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オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
since 2007.4.16
写真など一切の転用、転載を禁止します

帰ってこいよ

2014-09-30 01:10:11 | 千葉ロッテ

オリックスが執念の逆転勝ちで首位に0.5差に迫り、激しいデッドヒートが続いています。
明日は順番を飛ばして金子を投入するとのこと、ソフトバンクとの直接対決の後に2試合を残している楽天が相手ですので叩いておきたいところでしょう。
目立ちはしませんが地味に金満補強を続けてきたオリックスですがソフトバンクに比べれば印象は悪くありませんし、このオフに金子、平野佳の流出があればまた優勝争いから遠ざかる可能性が高いだけに、他所のことながらもオリックスを応援したくもなります。
そんな中で静かなロッテは故障のクルーズが帰国とのこと、先日の報道とは違って去就が未定となってしまったのが不安です。
雑なイメージがついてしまったクルーズですが守備で魅せる力がありますし、二遊間で20発を期待できる選手はなかなかいません。
年俸交渉で揉めそうな気がしますが本人の言葉を信じて、帰ってこいよ、と声がけをすることにします。

 

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涌井が地元初勝利

2014-09-29 02:12:47 | 千葉ロッテ

 

涌井がようやくに地元での初勝利です。
そして初のQVCマリンでのお立ち台、ファンも待っていましたが、涌井もこれでホッと一息でしょう。
大変お待たせいたしました、その言葉がかなり重かったです。
今日の涌井はいつもどおりに球数が多く、今月に入ってからの好調ぶりに比べればやや調子を落とし気味の内容でしたが、それでも140キロ台半ばのストレートを軸にスライダー、シュート、フォークを絡めての6回6安打2失点、8勝12敗で移籍一年目のシーズンを終えました。
その年俸からすれば不満足な成績ではありますがここ数年の先発としての不調を考えればギリギリに可、は甘すぎるかもしれませんが、来季への期待感はあります。
今月のピッチングを春先からできれば二桁勝利などは軽いでしょうし、最多勝争いも夢ではありません。
お立ち台での角中とのやり取りを見ればチームにも馴染んでいるようですし、来季は本領発揮といきましょう。
七回からは益田、大谷、西野のリレーで、右肩の違和感を訴えていた西野がピシャリと三者凡退で抑えてくれたのが喜ばしいです。
本音を言えば無理をさせたくはないもののストレートにスピードがありましたし、気持ち的に整理をするためにはいい結果だったように思います。

打線はあっさりと吉田一を攻略したものの、捕手が山崎勝から伊藤に代わってからは沈黙をさせられました。
それだけに序盤の得点が大きく、初回の二死からの得点に角中の一発と、オリックスファンからすればあっという間の出来事だったでしょう。
失敗もありましたが盗塁、エンドランと足を絡めた攻撃も好印象で、ここにきて野球が変わってきたようにも思えます。
また高濱が好プレーを連発し、加藤も走りながらのジャンプ捕球、一方で大嶺翔はおそらくはそれが理由で途中交代となった拙守が続くなど悲喜こもごもです。
秋季キャンプを手始めに相当に鍛えなければ一軍を目指すところでかなり足を引っ張るであろう大嶺翔の守備はなかなかに悩ましく、それはそれでいばらの道ではありますが、あるいは外野手へのコンバートも一つの選択肢になるかもしれません。
そんな課題を見つけるのも消化試合の意義ですので、最終戦も来季を見据えた戦いを期待します。

その最終戦へのハードルとなっていた秋休みは仕事の関係でとりあえずは延期となり、しかしその仕事の状況によっては行けるかどうかは分かりらず、ギリギリで目標であった50試合観戦を今日に達成しましたし、あるいは今日が自分にとっての今季最終戦になるかもしれません。
昨年に比べれば2割ほどダウンの観戦数は実態としてはもっと目減りをしており、平日は20時過ぎの到着が多かったですし、観戦時間、イニング数は酷いものだったはずです。
そうなれば来季のシーズンクーポンの購入を躊躇することになりますが、きっと来年は事態の改善があるだろうと、そう思うことにします。

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

オリックス

0

0 0 1 0 1 0 0 0 2 6 1

千葉ロッテ

2 0 2 0 0 0 0 0 X 4 6 2

◆9月28日(日) 千葉ロッテ−オリックス24回戦(オリックス13勝11敗、18時15分、QVCマリン、30,076人)
▽勝 涌井 26試合8勝12敗
▽S 西野 57試合1勝1敗31S
▽敗 吉田一 15試合5勝6敗
▽本塁打 角中8号(マエストリ)

▽バッテリー
千葉ロッテ 涌井、益田、大谷、西野—田村
オリックス 吉田一、マエストリ、中山、比嘉、岸田、馬原
—山崎勝、伊藤

 

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ありがとう里崎

2014-09-29 01:57:39 | 千葉ロッテ

 

今日は里崎の引退試合でした。
フライングで13時ごろに球場に着いたときには100人程度だったのですが、16時過ぎに出直してみればDゲートの入場の列が1階のカモメの窓口まで連なっているという状況で、普段はあまり感じたことがなかったのですがBゲートの利用ができることの有り難みをヒシヒシと、そんな混雑ぶりです。
マリーンズストアも引退記念グッズを目指してかファンが殺到して入場制限をしていましたし、さすがの里崎人気です。

故障をしている膝の具合からして出場は無理ではないかと思っていたのですが、一番DHでのスタメンでした。
コールをされたときのスタンドの盛り上がりはもの凄く、伊東監督の粋な起用に感謝です。
二打席での交代となりましたが予定だったのか、あるいは優勝争いをしているオリックスに対する配慮があったのかもしれません。

試合前の練習には参加をした里崎は、吉田と話をしながら軽やかな動きを見せていました。
DHでの出場ですのであるいは不要な練習ではありましたが、捕手里崎としての最後を飾りたいとの思いがあったのかもしれません。
笑顔ながらも時折に見せる、どこか寂しそうな表情が印象的でした。

里崎のラストゲームは、二打席連続三振で終わりました。
一打席目は見送りで、二打席目は空振りで、三振をしても堂々と胸を張ってベンチに戻る姿が代名詞の一つでもあった里崎らしい終わり方とも言えます。
引退試合ともなれば「お疲れ様ストレート」がお約束ですが、優勝争いをしているオリックスですからそういうわけにもいかず、しかし真剣勝負での有終の美に拍手です。

球場内には里崎のポスターなどが所狭しと飾り付けられていましたし、リボンビジョンにもメッセージが流れるなど里崎一色でした。
スコアボードの球速表示の横の広告も3球に1球の割合で里崎バージョンとなるなど、かなりな徹底です。
残念だったのは高らかに宣言をした花火での22の文字が崩れまくっていたことで、これにはスタンドから大きな溜息が漏れていました。

この記念すべき試合を勝利で飾れたこと、これがとにかく嬉しかったです。
選手たちを勝利のタッチで迎える里崎の表情は穏やかで、またその最後を楽しんでいるかのようでした。
選手たちも里崎を白星で送れることを、喜んでいたのではないかと思います。

そして引退セレモニーです。
花束贈呈はエースと正捕手として長年にバッテリーを組んできた成瀬、同世代で戦ってきたサブロー、そして福浦でした。
成瀬にはかなりの時間をかけて言葉を交わしていましたし、泣きそうな表情だったサブロー、そして福浦との抱擁は目頭が熱くなるシーンです。
ここに渡辺俊や橋本将が登場、あるいはビデオメッセージがあれば涙腺が決壊をしたかもしれず、しかし大人の事情もあるのでしょう。

ファンへの挨拶は捕手、を意識したのでしょう、マウンドではなくホームベースからフィールドに向かってのものでした。
バックネット裏からは背中越しになってしまったのが残念ではありましたが、なかなか考えられた設定に唸らされた思いです。
そのメッセージは自らのことよりもチームに対してのものが多かったぐらいで、後半からはベンチに向かって「成瀬、お前がチームを、そして捕手を引っ張れ」「こんな成績になるようなチームではない」「来年は日本一になる5の年だ」との叱咤激励は里崎らしく、これで成瀬の終生ロッテは決まったかもしれません。

最後は場内を一周で、ライトスタンドからはもの凄い紙吹雪が里崎を迎えました。
またロッテファンはもちろんのこと、オリックスファンもそのほとんどが残ってくれていたことに感謝です。
そして名残惜しそうにホームベースの前で蹲踞をする里崎の背中を見て、本当に引退をするんだなと、そんな実感が押し寄せてきました。
引退後は球団には残らないとのことで、おそらくはTwellVあたりの解説者になるのではないかと思われますが、いつかは指導者として戻ってきてくれればと願います。
ビックリマンの終身名誉PR大使に就任をしたとのことですし、里崎はいつまでもロッテの里崎です。
16年間、お疲れ様でした、そしてありがとう!

里崎のうちわ、そしてマリーンズマガジンの特集号を来場者全員に配ってくれた球団にも感謝です。
山積みとなったこれらを配る係の人も笑顔で、受け取るファンも笑顔でした。
引退は寂しいのですが、多くのファン、そして関係者に見送られての新しい門出に立ち会えたことを嬉しく思います。
また会う日まで、できれば来春の石垣島で会えれば最高です。

 

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やらかしました

2014-09-28 13:50:29 | 千葉ロッテ

 

昨晩は休日出勤の午前様に力尽きて、パソコンの電源を入れることなく布団に倒れ込みました。
目が覚めてみれば12時前、慌てて球場に向かったところが普段であれば人の波があるはずが閑散としているので嫌な予感がしたとおり、今日はナイターでの開催です。
なぜに日曜日にナイターなのか、おそらくはオリックスが前日に札幌でナイターだったのが理由なのでしょう。
きちんと調べなかった自分がやらかしたとしか言いようがなく、二度寝のリスクは負えませんし、帰りに寄るつもりだった床屋で先にサッパリとしてから引退試合に臨むことにします。

同じように開始時刻を見誤った、わけではないであろうファンが、それでも100人ぐらいもいたのには驚きました。
開場まで3時間以上も待つのは大変ですし、あるいは記念グッズの購入が目的なのかもしれません。
それにしても個人的にこのナイターはかなりの痛手で、しょぼいコンデジでは光量不足でせっかくのイベントには力不足です。
もちろん腕も足りないのですが、今日はあまりいい席ではありませんし、悩ましい観戦になりそうです。

 

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模倣の殺意

2014-09-28 13:31:02 | 読書録

模倣の殺意

東京創元社

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ある推理小説作家が遺した作品、七月七日午後七時の死、のタイトルどおりに、同日同刻に青酸カリによる死を遂げます。
新人賞を受賞してから執筆に悩んでいたことでの自殺と警察は判断をしますが、恋人だった女性と取材を依頼されたルポライターが調査を始める、といったストーリーです。
この両人の行動が並行をして流れていく中で徐々に事件の全貌が明らかになっていきますが、どこで交わるのだろうと思ったところでの結末に驚かされる作品でした。

作品自体は40年以上も前のものですので、古くささは否めません。
昭和の時代に生きた自分からすればそれほどの違和感はないのですが、若い人にはピンとこないように思います。
文体もどこか堅いと言いますかたどたどしさがあると言いますか、そんな感じもあり、しかしその展開には引き込まれるものがあります。
これも一つの叙述トリックなのでしょうし、ただそれに気がつく糸口を与えないままに「謎解き」と称した章立ての前の挑戦的な記述は好き嫌いがあるかもしれません。
それでもやられた、が正直なところで、今回が初めての著者ですがまた読んでみようかと思える中町信でした。


2014年9月27日 読破 ★★★★☆(4点)


野球って素晴らしい

2014-09-27 01:20:52 | 千葉ロッテ

ここにきての井口、福浦、サブローの登録抹消は、CS出場の可能性が断たれたことが理由なのでしょう。
そうなれば今月に入ってから地蔵と化していたことからして、春先に浦和に軟禁をされていた福浦はともかく、やはり何らかの縛りがあったように思われます。
何はともあれ残り3試合になってから清田、根元、大嶺翔の昇格で、それでいてセカンドに高濱でファーストに根元という、根元をどうしたいのかが見えないスタメンに戸惑いつつも、成瀬を加えた4人が抹消で登録は3人の差が何を意味するのか、もしかしたら里崎に出場の可能性があるかもしれないと夢を追うことにします。

前日とは打って変わって今季の最終登板を気持ちのいい形で終えた唐川は、2年ぶりの完投勝利です。
コントロールがまとまっているだけではなくストレートに力があったようで、球数が少なかったことがあるにせよ、九回に140キロ台は別人を見るかのようです。
数字的にはまだまだ物足りないもののストレートに力があったからこその変化球、7奪三振と理想に近づくピッチングが、来季に繋がってくれればと願ってやみません。
その九回に中田から奪った空振り三振が、今日の唐川を象徴していました。
力押しでのストレート、それだけ唐川も信ずるところがあったでしょうから、今日のこの感覚を忘れずにいてくれればと思います。

打線はデスパイネが3安打猛打賞、打率も3割を超えました。
早くもストーブリーグのネタが出始めましたが、デスパイネの残留交渉が球団としては最優先事項でしょう。
高濱も7試合連続ヒット、大嶺翔には一発が飛び出し、これまでやられっぱなしだった浦野を若い力で粉砕をしたのは喜ばしいです。
大嶺翔はフォロースルーや走り方がどこか師匠の今江に似ているような、そんな感じがあります。
あとは欲を言えば清田に一本が欲しかったのですが、そこは明後日に期待をしましょう。
井上の代走という珍しいものも見られましたし、試合後には里崎と稲葉のエール交換があったとのこと、やっぱり野球って素晴らしいです。

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

日本ハム

0

0 0 1 0 0 0 0 0 1 7 1

千葉ロッテ

1 0 3 4 0 0 0 0 X 8 9 0

◆9月26日(金) 千葉ロッテ−日本ハム24回戦(日本ハム13勝11敗、18時16分、QVCマリン、18,745人)
▽勝 唐川 23試合4勝9敗
▽敗 浦野 20試合7勝4敗
▽本塁打 大嶺翔2号(浦野)

▽バッテリー
千葉ロッテ 唐川—田村
日本ハム 浦野、武田勝、
—大野

 

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密室大坂城

2014-09-27 00:15:33 | 読書録

密室大坂城

角川書店

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大坂の役における大坂城を舞台とした人間模様、豊臣秀頼と淀殿を中心とした人々の生き様を描いています。
実は名将の資質を秘めていた秀頼、大野治長と密通をしてヒステリー気味の淀殿、は珍しい描写ではありませんが、しかしこの両者の対立は目新しかったです。
また真田信繁や後藤又兵衛といった有名どころが脇役でしかないのも新鮮で、一方で片桐且元が第三の主人公とも言える存在として物語に華を添えてくれました。

悪者がいない、これも一つの特徴です。
家を傾けたとも言われている淀殿も関白家としての豊臣家を秀頼に継がせるために自らが信ずるところのままに行動をしただけで、そこに悪意はありません。
その淀殿に反発をしながらも生きるべき道を模索する秀頼、この両者の信条が軸となっています。
裏切ったとも言われている且元も豊臣家を存続させるための深謀遠慮によるものであったと、また徳川家康が前面に出てきませんし、嫌らしかったのは織田有楽斎ぐらいです。
中途半端なミステリー仕立てになっているのが足を引っ張った感はありますが、考えさせられるところの多い密室でした。


2014年9月26日 読破 ★★★★☆(4点)


成瀬は二桁勝利に届かず

2014-09-26 00:11:45 | 千葉ロッテ

今日も淡々と会社で試合結果を確認し、眠い目をこすってパ・リーグTVでチェックをする羽目となりました。
あるいは感覚が麻痺をしてきたのかもしれず、シーズンクーポンが無駄になることがさほど気にならなくなっている自分がいます。
それでも辛うじて目標の50試合には滑り込めそうですし、来季に向けてシーズンクーポンを優先的に使う、出し惜しみはしない、そんなことを学んだ一年だったりもします。

成瀬は二桁勝利に手が届かずの、借金を抱えてシーズンを終えました。
立ち上がりに二死からストレートを打たれての2失点、二回にも四球が絡んでの下位打線にまたしてもストレートを打たれての失点ですから、かなりショックな打たれっぷりです。
今日のストレートはダメと判断をしたのか変化球に切り替えてもチェンジアップを打たれてさらに失点、あのまま降雨ノーゲームになればよかったのに、と思えるような炎上でした。
三回もえげつないスクイズを食らっての失点をしての3回7安打2四球6失点、見事なまでのKOで、ある意味でエースで完全な終戦となったのですから今季を象徴していると言ってよいのかもしれず、またこれで余程のことがない限りは来季もロッテの成瀬であることを喜ぶべきなのか、哀しむべきなのか、もちろん成瀬にはずっとロッテで頑張って欲しいのですが、ハラハラドキドキさせるようなオフを経てのロッテの成瀬となる来季を願いましょう。
そんな成瀬のアシストもあり黒沢が今季初、プロ二試合目の登板となりましたが、なかなかに一軍の壁は厚いです。
やや変則なフォームは適度、ではなく文字どおりにばらけるボールで武器になっているようには思えず、また130キロ台前半のストレート、変化球にもこれといったキレもないので昨年にかなり見切ったのですが、それでも今季は浦和では先発として結果を残していましたので最終盤ではありますがチャンスをもらえたことは組織としての意味合いでは喜ばしいです。
しかし残念なことに緊張もあったでしょうがイメージどおりのいきなりの2失点をベンチがどう見るのか、経験を積んだと考えるのかやはり見切るのか、その得点差からして日本ハム打線が淡泊になった感はありましたが2イング目以降はボールがまずまず低めに集まっていましたので、もう一回ぐらいは投げさせるのもよいかもしれません。
もし来季があればカーブを覚えることでピッチングの幅が広がるかなとはシンプルな発想ですが、スライダーとシュートだけでは苦しいように感じられた今日の黒沢でした。
最後は香月、スピードアップをしたようにも見えるピッチングはクリーンアップをいきなり三者三振で、高めに抜けるボールがほとんど無かったのが特筆です。
こちらは放っておいてもまた登板機会はあるでしょうから、次はもう少し競ったところでの起用を見てみたいです。

翔太が昇格をしたのでサードで、高濱はセカンドで、なんてことも考えた今日の打線でしたが、昨日の早坂でしたので妥当な顔ぶれのスタメンでした。
あるいは根元あたりが上がってくるかとも思っていましたので、それはそれで別の意味での見極めは必要なのですが、こういった帳尻合わせがあっただけでも前進です。
これまた残念なことに今日も一本、の高濱に吉田の復活ヒットぐらいしか目立ったものがありませんでしたが、ヤングマリーンズの頑張りを楽しみましょう。
このあたりから一人でも二人でもレギュラーに近づく選手が出てきてくれないと未来がありませんので、難しいでしょうが4位も最下位も同じ、とベンチには割り切って欲しいです。
その他ではゴロ、はいいのですが今日は岡田にもう一つ工夫が感じられなかったこと、右に同じの早坂、井上のスイングがやや小さくなりつつあるのかな、など気にあるところはままありましたが、泣いても笑っても今季はあと3試合、個人事業主の自覚を持って、そして里崎が安心してユニフォームを脱げるような戦いをお願いします。

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

日本ハム

2

3 1 2 0 0 1 0 0 9 12 0

千葉ロッテ

0 0 0 0 1 0 1 0 0 2 4 1

◆9月25日(木) 千葉ロッテ−日本ハム23回戦(日本ハム13勝10敗、18時15分、QVCマリン、8,581人)
▽勝 メンドーサ 25試合7勝13敗
▽敗 成瀬 23試合9勝11敗
▽本塁打 中田26号(成瀬)

▽バッテリー
千葉ロッテ 成瀬、黒沢、香月—江村、吉田
日本ハム メンドーサ、谷元、大塚
—大野

 

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打ち直し弾!

2014-09-25 02:16:39 | 千葉ロッテ

雨に遭遇をしなかったのはラッキーでしたが、連日の午前様でヘロヘロです。
今日の試合もヘロヘロと言いますかグダグダと言いますか、4失策と不細工なプレーの連発でした。
ボール先行で苦しいピッチングだった大嶺祐の足を引っ張りまくり、挙げ句の果てにクルーズは指を捻挫しての途中交代、今江もあれは捕れずとも前に落として欲しかったですし、ネタとしては面白いものの現実味は薄い中島獲得の話題に乗ってくるロッテファンが増えそうな不甲斐なさです。
それでも大嶺祐の3勝目は来季に向けて大きいですし、しかし一方で西野の右肩痛という悲報もあり、故障者は無理をせずに今季終了としましょう。
打線は岡田のあわやのフェンス直撃で幕を上げて、悔しさから歓喜の角中の打ち直し弾、これで首が繋がったか早坂のアーチまで飛び出しての二戦級を撃破です。
高濱も引っ張ってのヒットが出始めたのが喜ばしく、久々の井上に江村のタイムリーと15安打9得点、伊東監督の笑顔を久しぶりに見たような気がします。
明日はまた天気が崩れそうですが試合は強行するでしょうから、怪我をしないよう、でも思い切ったプレーで楽しませてください。

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

日本ハム

0

2 0 0 0 2 0 1 0 5 11 1

千葉ロッテ

2 2 1 0 2 0 2 0 X 9 15 4

◆9月24日(水) 千葉ロッテ−日本ハム22回戦(日本ハム12勝10敗、18時15分、QVCマリン、9,510人)
▽勝 大嶺祐 13試合3勝4敗
▽敗 木佐貫 5試合1勝3敗
▽本塁打 角中7号(鍵谷)、早坂1号(カーター)

▽バッテリー
千葉ロッテ 大嶺祐、服部、益田、ロサ、大谷—江村
日本ハム 木佐貫、鍵谷、カーター、河野
—大野、市川

 

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新人王へラストチャンス

2014-09-24 00:26:41 | 千葉ロッテ

一昨日まではあったと思うのですが、今日に見てみれば船橋東武のロッテのスローガン、翔破~頂点へ、今年こそ。~、の垂れ幕が取り外されていました。
明後日からは恒例の選手プロデュースメニューが始まるとのこと、船橋東武もオフ体制に入ったわけで、忍び寄る秋といったところです。
しかし今日も先日の日曜日と同じく残暑の断末魔のようなぽかぽか陽気で、ほんわかとした野球観戦となりました。

石川が9勝目、新人王レースでは26セーブの高橋にリードをされているものと思われますが、予定をされている今季最終戦での登板で二桁勝利となればルーキーの強みもありますので、西の票が森に流れての漁夫の利の不安感はあるものの、お立ち台での宣言が実現をする可能性も充分にあります。
それだけに松永に続いて益田までもがキッチリと走者を返してしまうというリリーフ失敗が続いているのが痛く、防御率を落としたのが地味に響くかもしれません。
今日はストレート、変化球ともに高めに浮きがちで立て続けに失点と苦しい立ち上がりでしたが、中盤以降は伝家の宝刀のシンカーがキレたことで何とか凌いだといった感じです。
快投、がもちろん理想なのですが、調子が今ひとつのときでもそれなりに試合を作るのは一つの才能ですので、意味のあるピッチングだったと思います。
その石川を助けた初回の岡田の好守、もうあの程度であればファインプレーと騒ぎ立てるほどのことでもないのですが、やはりさすがとしか言いようがありません。
最後は登板間隔が空いている事情があるにせよ4点リードで大谷、西野の鉄板リレーは石川の勝利を確実にするというベンチの意志が感じられましたし、あとは勝つのみです。

四番が打てば有利に試合を進められる、そんな典型のような試合でもありました。
初回は警戒をされての四球、二回には勝ち越しの2点タイムリー、七回には勝利を決定づけるツーラン、今日は3安打猛打賞で3割もすぐそこです。
タイムリー、ホームランと高めの甘いボールではありましたがいずれもスライダーを叩いたもので、とにかく変化球で攻める、といった相手の作戦を乗り越えたと思いたいです。
今日はDHでしたので余計な心配もありませんでしたし、残り5試合でチーム本塁打王を目指してもらいましょう。
さりげなく左腕を苦にしていない高濱は低めのボールをすくい上げてのタイムリー、この追加点も試合の流れとしてはかなり大きかったです。
グッズの発売がされた田村にヒットが出なかったのはジンクスぽいですが、福浦らしい芸術的な軌道のタイムリーが見られましたし、なかなか見所の多いビールが旨い日光浴でした。

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

日本ハム

1

1 0 0 0 0 2 0 0 4 9 0

千葉ロッテ

1 3 1 0 0 0 3 0 X 8 10 0

◆9月23日(火) 千葉ロッテ−日本ハム21回戦(日本ハム12勝9敗、13時、QVCマリン、25,003人)
▽勝 石川 24試合9勝8敗
▽敗 中村 17試合7勝2敗
▽本塁打 市川2号(石川)、デスパイネ11号(武田勝)

▽バッテリー
千葉ロッテ 石川、益田、大谷、西野—田村、江村
日本ハム 中村、武田勝、河野
—市川、大野

 

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十角館の殺人

2014-09-23 17:51:40 | 読書録

十角館の殺人

講談社

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初の綾辻行人です。
辻村深月がその一字をもらってペンネームにするほどにファンだとのことですので作風が似ているのかなと思っていたのですが、心理描写に重きを置いた叙述トリックなところは似ていると言えば似ている感じはあるものの、言われてみなければ分からないといった程度です。
そんな先入観を持って読み始めたのですが、読み進めるうちにすっかりと忘れて綾辻ワールドにはまってしまい、これがデビュー作かと驚くばかりの作品でした。

孤島での殺人事件ですから密室と言えなくもありませんが、そのあたりはテーマとなっていません。
殺人の方法に謎があるわけではなく、誰が犯人なのか、登場人物のモノローグで展開がされていくのが特徴と言えば特徴です。
そしてミステリーと言えば絶妙なトリックに、それを解き明かす名探偵が付きものですが、しかしこの作品では誰が探偵役なのかがハッキリとしません。
そのあたりが伏線ではあるのですが全体としてもやっとしていること、ここは辻村深月と似ているかも、と余計とも思えるエピローグに引っ掛かりはあったものの、適度に撒かれた餌に飛びついてはあしらわれる、の繰り返しで最後まで翻弄をされたのがかなり心地よかったです。
どうやらシリーズ化をされているようですので、今後も楽しませていただきます。


2014年9月23日 読破 ★★★★★(5点)

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里崎デー

2014-09-23 02:07:56 | 千葉ロッテ

覚悟はしていましたが、哀しいかな案の定の午前様です。
ハードランディングとまではいかずともソフトランディングにはほど遠く、まだ暫くは引きずることになりそうです。
そんなこんなで今日に試合が無かったのは個人的にはラッキーながらも、来週には第一次の戦力外通告があるかもしれない時期にしてはニュースに乏しい一日でした。
めぼしいところでは里崎の引退セレモニーが行われる28日の指定席が完売とのこと、平日ではさすがにこうはならなかったでしょうから球団の妥当な判断に感謝です。
また里崎が最終戦でのイベントは迷惑がかかるので断ったとの話もありますので、落ち着くところに落ち着いたといったところでしょう。
そのイベントで流される映像を明日にファンとともに撮影をするらしいのですが、応援歌も歌えない自分にはその資格はありませんし、目が覚めたら夕方なんて予感があります。
とにかく28日までにはしっかりと身辺整理を済ませられるよう、ただただ頑張るのみです。

 

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強烈すぎる向かい風

2014-09-22 00:21:15 | 千葉ロッテ

今日も涌井は地元で勝つことができませんでした。
8回途中で8安打6失点もリリーフをした藤岡が打たれての3失点がありましたし、その8回に140キロ台半ばのストレートを投げるなど今月に入ってからのニュー涌井らしいピッチングで、しかもオリックス打線の早めの仕掛けで軽く完投ができそうな球数だっただけに残念としか言いようがありません。
とにかく成瀬、唐川の被弾に続いて涌井も糸井にしてやられたなと、高めではありましたがバットをへし折った打球をあそこまで運ばれるのですから脱帽です。
ヘルマンの勝ち越しタイムリーは捕れたようにも見えたのですが打球が速かったようで、しかしここで代えられたのはちょっと意外、ベンチの信頼度はまだまだなのでしょう。
そして藤岡はいつの間にやらまたあの苦しそうに投げる姿に戻ってしまい、せっかく上向いてきていたものがご破算になってしまった感じです。
こんな使い方をしてもどうこうなるとは思えませんので、今季は終わりでよいです。

二度追いついた打線も、中盤以降はチャンスらしいチャンスもないままの9人野球でした。
それだけに四回の無死満塁から1点しか取れなかったのが痛すぎで、あのボールに手を出してあの打球で走塁死をするのですから積極的な采配が裏目に出たといったところです。
内角低めのボールを角中が、まさに角中らしい捌きの犠牲フライで同点に追いついた直後だっただけに、まあこれも野球です。
井上が外れて今日の高濱はファーストでのスタメン、もう少しスイングに力強さが欲しいのですが逆方向へ運ぶ巧みさは一つの武器ですので、おそらくはこのまま今季は井上と競い合いながら一軍でプレーができるでしょうからしっかりと積み上げてくれればと思います。
それにしても今日もベテラン三人衆は出番なし、今月は18試合で僅かに21打席、何なんだかなぁと溜息が出る久々に灼熱のスタンドでした。

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

オリックス

0

0 1 1 0 0 0 5 0 7 10 0

千葉ロッテ

0 0 1 1 0 0 0 0 0 2 6 0

◆9月21日(日) 千葉ロッテ−オリックス23回戦(オリックス13勝10敗、13時、QVCマリン、23,088人)
▽勝 佐藤達 61試合5勝4敗1S
▽敗 涌井 25試合7勝12敗
▽本塁打 T-岡田21号(涌井)

▽バッテリー
千葉ロッテ 涌井、藤岡、金森—田村
オリックス ディクソン、佐藤達、馬原
—山崎勝、伊藤

 

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若手にベテラン

2014-09-21 01:13:48 | 千葉ロッテ

若手がスタメンで最後はベテランが締める、今江や岡田をベテランと言っていいかどうかは微妙ですが、この時期の試合としてはいい展開でした。
先日に続いて平野佳を攻略しての逆転サヨナラ勝ち、さすがに平野佳もお疲れのように見えます。
残念ながら唐川に白星がつかずに成瀬からのバトンを受け取れませんでしたが、それでも明日の涌井にはいい景気づけになったでしょう。
良くも悪くも唐川らしいピッチングで、7回を投げきれなかったのもその内容に照らし合わせれば仕方のないところではあります。
立て続けに松永がリリーフを失敗したのも、地道に好投を続けている大谷に勝利が転がり込んだのも、ある意味で必然とも言えます。
もう今季も残りあと僅か、帳尻あわせと同時にご褒美も出始める秋ですので、もう一踏ん張りを願いましょう。
岡田が好守に3安打猛打賞、高濱と田村にもヒットが出ましたし、21年ぶりらしいリーグ3戦3サヨナラ試合の勝者の側に立てたのを喜ぶことにします。

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

オリックス

0

0 0 2 0 0 1 0 0 3 10 0

千葉ロッテ

0 0 1 1 0 0 0 0 2X 4 9 1

◆9月20日(土) 千葉ロッテ−オリックス22回戦(オリックス12勝10敗、14時、QVCマリン、23,172人)
▽勝 大谷 46試合2勝2敗
▽敗 平野佳 55試合1勝5敗36S
▽本塁打 糸井18号(唐川)

▽バッテリー
千葉ロッテ 唐川、松永、益田、大谷—田村
オリックス 東明、馬原、佐藤達、平野佳
—伊藤

 

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高濱も呼ぼうよ

2014-09-20 00:51:00 | 千葉ロッテ

客先に15ヶ月間も常駐をしての仕事もいよいよ佳境、今週末の作業と週明けの実施で一区切りです。
そんなこんなでお手軽モードになってしまいますが、ご理解をいただければと思います。
伊東監督の若手主体、との言葉に期待をしての地元での連戦でしたが、しかし入れ替えがあったのは木村と金森だけでした。
昨日に頑張った木村の抹消には驚いたのですが中5日で回せば成瀬、唐川、涌井、石川、大嶺祐で足りますので、それよりも中継ぎを増やすことを優先したのでしょう。
そもそもここにきてまだ中5日かよ、が本音ではありますが、こうなったら仕方がありません。
木村には足がかりを作った2014年と割り切って来季に向けてスタートを切ってくれればと、それだけの気持ちで臨める終わり方です。
一方で来季の現役続行どころか三年契約とまで報じられた井口はこれで今季はお疲れ様、になるかと思いきや、シルバーシートは健在のようです。
それでも今江に代えての高濱、お久しぶりの江村のスタメンがありましたので、それなりには考えてくれているのでしょう。
その高濱が決勝点となるタイムリースリーベースを放ったので今日は「先輩を助ける」をテーマに成瀬&高濱の横浜OBでのお立ち台だと思ったのですが、やはりタイムリースリーベースを含むマルチヒットの鈴木が呼ばれて、それでも三人でもよかったのではないかと、手嶌広報のミステークであればデコピンならぬアゴピンです。
そんなこんなで成瀬は8回5安打2失点で9勝目、チームに二桁勝利がいないのは体裁的にも避けたいので、次も勝って球団を震え上がらせてください。
快投と言うほどではありませんでしたが低めを丁寧に突く成瀬らしいピッチングで、いい感じでシーズンを締めくくれそうです。
そしてここのところ不安定だった西野が三者凡退で節目の30セーブ、防御率も1点台ですので立派すぎる守護神一年目でした。
打線はお試し近藤を攻略したものの後が続かず、今日も守備に不安を見せたデスパイネのバットがやたらに目立ったように思います。
対照的に久しぶりにヒットが出たクルーズは絶妙なバックトスに日本人ではなかなか真似のできない体技を見せつけるスローイングと本領を発揮するのはあるいはショートよりセカンドなのかと思わせるような、それはそれで悩ましい好守を見せてくれました。
そして久しぶりの江村はいつの間にか捕手な体つきになっていたのを喜ぶべきなのか、今日は3タコでしたが打数は少ないまでもさりげなく2割を打っていますので待て田村、です。
つらつらと書き連ねましたが最後ぐらいは成瀬、唐川、そして涌井の3タテを見たいなと、そう念じてとりあえず今日は寝ます。

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

オリックス

0

0 0 0 0 2 0 0 0 2 5 0

千葉ロッテ

2 1 0 0 0 0 0 1 X 4 7 0

◆9月19日(金) 千葉ロッテ−オリックス21回戦(オリックス12勝9敗、18時15分、QVCマリン、13,601人)
▽勝 成瀬 22試合9勝10敗
▽S 西野 55試合1勝1敗30S
▽敗 近藤 2試合1敗
▽本塁打 糸井17号(成瀬)

▽バッテリー
千葉ロッテ 成瀬、西野—江村
オリックス 近藤、マエストリ、比嘉、岸田
—伊藤

 

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