オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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やっぱ雨かよ~

2018-01-31 00:31:34 | 千葉ロッテ

ペーニャの去就がハッキリとせず、また新外国人選手の背番号も発表されていませんが、今日にチームは石垣島入りをして球春ムードが高まってきました。
本人にとっては不本意でしょうがチームにとっては嬉しい残留が決まった涌井も初日から参加の春季キャンプ、ただ例によって雨マークが続く予報に気が重くなります。
昨年は短時間の雨に何回か降られはしましたが寒さを除けばまずまずな天候に恵まれたキャンプ見学でしたが、今年は傘が手放せないかもしれません。
それはさておき、一二軍の区分けをせず、また全体練習を合理的なメニューで無駄を省いて個人練習に重点を置いた井口改革に注目が集まりますが、ファンにとっては昨年までの見学ルーチンが参考にならなくなるかもしれないのが不安材料でもあり、初日、二日目あたりは右往左往することを覚悟しています。
その二年連続の石垣島は第二クールから参戦予定、旅程から国際交流試合を外したことで練習、練習、練習、井口イズムを肌で感じてこようと思います。



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2017年通信簿 122 菅原祥太

2018-01-30 01:13:04 | 千葉ロッテ

 

122 菅原祥太 外野手 24歳 年俸240万円

【2017年成績】 E 42試合 84打数 7得点 15安打 打率.179 1二塁打 0三塁打 0本塁打 6打点 3盗塁 7四死球 24三振

育成枠選手を一年で解雇、というのは余程の理由がないと納得できないのですが、その理由は伝え聞こえてきません。
プロのスピード、キレに全くついていけなかった、との話はありますが、ついていけるのであればそもそも育成枠ではないでしょうし、それを育ててこそのものでしょう。
故障もありましたがトライアウトに参加をしましたので体調、やる気には問題はなかったはず、どこからも声がかからなかったのが現実ではあるものの、柳田二世、ともてはやされただけにあまりに呆気ない結末でもあり、同じ背番号を背負いやはり柳田ばりのフルスイングが魅力の和田が心配にもなります。

諸積スカウトがトリプルスリーを狙える、とはさすがに言い過ぎだとは思っていましたが、それでも春季キャンプ前の体力測定でアジャ超えの球団史上最高の背筋力を叩き出すなどして話題となり、また合宿所に自前の炊飯器を持ち込むなどして目立ったところなどは佐々木を超えていたかもしれません。
育成枠選手では初の一軍キャンプはその話題性もあってのものかもしれませんが菅原には大チャンス、しかし第一クール最終日に腰痛で離脱となってしまいました。
それでも第三クール後半に復帰をして実戦での初打席は代打で初安打初打点、しかし翌日にオープン戦に出番をもらってヒットを放つも状況判断を誤ってベースを離れる凡ミスをやらかしたのがニュースにはなりましたが立ち位置からすれば痛恨と言ってもよく、その後は二軍でノーアーチ、二塁打が1本だけと期待ハズレの日々が続きます。
何にせよやはり一年で見切るのは異常、素行や練習態度に問題があったと疑われてしまってもおかしくはありませんので、真相がどうあれ残念な「柳田二世」第1号の顛末でした。


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2017年通信簿 121 安江嘉純

2018-01-29 00:24:35 | 千葉ロッテ

 

121 安江嘉純 投手 25歳 年俸240万円

【2017年成績】 E 21試合 1勝5敗0S 防御率3.99 65回1/3 62被安打 7被本塁打 19与四球 2与死球 37奪三振

昨季のBCリーグでは16勝1敗で最多勝、131奪三振で最多奪三振と二冠を獲得し、さらには後期MVPと文句のつけようのない成績だった安江は、しかし育成枠指名となったのは年齢のハンデもあったのでしょうし、投手陣が崩壊した今季のロッテで支配下選手登録を勝ち取れなかったのですからレベル差は推して知るべし、ではあります。
それでも珍しくも前評判どおりにストレートは140キロ台半ばから後半を投げられるだけのポテンシャルは見せてくれましたので、勝負の二年目となります。
逆に言えばそのネックとなる年齢から来季に支配下選手登録をされて、お試しでも一軍に呼ばれなければ厳しいオフになるでしょう。
石垣島でサインをくれた選手の中でただ一人だけ背番号を書かなかった安江は「すぐに二桁になるから」の思いがあったからか、それが結実する来季であってくれればと思います。

かなりな先発の機会を与えられましたので、ベンチはそれなりの期待をしていたはずです。
185センチの長身から投げ下ろすストレートには威力がありましたし、コントロールがまとまっているとの評判も崩れることなく、それだけの魅力はありました。
ただそのストレートにしても、スライダーやフォークなど一通りは投げていた変化球にしても、ストライクとボールがはっきりとしすぎていたような、あまり多くのピッチングを見ていないので何とも言えないところではありますが、そのあたりが育成枠に留まってしまった理由なのかもしれません。
しかし素材として楽しみであることは間違いありませんので、こういった選手を育て上げられるかどうか、ある意味で井口ロッテの試金石となる安江の来季です。


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ダルビッシュはいない、けどね

2018-01-29 00:07:14 | 千葉ロッテ

新外国人選手のボルシンガー、オルモス、シェッパーズ、ドミンゲスが来日をしました。
おそらくは週明けの入団会見で背番号が発表されて、そのときにペーニャの退団がオフィシャルになるのでしょう、ここまで決まらないのであればもう残留は考えにくいです。
そうなれば投手で陳冠宇と併せて4人のうち3人が一軍、プラスでドミンゲスの体制になると思われ、涌井の残留もほぼ決まりのようですから投手陣の競争が激しくなるのはよいことですが、ドミンゲスがペーニャぐらいの数字を残してもイーブンでしかない貧打線は日本人選手の底上げに期待をするしかないのが現状、イライラ感が続くことになります。
長期的視野で考えれば野手を日本人で固めるのも案ではありますが打線が投手を育てることはあってもその逆は無い、が持論だけにせっかくの投手陣の競争に実効性を欠いてしまうことになりやしないかと、これでドミンゲスがパラデスやダフィーになってしまえば目も当てられませんから頑張ってくれよと願うしかありません。
ボルシンガーはダルビッシュからお墨付きのカーブ、シェッパーズはパワーピッチャーの長所を活かせば成功できるはずとはこれまたダルビッシュ、そしてドミンゲスはダルビッシュから3割3発をアピールもNPBにはダルビッシュはいないわけで、それだけダルビッシュが記事になるからこそではありますが話半分以下で構えるのがよいのでしょう。
どうしても新外国人選手はハズレの恐怖感がつきまといますが可能性は低くとも大化けもありますから、NPBにフィットして躍動してくれると信じることにします。
とりあえずは似たような髪型と髭で見分けがつきづらいボルシンガーとオルモスの区別をつけるところから始めて、各選手ともがチームになくてはならない、オフに流出を心配するような存在になってくれることを期待、今季は2人ともがハズレましたが来季に4人ともがハズレるようなことになれば編成部のS&Bが必須ですのでそうならないよう願いたいものです。



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2017年通信簿 00 柴田講平

2018-01-28 00:51:04 | 千葉ロッテ

 

00 柴田講平 外野手 31歳 年俸700万円

【2017年成績】 17試合 33打数 2得点 4安打 打率.121 0二塁打 0三塁打 1本塁打 2打点 1盗塁 1四死球 9三振 得点圏打率.500

外野手の頭数が足りていないので数合わせだろうな、本人には申し訳ないながらもテスト入団にそんな思いを抱いていたのですが、まさにそんな感じの戦力外通告です。
足りていないことに変わりはないので残留の可能性は小さくないと考えていましたが、加藤がもう一つ殻を破れていなかったことへの刺客の意味合いでもあったのか、その加藤が来季に背番号10を背負うところまでの評価を得たことも柴田が見切られた理由の一つなのでしょう。
ガッツが表に出るタイプだけにやや残念な気がしなくもないですが同じ左の菅野の重しになってしまえば意味がありませんので、妥当な判断だったように思います。

テスト入団ながらも石垣島では一軍でしたので期待はされていたのでしょう、開幕一軍こそ逃しましたが5月早々に昇格をしましたからまずまずな出足で、移籍後初打席は代打での登場でしたが3試合目にはスタメンで起用されてヒットを放ち、その二日後には4年ぶりのプロ2本目のアーチを放つなど勢いに乗りそうな雰囲気はありました。
しかしその後が続かずに一軍生活は一ヶ月足らずで終わり、加藤の台頭で夏場に数日だけの出番で以上終了、そこから二ヶ月の二軍生活で本人も覚悟はあったと思います。
それでも浦和で抜群な数字を残せていれば生き残れたかもしれませんが.277、9盗塁はもう3歳も若ければといったところで、あるいは三家との天秤だったかもしれません。
古巣の阪神に戻って野球アカデミーのスタッフとして第二の人生を歩み出すとのこと、現役に固執したロッテでの一年が少しでもプラスになってくれればと思います。


【オリオン村査定】 700万円 → 630万円 (▼10%) ※10/3に戦力外通告



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ずっとロッテの涌井

2018-01-28 00:30:30 | 千葉ロッテ

涌井のロッテ残留がどうやら決まったようです。
昨日にタブロイド紙が報じたときにはまだ早いと思っていましたが、今朝にニッカンが、そして時事通信をソースにしていると思われる各紙が続いてNHKまでもがニュースにしましたので本決まりなのでしょう、記事にある関係者が球団のそれなのか代理人など涌井周辺のものなのかは分かりませんが、週明けの正式発表を待ちたいです。
ダルビッシュの活躍に気持ちが動いたところも大きかったと思われる涌井のFA権行使が、結果的にそのダルビッシュの去就が遅れていることも手伝っての移籍市場の不活性に足を引っ張られたような形にもなったのは皮肉でもあり、それでも大谷はともかく平野、牧田と決まったことからしてメジャーの涌井への評価もさして高くはなかったのでしょう。
メジャー契約にこだわったとも伝え聞こえてきましたし、奥様も産休に入るとのこと、悔しさはあるでしょうが前向きなロッテ残留と思いたいです。
これまでも、そしてこれからもずっとロッテの涌井としてファンは応援をしますので、二木、石川、唐川、酒居、何するものぞと、エースとしての君臨を期待します。



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2017年通信簿 99 柿沼友哉

2018-01-27 01:56:05 | 千葉ロッテ

 

99 柿沼友哉 捕手 24歳 年俸420万円

【2017年成績】 8試合 8打数 0得点 0安打 打率.000 0二塁打 0三塁打 0本塁打 1打点 0盗塁 0四死球 2三振 得点圏打率.000

ただでさえ年齢の近い捕手が多いところへ宗接の入団で育成枠出身の柿沼としては厳しい二年目のスタートとなりましたが、その宗接に先んじての一軍昇格、プロ初出場、初打点、初スタメンで盗塁を2つ刺して強肩をアピールするなど順調と言えば順調、田村、吉田に次ぐ三番手争いで江村の背中が見えてきました。
浦和では昨季より数字は落としましたがプロ初アーチを放ち、全体的にレベルアップをしたと判断がされたからこその一軍だったのでしょう。
そうなれば一軍に定着できるかどうかは来季次第、早めの見切りが相次ぐ大卒捕手だけに特徴をアピールして目立っていくしかありません。

その特徴はやはり肩、本人も自信があると口にしているだけのことはある強肩をベンチに売り込めたでしょう。
ただ政権交代でベンチがほぼ総入れ替えになってしまっただけに石垣島で一から名前を売っていく、実戦形式の練習が多くなるようですからその場はいくらでもあるはずです。
そのためにもまずは目先のライバルである宗接を蹴落とすのが目標となり、今季は浦和での開幕マスクをゲットしましたが基本的には宗接と併用でしたので、もちろん開幕から一軍にいられるのがベストですがそれを逃した場合には浦和の正捕手をしっかりとキープすることこそが次に繋がります。
木訥とした感じが捕手としてどうかという気がしないでもないですが、これが仮面であれば打者を惑わす味が出てくるやもしれず、ロッテの佐藤二朗の頑張りを見守りたいです。

2016年通信簿


【オリオン村査定】 420万円 → 460万円 (△10%)



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千葉のアピールはいいけれど

2018-01-27 01:31:21 | 千葉ロッテ

来季のCHIBAユニ着用試合が発表となりました。
新たに佐倉市を加えた県内フレンドシップ協定は都合11、ホームだけではなくビジターも対象に23試合とは約1/6とそこそこの割合で千葉をアピールすることは悪くありません。
ビジターを地元とするロッテファンも少なくないでしょうから、ブラックだけではなくバリエーションが多いのはよいことだとも思います。
ただ個人的には遠征をしてまでのCHIBAユニは萎えますので避けたいのが本音、しかしさすがに交流戦は外してありますがビジター応援デーにキッチリと被してくるのは何の嫌がらせか、なんて拗ねたりもして、なかなかに遠征計画に面倒な影響を与えてくれる球団にもやもやしつつ財布と相談をしながらの思案となります。
気になるのは肝心のCHIBAユニのモデルチェンジがあるのかどうか、閉幕間際にセールでレプリカユニを売り払っていたのでそのロゴからして赤基調は変わらないでしょうがニューバージョンが投入をされると予想をしていますが、こちらも財布に響くネタですので穏便なところに落ち着いてくれることを願ってやみません。



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やっぱりロッテ

2018-01-26 01:05:10 | 千葉ロッテ

公式サイトには掲載されていませんが、春季キャンプに大隣、李杜軒、ぺゲロをテスト生として参加させると発表をしたようです。
かつては北川や藤田、小林宏など不合格となったケースもありましたがここ数年ではあまり記憶にありませんので、おそらくは採用前提での儀式のようなものなのでしょう。
大隣は二軍での成績とトライアウトでのピッチングで賛否両論あるようですが、実績のある左腕ですので復活をすれば儲けものぐらいのスタンスであればよいように思います。
李杜軒はどうやら井口監督繋がりのようですが長打力を評価であれば猪本との違いがよく分からず、セカンドやサードを守れることも一軍の布陣を考えればアドバンテージになるかどうかは微妙でもあり、今季はCPBLの二軍で5試合、8打数2安打でしかなかったことを考えればブランクも考慮に入れなければなりません。
そしてペゲロ、BCリーグで.387はリーグ2位、20本塁打はリーグ3位、115安打はリーグ新記録と数字は立派ですが、ボウカーが.384の24本塁打、カラバイヨが.375の32本塁打ということを考えればペーニャの代わりになると期待をするのは酷、ただ外野手であることはポイントになりそうです。
いずれにせよ球団が井口体制になっても大枚をはたいてくれないことはボルシンガー、オルモス、ドミンゲスの年俸からして分かっていたことではありますが、チーム屈指の長打力を発揮したペーニャを切ってのそれであれば絶望でしかなく、やっぱりロッテ、と春季キャンプが始まる前からため息の毎日です。
もちろん大隣、李杜軒、ぺゲロに含むところはありませんので頑張ってくれよと、是非にも嬉しい誤算を意気消沈のロッテファンにもたらしてください。



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2017年通信簿 70 猪本健太郎

2018-01-25 02:16:41 | 千葉ロッテ

 

70 猪本健太郎 内野手 27歳 年俸500万円

【2017年成績】 8試合 14打数 1得点 2安打 打率.143 1二塁打 0三塁打 0本塁打 2打点 0盗塁 0四死球 6三振 得点圏打率.167

入団テストでの打撃練習でパワー炸裂、アジャ井上がライバル視をするなどその長打力を期待された猪本でしたが、僅か1年でロッテを去ることになりました。
選手密度の高いファーストしかまともに守れない、また二軍でそれなりの打席数がありながらも自慢の長打を発揮できなかったのが理由なのでしょうが、プロ初打点となった決勝タイムリーでのお立ち台、そこで「一寸先はパラダイス」との名言は座右の銘だとのことですが、そんないいキャラクターだけに残念ではあります。
トライアウトに参加も快音は響かず、古巣ソフトバンクのブルペン捕手として新たな道を歩み始めるとのこと、石垣島で一番最初にサインをくれた猪本の第二の人生を応援します。

その石垣島では同じ入団テスト組だった柴田、三家が一軍スタートだったのに対して一人だけ二軍と出遅れた不思議、と言いますかチームとして求めるところからすれば意外だったのはやはりポジションの問題だったのか、そこで香月と仲良しになったのはよかったですがあまりに短いコンビでした。
二軍グラウンドで全体練習後に佐藤コーチのノックで香月とともに守備練習をしている姿を何度か見ましたが、足の動きの悪さと言いますかへんてこさが素人目でも分かってしまうのが痛々しく、それでもそのマイナスをバットでカバーできればまた違ったのでしょうが150打席で3発では物足りません。
弱点と見極められたのか内を突かれて意識がそこにいきすぎた感もあり、哀しいかなそのあたりが限界だったのでしょう。
猪本の古巣復帰は現役時代の好待遇だけではなく他の選手も含めてユニフォームを脱いだ後のソフトバンクの面倒見のよさの一つでもあり、ロッテも今オフにこれまでになかった古谷や黒沢などへの新しい選択肢を設けた参考になったのであれば意味があった、とでも思うことにします。


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2017年通信簿 69 肘井竜蔵

2018-01-24 00:33:03 | 千葉ロッテ

 

69 肘井竜蔵 外野手 22歳 年俸470万円

【2017年成績】 16試合 21打数 4得点 5安打 打率.238 1二塁打 0三塁打 0本塁打 0打点 0盗塁 0四死球 12三振 得点圏打率.000

肘井が思ったように伸びてきません。
キャリアハイの出場、打席ではありながらもレベルがあまりに低く、二軍でもかなり数字を落としましたので停滞した一年だったとも言えます。
その打撃を活かすための外野転向も荻野の復調、加藤の台頭でレギュラーを狙うどころか一軍すら危ういのが現状、何とかそれを打開する来季であってくれればと思います。

春季キャンプは一軍スタートも最終クールで二軍落ち、その二軍でもなかなか率が上がらずに、一軍は晩夏のお試しモードまで待たなければなりませんでした。
その一軍ではストレートに押され、変化球にかわされ、その半分以上が三振ですのでまだ一軍のレベルにないと言われても抗弁はできません。
ただそれでもとにかく振る、臆することなく振る、見逃しの三振は2個でしかないのが微かなる光、そう前向きに考えたいです。
まだ力負けで引っ張ってのヒットがゼロなのが現実ではありますが、自分を信じて振り続ければ花開くこともあるでしょう。
肘井が一軍に定着できれば捕手2人体制で攻撃を厚くできるメリットがありますのでベンチもそれを期待しているはず、課題の守りもただ一歩目が遅いだけという突っ込みを置いておけば打撃と同じく前のめりなプレーを見せてくれていますので、来季は多く肘井ダンスが見られることを願っています。

2014年通信簿
2015年通信簿
2016年通信簿


【オリオン村査定】 470万円 → 500万円 (△6%)



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2017年通信簿 68 大木貴将

2018-01-23 00:40:16 | 千葉ロッテ

 

68 大木貴将 内野手 26歳 年俸430万円

【2017年成績】 9試合 13打数 3得点 2安打 打率.154 0二塁打 0三塁打 0本塁打 0打点 1盗塁 0四死球 2三振 得点圏打率.000

育成枠出身の二年目でプロ初出場、そして初ヒット、初盗塁をマークしましたので、まずまず順調な出足と言ってよい大木です。
そうなれば来季にさらなる飛躍を期待したくもなるのですが、本来のポジションであるセカンドに中村がコンバートをされたことが大木にはかなりなハードルになると思われ、その中村よりも年齢が上というのがしんどい状況でもあり、どういう役割を担うのか、目指すのかを模索する一年になるのでしょう。
一足飛びにレギュラーを脅かす存在はなかなかに難しいでしょうから結果的に内外野のどこでも守れるユーティリティーぶりをアピールするのが、その近道なのかもしれません。

とは言いながらも最終的にはレギュラーを狙うのであれば、いわゆる便利屋はマイナスになります。
しかし大木の立ち位置からすればそんなことは言っていられず、今季も教育リーグではショートを守り、浦和ではセカンドを主戦場にしながらも一軍ではサードも守りましたのである意味でレギュラーよりも競争が激しい控えとしての足場を固めるのが来季の目標になります。
ただ昨季ほどには外野での出場機会が減ったのは外野手の頭数が増えたことも理由でしょうが、独立リーグでそこそこ守りながらも打球の追い方がへんちくりんで安心して見ていられるものではないので武器にはなりえないかもしれず、それよりも足を活かすのはもちろんのこと、プロ初打席でおっと思わせるライナーを放ち、プロ初スタメンできっちりとヒット、そして盗塁を決める勝負強さ、またロッテでは希少価値になる粘っこさを磨くにしくはありません。
とにかく大木に求めるのは泥臭いプレー、井口監督の横一線の言葉を信じて黙々と、地元出身のヒーローのお立ち台を待っています。

2016年通信簿


【オリオン村査定】 430万円 → 500万円 (△16%)



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2017年通信簿 67 金森敬之

2018-01-22 00:56:48 | 千葉ロッテ

 

67 金森敬之 投手 32歳 年俸700万円

【2017年成績】 E 32試合 2勝0敗2S 防御率9.00 31回 46被安打 3被本塁打 15与四球 0与死球 20奪三振

この成績でよく契約してもらえた、とは昨オフの契約更改での本人のコメントでしたが、まさにその言葉どおりのシーズンとなってしまいました。
独立リーグからNPBに復帰をして手薄な投手陣を支える存在として期待をされましたが、この4年間はその期待に応えられないままに年を重ねてしまった感があります。
さすがに今オフは戦力外通告を受けてトライアウトに参加をしましたが声はかからず、それでも社会人野球の名門であるパナソニックに入社をするとの報道があり、ホームページにはまだその記載がないのが気にはなりますし年齢的にも再度のNPB復帰を視野に入れたものではないでしょうが、好きな野球を続ける選手がいるのは喜ばしくもあります。

石垣島では当然に二軍スタートながらも国際交流試合に登板機会をもらって無難な結果ではありましたが、しかし面白みのないピッチングでもありました。
いわゆる平均的、それもやや低いところでのそれですから一軍は無理だろうな、がそのときの印象で、しかし二軍でここまでダメダメだったのは本人も想定外だったでしょう。
春先からそこそこ投げても防御率は高止まりをしたままで気持ちが切れてしまったのか、そんな金森が30試合を超えているのですから二軍が二軍として機能をしていなかった証左でもあり、本人にとってもチームにとっても不幸な一年は哀しいながらも現実、今岡監督の改革に期待をするしかありません。
とにもかくにも金森にはその不屈の精神で悔いのない野球人生を送ってくれればと、ドラフト6巡目での13年間は胸を張っていい頑張り、お疲れ様でした。

2014年通信簿
2015年通信簿
2016年通信簿


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2017年通信簿 66 岡田幸文

2018-01-21 00:17:10 | 千葉ロッテ

 

66 岡田幸文 外野手 33歳 年俸4180万円

【2017年成績】 31試合 33打数 4得点 0安打 打率.000 0二塁打 0三塁打 0本塁打 0打点 0盗塁 5四死球 2三振 得点圏打率.000

昨季に踏み止まって再度の浮上といきたかった今季でしたが、まさに奈落の底に突き落とされたかのような一年となってしまいました。
ルーキーイヤーを除く一軍でプレーをしたシーズンでは最少の31試合の出場でしかなかったのは、とにかく打てなかった、これに尽きます。
吉田が昨季に更新した野手として最多の35打席30打数ノーヒットを上回る40打席33打数ノーヒットでは超絶な守りを誇っても出番が無いのは仕方なし、それでも打線が活発であれば守備型の選手にも活きる道があったでしょうがその打線が地べたを這うような低空飛行でしたのでどうにもなりません。
その年齢を考えれば力が残っているうちに岡田が求められるような打線になるとは考えづらいだけに、来季は自らの進路を切り開くための実績作りが目標となります。

オープン戦でも31打席で3安打、身長にも満たない打率で開幕一軍すら危ぶまれた岡田でしたが、しかしビックリ仰天の開幕スタメンもベンチの期待に応えられませんでした。
その後も快音が聞かれずに5月半ばには二軍落ち、夏前に戻ってはきましたが守備固めをメインに代走、そして伊東監督お得意の代打と控え扱いから脱することができず、定位置だったセンターだけではなくライトでの起用もあり岡田らしいファインプレーもありましたが、つまりはそういうポジションに落ち着いてしまったということです。
足を活かした野球を志向する井口監督ですので活躍の場はありそうですが初球ポップフライなどの打撃スタイルが嫌われる可能性が高いような気がしないでもなく、二軍では3割、二桁盗塁と力のあるところを見せはしましたがやはり一軍での醜態を払拭するような春季キャンプでのアピールが必須でしょう。
育成枠からの這い上がりで頑張って欲しい、応援をしたい選手の一人ではあるのですが、二軍が長くなれば一軍のスピードへの勘不足で打撃だけではなく守備のキレの衰えも心配されるだけに、チームのためというよりは本人のためにもシーズン中の決断があってもよいように思ったりもしています。

2009年通信簿 2014年通信簿
2010年通信簿 2015年通信簿
2011年通信簿 2016年通信簿
2012年通信簿
2013年通信簿


【オリオン村査定】 4180万円 → 3300万円 (▼21%)



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盗まれた顔

2018-01-21 00:00:32 | 読書録

盗まれた顔

幻冬舎

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FBI捜査官のジョン・トラボルタとテロリストのニコラス・ケイジが整形手術でお互いの顔が入れ替わった、そんな設定の映画がありましたので似たようなものかと思っていましたが、小さめの「盗まれた」ではなく大きめの「顔」がテーマの、ちょっと変わった雰囲気の作品でした。
主人公は見当たり捜査を行う白戸警部補、見当たり捜査とは手配犯の写真を頼りに街中でそれを探すというもので、まさかそんな確率の低い捜査法が実際にあるはずがないと思いきや作中にあったとおり大阪府警から始まり全国に広がっているとのこと、もしかしたら駅前や繁華街ですれ違ったことがあるのかもしれません。
そんな見当たり捜査員が一日に数百、数千、数万の顔から記憶を頼りに逃亡中の犯人を捜していく中で、数年前に死んだはずの元同僚の顔に気がつくところから話は始まります。

実際もそうなのでしょうが、月に1人も見つけられれば上出来な手法に従事すればプレッシャーも相当なものがあるでしょう、成果を残せなければただ街でぶらぶらしているだけにもなりますし、白戸、部下である谷、安藤の焦燥感がメインに語られる前半は重苦しく、あまり面白いものではありません。
同じような描写の繰り返しは見当たり捜査の単調さを意図的に表したものなのでしょうが、なかなか話が前に進まずに苛立ちすらあります。
しかしその前半で蒔かれた伏線が一気に拾われる中盤以降はテンポが上がってクライマックスへ、あまりにとんとん拍子ではありますが大藪春彦賞の候補だけのことはあります。
ただCD機で指紋認証がはじかれたときに「もしや」と思ったところが裏切られるなどひねりとでも言いますか、そういったものが無かったのが残念、シンプルで素直な展開も悪くはありませんが奥深さに欠いたような、いい人たちばかりなのはこの手のストーリーでは致命的だった気がしないでもありません。
同棲相手の千春がふとしたときに見せる「別の顔」がサブストーリーとして流れますがやたらと長いエピローグも中途半端、もやもやしたものが残った顔のお話でした。


2018年1月20日 読破 ★★★☆☆(3点)



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