今日はブラックブラックデーゲームで満員御礼、YFKの始球式に来場プレゼントの効果抜群だったのですが、こういった試合に勝てないのがロッテだったりもします。
オリオンズデーは強かったものの基本的にはイベントでスタンドが埋まると緊張でもしてしまうのか、負け癖がついているような気がしてなりません。
今年のマリンフェスタも黒星スタートでしたし、こんなことでは一見客を定着させることなどは夢のまた夢でしょう。
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YFK、藪田に藤田、そして小林雅が久しぶりに幕張に集結をしました。
2005年の日本一に貢献をした三投手ですから当時のビジユニで登場をするかと勝手に思っていただけに、やや違和感があったのが正直なところです。
メジャーからロッテに復帰をした藪田、喧嘩別れをした藤田、他球団を経由してコーチとして戻ってきた小林雅と三者三様のYFKは今の姿も三者三様で、現役時代とほとんど変わらないシルエットの藪田、病気でもしているのではないかと心配になるぐらいに体が小さくなった藤田、でっぷりとお腹に肉が付いた小林雅、時の流れを感じさせます。
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8安打3四球で毎回のように得点圏に走者を進めながらも、しかしここぞの一本が出ないままに僅か1得点での敗戦です。
三塁に走者を置いての4度のチャンスにことごとく後続の打者が凡退をしたのですから、井納を誉めるべきではあるのでしょうが、ロッテ打線の不甲斐なさを嘆くしかありません。
そのうち3度が四番の今江だったわけで、初回の二死三塁、三回の二死三塁、そして七回の二死満塁にいずれもが詰まったような打球でしたから溜息の連発です。
悪い意味での繋ぎの四番、思い切りのよさが感じられなかったのがとにかく不満で、デスパイネが合流をするまでの今江とは別人のようでした。
そのデスパイネが故障で離脱、今日はスタメンに復帰で鋭い打球を放ちながらも走塁を見れば万全ではないクルーズと一発の怖さに欠く打線ですから、だからこそ小技をきっちりと決めて確実に得点に結びつけなければならないはずが、16試合連続ヒットの清田を送れなかった鈴木にはやはり二番は荷が重いのか、他に適任も見当たらずに悩みは尽きません。
守備でも九回の暴投を止められなかったのは仕方がないとしても相変わらずにキャッチングが粗い吉田、八回の角中に九回の清田は風を読み誤ってのプレーですから地元であることからして恥ずかしく、大胆な布陣でホームで刺殺をするなどいいプレーもありましたが、七回にはクルーズ&福浦だったらと夢想をしてしまったのが正直なところです。
また八回に無死一塁で岡田を代走に出しながらも走ってからバント、ではなくあっさりと送ったのも賛否が分かれる采配で、荻野の大飛球にどよめいたのが最後の盛り上がりだったのか、吉田をそのまま打たせて点差が開いた九回の先頭に福浦を持ってきたのはどうにも理解ができませんでした。
あそこは福浦で勝負を賭けて欲しかったですし、中村に代打を送るのであれば大嶺翔かクルーズであって欲しかったです。
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そんな打線の援護がないままに石川は8回10安打ながらも2失点、129球の熱投が報われない3敗目です。
不運なヒットをきっかけにした失点でしたので、かなりな悔しさがあったでしょう。
気になったのは腰の具合でも悪いのか体を前後に折り曲げたり左右にひねったりしていたことで、これが一球毎ですので心配にもなります。
スタンドをわかせた小林雅の体を揺らす動きに触発をされて、新たなトレードマークにするつもりとも思えません。
ボールの走りは悪くありませんでしたし八回まで投げさせたのですから異常があるとは考えにくいものの、そこはロッテ、難しい打球だったのかもしれませんがジャンプをすることなく内野安打になったりもしましたから、明日以降に暗いニュースが流れないことを願うばかりです。
また試合を壊した益田には不運もありましたから厳しく当たることはしませんが、八回まで1点差でしたから準備をしていたとは言え点差が開いてもそのまま山崎康を投げさせた中畑監督には益田の現状に目がいかなかったのかなと、他人事ながらも気になったシーンではありました。
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◆5月30日(土) 千葉ロッテ-DeNA2回戦(1勝1敗、14時、QVCマリン、29,804人) ▽バッテリー |