オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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小林宏がようやく両目を開く

2008-05-31 21:02:30 | 千葉ロッテ

朝方に家を出る時は小雨だったので試合はあるだろうと思い会社に行きましたが、東京はそれなりに降っていたのでもしかしたら中止になるかと思っていました。
開場したとのメールがきた時も東京は雨が弱まる気配がなかったため半信半疑で球場に向かいましたが、千葉は霧雨のような弱い雨で試合をやるには問題ありませんでした。
しかし試合が終わるまで雨は降り止まず、とても明日から6月とは思えない寒い観戦となりました。

疲労性の肩痛で登板回避との噂を聞いていたので、今日の小林宏の先発にはちょっと驚きました。
この横浜戦は成瀬と渡辺俊でいくものだと思い込んでおり、小林宏はあっても次の中日戦だと考えていました。
それだけに長いイニングを投げられるかどうかが不安で今日も中継ぎ陣がフル回転かと心配していたのですが、横浜が勝手に自滅してくれたおかげで小林宏がようやく2勝目です。
今日の小林宏は里崎が金澤のリードを真似たわけでもないでしょうが、序盤からストレート中心の攻めのピッチングでした。
フォークはほとんど投げず、チェンジアップをこれでもかと投げる小林宏には違和感すら感じました。
中盤にようやくフォークを投げるも例によってワンバウンドの連発で制御しきれず、結局は元のストレートとチェンジアップのコンビネーションに戻りました。
今日は序盤の大量リードとどん底の横浜に助けられた感があり、正直なところ調子がよいとは思えず、またフォークを意のままに操れない小林宏は小林宏ではなく、誤魔化しのピッチングをしているようにすら見えました。
もちろんいつまでも同じ投球スタイルでいるわけにもいきませんし、調子の悪いボールを捨てる勇気も必要でしょうが、今日の投球内容を見る限りでは小林宏がこのまま勝ち続けられるかどうかには不安が残ります。
無駄な四球を出さなくなったことから復調の兆しはあるのかもしれませんが、今日の天候のようにもやもやした感じの小林宏のピッチングでした。

大量リードの9回に登板したのは久保、これには驚きました。
おそらくは短い間隔での登板に耐えられるかを試すとともに、クローザーを久保に任せることを内外に示す意図があったと思われます。
私の構想では4月下旬に登録を抹消された時から久保はクローザーであり、結果的に1軍に復帰後の最初の先発でKOされたことが私にとってはウェルカムな流れに繋がりました。
短いイニングだとこれだけ凄いピッチングができるのか思うぐらい145キロ以上のストレートをビシビシと投げ込み、キレのあるスライダーとフォークも見事でした。
TUSを持病とするだけにこのまま順風満帆というわけにもいかないでしょうが、それでも瓢箪から駒で新クローザーが誕生したことは喜ばしいことだと思います。

久保が先発から外れることで、大嶺の先発起用が濃厚となってきました。
まだ小野が復帰する可能性は否定できませんが、私の構想では小野は中継ぎとしてリリーフ陣を立て直す役割を担う予定ですので、何としても大嶺に先発して欲しいですし、結果を出して欲しいと心の底から願っています。
根元と大松を使い続けるような雰囲気も出てきましたし、このまま私の希望するシナリオ通りにいけば、もちろん勝つにこしたことはありませんが、こと選手起用については勝ち負けにかかわらずイライラせずにいられそうです。

今日の先発を誰と読んだか分かりませんが、横浜の先発左腕は那須野しかいないわけで、その那須野は中5日で明日の先発でしょうから、なぜにベニーや南を起用したのかが不可解な先発オーダーでした。
左対左の拘りを捨てたとも思えず、何か勘違いがあったのかもしれません。
しかしそんなことはお構いなしに初回からの猛打、これは勝手にウッドがこけただけとは言え、悪天候にもかかわらず球場に行ってよかったと思える見事な連打でした。
とは言え例によって中盤以降は沈黙し、一気果敢に攻め込めない体質は相変わらずの様です。
まあそれでも久しぶりにオーティズがホームランを打ち、根元も見事なバットコントロールを今日も見せ、そして他の打者も気持ちよくバットを振っていたようですから、明日の大振りが心配ながらも素直に喜ぶことにします。

ただ初回の攻めはいただけません。
確かに終わってみれば猛爆の6得点ですが、きっちりとした野球をしての大量得点ではありません。
先頭打者の西岡がいきなり初球を打っての2塁打、なぜここで根元に送らせないかが理解できません。
ここであっさりと初球でバントを決めれば2球でサードにランナーが進むわけで、バッテリーにかなりのプレッシャーを与えることができたはずです。
そうすれば西岡の三盗という博打を打つ必要もなく、堅実に得点できた可能性が高かったと思います。
好調の根元のバットに期待したのかもしれませんが、好調だからこそバントさせることで根元を引き締める効果もあります。
こういった細かな野球をしなければ接戦を勝ち抜くことはできず、ただでさえあと1本が出ない打線であるのに、どうして先制点を確実に取りにいく野球をしないのでしょうか。
お祭り騒ぎの初回で熱に浮かれたようになりましたが、そんなものは砂上の楼閣でしかないことを理解できないのであれば、今日で日米通算1500勝を達成したバレンタイン采配の今後にも大きな期待はできないでしょう。

形的には快勝でしたが、勝率が3割に満たない横浜を相手に同レベルの試合をしたことを忘れてはならないと思います。
今江や西岡の軽率なプレー、ああいったプレーを厳しく戒めることができなければ大事なところで痛いミスを犯すことになるでしょう。
横浜も打たれまくるウッドにベンチはおろか味方ナインが声をかけることもなく、さらしもの状態であったのは哀れでもありましたが、まさにロッテな野球をしていたとも言えます。
鏡を見ながら野球をしたのだと考えて、今日の試合を反面教師として欲しいと思います。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
横浜 0 0 1

0

0 0 0 0 0 1 6 1
千葉ロッテ 6 1 0 0 0 0 0 0 X 7 12 1


◆5月31日(土) 千葉ロッテ-横浜1回戦(ロッテ1勝、14時2分、千葉、14,573人
▽勝 小林宏 10試合2勝6敗
▽敗 ウッド 11試合4敗
▽本塁打 大松9号(ウッド)、オーティズ3号(ウッド)

▽バッテリー
千葉ロッテ 小林宏、久保―里崎
横浜 ウッド、桑原謙、高崎―相川、武山

 

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投手陣の救世主は小宮山

2008-05-31 00:18:40 | 千葉ロッテ

平日の雨はイヤですが、週末の雨はもっとイヤです。
明日の降水確率は12時までが90%、12時以降が60%と微妙な感じです。
今日は予報より早く雨が降り出したので明日は回復が早いかもしれず、営業的には何としても休日に試合を開催したいでしょうから強行は充分に考えられます。
折角の指定席も雨では2階自由席に逃げるしかなく、そういう意味でも憂鬱です。

さて壊滅状態の投手陣ですが、救世主が現れるかどうかと期待だけが先行します。
メシア唐川に次ぐ候補として大嶺が期待されますが、ローテーションを考えると先発で起用されるのはまだ先になりそうです。
横浜戦は雨でスライドしようがどうしようが成瀬と渡辺俊で決まりでしょうし、唐川が次は週末の巨人戦との話がありますので、大嶺にチャンスがあるとすれば中日戦でしょうか。
しかしここも小林宏と2軍から小野が戻ってくれば埋まりますので、やはり暫くは中継ぎでの修行になることが濃厚です。
期待するとすれば派手好きなバレンタイン監督のパフォーマンスが発揮されるかどうか、ぐらいでしょうか。

大嶺とともに先発として期待されていた呉は今日の2軍戦で先発し、メロメロだったようです。
また本来は1軍でバリバリとやっていなければならない服部は、出れば打たれるの繰り返しから抜け出すことができません。
開幕当初は先発として起用されていた黒滝も結果が出ずに出番が減りつつあるようですし、田中良も開幕前の期待はどこへ行ってしまったのかという感じです。
そうなると2軍からの先発投手の補充は大嶺が最後になりそうで、もし大嶺がダメであれば久保や小野の先発復帰が確実なものとなり、私のセットアッパー小野&クローザー久保でのリリーフ陣立て直し案が画餅となります。
何としてでも大嶺にチャンスをもぎ取ってもらうしかありません。

中継ぎでは手嶌がようやく長いスランプを抜け出したかのように最近はまともなピッチングをしているようですし、古谷もようやく実戦に復帰したようです。
今のところ1軍の戦力として僅かでも期待が持てるのはこの両人ぐらいでしょうが、根本や伊藤、そしてアブレイユの2軍での成績を見ればいかに1軍との差が大きいかが痛感できますので、あまり期待しない方がいいのかもしれません。

やはり救世主に頼ることなく投手陣を再建するためには、1日でも早い小宮山枠の撤廃を敢行するしかありません。
そうすれば理不尽な登録抹消となった高木が戻ってくることも可能になりますし、若手を試すこともできます。

実は小宮山が救世主なのでは?

小宮山がシーズン中の現役引退、投手コーチ就任を決断することで、投手陣の救世主になれるのではないかと思い始めました。
今のポジションは居心地がいいものではないでしょうし、ここは小宮山の英断にすがりたいと思います。
球団、マスコミ、ブログ、あらゆる方面に小宮山メシア説を流して、外堀から埋めていきましょう!

 

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東芝の新技術に期待

2008-05-30 23:01:26 | 独り言

高画質DVDの規格争いに敗れた東芝が、捲土重来を期して新技術の開発に力を注いでいるようです。
時代の流れに逆行しているように見えなくもありませんが、この開発は非常に重要な意味を持っていると思います。

現行DVDを高画質再生、東芝が新プレーヤーを年内に発売 (5/29 読売新聞)

東芝は29日、現行のDVDソフトの映像を高画質で楽しめるDVDプレーヤーを年内に発売する方針を明らかにした。
高画質DVDの規格争いでソニーなどの「ブルーレイディスク」に敗れた東芝は、3月に撤退した「HD DVD」に代わる戦略商品と位置づけ、巻き返しを図る。
映像ソフトの画質は現行DVDの約35万画素に対しブルーレイなどのハイビジョン映像は約200万画素と、現行DVDの約6倍も密度が高く鮮明な映像が楽しめる。
東芝は、現行DVDソフトの映像を、瞬時に高画質映像に変換できる新型LSI(大規模集積回路)を開発した。
これを使って、現行DVDからハイビジョン並みの映像を作り出すことに成功したという。
東芝は、西田厚聡社長がブルーレイ対応機は発売しない考えを表明している。
現行のDVDプレーヤーに新型LSIを搭載した新型機を、ブルーレイのプレーヤーより安い価格帯で販売する方針だ。
後発のブルーレイよりも圧倒的に豊富な現行DVDのソフトを高画質で見ることができる点をアピールしていく。
高画質DVDの規格を巡っては2002年以降、東芝が主導する「HD DVD」と、ソニーなどが推進するブルーレイの2陣営が世界標準を争った。

現行DVDソフトは大量に世の中に出回っていますから、この技術が本当にハイビジョン並みの映像を実現するのであれば、同タイトルをブルーレイで買い直すという需要がなくなることは想像に難くありません。
下手をするとコストを考えて今後も現行DVDを中心に据えるメーカーも出かねず、ブルーレイ陣営としては看過できない動きであるとともに、自らの首を締めかねない同様の機能を搭載したプレーヤーの発売には躊躇することも考えられます。
この技術が東芝がブルーレイ機種を発売しないと発言している自信の裏付けであり、かつブルーレイ陣営への意趣返しなのかもしれません。

しかし消費者としては非常に喜ばしい動きではあります。
綺麗な画質さえ確保できれば現行DVDであってもブルーレイであっても関係のない話で、むしろコスト面を考えれば現行DVDの方が歓迎できます。
DVDソフトという表現が引っかかりますが、同じ技術はHDDレコーダーにも搭載するでしょうから、DVD-Rなどに焼いたSD画質の資産の延命にも繋がると思われます。
願わくば東芝なのですから殻付きDVD-RAMを置き去りにしないこと、これだけは忘れないようお願いしたいと思います。

 


清水の油断

2008-05-29 22:20:32 | 千葉ロッテ

期待した先発投手の勝ち星も連勝も、どちらも叶うことなく無惨な逆転負けを喫しました。
今月最後の試合となる土曜日は雨天中止が濃厚のため、今月中にバレンタイン監督が日米通算1500勝を達成することは困難となりました。

先日の急病による登板回避で小宮山にボロクソに言われた清水が、汚名返上とばかりに見事な立ち上がりを見せた今日のピッチングだっただけに、まさかこういった展開になるとは思いませんでした。
ストレートの伸びが抜群で、ボールも低めに集まっていて完封すら予感される序盤の清水でした。
その清水が躓いたのは西岡のエラーを併殺で切り抜けた後に安藤に打たれたヒット、この油断としか言いようのないミスが大量失点に繋がりました。
清水のと言うよりは、バッテリーの油断と言った方がよいのかもしれません。
いくら打者がピッチャーであってもバットを持っている以上はヒットを打つ可能性があるわけで、そこが普段はピッチャーを相手にすることがないパシフィックのバッテリーには理解が浅かったのかもしれません。
まるで打つ気が見られない清水の三振と、腰の入ったバントを見せた安藤の差が、今日の試合を象徴していたと思います。
また新井に打たれた同点タイムリーは高めに外すつもりが里崎の構えたところより外寄りにいったことでバットが出やすいボールになりましたし、葛城に打たれた痛恨の走者一掃のツーベースも打ち頃のところに入ってしまい、ボール1個分のコントロールミスが今日の清水を打ち砕いてしまいました。
昨年に比べれば内容はいいですし、復活したと言ってもいい清水ですが、貯金を作ることができないというところは変わらないのが辛いところです。

5回の大量失点が結果的に試合を決めましたが、根元のエラーを責めることはできません。
そもそも追いついたことが凄いことで、普通なら一二塁間を抜けていた打球でした。
もちろんアウトにしていれば超ファインプレーで根元としては悔しい送球ミスではありましたが、オーティズには後ろに逸らして欲しくはありませんでしたし、清水にはむしろ自責点にならなかったことで根元に感謝すべきだとすら思います。
見事なバットコントロールでレフトに流したバッティングは好調を維持していますし、打席数を重ねることで打てないボールをカットして粘る力もつけてきました。
今後は疲れなどで調子が落ちることもあるでしょうが、今年は根元をレギュラーに育て上げることがチームとしての命題であると考えますので、ふらふらとした選手起用をしないようベンチにはお願いしたいところです。

根元をセカンドで起用するとなるとオーティズの扱いが難しくなります。
オーティズのセカンドでの守備は上手いと評価しますが、今日のプレーを見ても分かるとおりファーストを守らせるのはかなりのリスクがあります。
福浦の不調、2年続けば力が落ちてきたと思わざるを得ないのかもしれませんが、そのこともあってファーストで起用されることが今後も増えると思われるオーティズですが、やはり基本はDHと考えるしかないと思います。
幸か不幸か、いやどう考えても不幸なのですが、ズレータがあんな調子なのでDHには空きがあります。
オーティズはDHで、ファーストには福浦か新外国人の獲得というのが無難なところではないでしょうか。

大嶺が今季初登板、プロ通算2試合目の登板となりました。
昨年の西武戦での先発でのピッチングに比べると、かなり成長した跡が見られたのが収穫でした。
自慢のストレートはMAX149キロと持ち味を活かしたままで、スリーボールになっても簡単に四球を出さない程度のコントロールは身につけてきたようです。
それも慣れられて見られるようになると苦しいレベルではありますが、着実に成長していることが感じられただけでも幸せいっぱいです。
ローテーションの関係から先発する機会はまだ先になりそうですので、暫くは中継ぎで経験を積むことになると思われます。
このチャンスを逃すことなく、先発への足がかりを得られるピッチングに期待したいと思います。

今日の中継で意外だったのは、甲子園での阪神戦にもかかわらず比較的中立に近い実況や解説であったことです。
昨年は贔屓の引き倒しのような聞き苦しい中継だっただけに、何があったのかと心配になるぐらいでした。
もっともこれが当たり前の話ですから、敢えて話題にすべきものでもないのかもしれません。

低調だった打線もようやく当たりが戻りつつあるようですので、投手が普通に投げれば大型連敗になることはないように思います。
しかし逆に連勝街道に入る要素も見当たらないため、このまま一歩前進二歩後退という感じでじわじわとAクラスから引き離されていきそうな感じがあります。
何かこう、チームに勢いをつけるようなイベントが発生すればいいのですが、今の私には小宮山枠の撤廃ぐらいしか思いつきません。
この存在が一番無駄であり、しかし撤廃が一番困難である小宮山枠の行く末が、チームの今後を大きく左右することは間違いなく、また私の夏休みの取得計画に大きく影響しますので、早く白黒つけて欲しいと思います。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 2 0 0

0

0 2 0 0 0 4 10 2
阪神 0 0 2 0 5 1 0 0 X 8 9 0


◆5月29(木) 阪神-千葉ロッテ2回戦(1勝1敗、18時、甲子園、42,634人)
▽勝 安藤 10試合6勝4敗
▽敗 清水 9試合4勝5敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 清水、根本、シコースキー、大嶺、伊藤―里崎
阪神 安藤、江草、渡辺、久保田、ウィリアムス、藤川―矢野

 

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久保をクローザーにしよう

2008-05-29 00:00:40 | 千葉ロッテ

期待した唐川が打ち込まれてしまいましたが、味方が逆転してくれたことで強運ストーリーが続いています。
選手の大成にはこういった運は欠かせない要素ですので、やはり唐川はエースになるべくして生まれた投手であることを確信しました。

久保のクローザーがベストチョイス!

しつこいことは分かっています。
しかし今のロッテの投手陣を考えれば、久保をクローザーに据えるのが最適な選択であると強く主張します。
短いイニングであれば145キロ前後のストレートを投げられますし、スライダーやフォークといった武器となる変化球も持っています。
連投に耐えられるタフネスさもありますし、やや泣き顔っぽい地顔ながらも基本的にはポーカーフェイスです。
クローザーとして成功できる条件を備えている、それが久保だと考えます。
もちろん彼の場合はTUSという持病を持っているため、試合を壊すこともそれなりにはあるでしょう。
しかし今日や土曜日の2回までのピッチングを見ても分かるとおり、安定している時はとことん安定しています。
仮に5回に1回の割合で大炎上して逆転負けを喫しても、成功率が8割であれば小林雅よりも安心して見ていられると思います。
先発としてTUSを2割の確率で発症すると5敗の可能性がありますが、クローザーであれば1敗4Sです。
極めて簡易化した例ではありますが、これは久保にとってもチームにとっても申し分のない選択だと考えます。
久保をクローザーに固定することで荻野と川崎が息を吹き返す相乗効果も期待できますし、中継ぎよりはクローザーの方が久保のプライドを傷つけずに配置転換ができます。
ここに呉や大嶺の台頭を待って小野を中継ぎに投入できれば、再び盤石なリリーフ陣を構築することも夢ではありません。
本来は先発としてエースの道への大きな一歩を踏み出すべき今年のはずでしたが、背に腹は代えられません。
是非ともバレンタイン監督、井上コーチには採用して欲しい、私の久保クローザー案です。

唐川が2試合連続して、きついプロの洗礼を受けてしまいました。
今日も自慢の制球力が影を潜め、ボールが全体的に高かったようです。
里崎も例によって意固地になってストレートばかり投げさせたり、スライダーを要求し続けたりとリードに疑問な点もありますが、これは昨年に荻野がデビューした時に感じた違和感に近いものがあります。
あの時は荻野がどうというよりは里崎が荻野を理解できていないのが打たれた原因ではないかと書きましたが、荻野の武器を大きなカーブと見極めてからは効果的なリードで荻野の躍進の助けとなりました。
数回バッテリーを組むことで唐川の武器が何たるかを里崎が見いだして、そこから新たな連勝街道が始まるのだと考えたいと思います。
それまでは唐川にはめげずに頑張って欲しいと思いますし、それ以上にバレンタイン監督がめげずにいて欲しいと思います。

あれだけ不振を極めた打線が、ここ数試合は狂い咲きをしています。
もっともそれが勝ち星に結びつかないのがロッテらしいと言えばロッテらしいのですが、打てないより打てるにこしたことはありません。
だから根元や大松を固定して使えと言っていただろ、と思うのは痛快ですし、実際に彼らの成長ぶりには目を見張るものがあります。
間違いは間違いと認めて自説に固執することなく、明日以降も根元と大松だけは我慢してでも使い続けていって欲しいですし、使うべきだと思います。
それが今季だけではなく、むしろ来季以降に大きくチームに好影響を与えることになると考えます。

中継ぎ陣が踏ん張り、打線が奮起しての逆転勝ちですから、形的には悪くはありません。
しかし13日の唐川を最後に先発投手に勝ち星がついていないこと、同じく13日以降は連勝がないことを考えれば、明日は小林宏に勝ち星がつく形での連勝が望まれます。
今日好投した久保に対して里崎がいみじくも評したように、小林宏にも同じ言葉を贈りたいと思います。
完投などを考えずにいけるところまで全力で走り抜けろ、それだけを念頭に置いたピッチングに期待したいと思います。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 0 0 0

2

2 1 0 0 0 5 15 0
阪神 1 1 2 0 0 0 0 0 0 4 9 1


◆5月28(水) 阪神-千葉ロッテ1回戦(ロッテ1勝、18時、甲子園、43,510人
▽勝 久保 6試合2勝3敗
▽S 荻野 20試合2勝3敗6S
▽敗 江草 18試合1勝1敗
▽本塁打 金本7号(唐川)、大松8号(ボーグルソン)

▽バッテリー
千葉ロッテ 唐川、久保、川崎、荻野―里崎
阪神 ボーグルソン、江草、渡辺、久保田―野口

 

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ごめん唐川

2008-05-28 01:08:33 | 千葉ロッテ

明日は唐川の先発が濃厚で、先日の巨人戦に続いて阪神戦と世間に注目される試合での登板となります。
こういった巡り合わせは持って生まれた能力の1つで、スターになるべくして生まれたのだと思いたいです。

そんな唐川に半月ぶりの先発投手の勝ち星を期待してしまう、そんな私を許してください。
じっくりと体を鍛える時期であることは頭ではわかっていますが、もう唐川にすがるしかありません。
もちろん打たれても文句を言うつもりもありませんし、少しでも経験値を溜めてくれればそれだけで満足です。
決して無理をせず、好きな野球を楽しむという目的でプレーをして欲しいと思います。
負け癖、負け犬根性に染まらないよう、それだけを願っています。

頑張れ!唐川!

 

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小宮山は敵地で引退試合なの?

2008-05-27 01:31:13 | 千葉ロッテ

先週から一気に忙しくなり、今日も午前様でした。
こういった状況で負け試合を記事にするのは非常に苦痛なのですが、日記は毎日書いてこその日記ですので頑張ります。

中6日で清水が登板すべき試合に久保が起用されたことで清水の状態を心配していましたが、やはり体調不良になっていたようです。
急性胃腸炎だそうで、次の阪神戦には帯同するらしいですが、1回先発を飛ばした形にするのではないかと思います。
しかし当初は体調不良としか報道されていなかったので、かなり心配しました。
例えば西岡が欠場した際には首痛などと具体的な理由が明かされていたのに対して、清水の場合は怪我ではなく病気にしても風邪とか発熱とかではなく曖昧な体調不良という表現であり、具体的に明かせない理由があるのではないかと勘ぐったりしていました。
そこへゴンザレスのドーピング疑惑による解雇の報道があり、まさか清水もドーピングではと真剣に考えてしまいました。
春季キャンプをきっちりとこなせないままシーズンに突入し、それでも4完投とフル回転したことの疲れもあるでしょうし、投手陣のリーダーとして投懐の責任に苦しんだ結果の急病とも思われますので、心身ともにゆっくりと休んで欲しいと思います。

小宮山を先発で起用する意図は何?

清水のリタイアで先発が1枚足りなくなり、誰かを抜擢する必要があるのはわかりますが、それが小宮山なのでしょうか。
清水の体調不良は前日からわかっていたはずであり、43歳で防御率が8.52の小宮山しか選択肢はなかったのでしょうか。
呉や大嶺ら2軍から抜擢することは考えもしなかったのでしょうか。
全く理解ができない、小宮山の先発起用です。
しかも1イニングで交代という不可思議な継投、バレンタイン監督は自暴自棄にでもなったとしか思えません。
こういった屈辱を与えることで小宮山に最後通告をすることが目的であった、そう思えば何とか我慢もできますが、明日以降も何食わぬ顔でベンチ入りをするのであれば無駄に試合を捨てたことになります。
同じ敗戦でも意味がある敗戦にしたい私としては、今日の試合で小宮山枠が撤廃されることを切に願います。

試合はまたしても中継ぎ陣が崩壊しての逆転負け、もう珍しくも何ともありません。
いつものようにSDSを発症し、四球でランナーをため、スコンと軽くタイムリーを打たれるという繰り返しです。
いつまでも学習能力を見せない中継ぎ陣には不満が残りますが、とは言え先発陣の崩壊で登板過多になっていることを考えると、可哀想にも思えてきます。
勝っている時の連投は気持ちが張っていて疲れも少ないでしょうが、これだけ負けが込んでいる時の連投は苦痛以外の何ものでもないでしょう。
そろそろノイローゼ気味になる投手がでてもおかしくない展開ですので、メンタルケアだけは充分にやって欲しいと思います。

そういう意味で里崎のコメントは、チーム内に波紋を投げかけるような気がします。
小林雅に悪態をつくのとは違い、経験の浅い若手投手はそれこそ萎縮してしまう可能性が非常に高いです。
里崎としてはアブレイユに毒づいたつもりなのかもしれませんが、同じようにストライクの入らないピッチングを繰り返している投手は自分の事を言われているように思うでしょう。
里崎も自分の発言がどれだけの重みを持って受け止められるかを考えて、少しは工夫したコメントにして欲しいです。
またこういった苦言を呈すような行為は本来は選手ではなくコーチの役割で、コーチが動かないので里崎はキャプテンとして仕方なく発言したようにも思います。
もしそうであれば、やはり現状のコーチ陣は無能との断を下さざるを得ず、チーム強化にはスタッフの入れ替えが最適ではないかとの思いが強くなります。
もっとも里崎は単に本能のおもむくままに発言しているだけ、との疑いが捨て切れないのが困ったところです。

交流戦に入る前に落ちるところまで落ちた方がいいかもしれないと書きましたが、ここで付け焼き刃で5位ぐらいで終わるのであれば、むしろ最下位で終わって泥を舐めるシーズンであってもよいと考え始めました。
創造は破壊から始まりますので、1度チームを壊してしまうのも手かもしれません。
もっとも粉々になって、ぺんぺん草も生えない状況になるかもしれませんが、その時はその時でいくらでも楽しめる術をロッテファンは持っていると思います。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 0 1 2

1

0 0 0 0 0 4 12 1
広島 2 0 0 0 4 2 0 0 X 8 13 0


◆5月26(月) 広島-千葉ロッテ2回戦(広島2勝、18時、広島、18,131人
▽勝 大竹 10試合2勝6敗
▽敗 根本 20試合3敗
▽本塁打 今江4号(大竹)、里崎3号(大竹)

▽バッテリー
千葉ロッテ 小宮山、シコースキー、根本、伊藤、アブレイユ、川崎―里崎
広島 大竹、横山、シュルツ―石原

 

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里崎の独り舞台

2008-05-25 21:59:53 | 千葉ロッテ

今日は酷い試合だった、今年は何度こんなことを思ったことでしょうか。
これ以上酷い試合はないと思いながら、すぐにまたその酷い試合を見ることになるという繰り返しです。
投打の歯車が狂っているだけだと思っていましたが、どうやら歯車の数が足りないことに今さらながら気がつきました。

今日から里崎とサブローが復帰し、ようやく戦力が整いつつある印象を我々ファンに持たせてくれました。
里崎とサブローで5安打3打点と、まさに主力の名に恥じない活躍です。
しかし試合を壊したのは3安打猛打賞の里崎のリード、ここにあると思います。
いくら変化球がイマイチなアブレイユだとは言っても、あれだけストレートを続ければ狙い打ちされるのは当たり前です。
里崎は以前から意固地なぐらいに同じ球種を要求し続ける癖がありますが、ちょっと癖と片づけるには異常なぐらいのリードでした。
出てくる投手が揃いも揃ってコントロールが悪くて苛立っていたのかもしれませんが、折角のバッティングでの貢献を帳消しにしたミスリードであったと考えます。
里崎らしからぬ外角中心のリードもそうですが、単に勘が鈍っていただけだと思いたいです。
ようやく帰ってきた正捕手がこのままですと、冗談抜きでお先真っ暗です。

今日の先発は久保、これには驚きました。
明日の試合は中6日でいくと誰も投げられないので呉か大嶺かというのが有力でしたが、久保がいけるのであれば久保であろうとは思っていました。
しかし今日は中6日で清水だと思っていたので、清水に疲れが出たための措置なのでしょうか。
いずれにせよ久しぶりの登板であった久保は、天国と地獄を味わいました。
2回までは低めにコントロールされて見事なピッチングでしたが、3回から急にボールが荒れ始めました。
ここでも里崎はやたらとストレートを要求し、シュート回転したボールを前田に打たれるなど悪夢のTUS、突然打たれ出す症候群の発症です。
ただでさえチーム内にはSDSが蔓延しているのに、TUSまで流行してはたまりません。
早く隔離して浦和に送り、抑えとしての調整を始めて欲しいと思います。
短いイニングであれば何とかなるのではないかとも思わせてくれた今日のピッチングですから、そろそろ決断する時だと強く主張します。

しかし中継ぎ陣は酷すぎます。
結果的に打たれたのはアブレイユだけですが、伊藤を筆頭にコントロールが悪い投手が多すぎます。
相手打者と戦う前に自分自身との戦いに敗れており、持てる力を出し切れていないように思います。
やはりメンタルトレーニングで自分が活躍するイメージを持たせること、まずはそこから入らなければ今後も劇的な改善は望めないでしょう。

打線はまずまず頑張りました。
南のプロ初盗塁や根元が塁上で投手を牽制するなど、イヤらしい攻撃を見せたのは最近にはないパターンで、今後に期待を持たせてくれました。
またしても左腕からヒットを放った根元の起用法をバレンタイン監督もさすがに再考するでしょうし、自チームがバントを失敗したのに対して相手チームには効果的なバントを決められたことで、自らの采配を見つめ直す絶好のチャンスでもあると思います。
試合終了後のベンチでの苦虫を噛みつぶしたような表情が、生まれ変わる前の陣痛であることを願いたいと思います。

久保と里崎、そしてサブローの代わりに2軍に落ちたのは神田と高木と新里でした。
そう、小宮山はまたしても生き残ったわけです。
小宮山が神田や高木以上にチームに貢献しているとはとても思えず、この思いは日本全国のロッテファンも同じ思いでしょう。
契約に1軍保証があるのではないかとの疑念を以前に書きましたが、今回の入れ替えでほぼ間違いなく契約上の縛りがあるとの思いを強くしました。
もしそうではなくバレンタイン監督が戦力的に「小宮山>高木、神田」の判断をしたのであれば、この監督の元でCSに進出することはほぼ不可能だと思います。
また新里を落として捕手2人体制を維持したことで金澤の出番が減ることが濃厚となり、こちらも不可解な措置であると考えます。
金澤の今後を考えれば出場機会が増えるよう新里をサポートとして残すべきで、それこそ小宮山よりも1軍での存在意義があるのが新里だと思います。
この小宮山の扱いが今年のロッテがCSに進出できなかった大きな理由の1つであったと秋口に後悔しなければいいのですが、とだんだん他人事のように思えてきました。

セーフティーリードという言葉はロッテの辞書には無い、こんな状況では今後も厳しい戦いが続きそうです。
歌を忘れたカナリアのように、バレンタイン監督も選手たちもどうすれば勝てるのかがわからない状態だと思われます。
こういう時こそ早川のガッツ、今江の笑顔と念仏のように繰り返していますが、やはり投手陣にも救世主が欲しいです。
大嶺でも呉でも、はたまた新外国人投手でもいいので、スタッフ募集広告を明日の全国紙にでも掲載して何とかして欲しいと思います。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 0 0 5

0

1 0 0 0 0 6 11 0
広島 0 0 0 5 0 0 0 2 X 7 8 0


◆5月25(日) 広島-千葉ロッテ1回戦(広島1勝、18時、広島、20,767人
▽勝 シュルツ 3試合1勝
▽S 永川 12試合2勝5S
▽敗 アブレイユ 19試合1勝2敗
▽本塁打 前田4号(久保)、嶋1号(久保)、緒方1号(アブレイユ)

▽バッテリー
千葉ロッテ 久保、伊藤、根本、アブレイユ、川崎―里崎
広島 篠田、宮崎、青木勇、林、梅津、シュルツ、永川―倉、石原

 

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ムードメーカー今江のサヨナラで流れを引き寄せられるか

2008-05-25 04:11:03 | 千葉ロッテ

朝帰りのおかげで試合が始まった頃には夢の中で、仕事以外で観戦をさぼったのは今季初です。
目が覚めたのが8回裏でしたので、何とかサヨナラ勝ちは見ることができました。

ロッテを引っ張るのは早川のガッツと今江の笑顔、昨年からずっとそう書き続けていますが、今日は今江がサヨナラ犠飛でチームに交流戦初勝利をもたらしました。
林の145キロ以上のストレートをしぶとくファールで粘り、最後はきっちりと外野にまで飛ばしました。
やや浅めではありましたが西岡の好走塁もあってのサヨナラ劇、これでチームの雰囲気が盛り上がってくれればと思います。

このサヨナラ劇をもたらした最大の功労者は実は西岡であることは間違いないでしょうが、私はオーティズのバッティングを誉めたいと思います。
外国人打者の場合、久米や藤岡のような変則タイプの投手を苦手にするケースが多く、オーティズもその例に漏れません。
しかし今日は変則でかつストレートが145キロを超える林に対して、ボールが真ん中に寄ったとはいえコンパクトなスイングでセンターに弾き返しました。
最近はスイングが大きくなりつつあり空振りも目立ってきたオーティズですが、今日のようなスイングをしていれば率は上がっていくでしょう。
ズレータが消えたことを考えれば長打も欲しいところですが、ホームランはヒットの延長線上だと考えて、まずは3割を打つことを目指して欲しいと思います。

試合としては早川の奇跡の2回連続バント成功で先取点をあげ、ホームランで追加点と理想的な展開でした。
渡辺俊が1イニングだけ乱れたことで試合がもつれましたが、最近の試合の中では落ち着いて見られる方であったと思います。
神戸にプロ初アーチに初盗塁のおまけがつき、南もチャンスを活かすべくヒットを放つなど、この不調が新戦力の台頭に寄与するのであれば我慢も出来ます。
疲れが出てきたのかヒットも止まった金澤ですが、里崎が復帰するとの話もあり、先輩から直接のプレーで学べるチャンスも増えてきます。
下位低迷を血の入れ替えのチャンスと考えて、チーム編成に大なたを振るって欲しいと思います。

気になる点が1つ、荻野のピッチングです。
今日は川崎、荻野ともパーフェクトピッチングでしたが、見ることが出来たのは荻野だけでした。
その荻野、あの最大の武器である大きなカーブを1球も投げませんでした。
最近はカーブを投げるケースが減っていますが、もしかしたら曲がらなくなってきたのではと勘ぐりたくなるほどカーブを投げません。
今日は低めにボールが集まっていたので抑えることができましたが、ボールが走っていない時はあの高低差のあるカーブがなければ厳しいでしょうから、かなり気になります。

余談ですが、ホームの試合を家で見たのは今年初で、そのためTwellvを見たのも初めてでした。
ハイビジョン放送の威力、まざまざと見せつけられました。
60型フルHDリアプロの能力が初めて最大限に引き出された感じで、臨場感もあり、スカパーを導入したことでビジターに足を運ばなくなったのと同様に、球場に行くことが減る理由になりそうな予感があります。
今は試合開始からの中継でないため魅力が半減していますが、これが全試合完全中継になれば録画もこちらに切り替えて、ブルーレイの導入に繋がりそうです。

次は得意の広島戦です。
左腕の篠田、エースの大竹がくる可能性が高く、昨年の4勝無敗の相性を活かせるかどうかが今後の展開に大きく響きそうです。
全国的に雨のようなので試合の開催が危ぶまれますが、今江の笑顔を武器に今度は連勝街道をひた走ってくれることを期待しています。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
ヤクルト 0 0 0

0

3 0 0 0 0 3 8 0
千葉ロッテ 1 1 0 1 0 0 0 0 1X 4 8 0


◆5月24(土) 千葉ロッテ-ヤクルト2回戦(1勝1敗、14時、千葉、21,791人
▽勝 荻野 19試合2勝3敗5S
▽敗 林 19試合1勝1敗13S
▽本塁打 神戸1号(館山)、大松7号(館山)

▽バッテリー
千葉ロッテ 渡辺俊、川崎、荻野―金澤
ヤクルト 館山、松岡、林―衣川、福川

 

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成瀬の足踏みが続く

2008-05-25 01:59:32 | 千葉ロッテ

せっかく頑張ってとった一塁側フィールドウィングシートも、突然の仕事で無駄になりました。
結果的には悔しい敗戦でしたので観戦できなかった方がよかったのかもしれませんが、朝までイライラしながら仕事をしていたので効率はよくありませんでした。

成瀬、なかなか勝ち星が増えていきません。
昨年も序盤はこういった展開が多かったのですが、さすがに焦りがでてくるかもしれません。
9回を2安打無失点ですから先発としてきっちりと仕事をしてくれましたが、125球も投げたことを考えれば好調なピッチングであったとは本人も考えていないと思われます。
四球も出しましたし、一時期持ち直したように見えたコントロールも、ここにきて微妙なずれが出始めたのかもしれません。
それでも防御率2.07と試合を作る力を見せてくれていますので、シーズンを通してみれば12勝ぐらいはしてくれるでしょうし、負けないピッチングをしてくれると信じています。

中継ぎ陣はアブレイユがまさかの2イニングパーフェクトピッチングでしたが、根本以降がダメダメでした。
福浦の痛恨のエラーがあったとは言え、期待していたシコースキーが打たれては厳しすぎます。
冗談抜きで久保を抑え、小野を中継ぎにするなど真剣に再編を考えなければ、ずるずるとこのままいってしまいそうな気がします。

打線は3安打ですから、まあどうにもならなかったのでしょう。
ただでさえ左腕に弱いことが定評となりつつあるのに、セントラル相手に実践してしまったことで次から次へと左腕が降ってくるでしょう。
早川と大塚が今日はきっちりとバントを決めたこと、これだけを心の支えにしたいと思います。



1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
ヤクルト 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 2 4 1
千葉ロッテ 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 2


◆5月23(金) 千葉ロッテ-ヤクルト1回戦(ヤクルト1勝、18時15分、千葉、17,548人
▽勝 林 18試合1勝13S
▽S 押本 22試合2勝1S

▽敗 根本 18試合2敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 成瀬、アブレイユ、根本、シコースキー、高木、荻野―金澤
ヤクルト 石川、松岡、林、押本―衣川、福川

 

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おやすみなさい

2008-05-24 07:28:41 | 独り言

昨日は苦労してとった一塁側フィールドウィングシートで、ヒーローとなった成瀬とハイタッチをする予定でした。
そのために今週中に片づけなければならない作業をほぼ予定通りにこなし、昨日も7時に出社して頑張って仕事をしました。
その甲斐あって昼過ぎには作業は終了、あとは帰宅まで残務を整理するだけのはずだったのですが・・・

会社を出たのが今朝の6時ってどういうことよ?

そりゃ仕事ってのはチームでやるもので、助け合ってやっていくということは重々承知していますし、自分が助けられることも多々あるのですが、何もよりによって大事な試合の日にこんな目にあわなくてもいいじゃないか、と愚痴のひとつも言いたくなります。
せっかくのチケットが無駄になり、イライラだけが残りました。

今日の天気予報は午後から降水確率80%ながらも船橋は快晴状態、きっと開催されると思われます。
前日も遅くて3時間弱しか寝ていない翌日が徹夜なので、ただでさえ歳をとって元のリズムに戻るのに時間がかかるのに、これで今日の試合を見に行ったら間違いなく死ぬでしょう。
よって本日のボビーシートも無駄になることが決定し、5,000円以上の無駄遣いとなりました。

ということで、そろそろ寝ます。
おそらく昼のテレビ中継までに起きることは出来ず、気がついたら夜になっていることが濃厚です。
昨日と今日の試合の記事のアップは、きっと深夜になると思われます。
願わくば、目が覚めたら連敗が止まっていますように。

 

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バレンタイン監督のXデーはいつか

2008-05-23 00:26:51 | 千葉ロッテ

日本でもっとも有名なメジャーリーガーの1人である、マイク・ピアザが引退を発表しました。
最近はあまり名前を聞くこともなくなってきたのでwikipediaでここ数年の成績を確認しましたが、ピアザと言えば野茂とバッテリーを組んでいたドジャース時代が有名ですが、実はキャリアとしてはメッツ時代の方が上であったようです。

そのピアザのページにメッツ時代の監督であるボビー・バレンタインのリンクがあったので礼儀としてチェックしたのですが、そこで思いもかけない事実にぶつかりました。

日米通算1500勝まであと3勝!

メジャーでは1985年から1992年までのレンジャーズ、1996年から2002年までのメッツでの15年間で1117勝をあげています。
また日本では1995年、2004年から2007年までの5年間で359勝です。
つまり昨年までで日米通算1476勝しているわけで、あと24勝で1500勝を達成します。
今年はここまで21勝ですから、残りは3勝となります。

確か1200勝の時は球団が大騒ぎをして、達成した次の試合に記念の台紙を入場者に配っていました。
今回の1500勝という区切りのよいタイミングに球団が黙しているのは不思議で、こうなると1つの疑念が生まれます。

まさか今年達成できないとは思っていないよね?

そんなことを考えてしまうほど暗黒世界に突入したと思われる今のロッテですが、今月中には達成してくれるようお願いしたいところです。

 

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ロッテ野球の集大成

2008-05-22 00:39:01 | 千葉ロッテ

観客は26,778人と大入りに近い発表でしたが、2階席にかなりの空席が目立つ試合でした。
チケットを購入しながら球場に足を運ばなかったファンが多かったと思われ、今のチーム状態を如実に表しているスタンド風景でした。

まさにロッテ野球の集大成のような試合でした。
左腕に右打者を並べる工夫のないオーダー、投手の足を引っ張る軽率な守備、まともにできないバント、先頭打者を簡単に出す投手陣、そしてあと一歩まで追いつめながら詰めが甘い消化不良打線です。
もうどうにも止まらない連敗街道に入ってしまった予感すらあり、袋小路に追いつめられた子猫がいたぶられる姿を見ている気分です。

別に右打者を並べたければ勝手に並べればいいのですが、何で堀を守備につけるのでしょうか。
そのためにオーティズが一塁に押し出され、福浦がスタメンから落ちるという理解しがたいオーダーです。
大松に至っては出番すらなしで、いったい何をやりたいかが全くわかりません。

こんなくだらないオーダーにするから本職ではない一塁を守ったオーティズがショートバウンドを処理できず、あっさりと先制点を献上します。
もっとも福浦であれば捕球できたにせよ、際どいタイミングでもないのに送球をミスした西岡には猛省をしてもらわなければなりません。
またしても悪送球をした金澤にはメンタルケアが必要と思われ、イップスにならないよう注意して欲しいと思います。

そして早川、最後にバントを成功させたのはいつなのでしょうか。
下手という次元ではなく、プロとして失格と言ってもいいぐらいの酷さです。
空振り、ファール、そして強攻で併殺と、絵に描いたようなチャンスの潰し方です。
以前にも書いたとおり私なら即刻浦和に強制送還し、バントの場面のみで起用して、5回連続成功しなければ1軍には戻しません。
そのぐらいの厳しいペナルティを課さなければ、今後も早川で落とす試合はいくらでもでてくると思います。

守備に足を引っ張られたとは言いながらも、小林宏のピッチングもピリッとしませんでした。
前回の投球が夢だったかのようなコントロールの甘さが致命的で、あれだけ真ん中近辺に投げ込めば打たれるのは当然です。
先頭打者を簡単に出し、バントや盗塁で得点圏に進まれ、タイムリーを打たれるという教科書通りの点の取られ方です。

打線はそれでも7点差にもめげずに頑張ったとは思いますが、最後の1本が出ませんでした。
5回から7回までのどこかであと1本出ていれば、との悔いだけが残ります。
勝負弱いと言ってしまえばそれまでですが、これだけ投手の失点が多いと、一気に大量点を目指して振りが大きくなっているのかもしれません。

こんな試合でも、それでも見るべき点は探せばあるものです。
南がプロ初猛打賞でようやく2軍の帝王からの脱却の途につきましたし、金澤の連続試合ヒットも継続しています。
そして驚きの藤田へのブーイング、ロッテファンは年初からの藤田の傍若無人の発言を許してはいなかったようです。

ここまできたら1度チームを解体するところまで落ちた方がいいのかもしれません。
まだまだCS圏内ですからペナントレースを諦める必要はありませんが、このままではズルズルと引き離されてしまいそうな気配が濃厚です。
これ以上傷が深くなる前に体質改善を図って健康体に戻る処置を施す必要があり、オリックスのコリンズ監督の辞任を倣えとまでは言いませんが、コーチングスタッフのてこ入れは絶対に行う必要があると考えます。
1軍28人のうち投手が14人という異様な構成も含めて、明日の休養日に見直しをして欲しいと思います。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
巨人 1 0 4

0

2 0 0 0 1 8 9 0
千葉ロッテ 0 0 0 0 3 0 2 0 0 5 10 2


◆5月21(水) 千葉ロッテ-巨人2回戦(巨人2勝、18時16分、千葉、26,778人
▽勝 西村 26試合5勝2敗
▽S クルーン 21試合1敗14S

▽敗 小林宏 9試合1勝6敗
▽本塁打 ラミレス15号(小林宏)、16号(小林宏)

▽バッテリー
千葉ロッテ 小林宏、根本、伊藤、シコースキー―金澤
巨人 内海、西村健、藤田、山口、越智、豊田、クルーン―阿部

 

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唐川に最初の試練

2008-05-21 01:36:46 | 千葉ロッテ

天候は予報どおりに回復して試合が行われましたが、私用で早朝にたたき起こされて出かけたおかげで出社が夕方という時差出勤となり、野球どころではない1日でした。
そのため唐川登板のプラチナペーパーを無駄にしてしまいましたが、結果的には行けなかったことが精神の安定に寄与したような気がします。

休憩中にワンセグで1イニングだけ唐川のピッチングを見ましたが、全体的にボールが高めにいっていたようです。
シュート回転しているボールも多かったようで、まあこんな試合もあるでしょう。
四球は今日もゼロでしたが、むしろそのことを意識したことでボールを置きにいったところもあったのかもしれません。
同様に連勝記録を意識したであろうベンチの、交代タイミングの遅れも痛かったように思います。

とは言え仮に早く中継ぎ陣を投入したとしても、今日のように出てくる投手が枕を並べて討ち死に状態では、結果は同じであったと思われます。
SDS、先頭打者を出してしまう症候群に中継ぎ陣が集団感染したようで、全くもってお話になりません。
14安打で11点を取っても勝てないのかと、投手陣と野手陣との間の不協和音が聞こえてきそうです。

こんな試合は早く忘れるにこしたことはありません。
昨年の阪神戦での悲劇に比べれば、こんなものはまだマシでしょう。
明日は巨人ファンのクレクレタコラとのSS席観戦ですので、明日勝てば私的にはノープロブレムです。
小林宏が「唐川の仇をとりました」とヒーローインタビューで誇らしげに語る姿を想像して、今日は手短に終わりたいと思います。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
巨人 0 2 0

1

3 0 2 4 0 12 23 0
千葉ロッテ 0 2 6 0 0 0 2 0 1 11 14 0


◆5月20(火) 千葉ロッテ-巨人1回戦(巨人1勝、18時15分、千葉、25,815人
▽勝 豊田 11試合1勝
▽S クルーン 20試合1敗13S

▽敗 根本 16試合1敗
▽本塁打 ラミレス14号(荻野)

▽バッテリー
千葉ロッテ 唐川、高木、アブレイユ、川崎、根本、荻野―金澤
巨人 高橋尚、越智、山口、西村健、豊田、クルーン―阿部

 

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ワンピースで大当たり!

2008-05-20 01:08:11 | ワンピース

 

会社帰りにお茶を買おうと寄ったコンビニで、レジの前にワンピースのグッズが並んでいるのに気がつきました。
よく見ると「一番くじ」と書いてあり、1枚500円のくじでハズレなしでグッズがもらえるとのことでした。
人形やクリアケースなどが並ぶ中で目に付いたのがフィギュアで、ワンピースのフィギュアを集めている私としては見逃せません。

フィギュアはルフィとフランキーの2種類で、出来もなかなかグッドでしたので、このフィギュア狙いでくじを2枚買いました。
そして当たったのが「サウザンド・サニー号賞」と「チョッパーぬいぐるみ賞」でした。
なんでもお店の人が言うには、グッズの中で1番目と2番目のものだそうです。
それを2枚のくじで引き当ててしまいました。

強運と素直に喜んでいいのか、とっても微妙です。
人生のうちに使える運の量は限られているというのが私の考えで、こういった運の細切れはラッキーと言ってよいのか悩ましいです。
だって、今週からドリームジャンボの発売なんですよ・・・

 

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