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オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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写真など一切の転用、転載を禁止します

泥まみれになれ

2014-06-30 00:18:18 | 千葉ロッテ

 

来月から9月の半ばまでは週末でもナイターになるため、デーゲームは暫くのお休みとなります。
そんな名残惜しい今日は試合中の炎天下から帰りの雷雨といろいろと厳しい一日となりましたが、それも勝てば笑い話です。
そして本日の一押しはサード強襲の打球でセカンドにヘッドスライディングをしたハフマンで、頭から滑り込むのは怪我の原因にもなりますし足からのそれと比べてアドバンテージがあるとも思えませんので避けるべきとのスタンスではあるのですが、しかしこういった泥まみれのプレーは嫌いではありません。
助っ人としては物足りない数字ながらも伊東監督が使い続けるのは他の選手の不甲斐なさがあるにせよ、この一生懸命さが理由なのでしょう。
おそらくは.260の5本程度で終わるのでしょうが今季でまだ29歳、そして15万ドルと格安ですので、鬼が笑いそうですが来季もロッテのハフマンであることを願います。

ここのところ打ち込まれることが多かった石川が、8回4安打零封で1ヶ月ぶりの白星を手にしました。
新人王争いでは6勝の上沢、14Sの高橋にリードを許していますが、この5勝目で一つ目の壁を乗り越えて差を縮めたいところです。
今日は無四球とコントロールが安定をしていたこと、そのおかげで球数が少なく8回94球でその八回に144キロとストレートに力があったこと、よってストレートで押せたためにカーブ、シンカーが活きたこと、そして何よりオリックス戦が初登板だったこと、これらが好投の理由でしょう。
課題の立ち上がりをクリアしてボール先行でも安心して見ていられましたし、そうなればプロ初完封が期待をされましたが試合後の伊東監督のコメントによれば続投の打診を本人が断ったらしく、かなり暑かったですからバテもあったのでしょうが先日も似たようなことがありましたし、このあたりの草食ぶりがやや歯がゆくもあります。
何はともあれ同郷の西野がフォークの連投で最後を締めくくってくれましたので話題性は充分ですし、その西野を救ったクルーズの背面トスはそれだけでお立ち台に呼んであげてもよかったのではないかと思えるスーパープレーでしたので、かなり痺れる試合を楽しませてもらいました。

打線は制球に苦しむディクソンを攻略しきれず、石川の力投がなければ逆転負けフラグが立ちまくっていたであろう拙攻の嵐でした。
チャンスに一本が出ないのは相手も必死ですので仕方のないところはありますが、昨日に続いてのバント失敗は腹立たしいことこの上ありません。
三回にミスをした岡田は五回の初球もファールでライトスタンドからブーイングが出る始末、守備での貢献は絶大ですがタイプ的にこれは致命的でもあります。
前の打席の反省からか五回は最初から構えてのそれでしたが、三回もそうあって欲しかったです。
その岡田を救ったのが角中の一振りで、昨日の欠場は前日のプレーでフェンスに肩をぶつけたのが理由とのこと、まだ痛みが残っているようですが大事に至らなくて助かりました。
またハフマンにバントをさせたベンチには拍手喝采ですし、さすがにブラゼルは無理でしょうがクリーンアップではないサブローや井口にもお願いします。
そのブラゼルは負傷で伊藤が治療中にやたらとご機嫌だったのが印象的で、誰と話をしていたのかはよく分からなかったのですが、笑顔が可愛かったのでパチリです。
その他では拙守を連発のディクソンに感謝、打球処理は衰えたものの捕球技術はさすがの福浦、そして関東のファンが少なすぎのオリックスにはもっと頑張ってもらいましょう。

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

オリックス

0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 6 0

千葉ロッテ

0 0 2 0 0 0 0 0 X 2 7 0

◆6月29日(日) 千葉ロッテ-オリックス11回戦(オリックス7勝4敗、13時、QVCマリン、16,250人)
▽勝 石川 14試合5勝4敗
▽S 西野 30試合1敗15S
▽敗 ディクソン 14試合6勝6敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 石川、西野―金澤
オリックス ディクソン、マエストリ、中山、岸田―伊藤

 

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束になれ

2014-06-29 00:52:15 | 千葉ロッテ

 

心配をされた雨は試合前にはそれなりに降りましたが、試合中は雨具が要らないぐらいの雨量、時間だったので助かりました。
しかし試合は点差以上に両チームの差を見せつけられた黒星で、そして今季最多の借金6です。
気がつけば上よりも下との差が小さくなってしまい、ジリ貧モードに伊東監督も苛立ちを隠せないコメントが増えています。
そうなれば第二スローガンとなりつつある「束になれ」でいくしかなく、伊東監督は不本意かもしれませんが結果的に全員野球モードになりつつありますので束になっていきましょう。

涌井は地元での勝利が限りなく遠く、8回途中まで投げましたが7敗目です。
立ち上がりにいきなり失点、そして同じ打者にスタンドインと伊東監督はかなり厳しい言葉を投げかけていましたが、それでも7回までは3失点ですの最低限の仕事はしてくれました。
もちろん投手陣の柱として期待をされる涌井ですので点の取られた方が悪く、また援護があるまで踏ん張れないのは不満材料ではあるのですが、立ち上がりのロッテなピッチングから中盤以降は力強さが戻ってきましたので、ここは打線との噛み合わせが少しでもよくなるのを待つしかないのではないかと自分に言い聞かせています。
ベンチも初回からマウンドに向かうなど涌井の悪癖にかなり神経質になっているようですが、イニング途中での交代がヘルマンとの対戦を避けるためであれば益田のためにも頭から代えるべきでしたし、珍しくも納得がいかないような素振りを見せていた涌井です。
また沈みすぎではないか、上体が前のめりになりすぎているのではないか、とは撮影で気になった点ではありますが、何はともあれ次こそは勝ってくれとしか言いようがありません。
結果的に決勝点となったのは金澤のパスボールで、構えたところとは違うところに投げてしまった益田も益田ではあるのですが、あのストレートを捕れないのはさすがにあれでしょう。
打撃好調ながらも捕手としては見限りつつあるところでダメを押すような、青松と福浦の昇格で捕手としてやっていくしかなくなった金澤には痛すぎるミスです。
七回のチャンスに井口でも角中でもなく自分を選んでくれた伊東監督に恩返しをするためにも、捕手の本分を全うしてくれることを願います。

打線は初回に追いつきながらも追い越せなかった、このあたりが今の限界なのでしょう。
今日の松葉を捕まえきれないのですから、ひと頃の昇り調子もそろそろ下り坂にさしかかってきたのかもしれません。
右打者をずらりと並べた打線も機能をしませんでしたし、四番のクルーズが打てなかったのですから仕方のないところではあります。
そのクルーズが今日はセカンドで、ここのところボールが手に付かないプレーが目立ちますのでそれが理由なのか、また太ったように見える腹回り、尻回りも気がかりです。
八回に名手の岡田があわやという追い方だったように上空はかなり風が舞っていたのか、駿太に助けられた六回の無死三塁で点が取れなかったのも痛すぎました。
また川本もバントをミスするようではせっかくの出番も減っていくでしょうし、他の浦和組の迷惑にもなります。
そんな中であるいは今日に一番に盛り上がったかもしれないのは福浦の登場で、ようやくの今季初打席で見事にヒットを放ちました。
青松も低めのボールを逆らわずに上手く右方向に運んでの今季初ヒットですから、暫くは右に福浦、左に青松でいいのではないかと思います。
右左のバランスでしょうが福浦の代わりに浦和行きとなったのは根元ですが、今日の試合で出番がないようでは井口、そして角中の状態が心配にもなりますし、しかし逆に言えば他の選手からすれば絶好のチャンスでもありますので、俺が俺がの前のめりを期待します。

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

オリックス

1 0 2 0 0 0 0 1 0 4 8 0

千葉ロッテ

1 0 0 0 0 0 0 0 2 3 9 0

◆6月28日(土) 千葉ロッテ-オリックス10回戦(オリックス7勝3敗、14時、QVCマリン、14,410人)
▽勝 松葉 8試合5勝1敗
▽S 平野佳 31試合1勝1敗22S
▽敗 涌井 13試合3勝7敗
▽本塁打 ヘルマン6号(涌井)

▽バッテリー
千葉ロッテ 涌井、益田、大谷―川本、金澤
オリックス 松葉、比嘉、馬原、佐藤達、平野佳―伊藤

 

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清水直の最後の晴れ舞台

2014-06-28 23:10:03 | 千葉ロッテ

 

ロッテファンの思いが雨雲を追いやり、清水直の引退セレモニーが無事に行われました。
2000年代のエースとしてビジョンで映像が映された後にファーストピッチセレモニーで、ユニフォーム姿でなかったのが残念ではありましたが、5年ぶりのピンストライプです。
同い年の福浦を相手に最後の一球は、13年間のプロ野球人生を締めくくるに相応しい拍手と歓声に包まれてのストレートでした。

試合前でしたので簡素なセレモニーではありましたが、唐川、竹原から花束を受け取り、またお子様との記念撮影はいい思い出になったことでしょう。
福浦には「まだまだ頑張れよ」、唐川には「もっとしっかりやれよ」との叱咤激励があったのではないかと、竹原には「ロッテには手を抜けよな」だったら面白いです。
いつかまたロッテと交わる日もあるでしょうから、その日が来ることを楽しみにしています。
お疲れ様でした、そして、ありがとうございました。

 

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悪酔いスタジアム

2014-06-28 02:03:45 | 千葉ロッテ

大嫌いなビアスタジアムでしたので、今日は軽くスルーでした。
企画としては面白いのですが、目に余る席取りを放置しているようでは普通のサラリーマンには縁遠い存在です。
テレビ中継でも試合終盤になってもタオルがかけたままの席が目立ちましたし、バックネット裏があれだけ荷物置き場になっていれば万人が楽しめるイベントではありません。
そんな中で足を運ばれたロッテファンには辛すぎる完封負けに荻野貴が骨折をした左肩の手術で今季絶望、さらには唐川の一軍復帰と気の重くなるニュースが続きます。
全力プレーの代償なのでしょうが件のプレーは勝手にこけただけにしか見えなかった荻野貴の離脱は哀しすぎますし、目先を凌ぐためでしょうがピッチングが変わったとの話も聞こえてこない唐川は本人のために時期尚早ではないかと、昨年の藤岡と同じく無期限の言葉が虚しく響きます。
沖縄は梅雨明けとなりましたがロッテの梅雨明けはいつになるのか、そもそも明けるのか、明日の清水直の引退セレモニーが天気予報を慮ってというところもあるのでしょうが試合前というのも微妙さが漂いますし、それでもここは清水直に雨雲を切り裂く存在になってもらいたく、ここのところの猫の目気象庁がまた豹変をしてくれることを願いましょう。

立ち上がりから3イニング連続で失点をした藤岡は投げ合う相手が金子でしたので絶望的なピッチングとなってしまいましたが、言うほどに悪くはありませんでした。
ストレートが甘く入ってT-岡田に二発を食らうなどもちろん誉められたものではありませんでしたが、逃げて自滅をされるよりはマシです。
まだストレートに本来の藤岡らしい力強さが戻りきっていませんのでコントロールが甘くなればそれなりに打たれるのは仕方がなく、そんな中で向かっていったことは評価できます。
もう少し内を突ければよかったのですが金澤のリードもありますし、それだけのボールの力が無かったのでしょう。
それでもそんなにめげることもありませんし、きょどることなく力強い表情が見られましたので着実に階段を昇ってくれていると思います。
残念だったのは南で、昨年から何も変わっていません。
もうあの力強い南は戻ってこないのか、浦和では春先から先発を任されていましたが、短いイニングであのストレート、コントロールでは一軍での先発は厳しすぎます。
ほとんど記憶になかった金森の方が小気味のいいピッチングでしたし、その金森ももう一つ決め手に欠くと言いますか平均点なところがありますので特徴が欲しいです。
ただ地方リーグを経ての育成枠からの這い上がりですのでいきなり多くは望めませんので、このチャンスに自分探しをしてくれればと思います。

打線は金子が相手ではありましたが7回で僅かに1安打、そして3安打での完封負けです。
クルーズの大飛球はありましたがほとんどハードヒッティングができず、あのスッと糸を引くようなストレートにさすがは金子と脱帽をするしかありません。
そんな中で今日も金澤がマルチヒットと好調が続いており、かなり手前で捌いているなぁと、始動が遅く変化球を苦手にしていたのが嘘のような変わりっぷりです。
捕手としての金澤にはやや見切りを付けつつありますので一塁手として上手くはまらないかなと、それにしても井口の闇が深すぎます。
手指の故障が原因であれば中途半端なことはせずに治療に専念をさせるべきですし、そろそろ福浦を見たいとの思いを抑えきれません。
ベンチからすれば追い詰められて、なのでしょうが一二軍の入れ替えも増えてきましたし、思案のしどころです。

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

オリックス

1 1 1 0 0 0 2 1 0 6 10 0

千葉ロッテ

0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 1

◆6月27日(金) 千葉ロッテ-オリックス9回戦(オリックス6勝3敗、18時15分、QVCマリン、20,639人)
▽勝 金子 14試合6勝3敗
▽敗 藤岡 12試合4勝4敗
▽本塁打 T-岡田10号(藤岡)、11号(藤岡)、安達5号(藤岡)

▽バッテリー
千葉ロッテ 藤岡、南、金森―金澤
オリックス 金子、岸田、マエストリ―伊藤

 

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棚からオールスター監督

2014-06-27 00:49:13 | 千葉ロッテ

星野監督が体調不良で休養、伊原監督が解任となったことで、オールスター監督のお鉢が伊東監督に回ってきそうです。
それで気がついたのですが昨年のAクラスが今季はどっぷりとBクラスなわけで、そんな監督が率いるオールスター戦というのもいかがなものかと、まあお祭りではあります。
ただ腐ってもオールスター戦ですので錚々たるメンバーなわけで、チームに戻ってきてからの愚痴が増えるのが不安だったりもします。
何はともあれドラフト会議の指名順にも影響をしますので、やるからにはしっかりと勝ってもらいましょう。

明日からリーグ戦が再開です。
いきなりの金子と厳しいスタートとなりますが、藤岡にはいい経験になるのではないかと思います。
嫌いなビアスタジアムですから球場はパス、まともにテレビで試合をチェックできるような時間に帰ることもないでしょうから、そんな自分を悔しがらせるぐらいの試合をやってくれればと、それなりに不安定さも見せている今季の金子ですから一か八かではなく地味でも堅実な攻めで糸口を見つけましょう。
まともにぶつかっての撃沈は勘弁ですので、イヤらしい野球でお願いします。

 

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朽ちる散る落ちる

2014-06-26 22:07:45 | 読書録

朽ちる散る落ちる

講談社

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もったいなかったなぁ、が正直なところです。
第七弾、つまりは前々作の続編のようなストーリーで、舞台はやはり超音波研究所だったのですが、くだらない前作が挟まったおかげですんなりと話に入っていけませんでした。
続けていれば前後編のような構成で楽しめたのになと、ただそうであっても出来はやはり今ひとつで、せっかくに盛り上がってきたVシリーズもここにきて逆噴射気味です。

今回は瀬在丸紅子、保呂草潤平、小鳥遊練無、香具山紫子と勢揃いでしたが、導入で期待感が盛り上がりながらも潤平の暗躍はほとんど無く、ほぼ紅子の独壇場です。
またミステリーとしても大風呂敷を広げすぎたかなと、まるでXファイルのような宇宙船での犯人無き殺人事件はスケールがこれまでと違って大きすぎましたし、しかしそのオチの陳腐なことと言ったらガッカリを超越した失笑ものでしかなく、わざとだろ、と突っ込みたくなるぐらいのアンバランスさです。
件の前々作で置き去りにされていた練無の謎、と言うほどのこともないのですが、紅子はともかく練無が研究所のパーティーに呼ばれた理由もよく分からずじまいでした。
そのあたりは考えがないわけでもないのですがしっくりとはきませんし、その読み手に丸投げなところなどはVシリーズと言えなくもありません。
そういう意味ではミステリーが薄かった分だけ人間模様に重点を置いていたところもVシリーズらしいので、本筋に戻ったとも言えます。
さていよいよ次は最終作、どう手仕舞ってくれるのかを楽しみにしています。


2014年6月26日 読破 ★★★☆☆(3点)

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骨折り損の草臥れ儲け

2014-06-26 00:02:22 | 千葉ロッテ

交流戦は12勝12敗、辛うじて五割をキープはしましたが、借金4はそのままにリーグ戦の再開です。
5連勝でスタートをして優勝確率100%ともてはやされましたが、物事に絶対はありませんのでその確率を下げたのが球界にとっての貢献、そう自虐的にでも考えるしかありません。
最終戦を飾るどころか悪天候の中、球場まで足を運ばれたロッテファンには腹立たしい不細工な試合となってしまいましたが、リーグ戦もさらに厳しい戦いが待っています。
暫くは緩い日程ですのでその間に立て直しができるのか、補強は噂レベルですら流れてきませんから現有戦力で戦うしかなく、全員野球でいきましょう。

大嶺祐は今日も不憫なピッチングとなってしまいました。
前回は勝ち投手の権利をリリーフ陣が打ち込まれたことで失い、今回は守備の乱れで撃沈です。
もちろん自らが長いイニングを投げる、ピンチでも踏ん張る、が一番ではありますが、エラーに詰まったタイムリーですし今の大嶺祐にそこまでを求めるのは酷でしょう。
むしろ周りが盛り立ててあげるべきポジションですので、高めにボールが浮き気味などピリッとした内容ではありませんでしたが、あまり責める気にもなれません。
リーグ戦再開後の先発復帰が期待をされていた古谷もそれどころではない乱調でこのまま中継ぎで使うのであれば浦和で先発として調整をさせるべきでしょうし、大谷や松永の先発転向も付け焼き刃でマイナスの方が大きいように思えますので、そうなれば大嶺祐には次のチャンスもあるでしょうし、あってもらわなければ困ります。
また今日の7打者5安打1四球の古谷、1イニング3四球の服部、3試合連続失点の木村、このレフティ3人衆はさすがに登録抹消でしょうから、浦和の投手陣もボロボロですが阿部、香月、黒沢あたりと入れ替えて、大嶺祐とともに浦和マリーンズの鬱憤を晴らすかのような活躍に期待を繋ぐことにします。

大嶺祐の足を引っ張った野手陣はバットでも挽回ができず、まさに打線は水ものです。
ようやく一軍に復帰をした清田は九番での起用ですのでベンチの信頼度は低いままで、ヒットを打ちましたがもちろん油断はできません。
これまたやっとの青松も三打席でノーヒット、ただ井口はまだまだ時間がかかりそうですし井上は故障との話があり、細谷もあんなですから暫くは我慢をしてでも使うだけの成績を浦和で残していますので、金澤とともに右左でファーストのスタメンで使うのもありではないかと思います。
クルーズはエラー、ホームラン、エキサイトと話題は振りまきましたが率が上がらないので七番ぐらいが妥当かなと、ただそれよりも上を打つ打者がいないのが哀しい現状です。
残念ながら投手陣と同じく現有戦力でやっていくしかありませんので、大砲が無いのであればゲリラ戦で挑むのみです。

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

千葉ロッテ

0 0 0 0 0 0 1 0 2 3 6 3

ヤクルト

0 0 2 5 3 2 2 0 X 14 15 0

◆6月25日(水) ヤクルト-千葉ロッテ4回戦(ロッテ3勝1敗、18時、神宮、9,103人)
▽勝 石川 14試合5勝5敗
▽敗 大嶺祐 2試合1敗
▽本塁打 雄平13号(服部)、クルーズ8号(バーネット)

▽バッテリー
千葉ロッテ 大嶺祐、古谷、服部、木村―江村、川本
ヤクルト 石川、岩橋、バーネット―中村

 

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成瀬は新婚旅行に出発

2014-06-25 00:02:07 | 千葉ロッテ

成瀬が登録を抹消されました。
入籍の次は新婚旅行とは自然な流れですので、ジメジメとした日本を離れて南国でリフレッシュするのもよいでしょう。
朝晩の走り込みを欠かさなければ最短の10日間で職場復帰はできるでしょうから、仕事のことは忘れて楽しんできてくれればと思います。
そんな戯れ言ぐらいしか思いつかない、あまりにタイミングの悪いショッキングなニュースでした。

そんなこんなで今日は都内に大雨、洪水警報、雷注意報が発令されるなど大気の不安定な一日で、新宿近辺でも14時過ぎぐらいに風は強くなかったものの雷雨に見舞われました。
ただ夕方には雨も上がって神宮の中止が信じられず、しかし三鷹ではひょうが降るなど局地的な異常気象があったようですから試合ができる天候ではなかったのかもしれません。
本音ベースで言えば中4日の石川だったからじゃないの、ではありますが、試合が始まるまでの開催権限は地元球団にあるはずですので、これもホームアドバンテージです。
明日は大嶺祐、石川ともにスライドでの先発となり、予報はまた雨の神宮を予感させるものではありますが、とにかく今月初の連勝に向けて邁進あるのみです。
注目はようやくに一軍に復帰をした清田で、なぜに一日遅れでの昇格かは不明ですが、あるいは伊東ロッテでの最後のチャンスになるかもしれませんので踏ん張るしかありません。
ハフマンは外せないでしょうからセンターでの起用になるのかもしれず、逆に言えばスタメンで使ってもらえなければ先も見えたかなと、そうならないよう願っています。

 

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本能寺の変に新発見

2014-06-24 22:53:48 | 日本史

本能寺の変の動機、明智光秀がなぜ織田信長に謀反をしたかは諸説あり未だに判然としていません。
その説の一つとして「四国説」、四国の雄である長宗我部氏を攻めるにあたってそれまでの慣例であれば取り次ぎ役だった光秀が大将となるところを、しかし信長が三男の信孝に丹羽長秀を副将としたことで面子を潰されたと恨みに思って、というものがあります。
ただそんなことで主君に反逆をするものなのかは個人的には疑問で、一般的には有力とされる信長が皇室をないがしろにしたことによる知識人、常識人であった光秀の反発、怖れに公家や足利義昭が付け入った、というものの方が説得力があるのではと考えています。
しかし今回に「四国説」を補強する新資料が発見をされたとのことで、何はともあれ長宗我部フリークとしては元親が話題になるだけで嬉しくてなりません。

本能寺の変:直前の新資料…「四国攻め反対」が動機? (6/24 毎日新聞)

林原美術館(岡山市)と岡山県立博物館(同市)は23日、明智光秀の謀反で織田信長が自害した「本能寺の変」の動機について、土佐(高知)の武将だった長宗我部元親が関わっていた可能性を示す手紙が見つかったと発表した。
四国支配を巡り、信長と元親が対立、譲歩するなどした内容を伝える書状。
光秀は重臣が長宗我部家と婚姻関係にあったこともあり、専門家からは「信長の四国討伐から元親を守る狙いがあったのでは」という見方が出ている。
手紙は、林原美術館が所蔵する、足利十三代将軍・足利義輝の側近「石谷(いしがい)家」の文書全3巻47点の中から見つかった。
信長は1581年、元親に「土佐と阿波半国しか領有を認めない」と通達したが、翌年1月11日付で、明智の重臣・斎藤利三が実兄の義父で、元親の義父にもあたる石谷光政(空然)に宛てた手紙では、反発する元親をいさめるために使者を派遣することや、空然にも元親が御朱印(信長の指示)に従うように依頼する内容が記されていた。
また、本能寺の変の直前に、元親が利三に宛てた5月21日付の手紙は「阿波国の一部から撤退した。(信長が甲州征伐から)帰陣したら指示に従いたい」と伝え、元親が信長に対して態度を軟化させたことを示していた。
元親が信長に「従う」と示した史料が見つかったのは初めてという。
ただ、5月7日には、信長は三男の神戸信孝を総大将に任命し、四国討伐に備えていたことが既に分かっている。
本能寺の変は、信長と元親の仲介役だった光秀が、四国討伐の方針に納得していなかったのが原因の一つという「四国説」がある。
内池英樹・県立博物館学芸課主幹は「光秀は態度を軟化させた元親をはじめ、重臣の利三らと婚姻関係があった長宗我部家を守るために、信長の四国討伐を止めようとしたのでは」と話している。
見つかった史料の一部は林原美術館で7月19日から公開される。

記事には光秀が元親を守るために、とありますが、これは面子を潰されたから、よりも動機としては希薄な感じがします。
縁戚関係とは言いながらも光秀とのそれではなく、重臣の斎藤利三の異父妹が元親の正室という繋がりですから、光秀からすれば家を賭けてまで元親を守る義理はありません。
ただ光秀が利三に引きずられた、という説もあるようで、山崎の合戦で敗れた後に利三は磔にされたとも言われていますから、当時から首謀者の一人とされていたのでしょう。
意外だったのは信長の四国攻めに元親が従う意向を示していたとのことで、これまでの通説では四国切り取り勝手としていたものを土佐と阿波半国以外を返すよう求めた信長に対して激しい拒絶をしたとされていただけに、これは大発見ではないかと思います。
さっそくにwikipediaの記載が更新をされているのにも驚かされました。
関係者の方には申し訳ないながらも「四国説」が補強されるとは思えないのが正直なところですが、久しぶりに信長の野望でもやろうかなと、そんな今日この頃です。

 

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薬師丸ひろ子も驚く、助っ人揃い踏み

2014-06-24 00:42:43 | 千葉ロッテ

快感、そんな助っ人の揃い踏みです。
そもそも三人がスタメンとして並ぶのが数えるほどですので、まさかホームランの競演が見られるとは思ってもいませんでした。
成瀬が失点をした直後のブラゼルの豪快な一発は流れを引き戻しましたし、ようやくのハフマンのアーチは試合を決めるグランドスラムです。
さらにはサブローのアドバイスに感謝のクルーズまでもが狭い神宮のおかげではありながらも打った瞬間にそれと分かるスタンドインで、その最後を締めくくりました。
まさかこんな勝ち方ができるとは思いもよらず、遅れてきた助っ人パワーに今後も期待です。

そんな打線の援護に守られて、成瀬が久しぶりの勝利です。
昨日に入籍をしたとのことで、勝てたからこその発表でしょうから隠れ妻にならずに奥様にとってもハッピーな白星でしょう。
ピッチングとしては成瀬らしい、と言えるほどのものではなかったですし、大量ビハインドで淡泊になったヤクルト打線が相手ではありましたが、それでも勝利が一番の妙薬です。
わざわざ被弾王を狭い神宮で使う意味が分からなかったのですが、バレンティンの不在もあってのとりあえずが功を奏したエースの復活であってくれればと、リーグ戦に戻ってからはこれまでの不振を吹き飛ばすようなピッチングで里崎の苦笑いと、そして新妻に笑顔をもたらす成瀬であってくれればと願います。

英才教育中だったはずの吉田を落としてまでも川本を引っ張り上げたのは先日に浦和でバッテリーを組んだ相性を考えてのことかと思ったのですが、スタメンマスクは金澤でした。
打撃好調の金澤ですのでスタメン起用はウエルカムながらも捕手としての金澤には不安だらけだっただけに、無難にまとめてくれたことでホッと一息です。
今日もヒットを放ちましたし、暫くはスタメンで使われるのでしょう。
そんな打線は初回に僅か9球、5分も経たないうちに先制をし、相手のエラーもあっての3得点と抜け目の無さが出てきました。
岡田の盗塁が地味ながらも貴重な追加点に繋がりましたし、ここのところはいい攻撃ができています。
全力プレーの代償ながらも荻野貴が左肩関節窩骨折で長期離脱を余儀なくされるという哀しいニュースがありましたが、その苦肉の策としての核弾頭ハフマンも決まりました。
スタメン復帰を果たした井口を除いての全員安打、その井口も犠牲フライで貢献をしましたし、いい流れで交流戦の最終戦に臨めます。
その交流戦の勝ち越しを今日で決めましたので明日こそは連勝を、雨の神宮になるかもしれませんがファイトです。

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

千葉ロッテ

3 1 5 0 1 0 0 0 0 10 10 0

ヤクルト

0 1 0 0 0 0 1 1 0 3 9 2

◆6月23日(月) ヤクルト-千葉ロッテ3回戦(ロッテ3勝、18時、神宮、12,841人)
▽勝 成瀬 12試合5勝6敗
▽敗 松岡 9試合1勝1敗
▽本塁打 ブラゼル3号(松岡)、ハフマン1号(松岡)、クルーズ7号(石山)、山田10号(木村)

▽バッテリー
千葉ロッテ 成瀬、木村、上野―金澤、川本
ヤクルト 松岡、江村、石山―相川

 

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石川に試練

2014-06-23 00:00:11 | 千葉ロッテ

ルーキーが壁にぶつかることなくとんとん拍子で白星を重ねるなんてのは滅多にあることではありませんので、石川の躓きは誰もが避けられないものなのでしょう。
ここで壁の前に立ち尽くすのか、あるいはよじ登るとっかかりを見つけられるのか、今後の野球人生を左右すると言っても過言ではないターニングポイントです。
気になるとすれば先日も似たようなことを言っていたと思うのですが、何が悪いかよく分からないとのコメントです。
自分が変わらずとも相手が研究をすれば結果が変わってくるのは必然ですし、自分が気がつかないうちに疲労などで調子を落としているということもあるでしょうから、そうなれば客観的に自分を見つめ直せと言ってもルーキーには酷な話ですので、周りのサポートが必須であることは言うまでもありません。
一番身近にいる江村や吉田は自分のことで精一杯でしょうから、伊東監督、川越コーチ、川崎コーチ、中村コーチ、お仕事のお時間です。
また石川には成田と並ぶ球団タイ記録の16被安打を勲章とでも思って、変えるべきところは変えても変えてはならないところは変えない、本質を忘れないよう願います。

打線は底を脱して上向きになりつつはあるものの、序盤の大量失点を挽回するほどの爆発力はまだありません。
クリーンアップに座ったブラゼルに快音は聞かれず、あっさりと寄り切られてしまいました。
そんな中で鬼のように打ちまくっているのが金澤で、30打数14安打ですので凄まじいぐらいの打ちっぷりです。
井口が手指の故障が理由か今日もスタメン落ち、代打で登場も併殺とまだまだ時間がかかりそうですので、同じ付け焼き刃であれば根元ではなく金澤をスタメンで一塁に起用をすることもベンチはそろそろ考えるのではないかと、旬が過ぎ去る前に活躍の場を広げてあげたいです。
さりげなく一軍ではノーアーチですので神宮での花火合戦の助けにはならないかもしれませんが、ベンチで遊ばせておくほどの余裕もありません。
明日が成瀬だけに捕手ではなく一塁で、金澤のスタメンでいきましょう。

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

千葉ロッテ

1 0 0 0 0 0 0 1 0 2 6 1

中日

1 0 4 2 0 2 0 0 X 9 16 0

◆6月22日(日) 中日-千葉ロッテ4回戦(2勝2敗、14時、ナゴヤドーム、32,364人)
▽勝 山井 13試合6勝
▽敗 石川 13試合4勝4敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 石川、服部、古谷―吉田、金澤
中日 山井、祖父江、岡田、福谷―松井雅

 

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飛んで飛んでブラゼル

2014-06-22 02:13:34 | 千葉ロッテ

かなり不細工な試合となってしまいましたが、いつもの逆転負けパターンから踏みとどまっての勝利です。
飛ぶボール、というウケを狙ったようなANAボールで両チームで3アーチが乱れ飛びましたが、しかし効果的な一発だったのはブラゼルです。
じわじわと追い詰められての嫌なムードを切り裂くホームラン、これこそが今のチームに一番に必要なものでしょう。
明日は右腕が先発ですのでスタメン起用が濃厚なブラゼルが、今月初の連勝をもたらしてくれることを信じて明日を待ちます。

それにしてもバーステー涌井は伊東監督が嘆くように、よく分かりません。
立ち上がりからテンポよく珍しくも3回39球と球数も少ないピッチングに打線の援護もありましたから今日こそはすんなりといくかと思いきや、TESと言いますかUDTと言いますかISRと言いますか、前触れもなくいきなりに乱れますのでベンチもブルペンもたまったものではないでしょう。
前回もそうでしたがストレートに勢いが無く、140キロ台半ばが数球はありましたが他の投手の数字を見れば実際のところは130キロ台後半がほとんどではないかと、それなりに低めに集まっていましたのでコントロールを意識してスピードを抑えていたのかもしれませんが、しかしそんな涌井は涌井ではありません。
やたらとシュート、フォークを投げ続けたのは江村の発想かベンチの入れ知恵かは分からないものの、5点リードで五回での降板ですので実質的にはKOです。
無死一二塁からの自動スタートというどこかのチームのような拙攻でピンチを免れたかとホッとしたのもつかの間で、結局は四球で崩れるのですから、そういう意味ではここのところのスタイルは方向性としては間違っていないのかもしれませんが、自分を殺しての結果がこれであれば本人にもモヤモヤ感が残ったのではないかと思います。
それでも久しぶりの白星で精神的な平穏が次に繋がってくれればと、本人も反省の弁でしたが先発が五回ではリリーフ陣の負荷は相当で、しかも益田、ロサとフラフラ状態が続いていますので見ている側からすれば肝が冷えますから、とりあえずの成瀬のおかげで大谷を突っ込む余裕があったことに感謝をしなければなりません。

打線は14安打8得点と、上昇カーブを信じてもいいかなと思えるような今日も二桁安打です。
故障が原因かスタメン落ちの井口の不在を感じさせない、相変わらずの残塁の山でしたが粘り強く打ち勝ってくれました。
流れとしては涌井が3点を失った直後の無死一二塁のチャンスを潰したのが嫌な感じでしたが、五番で先制アーチのサブローにバントをさせるわけにもいかず、それでも三番の角中にスクイズを命じたのですからやらせてもよかったかなとは思いつつも、まああそこは仕方がなかったでしょう。
全体としては江村ということもありましたが一死からバントをさせたり、荻野貴のセーフティー、盗塁もあるなど、その必死さが伝わってくる采配でした。
その結果がブラゼルのホームランを生んだのだと思いますので、明日もこの調子で一気に押し切りましょう。

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

千葉ロッテ

0 2 0 3 0 0 0 2 1 8 14 0

中日

0 0 0 3 0 0 1 0 1 5 12 2

◆6月21日(土) 中日-千葉ロッテ3回戦(ロッテ2勝1敗、14時、ナゴヤドーム、38,026人)
▽勝 涌井 12試合3勝6敗
▽敗 雄太 6試合2勝2敗
▽本塁打 サブロー4号(雄太)、エルナンデス4号(涌井)、ブラゼル2号(福谷)

▽バッテリー
千葉ロッテ 涌井、益田、ロサ、大谷、西野―江村
中日 雄太、朝倉、又吉、浅尾、福谷、小川
―谷繁、武山

 

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捩れ屋敷の利鈍

2014-06-21 22:18:16 | 読書録

捩れ屋敷の利鈍

講談社

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思いもよらぬS&Mシリーズの西之園萌絵、そして国枝桃子の登場です。
しかしVシリーズとの競演かと狂喜乱舞だったのも一瞬で、この東映まんが祭りのような名前だけで中身が足りない展開にはかなりガッカリとさせられました。
保呂草潤平は健在ながらも瀬在丸紅子と犀川創平はちょい役でしかありませんし、香具山紫子と小鳥遊練無に至っては影も形もありません。
どちらかと言えば道化ではありましたが潤平よりも萌絵が主人公な役回りだったことからしても、Vシリーズを冠するには不満の残る出来栄えでした。

萌絵と言えば密室、潤平と言えばエンジェル・マヌーヴァ、この和洋折衷のような食い合わせも面白くありません。
そもそもエンジェル・マヌーヴァってあそこにあったんじゃなかったっけ、と?マークが飛びまくってしまい、各務亜樹良に抹殺されそうです。
2つの密室のうちの1つは分かりやすすぎる伏線のおかげであっさりと謎が解けてしまったのはVシリーズらしいのですが、肝心要の犯人逮捕をあやふやにするところなどは初期のVシリーズの個人的には気持ちが悪い後始末で、感情移入がなかなかできなかったのものめり込めなかった理由でしょう。
最後の意味深な紅子の言葉が気になりますが、潤平に対して萌絵に手を出すなとは紅子にとっての萌絵が特別な存在なのか、あるいは創平への気遣いなのか、まさか創平が紅子の遠い親戚ではあまりに下手ですし、それであれば潤平と創平が実は兄弟でしたなんてオチの方が劇的だったりもしますが、しかしそれを紅子が知るわけもありません。
どこかで種明かしがあるとは思いますが前作の練無の放置プレイからして油断がならず、悶々としながら残り二冊に特攻です。


2014年6月21日 読破 ★★☆☆☆(2点)

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チャレンジャー

2014-06-21 00:53:09 | 千葉ロッテ

W杯は2戦1敗1分と、予選突破が絶望的になってきました。
最終戦にFIFAランキング8位のコロンビアに勝たなければなりませんし、勝ってもコートジボアールとギリシャの結果に左右をされますので自力突破は消滅しています。
そもそもギリシャが12位、コートジボアールが23位のFIFAランキングからすれば日本は46位ですので16強は確実、みたいなムードや報道がそもそもおかしかったわけで、しかし既に戦犯捜しが始まっているようですのでそのあたりの反省はどこへやら、帰国後の日本代表メンバーには厳しいことになりそうです。

あるいはロッテも似たような状況かもしれません。
涌井のFA移籍により鉄壁の先発ローテーションが評価をされての戦前の予想はかなり高く、しかしその涌井や成瀬、唐川の昨年を考えれば皮算用でしかなかったのが現実です。
打線も井口の春がここまで短かったのは想定外でしたが、懸案の大砲不在を払拭できなかったのですからなるべくしてなった貧打線とも言えます。
伊東監督が先日に「俺たちはそんなに強くない」と選手たちの前で原点回帰を口にしましたが、しかし戦いぶりからすればあまり変わっていません。
同じ顔ぶれで変わらぬ采配をすれば似たような結果になるのは当然のことですので、チャレンジャーとして動く後半戦を願います。

 

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金森の第二のスタートに幸あれ

2014-06-20 01:01:24 | 千葉ロッテ

今さらネタではありますが、金森が支配下選手登録をされました。
どのみち育成枠を維持するためには近いうちに誰かしらを選ばなければならなかったわけですし、香月とともに最後を任されることが多く浦和で最多登板の3敗6S、防御率3.34の金森ですので妥当と言えば妥当なわけで、地方リーグを経験してのNPB復帰ですから文字どおりの第二のスタートとなります。
日本ハムの金森はほとんど印象にないのですが、年齢的にも一軍で投げることを前提の支配下選手登録だと自らに言い聞かせて頑張ってもらいたいです。
本音ベースで言えば新外国人選手で埋めてもらいたかった枠ではあるのですが、それでもまだ5枠も残っていますので諦めてはいません。
就任当初には話題になりましたがその後はすっかりと忘れられた存在の半沢さんが、誇らしげに記者会見をする日が待ち遠しいです。

 

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