さすがにスピードは抑え気味ながらもキレのあるボールで5回2失点の陳冠宇が大収穫、スタンリッジの代わりに来季に先発を任せたいと思えるぐらいのピッチングでした。
有吉も50試合登板が見えてきましたし、不思議ちゃん宮崎、ちょっと前までは戦力外ロードに足を突っ込んでいた田中靖も取り戻しつつあります。
吉田は二年ぶりの一発を放ち、また調子の上がってきたペーニャがしかしただ振り回すのではなくボールをしっかりと見ようとする姿勢が嬉しくもあります。
しかしパラデスの昇格と猪本のスタメン落ちが全てを陰らせてしまったような、球団、チームとしての巻き返しに向けての意気込みが全く感じられません。
昨日に代打を出したのもそうですがお立ち台の選手を翌日にスタメンから外す、このバレンタイン時代からの勢いというものを全く無視する起用は伝統、文化と片付けるしかないのか、高濱にもチャンスを与えるにしてもこのタイミングで猪本を欠場させてまでの理由があるのか、よし、と気持ちが乗っていた猪本の襟元を掴んで引き倒したかのように思えます。
まさかの残留があるのかパラデスを福浦に優先させる理由も分かりませんし、それであればファンは井口の一打席を目に焼き付けたかったでしょう。
今日は雨予報、ビール半額デーに存続が風前の灯火のカンパイガールズには申し訳ないながらも中止でよいです、その雨で山室球団社長、伊東監督には頭を冷やしてください。
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◆8月30日(水) 千葉ロッテ-オリックス21回戦(ロッテ12勝9敗、18時15分、ZOZOマリン、17,784人)
▽勝 金子 22試合10勝7敗
▽敗 南 13試合1敗
▽本塁打 吉田1号(金子)、T-岡田27号(南)
▽バッテリー
千葉ロッテ 陳冠宇、有吉、南、宮崎、田中靖—吉田、江村
オリックス 金子—伊藤