62 金澤岳 捕手 26歳 年俸740万円
【2010年成績】 6試合 7打数 0得点 4安打 打率.571 0二塁打 0三塁打 0本塁打 1打点 0盗塁 0四死球 3三振 得点圏打率.500
2008年に衝撃的なデビューを果たした金澤ですが、しかし今季も故障に悩まされて飛躍をすることができませんでした。
橋本の移籍で大きなチャンスだったはずが捕手としては致命的な肩の故障でイースタンでも中盤戦以降はDHでの出場がほとんどでしたので、むしろ次世代の正捕手争いからは後退をしたと言った方がよいかもしれません。
しかしそのデビュー前から金澤こそが次の正捕手だと見ていましたので、その直感を支えに見守っていきたいと思います。
今季もその神懸り的なバッティングは健在でした。
打席数は少ないながらも5割を越える打率ですし、バッティングについては1軍でやっていける力を持っていると言ってよいでしょう。
もちろん長いシーズンでこれだけの成績を残せるわけもありませんが、昨季も1打席で1安打と数少ないチャンスをしっかりと結果に結びつけるところなどは評価をしています。
クリーンヒットだけではなくボテボテの打球ながらも野手のいないところに打球が飛ぶなどのイヤらしさも兼ね備えていますし、もっと打席に立つチャンスを増やしたい選手です。
やや引っ張り専門のところがあり、また凡退の全てが三振という粗っぽさもありますので、そのあたりを克服するためにもとの意味合いも含んでいます。
課題はやはり守備です。
デビューイヤーに打たれまくったことは記憶に新しいですし、打つに越したことはありませんが捕手はリードの巧拙が最大の評価ポイントです。
メリハリが無かった清水をストレート中心の組み立てで生き返らせたところなどは秀逸でしたが、その一方で全体的には単調であったことは否めません。
今季は1軍ではほとんどマスクを被る機会に恵まれずにこのあたりの成長ぶりを確認することができませんでしたので、来季は長いイニングを任せてみたいものです。
故障をした肩の治癒具合も気になりますし、捕手金澤としては来季が正念場になるかもしれません。
キャッチャーマスクに隠してしまうには惜しいぐらいの男前ですから、是非ともレギュラーになって人気者になってくれればと期待をしています。
ロッテの高知東生は不発だったので封印中ですが、そのイケメンぶりが全国区になってくれればと思います。
来季こそは体調万全で最低でも50試合の出場を目指して、今度こそ飛躍のシーズンとしてくれることを願っています。
【オリオン村査定】 740万円 → 740万円 (±0%)
確かに打撃は一つ抜けた物がありますけど、守備ですよね。
捕手陣はそれぞれ一長一短があるだけに、コーチ陣が今後どのように選手を成長させるかは責任重大ですね。
新人捕手2人入団しただけに、中途半端にならないようになってほしいです。
あとは金澤本人がしっかり捕手争いに勝てるように精進の一言。
捕手陣の中で前監督ですらコンバートさせなかったのは金澤くらいですが、今後そういう話しが出ないことを祈るばかりです(もし本当に肩がどうしようもないのであれば別かもしれませんが)
その強肩が肩の故障で陰りが見られるのであれば、なんとも残念です。
といっても捕手はインサイドワークが大事なので、そこはお世辞にもうまいとは言えません。
打撃の良い捕手あがりの野手としては宮本もいます。
金澤の方向性が気がかりですね。
今年捕手を2人採ったのは、金澤のコンバートを視野に入れての動きだったのでは、と、またまた邪推している今日この頃です。
左打者が伸び悩み、代打が手薄なチーム事情からは、コンバートもありかと思いが…
とにかく斉藤と切磋琢磨して一軍枠を争って欲しいです。
数少ない打席を見ましたが、ウチの中では代打適性が福浦の次ぐらいに
あるんじゃないかと思いました。
指名打者、代打で使わないともったいないですよ。
守備が問題とのことですが、里崎選手の次に打てる捕手として一軍で活躍してくれると嬉しいです。
ひいきにしている金澤ですが、観戦に行った東京ドームでの試合でちょうど昇格してきて、見ることができました。
ロッテ打線が東野を打ちあぐねる中、代打でのシーズン初打席にあっさりヒット、
つづく9回には制球に苦しむクルーンからきっちりタイムリーと、負け試合でしたがいいところを見せてくれました。
ほんと1軍ではこともなげに打ちますよね。
みなさんおっしゃるように、代打・DHをメインに、緊急時用の第3捕手として1軍入りを目指すのもよいかもしれません。
10年シーズンはできるだけ多く1軍に、できれば最初からいられるよう、信頼を得てほしいと思います。