それでもその思いを封印して残りの5試合を戦い抜いて欲しいです。

成瀬がCS争い打倒オリックス (9/24 日刊スポーツ)

ロッテ成瀬善久投手(24)が、25日のオリックス戦(京セラドーム大阪)で先発する。
24日の全体練習ではランニング、キャッチボールなどで調整した。
2ゲーム差の5位オリックスに対し今季は5戦5勝で、09年の8月20日から7連勝中。
「相性は悪くないと思う。苦手意識はないし、いつも通りやります」と話した。
日本ハムも含め3チームのCS争いを抜け出すためにも12勝目を目指す。

その大事な初戦を任されるのは成瀬ですが、これだけ相性が良いオリックスを相手に「相性は悪くない」と言っているところを見れば、どうにも気持ちの弱さが気になります。
「相性が良いのでがっつり抑えます」ぐらいのことを言えないのかと、自分自身とチームを盛り立てるような発言をしてこそエースです。
明日に負けるようですと「ロッテなエース」と「A級戦犯」のレッテルを貼られかねませんから、その泣き顔から気合いがほとばしるようなピッチングに期待をします。
絶好調の金子千を相手に先に点を与えることは御法度であること、胸に刻んでください。

ロッテ、イースタンで4年ぶり8度目の優勝 (9/24 サンケイスポーツ)

プロ野球のイースタン・リーグは24日、川崎市のジャイアンツ球場で首位ロッテが巨人を4-2で下し、4年ぶり8度目の優勝を決めた。
ロッテは10月2日のファーム日本選手権(ハードオフ新潟)でウエスタン・リーグ覇者と対戦する。
この試合で勝つか引き分ければ優勝の決まるロッテは、2点を追う四回に同点とし、六、九回に1点ずつを奪って競り勝った。
就任1年目で優勝したロッテの高橋2軍監督は「重圧がかかる中でプレーするのは、いい経験になる。2軍の優勝は選手の力が付いてきた結果。1年間みんなで頑張ってやってくれたので、選手権は楽しくやりたい」と笑顔を見せた。

そんな1軍の苦闘をよそに、2軍は見事なリーグ優勝を果たしました。
今月上旬には負けが込んで厳しい戦いとなりましたが、最後の7試合を7連勝と勝負強さを見せてのV奪還です。
昨年も最終戦に優勝を賭けて巨人と戦って敗れただけに、今季の粘り強さと勝負強さはチームの底上げに繋がってくれることでしょう。
1軍に選手を送り込むという点では機能をしたとは言えない高橋ロッテではありますが、勝つことの意味、喜びを選手に植え付けたことは大きな収穫です。
この中から1人でも来季の1軍戦力になる選手が出てくれることを、そして抜擢をする西村監督であることを願っています。

2軍は10月2日まで野球をやるのに1軍が9月30日でオフに入るなんてことは、どう考えても許される話ではありません。
負けてたまるかの思いを、そして1軍の誇りを持って明日の試合に臨んでもらいたいです。
親子で日本一になる夢を日本全国のロッテファンは諦めてはいませんので、とにかく頑張ってください。

 

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優勝の可能性が消滅

2010-09-23 23:30:46 | 千葉ロッテ

分かってはいたことですし、既に気持ちはCS出場に向けて舵を切ってはいたものの、実際に優勝の可能性が消滅をしてみると意外なぐらいに凹んでいる自分がいます。
今季は改革が第一、長期的なチーム強化に向けての土台のシーズンだと考えてはいましたが、これは予想外の上位進出で心が揺れた証左なのかもしれません。
こんな日にTEAM26会員向けのCSチケット予約受付開始とは皮肉としか言いようがありませんが、しかし終わったことへの繰り言は虚しいだけですから、今日をスタートに新たな目標に向けての一歩を踏み出していきましょう。

序盤の攻防が全てだとは思っていましたが、さすがにこの展開は読めませんでした。
ここまで節目で好投をしてきたコーリーの期待を裏切る大炎上は、コーリー自身の来季への契約書をも燃やし尽くしてしまったかもしれません。
無死一塁からのバント処理をミスしたことが次のオーティズのバントへの消極的な守備に繋がり、その後に四球で走者をためての失点は立ち上がりが悪いとの言葉では説明のつけられない、どこか気持ち的に負けてしまった結果のように思えます。
これが斉藤のミスであれば開き直れたのかもしれませんが、自らのミスを悔いながらのピッチングであれば抑えられるわけもありません。
準備はしていたでしょうが初回からの出番があるとは考えてもいなかったであろう吉見には気の毒でしたし、2回以降の中継ぎ陣の頑張りを考えれば初回さえなければとは結果論ではありますが、あまりにもったいなさ過ぎる8失点です。
どうにも初回に先制をするとろくなことにならないとチーム全体にそんな雰囲気が出てしまえば今季は終了ですから、先発陣の奮起を願います。

打線は自身2度目の100打点を記録した井口の2発のみに抑えられましたが、この流れで和田を打ち崩すのは至難の業ですから仕方がありません。
打てない相手ではないと思っていただけに初回の井口のツーランで乗れるかと思ったのですが、そうは問屋が卸してはくれませんでした。
最終回の無死満塁から1点でも取れれば週末のオリックス戦に向けて気持ちの切り替えもできたのでしょうが、虚しい終わり方でしたので心配になってきます。
球団新記録の119得点を達成し、200本安打まであと2本と迫った西岡の頑張りだけに頼るのでは無理がありすぎますし、投手陣からも精神的な支柱が欲しいです。
成瀬がその役割を担えるのか、あるいは無理をさせてでも唐川を使う決断をベンチがしてしまうのか、後顧の憂いを断つにはオリックスに連勝をすることが求められますので、とにかく死ぬ気で頑張って可能性を残して地元に帰ってきてもらいたいものです。

左打者に左打者の代打という珍しいものが見られましたし、金泰均もいつもよりはしっかりと走っていましたし、内のストレートにも伸びがありました。
今はとにかくいいところを試合に反映をさせることだけに注力をして、残り1週間の5試合を走り抜けてもらいましょう。
残念ながら今日、そしておそらく明日も中止になるであろうイースタンの優勝決定試合がチームに勢いをもたらしてくれるであろうことを願って、今日は筆を置くことにします。



  1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 2 0 1 0 0 0 0 0 0 3

8

2

ソフトバンク 8 0 0 0 0

0

0 1 X 9 10

0


◆9月23日(木) ソフトバンク-千葉ロッテ24回戦(ソフトバンク15勝9敗、13時2分、ヤフードーム、36,714人)
▽勝 和田 26試合17勝8敗
▽敗 コーリー 14試合4勝4敗
▽本塁打 井口16号(和田)、17号(和田)

▽バッテリー
千葉ロッテ コーリー、吉見、内、小野、古谷―斉藤、的場、田中
ソフトバンク 和田、攝津、ファルケンボーグ、森福―田上

 

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キャプテンとミスターロッテの限りない未来

2010-09-23 02:54:06 | 千葉ロッテ

 

昨晩は仕事で帰れず、今日の夕刻にようやく自宅にたどり着きました。
当然のごとく布団に倒れ込んで先ほど目覚めましたので、一日以上の遅れでの記事となります。
不思議なもので遊んでいての徹夜はこの歳になっても大丈夫なのに、なぜに仕事の徹夜はこれほどにきついのかは個人的な七不思議です。
遊びに行くときの朝はシャキッとなるのに仕事に行く朝はダラッ~となるのも同様で、やはり人間は気持ちの持ちようでどうにでもなるものなのでしょう。

その気持ちがしっかりと入ったプレーを披露してくれている西岡に、新たな勲章が加わりました。
イチローに並ぶシーズン26度目の猛打賞と、そして落合の持つ球団記録に並ぶ118得点です。
いずれも歴史に名を刻む選手に肩を並べたわけですから、これで西岡も名実ともに一流選手の仲間入りをしたと言ってよいと思います。
そして「記録に並んだだけでイチローさんの技術に並んだわけではない」との言葉には涙が出てきますし、その気持ちがあれば記録を抜き去る日も遠くはないでしょう。
明日は福岡の地で仲の良い青木に抜かれないよう200本安打と、首位打者を確実なものとする西岡の打ち出の小槌が火を噴いてくれることを願っています。

前日にようやく止まった鬼門での連敗で、これまでの鬱憤を晴らすかのような一方的な勝利でした。
17安打12得点と打線が爆発をし、投げてもマーフィーが8回1失点の見事なピッチングでした。
上位打線は軒並みマルチヒットで、さらには下位打線の大松に驚きの斉藤までが続き、待ち続けていた南が自らの復帰を祝うヒットを放ったことも喜ばしいです。
こんな試合でも小野を使う西村監督の脳内は相変わらず理解に苦しみますが、青野にもようやく出番があったことで今回は不問とします。
オリックスの自力CS出場が消滅をしたことで精神的な優位にも立ちましたし、とても大きな1勝でした。

何度か壁にはね返されながらも苦労をしてヒルマンの1年目に並ぶ12勝目を手にしたマーフィーは、いつもどおりに適度な荒れ球を駆使した投球内容でした。
このスタイルが慣れられた感もあった足踏みでしたので、本人としては安堵とともに手応えのある白星だと思います。
気にしていたストレートはスピードガンの信憑性がイマイチながらもまずまずのスピードでしたし、次の登板でヒルマン越えをすることで自信のスパイスを加えたいものです。
おそらくは球団史上で一番大きな番号を背負った勝ち頭のマーフィーが、その大きな力でチームをCSに導いてくれることを願っています。

打線は西岡の活躍が目立っていますが、今江の奮闘も見逃せません。
今日も2打点で自己最多のシーズン71打点に並び、気がつけばサブローや大松を越えています。
間違いなく西岡とともにキャリアハイのシーズンになるでしょうし、この両人が主力として引っぱる2010年は何とかチームとしての結果も伴わせてあげたい気持ちでいっぱいです。
キャプテン西岡に対するミスターロッテ今江、この称号がようやく板につくようなシーズンとなった今江の今季は恒例の骨折もない満足のいくものでしょうから、あとはホームランを10本まで乗せてCSに突入をしたいところです。

その他でも井口が100打点に王手をかけ、金泰均もなんとか見られるところまで打率を上げてきました。
何だかんだ言いながらも試合を任されることで斉藤も来季の貴重な戦力としての経験値を積み上げつつあると思いますし、清田の頑張りにも夢が広がります。
ただこれらもチームとしての結果が残ってこそ相乗効果が出るものですから、自分は頑張ったんだけどと言う終わり方はしてもらいたくはありません。
あと6試合、この間隔が空く微妙なスケジュールを休養が取れるととるか勢いを維持しづらいと受け止めるかは個々人により違うのでしょうが、長いペナントレースの総決算としてもう一踏ん張りで悔いのない戦いをしてくれることを願っています。
明日は節目のコーリーと難敵ながらも打てない相手でもない和田の対戦ですから、とにかく序盤の攻防が全てだと思って10時間後を待つことにします。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 1 0 5 3 2 0 0 0 1 12

17

2

楽天 0 0 0 0 0

1

0 0 1 2 9

3


◆9月21
日(火) 楽天-千葉ロッテ23回戦(楽天13勝10敗、13時、Kスタ宮城、12,932人)
▽勝 マーフィー 37試合12勝6敗
▽敗 松崎 9試合1勝2敗
▽本塁打 井口15号(松崎)、サブロー18号(松崎)

▽バッテリー
千葉ロッテ マーフィー、小野―斉藤
楽天
 松崎、木谷、川岸―中谷

 

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西岡俵で踏みとどまる

2010-09-21 00:07:55 | 千葉ロッテ

今日も前の2試合と同様に試合の主導権を握りながらも終盤に追いつかれて、あわや3試合連続のサヨナラ負けを喫するところでした。
しかし土俵際に追い詰められたチームは西岡俵につま先立ちで踏ん張り、何とか押し戻しての勝利は喜ばしい限りです。
これで明日も勝って日本ハムが敗れれば4連戦前の状態に戻るわけですから、諦めずに頑張って戦い抜きましょう。

これまで何度も書いてきましたので書き尽くした感がありますが、とにかく今年の西岡の頑張りぶりには頭が下がります。
今日も4安打でシーズン25度目の猛打賞となり、イチローの持つ日本記録に王手がかかりました。
これで194安打と200本安打までは6安打で残り7試合を下回り、夢の数字が夢ではない手応えのあるものと感じていることでしょう。
さらには困難だと思っていた首位打者も厘よりも毛よりも小さい2糸の差まで迫ってカブレラの首筋に息を吹きかける状態となり、まさに両手両足に花のオフになりそうです。
素晴らしいのはそんな好調ぶりでもチームの勝利を優先する発言に終始をしていることで、文字通りにキャプテンの役割を担ってくれています。
それが口だけではないことは投手への声かけだけではなく周りと積極的にコミュニケーションを取っていることや、ボール球に手を出さずに四球を選んでいることが証左です。
人はこれほど変われるのだと感動をしていますし、西岡に続く選手が多く出ればチームも変わるだろうとの期待もあり、西岡パワーがチームに充ち満ちることを願っています。

もちろん西岡だけではありません。
そういう意図があったのではなく、単に福浦が故障から復帰をしたことによる打順の組み替えでしかないのでしょうが、清田を下位に置いたことで打線が繋がりました。
清田の3安打がいずれも得点に結びつき、隠れたヒーローと言ってよいでしょう。
またここにきて一死から二度もバントで送らせたのが斉藤の低打率が理由ではなく戦術の変更だと思いたいのですが、打線の変更とともに今は期待をしないことにします。
よって結果オーライでしかないことが濃厚ながらも、今日は辛抱をした金泰均が最後の2打席でヒットを放ち、大松もマルチヒット、今江に至っては5安打に決勝タイムリーですから打線が活気づいたことは間違いありません。
この活気がなぜもたらされたのかをベンチが考え、学び、そして実践をして欲しいところなのですが、やはり今は裏切られることに慣れすぎた自分を嘆くばかりです。

すっかりと不憫大王の二つ名が定着をしてしまったペンですが、5回2失点と先発の役割を果たしてくれました。
内が153キロを投げましたので信じていいかどうかが微妙なスピードガンではあるものの、初回は13球のうち12球が、2回も13球のうち8球が150キロを越えるストレートで、さすがに3回以降は数は減ったものの最遅でも147キロというペンらしいピッチングです。
昨日に続いて悪い流れを断ち切る西岡の先頭打者アーチに今日からスタメンに復帰をした福浦のタイムリーと逆転負けへのお膳立てのような初回の先制と、さらには4回の勝ち越しの際の裏の回の攻撃を三者凡退に抑えたことが今日の勝利の一因と言ってよいでしょう。
もちろん一度は追いつかれましたのでスタンディングオベーションとまではいきませんが、楽天の2試合連続サヨナラ勝ちの流れを断つには充分な快投でした。
これでカーブ以外にもう一つでも使える変化球があれば先発としても抑えとしても貴重な戦力になるのですが、そこは秋季キャンプに参加をする意欲があることを願うことにします。

そのペンを例によって5回で見切ったことが連日のドタバタ劇に繋がるのですが、なんでこういった継投をするのかがどうにも理解が出来ません。
結局はそれが中継ぎ陣の疲弊に繋がり、だからと言って内、古谷、藪田の失点をかばうつもりはありませんが、しかし責めることもできないのが正直なところです。
まだ82球、3回にタイムリーを打たれて以降はきっちりと抑えてきたペンを交代させるに足る理由が見当たらず、これが中継ぎ陣が休養たっぷりであれば話は別ですが、どうにも怖いもの見たさで悪い方向へ自ら進んでいるようにしか思えません。
今日は伊藤、小野が好投をしたからこそ大事は至りませんでしたが、この継投を主導しているのが西村監督であれ西本コーチであれ、それ以外の第三者であれ、改善をするつもりがないのであればチームを去ってくれてもいいとすら思っています。
小林宏が12回の先頭打者を出したときに日本全国のロッテファンがどれだけ肝を冷やしたかを、そのことをベンチは理解をすべきです。

今日の辛うじての勝利でCS出場争いからの脱落は免れたものの、明日に勝たなければ今日の勝利も意味がなくなります。
そろそろ12勝目が欲しいマーフィーと松崎との対戦ですから負けてもらっては困りますし、よくよく考えれば岩隈、ラズナー、永井とこれまで苦しめられていた投手を攻略したのですから4連勝もできたのではないかとも思ってしまいますが、とにかく明日に勝つことです。
シーズンシートが不渡りとなったために左腕対策で青野を使ってくるのか、しかし福浦の具合を考えればDHでの出場になるのでしょうし、金泰均を外すことはないと思われますのでおそらくは今日と同じスタメンで戦うことになるのでしょう。
清田を下位に置いたことで打線の繋がりは回復をしましたので、あとはマーフィーがしっかりと抑えられるよう斉藤、あるいは的場のリードに期待をします。



  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
千葉ロッテ 2 0 0 1 0 3 1 0 0 0 0 2 9 19

0

楽天 0 1 1 0 0 2 1 2 0 0 0 0 7 13

1


◆9月20日(月) 楽天-千葉ロッテ22回戦(楽天13勝9敗、13時、Kスタ宮城、15,714人)
▽勝 小野 24試合5勝4敗
▽S 小林宏 54試合3勝3敗28S
▽敗 山村 33試合2敗1S
▽本塁打 西岡10号(永井)、11号(永井)、山崎26号(ペン)、聖澤5号(藪田)

▽バッテリー
千葉ロッテ ペン、内、古谷、藪田、伊藤、小野、小林宏―斉藤、的場、田中
楽天
 永井、佐竹、川岸、青山、片山、小山、山村―嶋、中谷

 

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二度あることは・・・何度あるんだバカヤロー

2010-09-20 00:10:46 | 千葉ロッテ

もう笑うしかありません。
鬼門がどうのという以前に基本的に気持ちが弱い選手が多い、それが今のチームの実態なのでしょう。
正念場で力を出し切れない、踏ん張れないことで資質を開花させることなく消えていった選手は枚挙に暇はありませんが、小林宏ぐらいの実績があっても同様にもう一段の極みに達することが出来ないままに選手生活を終えることになるのかもしれません。
気持ちなんてものは後天的にどうこうできるものではないようにも思えるのですが、西村監督がチームをどう立て直していくかに注目です。

昨日に続いて勝てた試合、勝たなければならない試合でした。
ここまで抑えられてきたラズナーを打線が攻略をして、そして苦しみながらも中継ぎ陣が守護神にバトンを渡したのですから、連日のサヨナラ負けは痛すぎます。
西岡が自身の記録にこだわりを見せずに四球を選ぶなどして4度の出塁をし、今江もさりげなく猛打賞で161本目のヒットを放ち、サブローや大松も久しぶりのマルチヒットですから打線は充分に仕事をしてくれたと思います。
そして落ちそうで落ちない、ここのところは小技もしっかりと決めて大舞台に強いところを見せる清田の逆転アーチまで無に帰するのですから、もう溜息も出てきません。
塀内を代打に送られた金泰均や機能をしない下位打線、福浦の故障や出番をもらえない青野や田中などの問題も山積で、そろそろオフの過ごし方も考えなければなりません。
解決をしなければならない課題が明らかになったと思えば前向きにもなれますから、個々のプレーを反省しつつベンチには大所高所に立ったチーム作りをお願いしたいものです。

そのチーム作りの先導に立たなければならない西村監督にも、耐え難い課題があります。
近視的な人事については繰り返しになりますので今回はパスをしますが、その他にも今日の継投に代表をされるような投手起用の弱さは致命的とも言えます。
しっかりとしたプランニングができずに場当たり的な起用にしか見えず、辛抱が足りなくなったのか昨日の成瀬に続いて今日の吉見も早い回で降板をさせたことが中継ぎ陣の負担に繋がり、イニング跨ぎの継投によりじわじわと追い詰められたことも敗戦の一因でしょう。
このイニング跨ぎで打たれるケースが多いのも気持ちの弱さの一端を表しているものと思われ、分かりやすいと言えば分かりやすいです。
チームの課題と自らの課題が重なるところもあるのですから、克服への道も険しくはないと思いたいです。

なんだか編集後記のような、シーズン総括の雰囲気を醸し出しつつありますが、まだまだ諦めるわけにはいきません。
日本ハムも負けたために辛うじてですが3位ですし、昨日に示唆した劇場がもたらした奇跡は連敗の後に訪れるものと相場が決まっています。
誰が何と言おうとそう決めた、理屈ではありません。
里崎の役割を誰が果たすのか、初芝の歓喜を誰が演じてくれるのかは分かりませんが、そこに応援をし続けるファンがいることが大前提ですから、とにかく信じて声を出すのみです。
気持ちの弱い選手のマイナスを西岡らの意地や清田らの若い力、そしてファンの声援で吹き飛ばしましょう!



  1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 2 0 0 3 1 0 0 0 0 6

11

0

楽天 1 1 1 1 0

0

1 0 3X 8 13

0


◆9月19日(日) 楽天-千葉ロッテ21回戦(楽天13勝8敗、14時、Kスタ宮城、18,741人)
▽勝 小山 52試合5勝4敗10S
▽敗 小林宏 53試合3勝3敗27S
▽本塁打 聖澤4号(吉見)、清田2号(ラズナー)、牧田3号(川越)、高須5号(小林宏)

▽バッテリー
千葉ロッテ 吉見、川越、内、伊藤、藪田、古谷、小林宏―斉藤、的場
楽天 ラズナー、山村、佐竹、青山、小山―嶋、中谷

 

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来季に向けて

2010-09-19 02:42:09 | 千葉ロッテ

昨日の敗戦で今季を諦めたわけではありませんが、シーズンは今年で終わるものでもありません。
並行して補強を考えるのは球団だけではなくファンも同様で、そしてドラフト会議が1ヶ月後に迫っています。
ロッテネタもポツポツと情報が流れ始めましたが、またしても期待の山下ネタです。

成田中川&習志野山下獲りへ (9/18 日刊スポーツ)

ロッテが今秋のドラフト会議で成田・中川諒投手(3年)と習志野・山下斐紹(あやつぐ)捕手(3年)の地元密着型バッテリーの指名を検討していることが17日、分かった。
球団は早大・斎藤佑樹投手(4年)のドラフト1位指名を公言するが、今夏の甲子園でチームを58年ぶりのベスト4に導いた右腕中川と、強肩強打でプロ注目の山下を獲得となれば地元千葉にも明るい話題となる。
ともにプロ志望届を提出し、瀬戸山球団社長(57)は「他球団の動向もあるから何とも言えないけど、千葉県の後援会の方々から彼らを推す声もあるし、そういうものは大事にしたい」と話した。

機関紙だけではなくロッテのニュースでは信憑性の高いものを流してくれる日刊スポーツの追報ですから、山下を強く推している私としては心強いです。
指名巡目についての言及はありませんが、他球団の動向を考えれば2巡目以上が確実でしょう。
今の感じですと2巡目のウェーバーは遅めになりそうですが、とは言えロッテよりも先に指名権を持つ球団で山下に触手を伸ばしそうなのは横浜ぐらいかなと思いますし、その横浜は投手の補強に血道を上げるでしょうから気にする必要は無さそうです。
不気味なのはロッテとの指名が被りがちな広島で、次代の捕手へのニーズも同様に高いと思われます。
ですから確実にいくのであれば斎藤のハズレ1巡目、運を天に任せるのであればウェーバーの2巡目といったところかと思います。
個人的には1巡目でいって欲しいと、そう願っています。

その山下よりも世間的にはメジャーであろう中川の指名も悪くはありませんが、即プロとなると正直なところ上位での指名は気が進みません。
甲子園での活躍で下駄を履かせれば3巡目ぐらいなのでしょうが、妥当にいけば4巡目かと思います。
どうにも現時点ではいっぱいいっぱいで伸びしろが感じられないのがその理由ですが、投手に必要な気の強さを持ち合わせているようですから面白い素材ではあります。
こちらは2巡目までの指名状況に応じて巡目を決める、そんな感じでよいでしょう。

どんな結果になるかは分かりませんが、球団が地元密着の指名を心がけていることは喜ばしいです。
過剰なまでの地元志向は不要ですが、いい選手がいれば多少なりとも評価への上乗せはよいと考えます。
もっとも1997年のドラフトも安藤(西武)、五十嵐(ヤクルト)、木村(ダイエー)と上位を千葉出身選手で埋めるなんて報道がありましたが、蓋を開けたら肩すかしでした。
さて今年のドラフトはどうなるのか、ドラフトフリークとしての至福の刻が近づいています。

 

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杜の都で小林宏が轟沈

2010-09-19 01:25:52 | 千葉ロッテ

鬼門とはこういうもの、と言ってしまえばそれまでなのかもしれませんが、いくら何でも劇的に過ぎます。
苦労をしてようやく勝ち越しをした直後の逆転サヨナラ負けは、見ている者の心をへし折るには充分すぎるぐらいのインパクトがありました。
しかしうつむいている暇はありません。
明日から3連勝をすれば一気にCS出場への王手がかけられますので、一戦必勝で頑張っていきましょう。

西村監督の心の揺れが感じられた、そんな今日の試合でした。
珍しくも初回からバントのサインを出し、4回と8回にもしっかりと得点圏に走者を進めることを優先した望むべき采配であったと思います。
もう一歩踏み込んで2回などの一死からでもバントをさせたかったところではありますが、それでもいい野球をやってくれました。
もっとも結果になかなか繋がらなかったのは普段の野球とは違ったものであったからかもしれず、このあたりは何とも言えません。
成瀬を早めに見切ったところも春先とは違いますし、代打の使い方などには稚拙さが感じられましたので、野球を変えようとしているのではないことだけは確かでしょう。
それでも多少なりとも雪解けの気配があると、そう思うことにします。

それにしても幕張だけではなく仙台でも劇場をやらかすこともないだろうと、小林宏には恨み言の一つでも言いたくなります。
あのまま勝っていればキャプテン西岡の意地がチームを導いたナイスゲームとなり、岩隈を初戦で叩いたことで一気に波に乗れたのではないかと思います。
それらを全てひっくり返す乱調ぶりは星一徹のちゃぶ台返しの上をいくもので、まさに唖然呆然と言ったところです。
ここまで守護神として貢献をしてきた小林宏ですが、申し訳ないの言葉では済まされないような痛手を受けたと言ってよいでしょう。
しかし2005年のCS第2ステージ第3戦の小林雅に比べればマシですし、逆に言えばその先例に則ったと思えば日本一への道が見えてくると、そう超前向きに考えることにします。

成瀬は6回途中まで2失点と、岩隈を相手に頑張ってくれたと思います。
エラーやジャッジに足を引っぱられながらも踏みとどまったところは評価をしたいですし、責任は果たしてくれたと考えます。
ただあの場面で交代をさせられたことはベンチに信頼をされていないことの証左でしょうから、そのことはしっかりと噛みしめてもらわなければなりません。
失った信頼を取り戻すには相当な努力と結果が必要ですから、今後の成瀬の精進を見守ることにします。

成瀬を継いだ伊藤、古谷、藪田は危ないところもありましたが、勝利の方程式と言ってもよいぐらいの気迫と好投を見せてくれました。
ここにきてあれだけのピッチングをしてくれるのですから、オフには年俸アップで報いたいところです。
これで勝っていればよかったのですが痛恨のサヨナラ負けですから、彼らが登板をしたことが逆に明日以降のマイナス要因となってしまうとは皮肉なものです。
おそらくは後先考えずに4連投もありうる面子だけに、今頃はゆっくりと休んでくれていることを願うばかりです。

打線は難敵の岩隈、青山を相手に少ないチャンスに3得点ですから、よくやってくれました。
西岡は歴代2位に並ぶシーズン24度目の猛打賞をマークするなど文字通りチームを引っぱり、だからこそサヨナラ負けへのショックを大きく受けているものと思われます。
しかしきっと西岡は凹むどころかさらにやる気を奮い立たせてくれているでしょうから、日本新記録の27度の猛打賞に200本安打、ついでに首位打者も獲って両手両足に花となるようなオフを迎えられるよう明日以降の猛撃に期待をします。

チャンスにしっかりとタイムリーが出たこと、久しぶりの金泰均のホームランと、流れとしては悪くないと思います。
それでも初回の西岡の本塁憤死は4番が福浦であれば無理をしなかったかもしれず、打線として機能をしているかどうかは微妙なところでしょう。
また下位打線が弱いことは明らかですから徹底してバントをさせる、などの作戦もありだと考えますし、せっかく昇格をさせた今岡や青野を使わずの負けは消化不良気味です。
「和」を唱えるのであれば全員野球をやってくださいと、そう思いつつ明日の試合を待つことにします。



  1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 0 0 0 0 0 1 0 1 1 3

9

4

楽天 0 0 1 0 0

1

0 0 2X 4 10

0


◆9月18日(土) 楽天-千葉ロッテ20回戦(楽天12勝8敗、18時、Kスタ宮城、19,314人)
▽勝 青山 36試合5勝1敗1S
▽敗 小林宏 52試合3勝2敗27S
▽本塁打 金泰均21号(岩隈)

▽バッテリー
千葉ロッテ 成瀬、伊藤、古谷、藪田、小林宏―斉藤、的場、田中
楽天 岩隈、青山―嶋

 

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成瀬の正念場

2010-09-18 02:09:26 | 千葉ロッテ

いよいよ鬼門での楽天4連戦が始まります。
先陣を切るのは信頼を裏切り続けている成瀬で、シーズン負け越しでロッテなエースの称号を手にしたくはないでしょうから奮起をしてくれるものと思います。
幸いにも楽天の先発は岩隈ですから、エース級を相手にすると鬼のようなピッチングをする成瀬の再来に期待をしましょう。
成瀬にとってはここが正念場ですから、地顔の泣き顔が笑顔に包まれることを願っています。

青野1軍合流「どこでもやる」 (9/17 日刊スポーツ)

ロッテ青野毅内野手(27)が17日、1軍に合流し、Kスタ宮城で行われた移動日練習に参加した。
この日、再調整のために出場選手登録を抹消された竹原直隆外野手(30)に代わり、18日に1軍登録される予定だ。
西村徳文監督(50)は「右で、外野も守れるので青野を呼んだ。本職は内野だが06、07年は外野を守って、無難にこなしてくれた。外野の守備も大丈夫だと思います」と、期待を寄せた。
青野は「どこでもやります!」と、1軍出場に意欲的だった。

今頃に何をやっているのだと言いたくもなりますが、ようやく竹原がシーズンシートを取り上げられました。
なぜこのタイミングなのかに疑問が残りますが、何にせよ正常化に向けて踏み出せたことは歓迎をします。
一方で代わりに昇格をするのが青野というのはまた微妙で、西村監督の迷走ぶりを象徴しているとも言えます。
もちろん青野には頑張ってもらいたいものの、数年前の数えるほどの外野守備を前提にしていること自体が準備不足としか言いようがありません。
そう考えるのであればイースタンで外野を守らせるべきでしたし、結局は守れない竹原から守れない青野にバトンが渡っただけのようにも思えます。
それであれば細谷じゃないの、とは当たり前すぎる感想ですが、ここは青野のミラクルに期待をすることにします。

 

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節目のコーリー

2010-09-17 02:01:31 | 千葉ロッテ

辛うじてソフトバンクに勝ち越したことでCS出場圏内に踏みとどまりはしましたが、上よりも下の方が近いことに変わりはありません。
泣いても笑っても2010年のシーズンは残り10試合、この10試合で終わるのかボーナスステージが待っているのかはベンチと選手、そしてファンの頑張り次第です。
次のカードが鬼門の仙台にビジター応援デーという悪材料が重なるイヤな雰囲気を醸し出していますが、一気に今季の借りをまとめて返しましょう。

節目で価値の高い白星を手にする、そんなコーリーがまたしても貴重な勝利でチームを救いました。
6回途中まで6安打無失点で、無四球と6奪三振が光ります。
本人が言うほど低めにボールが集まっていたようには思いませんが、丁寧に投げようとの姿勢は見て取れました。
例によって立ち上がりの乱調ぶり、これは今季のロッテの外国人投手の専売特許のようになりつつありますが、ここを乗り切れたことが大きかったです。
粘られながらも四球を出さなかったことで無駄なチャンスを相手に与えませんでしたし、負けられない試合での踏ん張りぶりは成瀬に見習わせたいぐらいです。
どうしても長いイニングが持たないことから来季の先発要員としての勘定はしづらいコーリーですが、この終盤の頑張りで残留は見えてきたような気がします。
先日も書いたとおり贅沢を言わなければ来季の背番号33はコーリーでしょうし、もしかしたら3人目の娘さんと来日をするかもしれません。

試合の流れを作ったのはキャプテン西岡で、いきなりの先頭打者アーチで昨日の悪い流れを吹き飛ばしてくれました。
昨年は数多かった先頭打者アーチは意外にも今季は初とのことで、長打を狙わないバッティングが好調の秘訣かもしれません。
井口も畳みかけるようにスタンドまで運び、このIT砲の活躍で主導権を握れたことが最大の勝因でしょう。
もちろん2回をきっちりとコーリーが抑えたこと、ここのところのひっくり返される流れを断ち切った連続三振があってこそではあるのですが、やはり打線の核である西岡と井口の華々しい一発がベンチのムードを盛り上げたことは間違いないでしょう。
核がしっかりとしていれば周りも活きてきますので、今後もマルチヒットの清田、金泰均、今江との相乗効果に期待をします。

一方で相変わらずに情けないのが下位打線で、その象徴でもあるシーズンシート竹原は今日もスタメンで結果を残せませんでした。
ここまでくれば逆にいじめかとすら思えてきますし、悲惨としか言いようがありません。
今日は汚名返上とばかりに必死にリードをした斉藤や途中出場の今岡、岡田とずらりと並ぶ1割打者には頭が痛いのですが、それでも上位と同様に核があれば引き立つこともあるでしょうから、繰り返しになりますが清田を2番から解放したいです。
先に書いたことに矛盾はしますが、相乗効果を受けるよりは与える側になって欲しい、それが清田への願いです。

その清田は甲藤から頭部に死球を受けてヒヤッとさせられましたが、幸いにも大事には至らなかったようです。
ボールがかなり跳ねましたから、衝撃が多少は和らいでくれたのでしょう。
もっとも場所が場所ですので素人判断はせずに診察は受けて欲しいですし、明日あたりにむち打ち状態になるかもしれません。
昨日に途中交代となった福浦と的場はそれぞれ代打と代走での登場でファンを安心させてくれましたが、とにかく今は怪我の無いようお願いをしたいところです。

厳しい場面できっちりとバントを決めた塀内がいたからこそ相手のミスで貴重な追加点を取れたのですが、私ならサブローに送らせましたし、出塁で即の代走でした。
それでも例によって好意的な超前向き解釈ながらも、少しずつでも春先に戻りつつあるような気配を感じています。
今日はコーリーを筆頭に古谷、伊藤、藪田、小林宏とナイスなピッチングを披露した投手陣に、先制パンチに貴重なだめ押しでアシストをした打撃陣との歯車がかみ合いましたので、この両者を覆い包むようなベンチであってくれることを願うばかりです。



  1 2 3 4 5 6 7 8 9
ソフトバンク 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

7

1

千葉ロッテ 2 0 0 0 0

0

1 0 X 3 11

0


◆9月16日(木) 千葉ロッテ-ソフトバンク23回戦(ソフトバンク14勝9敗、18時15分、千葉マリン、15,361人)
▽勝 コーリー 13試合4勝3敗
▽S 小林宏 51試合3勝1敗27S
▽敗 山田 13試合4勝4敗
▽本塁打 西岡9号(山田)、井口14号(山田)

▽バッテリー
千葉ロッテ コーリー、古谷、伊藤、藪田、小林宏―斉藤
ソフトバンク 山田、金澤、森福、攝津、甲藤、小椋―山崎

 

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「和」を探せ

2010-09-15 23:41:28 | 千葉ロッテ

 

苦労をして手にした昨日の白星に喜んだのもつかの間で、今日は初回であっさりと試合が決まってしまいました。
しかも2回で先発投手と4番がグラウンドから去ったのですから、雨にも打たれたスタンドのファンとしては「何だそりゃ」が正直なところでしょう。
残念ながら今日の敗戦でCSの本拠地開催はかなり厳しくなりましたので、これからは足元にまとわりついてくる日本ハムとオリックスを振り払うことに注力するしかありません。

ここのところの投球内容を考えれば渡辺俊の好投を期待する方が無理と言ってしまえばそれまでなのですが、それにしても酷すぎました。
今日は2回6失点でノックアウトをされてしまい、もしCS出場を逃すことにでもなれば戦犯の第一に名指しをされてもおかしくはないぐらいの不調ぶりです。
球威が無いだけにコントロールがあれだけバラバラであれば抑えることなどできるはずもないのですが、ここまで早いイニングでの降板が続くと理由は他にあるのではないかとも思えてきますし、明るい性格の渡辺俊がベンチで暗い表情をしているのを見るのも辛いです。
このあたりをうやむやにしたまま起用をしても同じ結果となる可能性が高いだけですから、ベンチにはしっかりとした見極めをしてもらわなければなりません。
そして渡辺俊も自分に不安があるのであれば再調整を申し出ること、これは是非ともお願いをしたいです。
チーム全体の頑張りでCS出場が成りながらも再び炎上をする渡辺俊、そんなことだけは絶対に避ける必要があります。

この不愉快なスタートに意気消沈をしたわけでもないのでしょうが、記録に残るものだけでも4つのエラーに打撃でも和田に零封ですから、野手陣も散々な一日でした。
福浦は逸れた送球を捕ろうとして走者と交錯して途中交代ですし、的場も守備妨害の際にどこかを痛めたのか早々にベンチに引き上げました。
そうなれば代わりに出場をする選手に頑張ってもらいたいものの金泰均は相変わらず頭が突っ込むフォームで空振りを繰り返し、斉藤は「またパスボールするぞ」とのスタンドの声に応えるかのような後逸をやらかす始末です。
左足を上げるフォームで重心を後ろに残すことで不振からの脱却を目指していたのかと思っていた金泰均はいつの間にか元に戻っていますし、斉藤も手抜きのプレーではないことが逆に問題の根の深さを感じさせます。
また美談ばりに西村監督が「スタメンから落とすぞ」と西岡を脅したなんて話も伝わってきましたが、相変わらず竹原をスタメンで使っているわけですから失笑でしかありません。
その竹原は言葉は悪いながらもどうでもいいところでのヒットでシーズンシートの延長が決定をしたものと思われ、何とも複雑な気分です。
よくよく考えてみると今となっては勝利に執念を見せるコメントを繰り返しているのは西岡だけのような気がしますし、この投打のかみ合わせの悪さはベンチの雰囲気の悪さに起因をしているのではないかと、そんな気すらしてきました。
狸や大岡越前を探す前に、そこにあったはずの「和」を探す方が先かもしれません。

川越は先日のストレートのキレは感じなかったものの3回を1失点と頑張りましたし、久しぶりの1軍での登板となる内、故障が癒えたのかが心配な伊藤も踏ん張りました。
結果は残せなかったものの斉藤、角中、今岡、田中らは生き残りをかけて必死にプレーをしています。
組織としての動きが難しければ西岡は200安打、清田は50安打、井口は3割、福浦は100安打、今江は40二塁打、サブローは80打点、大松は20本塁打と個々の目標を達成することの積み重ねがチームに勝利をもたらすと、そう考えるのも一つのやり方です。
投手ではそういった目標を立てづらいのがネックですが、とにかく残り11試合を力一杯に戦い抜いてもらいたいです。



  1 2 3 4 5 6 7 8 9
ソフトバンク 5 1 0 1 0 2 0 0 0 9

9

0

千葉ロッテ 0 0 0 0 0

0

0 0 0 0 8

4


◆9月15日(水) 千葉ロッテ-ソフトバンク22回戦(ソフトバンク14勝8敗、18時15分、千葉マリン、22,316人)
▽勝 和田 25試合16勝8敗
▽敗 渡辺俊 26試合8勝8敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 渡辺俊、川越、内、伊藤―的場、斉藤、田中
ソフトバンク 和田、金澤、大場―山崎

 

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