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オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
since 2007.4.16
写真など一切の転用、転載を禁止します

ポニーキャニオンな里崎

2014-10-31 17:45:40 | 千葉ロッテ

里崎智也 引退メモリアルDVD 最高で最上の日々 ~16年間の軌跡~

ポニーキャニオン

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やや不意打ちな感もあるのですが、里崎の引退記念DVDが発売となります。
これまで個人でのDVDは黒木唐川角中ですのでチームの顔として考えればおかしなことでもないのでしょうし、最後の最後まで搾り取るといった商売っ気があるにせよファンとしては喜ばしいことで、ただこれで今後に井口、福浦、サブローにも期待ができる一方で小野、藪田はどうよ、などなど微妙さが無いわけではありません。
何はともあれAmazonできっちりと予約、今のところ定価なのが引っ掛かりはしますが予約商品の価格保証対象ですので発売日までに価格が下がれば勝手に適用がされますし、下がらなければキャンセルは自由自在、下がれば楽天ブックスよりも安いので気にはならず、それよりも成瀬がFA宣言をした場合にあの言葉がカットをされるのか、どのみち編集が間に合わないような気もしますが、そちらの方が個人的な注目です。

千葉ロッテマリーンズ オフィシャルDVD 2014

ポニーキャニオン

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それはこちらも同様なのですがあるいはセレモニー自体がカットをされるのかもしれず、そしてパッケージが更新をされていました。
今年こそ、に相応しいシーズンではなかったので昨年のようにスローガンを持ってくるわけにもいかず、サブタイトルのないシンプルなものとなっています。
最前列に石川、鈴木はその活躍からすれば当然、目につくところとすれば藤岡とサブローの不在と西野のポジションで、藤岡は地盤沈下なのでしょうが扱いがあまりに不憫ですがそれも仕方のない現実なのか、それでも西野のところにサブローを入れればレギュラーとしてはもう一つながらもチームの顔が並ぶことになり、西野は角中とペアで、涌井のところに益田とすれば松永とのバランスがよくなりますし、鈴木と唐川をもう少し下げてそこに涌井を突っ込んだ方がよいようにも思います。
このあたりはカレンダーもそうですがチーム内の立ち位置を如実に表しますので選手たちもかなり気にしているのではないかと、そこを意識してのものなのか適当にやっているのか、実際の映像でも取り上げられ方、順番、時間にシビアな差が出ていますので、選手たちには是が非にでも発奮材料としてもらいましょう。

 

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ストーブに点火

2014-10-31 00:00:02 | 千葉ロッテ

いろいろと物議を醸しそうな終わり方でしたが、ソフトバンクが日本一となりました。
金をかけたところがあっさりと栄冠を手にするのは面白くはないもののそれも企業努力の一つですし、パシフィックが勝ったことは目出度いです。
ロッテが参加をしない日本シリーズには興味がないので一日でも早くオフが始まるよう常に4タテを期待しているだけに、今年はベストではないもののベターでもあります。
いよいよ本格的なオフの始まり、ストーブに点火をして来季に向けて動き出しましょう。
明日からFA宣言が可能となりますので成瀬もそろそろ答えを出さなければなりませんし、今オフこそはトレードに動かなければ来季への展望が開けません。
トライアウトは11月9日、今日になって中日が吉川をリリースするなど興味深い名前もポツポツ出てきましたし、出遅れないようお願いします。

 

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2014年通信簿 9 福浦和也

2014-10-30 00:39:08 | 千葉ロッテ

9 福浦和也 内野手 39歳 年俸5000万円

【2014年成績】 43試合 92打数 4得点 26安打 打率.283 2二塁打 0三塁打 0本塁打 15打点 0盗塁 14四死球 14三振 得点圏打率.382

あっさりと浦和スタートとなり、その浦和で3割を打ちながらも一軍になかなか呼ばれなかったことで堀コースかと心配をしていたのですが、ようやくに6月末に一軍に昇格、そして7月には.371と打ちまくって存在感を見せた福浦は、8月以降は2割台前半と下降線でしたが.283、得点圏打率は.382、出塁率も.377ですのでギリギリで踏みとどまった2014年です。
貧打、決定力不足の打線だっただけにもう少し早く、あるいはもっと出番があってもよかったのではとも思うのですが、一塁、DHというポジションが高いハードルとなったのでしょう。
それでも打球への反応は加齢によりどうしても鈍くなっていますがグラブ捌きの見事さは健在ですし、まだまだ背番号9は角中には渡さないと、40代の意地に期待です。

福浦と言えば広角に、巧みなバットコントロールが特徴なのですが、今季はかなり強く叩くイメージがありました。
もちろんショートの頭を越えていくような福浦らしさも見せてくれましたが、引っ張ってのそれも多かったように思います。
それでも長打は僅かに2本とこのあたりはどうにもならない衰えなのでしょうから、あるいは意識的にそれに抗うところがあったのかもしれません。
見た目のよくないちんたら走りはもう満身創痍な福浦からすればあれでも精一杯なのでしょうし、できる範囲内でやっていってくれればと思います。
スタメンでの出場が僅かに21試合ですので135本に迫った2000本安打は相当に厳しい数字ですが、2000試合出場にはあと27試合、これはロッテ歴代4人目の快挙です。
1865安打は榎本、有藤に次いで3位、二塁打は372本で榎本に次いで2位、878打点は有藤、榎本、リー、初芝に次いで5位とロッテの歴史に名を刻む福浦ですので最後にもう一花、ゴールデンイヤーにベテランの味を発揮しての活躍で日本一の胴上げで舞う姿を是が非にでも見せてもらいましょう。
数字だけを見れば出場試合が半減をして出場給が締める割合の多いロッテな査定ではダウン提示もありそうですが、その生きる伝説を評価しての現状維持でお願いします。
不遇だった浦和でも若手、中堅にアドバイスを欠かさず、真面目に練習に取り組んでいる姿を見て育つ選手がいることを考えれば、無理な相談ではないはずです。

2007年通信簿 2012年通信簿
2008年通信簿 2013年通信簿
2009年通信簿
2010年通信簿
2011年通信簿


【オリオン村査定】 5000万円 → 5000万円 (±0%)

 

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2014年通信簿 8 今江敏晃

2014-10-29 01:05:13 | 千葉ロッテ

8 今江敏晃 内野手 31歳 年俸2億円

【2014年成績】 120試合 445打数 48得点 120安打 打率.270 23二塁打 3三塁打 10本塁打 54打点 1盗塁 28四死球 43三振 得点圏打率.286

3割を打った翌年に成績を落とすのがこれまでの常でしたので覚悟はしていましたが、ものの見事にジンクスにはまった今江はダブルミリオンに相応しくない2014年でした。
腰痛やふくらはぎ痛などでここ5年では最低の出場試合数でしたし、野手最高年俸にしては寂しい数字です。
しかしそれでも.270、得点圏打率が.286はさすがと言うべきなのか、2005年から○××○×○××○×ときていますので来季は○のはず、ゴールデンイヤーの爆発に期待です。

正直なところこれだけの数字を残していたという印象はない今江です。
クリーンアップとしてアベレージ以下のバッティングだったのがイメージを落としているのかもしれず、10本塁打のうち7本が勝ち試合での一発ながらもあまり記憶に残っていません。
むしろ守備での雑なプレーの方が目立っていたような感じがあり、これは見る側が無意識にハードルを高くしていたのも悪いのでしょう。
そもそも四番タイプではない今江にその四番を任せなければならないチーム事情が苦しめたところもあるでしょうし、来季にデスパイネがどっしりと四番に座ったところで今江がどういった輝きを見せてくれるのか、二年契約が切れますので是が非にでもジンクスどおりの3割を期待したいです。
気になるとすればしゃくり上げるようなスイングでの右打ちが窮屈そうに見えたことで、右への意識は今江の特徴でもあるのですが、それが足枷になっているような気がしないでもなく、良くも悪くも好球必打で早いカウントから積極的に振っていくのですからもう少し豪快に引っ張る姿を見せるのも駆け引きの一つです。
来季でまだ32歳、あと5年をレギュラーでプレーができれば2000本安打も夢ではありません。
キャプテンを譲って20代半ばの鈴木がチームの要になりつつありますが、まだまだ今江にはゴリスマイルでチームを引っ張っていってもらわなければ困ります。
実のところドラフトでの中村への入札はポスト今江への布石という気がしないでもないのですが、まだまだ俺が主役だと、声出しでもプレーでも前に出る今江を願います。

2007年通信簿 2012年通信簿
2008年通信簿 2013年通信簿
2009年通信簿
2010年通信簿
2011年通信簿


【オリオン村査定】 2億円 → 2億円 (±0%) ※2年契約

 

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打撃コーチはそのままかい

2014-10-28 00:01:55 | 千葉ロッテ

来季のコーチングスタッフが発表となりました。
投打ともに悲惨な結果に終わった今季でしたので相当な入れ替えがあるかと思いきや、投手コーチとバッテリーコーチの入れ替えのみで打撃コーチはそのままです。
決定打不足はもちろんプレーをする選手の問題が一番ではあるのですが、指導をするコーチに責任が無いわけではありません。
このバランスの悪さはちょっとイヤな感じがありますし、そうなれば落合コーチがしっかりと主張をする存在となってくれることを心から願います。

来季コーチ陣を発表 投手に落合、小林両コーチ (10/27 スポーツ報知)

ロッテは27日、新任の落合英二、小林雅英両1軍投手コーチなど、伊東勤監督就任3季目となる来季のコーチ陣を発表した。
育成担当だった吉鶴憲治コーチが1軍バッテリーコーチ、2軍の松山秀明内野守備走塁コーチが1軍に配置転換された。
スタッフは次の通り。

【1軍】 監督 伊東勤(52)=所沢高 背番号83
▽投手 落合英二(45)=日大 88
▽同 小林雅英(40)=日体大 79
▽バッテリー 吉鶴憲治(43)=鹿児島商工高 77
▽打撃 立花義家(56)=柳川商高 78
▽同 堀幸一(45)=長崎・海星高 75
▽内野守備走塁 松山秀明(47)=青学大 72
▽外野守備走塁 清水雅治(50)=浜田高 87
▽トレーニング 大迫幸一(61)=国士舘大 98
▽同 楠貴彦(37)=アラバマ大 95

【2軍】 監督 青山道雄(54)=東海大 76
▽投手 小谷正勝(69)=国学院大 70
▽同 川越英隆(41)=青学大 89
▽バッテリー 福沢洋一(47)=九産大 73
▽打撃 山下徳人(49)=東洋大 71
▽内野守備走塁 佐藤兼伊知(55)=北海高 81
▽外野守備走塁 大塚明(39)=別府羽室台高 80

育成担当から一軍バッテリーコーチへの転出というのも引っ掛かりますし、単なるメッセンジャーにならないよう吉鶴コーチにも頑張ってもらいたいです。
また佐藤コーチと松山コーチの入れ替えも今ひとつ趣旨が分からず、ヘッドコーチ格が誰になるのかも気になります。
故障者が多いことでトレーニングコーチを増やしたわけでもなく肩書きが変わっただけのようで、元ロッテのコンディショニング・コーディネーターだった弘田氏のブログによれば楠コーチは遅くとも2008年の時点でロッテでトレーナーとして仕事をしているようですから、実質的にはさほどの異動というわけではありません。
それにしても二軍のコーチが少ないなと、頭数が多ければいいというものではないものの、コーチングスタッフに対する球団の考え方が透けて見えます。
二軍こそ実績のある老練なコーチを手厚く配置をして欲しいのですが、気がつけば外様色が薄れつつある伊東丸の三度目の船出です。

 

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宣言残留は認めず

2014-10-27 23:23:35 | 千葉ロッテ

今日に成瀬との二度目の交渉がありましたが、また結論は先送りとなったようです。
条件提示に上積みがあったかどうかなどは明らかにされていませんし、成瀬のコメントもまだ伝わってきていませんので状況は今ひとつ分かりませんが、林球団運営本部長の「大した進展はない」との言葉からすればおそらくは前回と同様に平行線のままに終わったのでしょう。
一方で宣言残留は認められない、との方向性も出てきましたから、日本シリーズが終わったあたりであろう次回が決断の場になるのではないかと思います。

成瀬、残留交渉2度目も結論出ず (10/27 スポーツ報知)

ロッテの林球団本部長は27日、国内フリーエージェント(FA)権を取得した成瀬と同日に2度目の残留交渉を行ったことを明らかにし「大した進展はない。結論は出ていない」と話した。
前回から条件面での上積みがあったかを含めて内容は明かさなかった。
林球団本部長は「真剣に悩んでいる様子だった」と成瀬の印象について語りながら「一緒に日本一を目指そうと言っている」と残留を希望した。
ただ、仮にFA権を行使した場合の宣言残留については「今までもそうしてこなかった。難しいかと思います」と認めない見通しを示した。

ヤクルト、DeNA、オリックスに続いて金子の国内移籍の可能性が無くなりつつあるところで阪神、そして巨人が成瀬に興味といった報道が出てきましたので、成瀬としては条件さえ整えば移籍を決断するのではないかと、いかに自分を高く売るかがプロ野球選手ですのでそれが自然の流れだと思います。
きれい事を言っても仕方がありませんので、他球団からの水面下での打診があるかどうかがそのポイントになるでしょう。
宣言残留は認めない、と突きつけられた以上は成瀬としては新聞辞令だけで決断をして梯子を外される事態は避けたいでしょうし、今よりもいい待遇が得られることを担保してから動きたいと考えるのは当然のことですから、他球団からすれば金子に早く白黒を付けて欲しいと思っているでしょう。
ロッテとしてはローテーションが苦しい中での成瀬の移籍は勘弁をして欲しいのですが、かと言って大名待遇はできませんし、ただでさえデスパイネの決着がいつになるかが分からないのですから打の軸だけではなく投の軸までズルズルと引っ張るわけにもいかず、移籍を前提に補強を考えるしかありません。
どのみちグライシンガーの穴埋めは必須なのですから、広島の迅速な動きを見習って後手後手にならないよう先発タイプの新外国人投手の補強を願います。

 

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2014年通信簿 7 鈴木大地

2014-10-27 01:42:05 | 千葉ロッテ

7 鈴木大地 内野手 25歳 年俸4200万円

【2014年成績】 144試合 533打数 60得点 153安打 打率.287 29二塁打 7三塁打 3本塁打 43打点 7盗塁 51四死球 57三振 得点圏打率.309

二年目のジンクス、背番号7への変更、キャプテンの重責、これだけの十字架を背負いながらも鈴木は二年連続の全試合出場とチームの顔たる活躍ぶりでした。
昨年は右腕に.291ながらも左腕を.183と苦手にしていたものが、今季は右腕の.285に対して左腕に.292と右左に関係なく数字を残せたのは期待どおりで、やはり慣れは重要です。
それもあってのスタメン141試合、フルイニング出場137試合なのでしょうから、来季は是が非にでも全試合フル出場をやり遂げてもらいましょう。

そのためにも好不調の波を少しでも小さくすることが求められます。
上位を打つことが多い鈴木ですのでその出塁率がチームとしての得点力に直結をしますから、打てずとも粘って歩くなどしてイヤらしい打者を目指したいです。
一二番での出塁率は.376と立派な数字ですが好球必打で早いカウントから思い切りのいいスイングの印象が強く、あまり粘っこさは感じられません。
それでも昨年よりは三振も減ってファールで球数を投げさせる打席も多くなってきましたから、まだまだ伸び盛りといったところでしょう。
相変わらずにプルヒッターなところも今はそれでよいと思いますし、とにかくがむしゃらにやっていって欲しいです。
課題の守備は相方が根元からクルーズになったこともあり併殺の取れない二遊間という悪しきレッテルは返上をしましたが、やはりショートとしては物足りなさがあります。
根元の不振で思わぬセカンドコンバートは鈴木のためにもラッキーだと思っていましたが、クルーズの雑な守備のために舞い戻ってしまいました。
また来季に加入をするドラフト1巡目の中村はセカンドですから、来季も基本はショートを守ることになると思われます。
弱くはありませんがショートとしてはもう一つの肩ですので軽快なフットワークでどこまでカバーができるのか、ボールの握り直しで内野安打にしてしまうケースもままありましたし、これはファーストとの呼吸の問題もあるのでしょうが、佐藤コーチから松山コーチにバトンタッチをされたことで新たな展開を、さらなるレベルアップを期待します。
ライバルにもなるであろう中村が「10年はレギュラーの心配がいらない」と言われていることに「それは自分のこと」と、まだまだこんなものではないところを見せてもらいましょう。
そしてやや引っ込み思案にも見えたキャプテンとしての、来季はもっと前に出る鈴木に期待です。

2012年通信簿
2013年通信簿


【オリオン村査定】 4200万円 → 7700万円 (△83%)

 

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機龍警察 暗黒市場

2014-10-26 20:06:26 | 読書録

機龍警察 暗黒市場

早川書房

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機龍警察シリーズの第三弾は、龍機兵(ドラグーン)の搭乗員の三人目となるユーリが主人公です。
モスクワ民警の警察官だったユーリはしかし上層部に裏切られて同僚殺しの汚名を被り、地下組織を転々とした後に警視庁特捜部の沖津部長に拾われました。
前作と同様にその過去と、日本国内にある機甲兵装の密売市場への潜入捜査を行ったり来たりしながらの構成で、かなりなハードボイルドタッチとなっています。

龍機兵が圧倒的な性能を誇るということもあるのでしょうが、その戦闘がメインとなっていないことに賛否は分かれると思います。
あくまで登場人物の心理描写、生き様がメインであり、ここまでその方向性にブレはありません。
かなり重苦しい前半ですので派手な展開をイメージして手に取れば挫折をすることもあるのではないかと、あくまで機龍警察は人間ドラマです。
立て続けに読んでしまったこともありますがライザ、ユーリと似たような展開、結末で、そこまでえぐる必要があるのかとページをめくるのに抵抗感もありましたが、その場にいるかのような臨場感に思わず引き込まれてしまう後半に秋の夜長を堪能させてもらいました。
前向きに生きることの大切さ、信頼、友情、そして政治との駆け引き、理想と現実、自分でどうにかできることとできないことの対比が際立っており、警察内部に潜む「敵」や向背定まらぬ和義幇を小出しにして読む者を掴んで離さない仕立ても絶妙です。
最新作はまだ文庫化がされていないことで手が出ないのが残念至極、一日でも早くこなれた価格帯まで落ちてくるのを心待ちにしています。


2014年10月26日 読破 ★★★★☆(4点)

 


2014年通信簿 6 井口資仁

2014-10-26 00:39:21 | 千葉ロッテ

6 井口資仁 内野手 40歳 年俸1億8000万円

【2014年成績】 109試合 357打数 35得点 85安打 打率.238 24二塁打 0三塁打 10本塁打 49打点 1盗塁 48四死球 74三振 得点圏打率.286

今年はやたらと春が短かった、そんな井口でした。
実は5月に手指を痛めてそれからずっと故障との戦いだった、との話も伝え聞こえてきますが、結果が出なければそれは言い訳でしかありません。
良くも悪くも井口ロッテですので強い責任感を持っての強行出場だったのでしょうが、しかし自らの現状を考えれば休む勇気が欲しかったです。
日米通算2000本安打、40歳現役と目標を達したことでの意欲の低下も心配をされますし、体力の下り坂も止まることはないでしょうから、来季は進退をかけるシーズンとなります。

4月までは3割近くを打って春井口の健在を誇っていた井口でしたが、5月に早くも夏が訪れて、7月に持ち直したものの終わってみれば.250にも満たない散々な一年でした。
井口らしい押し出しのあるバッティングが影を潜めたのは手指の影響かもしれませんが、開きが早く外に逃げていくボールを打ち損じる、落ちるボールにこすったようなボテボテのゴロと、故障を理由にできないような衰えを見せた今季です。
調子が上がらないからそう見えたところもあるのでしょうが走塁も体がいかにも重そうで、心身ともに井口としても不本意なシーズンだったでしょう。
それでもCS出場が数字的に不可能となるまでは一軍から外れることなく、9月は僅かに4試合6打席でノーヒット、見ている方からすればこのシルバーシートに苛立ちを感じたのですが、井口はどう感じていたのか、プレーをせずともアドバイスなどで貢献はできますので裏方に徹していたのかもしれません。
しかしそうであっても年俸に見合った仕事ができていたとは言い難く、一部に大型三年契約の噂が流れましたが、これはチームのためにも本人のためにも避けるべきでしょう。
ライト側へ逸れるボールへの反応は今ひとつですが慣れない一塁の守備でも懸命さが見て取れるだけに、足を引っ張ることは避けて欲しいです。

幹部候補生、将来の監督候補として期待をされる井口だけに、グラウンドでもそのリーダーシップを見せて欲しいとの願いもあります。
ベンチでは選手たちと話している姿をよく見かけますので頼れる先輩なのでしょうが、昨年までと同様に守備で指示を出すといった井口はあまり見たことがありません。
ピンチにベンチから投手コーチが出てきても輪の外にいることがほとんどですし、福浦、そして今江と、そういったタイプが多すぎます。
そこはキャプテンの鈴木が頑張ってはいますし役割分担ももちろんあるのでしょうが、精神的支柱だけではなく体で引っ張ることが自らの衰えに抗う要素にもなるでしょうから、気力の衰えを少しでも止めるためにも先頭を切って声を出すなど周りから冷やかされるぐらいの井口であってくれればと思います。

2009年通信簿
2010年通信簿
2011年通信簿
2012年通信簿
2013年通信簿


【オリオン村査定】 1億8000万円 → 1億4400万円 (▼20%)

 

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小池が戦力外

2014-10-25 19:39:03 | 千葉ロッテ

ちょっと可哀想な小池の戦力外です。
3年目のオフに背番号を同じ捕手のルーキーに奪われたのでやばいとは思っていましたが、それでも今季は一軍出場は無かったものの浦和で.379と打ちまくりましたし、フェニックスリーグや秋季練習のメンバーにも名前がありましたので、あっさりと吉田、江村、田村に抜かれたもののラストチャンスをもらえたものと思っていました。
なるほど寺嶋の指名はそういうことだったのか、と分かってみれば合点のいくこともあるわけで、それにしても非情です。
それがプロの世界と言ってしまえばそれまでですが、いわゆるキープ扱いとされていたことにもなりますので同情を禁じえません。
おそらくはトライアウトに参加をするでしょうが縁がなかった場合には、本人がそれを受け入れるのであればブルペン捕手などのセカンドキャリアを球団には声がけをして欲しいです。
旬な時期を逃して一軍登録は数回ありながらも出場は僅かに1試合1打席、もったいないロッテの小池でした。

 

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凄まじき京大旋風

2014-10-25 02:12:49 | 千葉ロッテ

 

どこかが裏一面に持ってくるかもしれない、どころの騒ぎではなく、機関紙とサンスポが一面に持ってきた田中です。
それだけ京大のイメージがプロ野球とはかけ離れているのでしょうし、物珍しさも手伝っての世間的には有原や安樂よりも京大ブランドなのでしょう。
ある意味で京大よりも狭き門のNPBですので冷静になれ、と思ったりもしますが、それでも話題になるに越したことはありません。
前評判どおりにプロに入ってから活躍ができるとは限りませんが、上位指名だったりマスコミが注目をしてくれればそれだけチャンスが増えますので、それなりのアドバンテージです。
話題性ではなく実力で指名をした、一軍キャンプに帯同する、など球団も全体的に地味だったドラフトを盛り上げようとしているようで、暫くは京大旋風が吹き荒れそうです。

ただハンカチ王子がそうであったように、話題性だけで食っていける期間は花の命よりも短いです。
一軍で活躍ができなければすぐに忘れられてしまうのがこの世界、小林至はユニフォームを脱いでから目立ちましたので覚えている人もいるでしょうが、遠藤や松家が東大出身のプロ野球選手と記憶している人がどれだけいるのか、田中も浦和で埋もれてしまえば歴史に名を刻んだだけで終わってしまいます。
悩ましいのは体力的にも技術的にも京大で即戦力として耐えられるほどの鍛錬ができているとは思えないことで、育成に時間がかかるとは一般的な見方でしょう。
焦らずに急がば回れ、されど忘れられないうちに一軍のマウンドを、この二律背反をどう乗り越えるのか、田中とベンチの共同作業です。
京大の田中、ではなく、田中は京大だったんだ、と言われたときこそがロッテの田中としての第一歩ですから、その日を心待ちにしています。
そして自らのピッチングを科学的に分析をしているらしい田中の言動が、データ軽視にも見えるロッテの野球に変化を及ぼすことを期待しましょう。

 

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煙幕ロッテなドラフトに満足

2014-10-24 01:00:40 | 千葉ロッテ

今年のドラフト会議での指名は7人と予想よりも多く、そのうち4人が野手ですので満足をしています。
有原で始まり横山、岡本とマスコミが流したロッテの入札は蓋を開けてみれば中村で、まさに煙幕ロッテな指名となりました。
直前まで岡本と天秤にかけていた、投手が欲しかったが抽選で外れる可能性が高い、とやや消極的と言いますか評価をしている、欲しい選手をシンプルに指名をするといったものとは違ったような、そんな伊東監督のコメントも伝え聞こえてきますし、投手中心とも言われていた戦略とはかけ離れたものとなりましたが、これも迷走ではなく煙幕と思いたいです。
正直なところいの一番の補強ポイントが内野手とはとても思えないのですが、しかし荻野貴と清田がいるところでの伊志嶺、さらには加藤とそのときにはそこかよ、と思っていた指名が結果的には意味があるものとなりましたので、中村にはスカウト陣の評価どおりに10年はレギュラーでいられるよう頑張ってもらいましょう。

注目の有原は4球団、安樂に2球団と他球団も一本釣りに走ったのが、今年の特徴とも言えます。
その有原は日本ハム、安樂は楽天が当たりくじを引いて、また高橋、松本、小野、浅間、高濱など世間的に知名度の高い選手がパシフィックに集中したような感があります。
ドラフトフリークで評価が高いのはおそらくは松本、栗原、古沢と島袋のソフトバンク、宗、佐野、鈴木のオリックス、有原、清水、浅間、高濱の日本ハム、安楽、小野の楽天とこちらもパシフィックが中心になると思われますが、しかし前評判は前評判、勝負は入団をしてプロの戦場に立ってからですので気にすることはありません。
中村、田中、岩下、寺嶋、香月、宮崎、脇本の各選手が鴎の一員としてQVCマリンで躍動する、そんな活躍を期待しています。

1巡目の中村は走攻守の三拍子が揃った内野手で、一発の魅力を秘めたバッティングに足で勝負ができるほどではないものの俊足で、使い勝手のよいタイプです。
キャプテンとしてチームをまとめる力も評価をされており、今月に入ってから担当の諸積スカウトが1巡目もあるとコメントをしていたとおりの指名となりました。
気になるとすれば今秋のリーグ戦でここまで.258と低迷をしていることで、春も.239と勝負の最終学年での不調が引っ掛かります。
外野も守れますがセカンドとしての獲得でしょうし、そうなれば鈴木はショートのままなのか、三木がいて高濱がいて、クルーズとの交渉で代理人が無茶を言えば切ることになるかもしれず、大嶺翔も外野へのコンバートを真剣に考えるきっかけとなるのか、そんないろいろなところに波紋をもたらすことになるであろう中村の獲得です。

2巡目の田中は京大としての初のプロ野球選手と話題性は充分、あるいは裏一面に持ってくるところもあるかもしれません。
140キロ台のストレートに変化球を織り交ぜてのピッチングで、気持ちが前に出るピッチングは好感が持てます。
リーグ通算8勝31敗と大きく負け越しているのは京大ですので仕方がなく、しかし防御率は2.25ですので水準以上の力はあるのでしょう。
ただ上位指名ながらも京大ですので体力的な不安は拭えず、即戦力とは考えずに3年のスパンで見ていくことになるのではないかと思います。
とりあえずは加藤、三木と間違えないよう、しっかりと顔を覚えることが第一です。

3巡目の岩下は小野スカウトの初仕事、是非とも大成をして欲しいです。
唐川以来の高校生投手の上位指名ですから、期待をするなと言う方が無理でしょう。
癖のないきれいなフォームで130キロ台後半から140キロにかかるかかからないかのストレートは、プロで鍛えれば5キロぐらいのアップは充分に可能です。
それがロッテで、はやや不安ですが、コントロールがまとまっていますので早い段階で一軍で投げることができるかもしれません。

4巡目の寺嶋はこちらもキャプテン、強肩強打と評されています。
吉田、江村、田村がいるだけに捕手は高校生でよいのではと思っていたのですが、伊東監督はまだまだ現状に満足ができないのでしょう。
足もそこそこありますのであるいは外野手への転向といった話も出てくるかもしれませんが、もちろんまずは捕手としての勝負です。
いい面構えをしていますし、ロッテはあんなに好捕手を抱えてどうするつもりなのか、と言われるような存在になってくれればと思います。

5巡目の香月はポスト今江への期待が持たれます。
甲子園でも活躍をしましたし、そういった大舞台で結果を残せる選手は貴重です。
引っ張るだけではなく逆方向へ流す技術もありますので、浦和では即レギュラーになれるかもしれません。
写真によってはかなりなおっさんに見えますが、正真正銘の18歳です。

6巡目の宮崎は写真が見つからず、小学生のときのもので勘弁です。
171センチと小柄ながらも140キロ台のストレートが持ち味で、左の中継ぎとしての獲得なのでしょう。
肘、手首の使い方に特徴があり、打者から見ればボールの出所が分かりづらいのではないかと思います。
コントロールに難があるのがロッテでは相当な不安材料になりますが、チャンスがある環境ですので頑張ってもらいたいです。

7巡目の脇本は上州のゴジラ、はどこかで聞いたようなフレーズですが、そのパンチ力が魅力です。
前評判の高さからしてここまで指名をされなかったのはプロの目から見れば弱点があるのでしょうが、逆に言えばこの巡目であれば長所を前向きに見たいです。
足でも勝負ができる、といった評もあるようですし、化ければ儲けもの、と考えれば最高の指名でしょう。
福浦、角中に続く左打者のドラフト7位ですので、大きく育って欲しいです。

 


1巡目 中村奨吾 内野手 右 22歳 早大 180cm・79kg 予想背番号23


2巡目 田中英祐 投手 右 22歳 京大 180cm・75kg 予想背番号35


3巡目 岩下大輝 投手 右 18歳 星稜 181cm・80kg 予想背番号46


4巡目 寺嶋寛大 捕手 右 22歳 創価大 184cm・84kg 予想背番号38


5巡目 香月一也 内野手 左 18歳 大阪桐蔭 176cm・83kg 予想背番号58


6巡目 宮崎敦次 投手 左 22歳 広島国際学院大 171cm・72kg 予想背番号48


7巡目 脇本直人 外野手 左 18歳 健大高崎 180cm・80kg 予想背番号55

 

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ぶつぶつとドラフト

2014-10-23 16:44:54 | 千葉ロッテ

今朝になってロッテは岡本への入札と機関紙が報じ、日刊は横山、その横山をオリックスが一本釣りとの情報も流れて、いよいよ混沌としています。
流れからあるかな、と思っていた松本にはソフトバンクがいくとのこと、いずれにせよ抽選は避けられそうにもありません。
そうなれば驚きの田中を外れで、などその後の戦略が重要となりますが、あまりに周りを気にしすぎると墓穴を掘ることになるかもしれず、シンプルに欲しい選手に順番を付けてポジションのバランスを考えつつ入札、指名をしていくのがよいようにも思います。
とにもかくにもあと15分、ぶつぶつとつぶやきます。

いよいよ始まりました。
ロッテは山室球団社長、林球団運営本部長、伊東監督、松本SSV、永野スカウトの5人のようです。
昨年も参加をした永野スカウトは松本SSVに次ぐポジションのチーフスカウトですので当然なのですが、さりげなく小野も見たかったです。

ロッテの入札は中村!

これには驚きました。
内野手ですか、野手をトップに持ってきたのは嬉しいのですが、これでますます根元の立ち位置が厳しくなります。
毎度のことながら東京六大学は引っ掛かるのですが、野手で一番の評価をしたのが中村なのでしょうから期待をしています。

中村は二塁手、諸積スカウトが1巡目の候補とコメントをしているのを見つけました。
走攻守の三拍子揃った選手との評価が高く、パンチ力もありますし、球団としてはセカンドのレギュラー候補として考えているのでしょう。
根元はもちろんのことクルーズの去就、と言いますか残留交渉に影響が出るかもしれず、また高濱らとの競い合いが楽しみです。

全球団の1巡目指名が確定をしました。
抽選が少なかったのはちょっと意外で、それだけ目玉選手が少ないこと、あるいは不作と言われていることで、外れのリスクを避けたかったのでしょう。
イベントとしてはくじ引きが少なかったことで盛り上がりがもう一つでしたが、これもドラフトです。
小野、浅間が1巡目では指名をされませんでしたがロッテの2巡目まで残っているかどうか、これで浅間が獲れればスキップをしてしまうのですが1巡目が野手でしたから真っ当に考えれば2巡目は即戦力投手だと思われ、風張、佐野、石田、田中、浜田、石崎あたりの前評判が高いところで煙幕ロッテのチョイスが待たれます。

2巡目は田中!

先に挙げた投手が次々に指名をされて、そして田中がロッテの2巡目です。
史上初の京大からの指名ですから話題性はありますが、資質はあっても体力的なところで即戦力になるのかどうか、やや疑問ではあります。
小林昭、小林至、坪井と国立大出身投手を育てきれなかった過去があるだけに心配ですが、今度こそクレバーが活きることを期待しましょう。
浅間の評価が意外に低かったようでロッテの3巡目まで残っているかなぁ、とは期待ですが、中村の指名で高濱もないでしょうし、横浜とは縁のないオフになりそうです。

3巡目は岩下!

ここで高校生の投手にくるとは、まさに煙幕ロッテです。
浦和の投手陣は年齢層が高くなってきているので若い力の注入は大歓迎、二木とともにヤングマリーンズの柱となってもらいましょう。
どういった投手かをよく知らないので、これからネットを漁ってみます。

4巡目は寺嶋!

捕手ですか、もう意外の嵐が吹き荒れています。
里崎の引退で高校生の捕手を獲れれば、ぐらいに考えていましたが、20代前後の吉田、江村、田村がいるのに大学生とは・・・
ポスト里崎を育て上げるからには候補が多い方がよい、との伊東監督の意向が働いてのそれなのか、あるいは江村あたりがトレードとなるのか、小池の足元のぐらつき具合も気になりますし、外野手は獲らなくていいの、まさか4人で終わりじゃないよね、高濱は相当に評価を落としたんだなぁ、といろいろな思いが巡っています。
即戦力志向とはかけ離れた指名となっていますが育成主眼にも見えずどっちつかずの感はあるものの、編成部の眼力を信じましょう。
ただ投手陣が苦しいことに違いはありませんので、5巡目と6巡目は上背や年齢に難はあるも一芸に秀でた社会人投手の指名をお願いします。

5巡目は香月!

香月のことを忘れていました。
指名をするとの報道がありましたし、甲子園で結果を残した大舞台に強い選手は魅力的です。
内野手が2人はビックリですが右左と分かれていますから、いい指名だと思います。
ただこれで高濱の指名は完全になくなったでしょうし、脇本の低評価も意外、下位で指名と言われていた香月の名前が出たことで5人で終わりかもしれません。

6巡目は宮崎!

171センチの左腕です。
MAX146キロは例によって瞬間最大風速で130キロ台後半が平均スピードとのこと、ただ気が強いとの評もありますから好印象です。
先発、中継ぎを経験しているようですが、プロでは中継ぎとして起用をされるのでしょう。
化ければ儲けもの、とは本人には申し訳ないのですが、こういう指名は好きです。

7巡目は脇本!

ここで脇本がきました。
7人も獲ってくれましたし、その半数以上が野手ですので、世間的には地味な指名なのでしょうが個人的には満足です。
あとはもう一人ぐらい投手が欲しいかなと、加藤とかいったら面白いのですが、さすがにこれで終わりのような気がします。
サプライズ、ないかなぁ~

選択終了!

今年のドラフトは7人の指名で終わりました。
育成枠を維持できるだけの支配下選手登録となりましたので、この後の育成枠ドラフトに参加をするかどうかが注目です。
雰囲気としては金満ドラフトから緊縮モードになりつつあるようなので期待はできませんが、もう暫く追ってみます。

育成枠の指名は無し・・・

機関紙の誤報に踊らされましたが、結局のところは育成枠ドラフトには不参加なロッテでした。
今年のドラフトでポジション的にはどうよ、といったところがありますので、コンバートやトレードなどの動きが今後にあるのか、がストーブリーグの注目点となります。
不作と言われながらもそれなりに指名をした球団もありますので追加の戦力外通告もあるでしょうし、そちらからも目が離せません。
伊東ロッテの三年目、いよいよスタートです。

 

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侃侃諤諤なドラフトか、煙幕なドラフトか

2014-10-22 23:33:31 | 千葉ロッテ

いよいよ明日にドラフト会議が開催をされます。
ロッテの入札は7人まで絞ったとの報道がありましたが、額面どおりに直前まで侃侃諤諤なのか、既に本命は決まっていての煙幕なのか、なかなかに読めません。
ここまで名前が出ているのは有原、横山、岡本といったところで、安楽は肘への不安から時間がかかると判断をしての撤退とは伊東監督のコメントでしたが、それを即戦力志向と捉えれば岡本は疑問符、締め切りギリギリにプロ志望届を出した松本にいくのではないかと密かに思っているのですがこちらもないのでしょう。
MAX147キロの成瀬に阪神が興味、に笑わせてもらったデイリーと同じく横山のMAX147キロも最大瞬間風速で、先日に見た試合ではほとんどが130キロ台後半のストレートでしたし制球も乱れがちだったことであまりにロッテなピッチングに個人的には回避モードながらも、その成瀬の動向を睨んでの入札はあるのか、これもまた注目点です。
そんなこんなで誰が、はもちろんなのですが最低でも6人、半数以上は野手、であってくれればと願いつつ、明日の17時を待つことにします。
またリアルにつぶやく予定ですので、おつき合いをいただければ幸いです。

 

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よく分からない秋季キャンプ

2014-10-22 01:56:59 | 千葉ロッテ

秋季キャンプのメンバーが発表されました。
記事の見出しにあるような発言を伊東監督、あるいは謎の球団幹部がしているわけではありませんのでサンスポの憶測の域は出ませんが、気になるメンバー割りではあります。
よく分からない、が実際のところで、先日に「鴨川に呼ばれなかった選手は春季キャンプも2軍ということになる」とは伊東監督の明確なコメントでしたから、この手のものについては言葉が軽い傾向がありつつも選手たちとすればかなり気にあるであろう、そんな来季への第一歩の布陣です。

ロッテ、鴨川秋季Cのメンバー発表! 主力&ベテラン勢は自主練習 (10/21 サンケイスポーツ)

ロッテは21日、千葉県鴨川市で行う秋季キャンプのメンバーと、ロッテ浦和球場(さいたま市)での秋季練習のメンバーを発表した。
主力組、ベテラン勢は自主練習となる。

■鴨川秋季キャンプ(11月4日~同21日、鴨川市営球場)
【投手】大嶺祐、石川、大谷、涌井、藤岡、唐川、松永、西野、木村、香月、黒沢、益田
【捕手】吉田、田村、江村、肘井
【内野手】高濱、鈴木、大嶺翔、細谷、青松
【外野手】清田、伊志嶺、角中、加藤、岡田

■秋季練習(11月4日~同21日、ロッテ浦和球場)
【投手】中後、上野、服部、内、伊藤、南、川満、吉原、小林、植松、阿部、二木、金森
【捕手】金沢、川本、小池
【内野手】根元、大松、三木、井上、早坂
【外野手】荻野貴(1名)=故障リハビリ組を含む。

秋季キャンプ、秋季練習のいずれにも名前がないのは、成瀬、古谷、井口、今江、福浦、サブローですので、主力&ベテランを指すのはこの六人組なのでしょう。
FA問題で揺れる成瀬、シルバーシートの3人は分かりますが、今江はそんなことを言っていてよいのか、また投手陣の最長老ではありながらも古谷も同様です。
どちらかと言えば自主練習と言うよりはきな臭さの方が近いような気もしますが、来季に向けてきっちりとリハビリ、調整をしてくれればと思います。
そして伊東監督の言葉を真に受ければ一軍から外れた上野、井上が来春も二軍スタートとなるのか、が個人的な一番の注目点で、ただ井上は台湾遠征にも参加をしませんのであるいはどこぞを痛めているのかもしれず、どちらにせよあまりいい話題ではありません。
中後、川満の両左腕がこぼれたのは現状からすれば仕方がないにせよ、そのまま春まで引きずるとなると左腕日照りが続くことになります。
捕手陣は若手への切り替えがより一層に明確になった感があり、そして根元、大松は待ったなしです。
何にせよ昨秋、今春と一二軍の合同で行っていたキャンプを今回に分けたのは新陳代謝が求められるチームの現状を考えれば好ましいこととは思えず、合同でやってもフラットとは見えなかっただけに結局は同じなのかもしれませんが、選手のモチベーション低下、硬直をした組織、といったデメリットが心配でなりません。
場所がどこであれ選手には自分のために練習をしっかりとやることは当然ですが、競い合い、活性化に繋がる伊東監督の手のひら返しを待ちたいです。

 

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