オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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体面を保てたようで

2013-02-28 00:11:28 | 千葉ロッテ

伊東監督が昨年にヘッドコーチだったKBOの斗山との練習試合ですのでネタとしてはもってこい、とばかりに当の伊東監督が悪のり気味に「20点を取ってノーヒットノーラン」なんてぶち上げたことで選手たちにはそれなりにプレッシャーがかかったのではないかと思いますが、とりあえずは体面を保てる勝利でホッとしました。
いきなり2点を失うもののすぐに7点を取っての逆転白星で、中堅から若手が中心のオーダーでのこれですから地力の差はやはり大きいのでしょう。
そうは言いながらも一蹴といったものでもありませんでしたから、伊東監督はあるいは不満が大きかったかもしれません。
二度目の先発も2失点の木村、一軍デビュー戦はフォークではなくカーブとスライダーでの2奪三振の西野、KBO無双な大松のアーチ、さりげなく一軍に合流をしていた吉見、レデズマとロサの明暗双子リレー、田中のスタメンマスク、今日のところはこのぐらいのトピックスしか手にできていませんので、明日のスポーツ紙を楽しみにしたいです。

 

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悲しき涙雨をバネに

2013-02-27 02:28:15 | 千葉ロッテ

今週末から広島に旅立つはずだったのですが、残念ながら延期をせざるをえない状況に追い込まれました。
用意周到に仕事を割り振って日程を組んだのですが、そこは悲しいサラリーマンですから自分の力だけではどうにもならないことがあります。
今年度の追い込みで毎週のように休日出勤、ホテル泊まりがありますので4月にはしこたま振休が使えるはずで、それを心の支えに何とか頑張るしかありません。

同じように涙雨だったであろう西野は一部の報道では明日にスライドとのことですから、気持ちを入れ替えて臨んでもらいたいです。
ここにきて秘密兵器なんて言葉も踊っていますし、目立つには絶好のチャンスです。
相手が楽天からKBOの斗山となりますので抑えても額面どおりに受け取っていいかという問題はありますが、その斗山は伊東監督が昨年にヘッドコーチだったチームですから話題性は抜群で、そこできっちりと抑えて活躍をすればボーナスポイントが付くはずです。
韓国ロッテを抑えたのですから斗山だっていけるはず、そう自信を持って上から見下ろすような気概でやってくれればと思います。
今ひとつピリッとしない投手陣だけにここで西野が引っ張っていくぐらいのつもりで、嬉しいニュースが宮崎から届くのを待ちましょう。

 

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目立て西野

2013-02-26 00:24:51 | 千葉ロッテ

ついに西野が一軍デビューです。
練習試合ではありますが苦節5年目にしての一軍ですので、ちょっと先を行っている角に追いつけ追い越せといった感じでしょう。
先日の二軍の練習試合で好投をして掴んだチャンスですから結果を残した選手は報われるというモデルケースでもあり、是非とも次のステップに進めるよう頑張ってもらいたいです。

ロッテ・西野、1軍“初試合”「頑張りたい」 (2/25 サンケイスポーツ)

昨年11月に支配下選手登録された西野が1軍に合流。
26日の練習試合(対楽天)の登板に備えキャッチボールなどで調整した。
1軍での“初試合”に「精いっぱいできるよう頑張りたい」。
鹿児島・薩摩川内の2軍キャンプでは21日の練習試合(対韓国ロッテ)に先発し4回無安打6三振と結果を残し「安定感、スピードも出てきた」。
最速147キロと得意のフォークボールでアピールする。

その先日の韓国ロッテ戦でのピッチングは情報不足で今回の報道で初めて知ったのですが、4回無安打6奪三振とは見事です。
ベストメンバーに近い布陣だったのかどうかは分かりませんが、同じ相手に植松らがもう一つだったことを考えれば大きなアドバンテージでしょう。
まずは中継ぎで一軍と思っていましたが先発として育てる方向性が見えてきたようで、この時期ではありますが成瀬以外がもたついていますので大きなチャンスです。
開幕一軍に手が届かずともベンチに何らかの印象を残せれば浦和でローテーションを任されるでしょうから、とにかくアピールが第一です。
どうしてもコントロールが気になりますがとにかく腕を振って、140キロ台のストレートとキレのあるフォークで奪三振力のあるところを見せてもらいましょう。
また練習試合ですので情報を手にするのは難しいでしょうが、その中で堂々と好投が報じられることを願っています。

 

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大丈夫か藤岡

2013-02-25 03:28:25 | 千葉ロッテ

今日から会社の近くのホテルで二泊、早朝4時の出社のためチェックインをしてすぐに寝てしまったのでまた一日遅れのアップになるはずだったのですが、なぜか2時に目が覚めてしまい二度寝の愚を犯す勇気がなかったためにむくむくと起き出して、寝ぼけ眼で書いています。
負けたことは知っているのですが内容は日刊スポーツのスコアテーブルで知った次第で、かなり投手が打ち込まれたようで凹み気味です。
井口などベテランの一部はこれで千葉に帰るようで今後は若手が中心の試合となるのでしょうから、今日の不安を払拭してくれるような元気のいいプレーを見せてもらいましょう。

先発の藤岡は2回を7安打とよくぞ2失点で済んだものだと、ガッカリとさせられるピッチングでした。
本人もボールがいっていなかったことに不満だったようで、四球はゼロで46球と思いの外に球数が少なかったことが救いではありますが、とても誉められたものではありません。
新婚で18勝を目指すとぶち上げたのですから、もっと上から目線でのピッチングを見せてもらいたいです。
伊東監督は修正可能とのコメントだったようですが本音はやってもらわなければ困るといったところでしょうし、唐川が不在ということもありますが二戦目に先発をしたということからしてベンチの期待がそれだけ高いということなのでしょうから、紅白戦からピリッとしないピッチングが続いているのは気持ちが悪いので次こそはビシッと抑えてくれることを願います。
またゴンザレス、ロサ、大谷も満遍なく打たれてしまい、その中でも大谷の調子が上がらないのが不安でなりません。
残念ながら取って代わるような台頭が見られないことから今すぐどうのというのはないでしょうが、こんな調子ですと開幕一軍が危ぶまれます。
本人は先発志望でしょうがその先発でも中継ぎでも貴重な存在である大谷だけに、一日も早い復調を祈ります。

打線は12安打と久しぶりに快音が響き、井口や福浦、サブローに里崎といったベテラン勢が元気です。
シーズンを通してというスタミナからすれば厳しいところにいる選手ばかりですが、若手の挑戦をはねのける存在感は頼もしくもあります。
腰痛が心配をされる今江もマルチヒットで、その座を狙う細谷も代打で連日の長打ですから、いい感じに競争が盛り上がってきていると言ってよいでしょう。
今日は根元が核弾頭で打線をどう並べるかは試行錯誤のようで、また紅白戦で活躍をしながらオープン戦で音無しの加藤の薩摩川内行きが決まったり、バットが湿ったままの岡田がスタメン落ちをするなど結果にはシビアなところもありますので、一昨日の練習試合で爆発も今日に4タコの大松もうかうかとはしていられません。
挑みかかる控え陣にそれを蹴散らすレギュラー陣、そんな激しく厳しい争いを高いレベルで見せてくれる明後日からの三連戦に期待をします。

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

千葉ロッテ

0 0 0 3 0 1 0 1 0 5 12 2

DeNA

1 1 0 2 0 1 2 0 X 7 15

2


◆2月24日(日) DeNA-千葉ロッテOP1回戦(DeNA1勝、13時、宜野湾、2,650人)
▽勝 安倍 1試合1勝
▽S 藤江 1試合1S
▽敗 ロサ 1試合1敗
▽本塁打 松本1号(大谷)

▽バッテリー
千葉ロッテ 藤岡、ゴンザレス、ロサ、大谷―里崎、小池
DeNA 井納、小林太、安部、菊地、藤江―高城、鶴岡

 

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バーにかかってきた電話

2013-02-24 19:01:51 | 読書録

バーにかかってきた電話

早川書房

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ススキノ探偵シリーズの二作目は、一昨年に公開をされた映画の原作です。
そうなれば映画が原作に忠実であればあるほど先が読めてしまうのは仕方がなく、残念ながらと言ってしまうと微妙ではありますが、基本的には原作に忠実な映画だったようです。
こうなると映画が先か原作が先かと悩ましくもなりますが、原作に忠実でない映画も少なくはありませんので、どちらかと問われれば原作が先の方がよいでしょう。
もっともそれはそれで原作とのギャップに苦しむことにもなりかねませんので、両方に手を出すのは止めておいた方がよいのかもしれません。

行きつけのバーにかかってきた一本の電話から、主人公である「俺」が事件に首を突っ込むことになります。
危うい仕事になりそうだとの予感はありつつも引き受けたところで電車のホームから突き落とされたりエセ右翼に襲われたりと災難が続きますが、しかし「俺」はめげません。
むしろ10倍にして礼をするとばかりに事件にのめり込んでいき、それが結果的に依頼人の「コンドウキョウコ」にとってプラス、あるいはマイナスの事態を引き起こします。
肝臓が心配になるぐらいに酒を飲みながら、そしてお調子者ながらも芯はしっかりと犯人を追い詰めていく、そんなところはシリーズ共通なのでしょう。
後書きにあったのですが映画では相棒とも言える存在となった高田はその映画仕様だそうで、前作より出番は多かったものの脇役の域を出なかったのが残念ではありましたが、その他にも新聞記者の松尾もいい味を出していましたし、相田なんかもシリーズ必達のキャラクターになっていくのかなと、そんなことを思いながら読み進めていきました。
基本的には「俺」の目線によるストーリー展開で、前作と同様に雑然とした雰囲気が文体にも出ていますのでゴチャゴチャ感があり好き嫌いが分かれそうではありますが、硬派なハードボイルドはそれはそれで堅苦しいところがありますので少し柔らかめの、しかし柔らかすぎない加減が持ち味なのだと思います。
とにもかくにも映画は今年に二作目が公開をされるとのことですので、その公開の5月までに原作を読み終われるようシリーズと付き合っていくことにします。


2013年2月24日 読破  ★★★★☆(4点)

 

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悔しがれ松永

2013-02-24 13:48:37 | 千葉ロッテ

これまで何度も同じ過ちを繰り返しながらも睡魔に負けて夕方にひと寝入りのつもりで布団に入ったところ、予想どおりに目が覚めたのは翌日の10時前でした。
今日に3~4月分のチケットがTEAM26で先行予約販売をされなければ目覚ましをセットしていなかったでしょうから、もっと悲惨なことになっていたでしょう。
その予約販売も相変わらずにシーズンクーポン専用ダイヤルは話し中の嵐で繋がったのは40分後で、そもそもがシーズンクーポン用に割り当てられている座席は絶対数が少ないために土日祝日のSS席の一塁側前ブロックの全滅が腹立たしく、仕方なく今季もその多くが三塁側に陣取ることになりそうです。
それにしても例年どおりに球団がチームを信用していないのかQVCマリンの土日祝日の試合は春先に集中しており、シーズンクーポンは6月までの前半と7月以降の後半で使えるチケットが違うのですが、その前半が17試合に対して後半は10試合とバランスが悪く、そのうち今回分が7試合ですから顕著さが増しているような気がします。
チームにはその思惑をあざ笑うかのように球団が「もっと終盤に週末の試合を設定すればよかった」と地団駄を踏むような頑張りを見せてもらいたく、勝てずともシーズンを通して球場に足を運ぼうとの意欲が減退をしないような戦いぶりを望みます。

そんなシーズンの前哨戦ともなるオープン戦が始まりましたが、その初戦は引き分けとなりました。
序盤に4点を先制しながらも終盤に追いつかれての引き分けですのでもったいなくもありますが、ここは勝ち負けにこだわるのではなく内容で勝負です。
結果を残した選手、そうでなかった選手と明暗が分かれた感じもありましたが、前者は油断をすることなく、後者はまだ開幕まで一ヶ月もありますので課題を与えられたと前向きに考えて、その目先の結果に一喜一憂をするのではなく6ヶ月の長丁場であるレギュラーシーズンをターゲットとして邁進してもらいたいです。

先発の成瀬は2回を無失点と本人も納得のピッチングで、開幕投手に大きく前進です。
映像は背後からのものでしたから今ひとつ分かりにくかったのですが、言われてみれば報じられていたように猫招きが小さく後ろに引きつけられていたような感じでした。
まるでサイドスローのような球筋に左打者が戸惑っていたのが印象的で、これで左打者への苦手意識が少しでも払拭できれば万々歳でしょう。
長いイニングを投げる中でのポカ、特に下位打線へのミスが減れば余裕で最多勝争いに殴り込めるでしょうから、ちょっと期待をしてみます。
渡辺、レデズマ、松永は映像を見ていないので数字でしか分かりませんが、渡辺も3回を無失点ながらも外野への飛球が多かったのが気になります。
タイミングの外れたものであればいいのですが、もしそれなりの打球であればこちらはあまり期待をしない方がよいのかもしれません。
レデズマはスピードは出ていたようですが不安定さは変わらないようで、ギリギリのところで使うには勇気が要りそうです。
ここにきてからは無理でしょうが、あるいは先発として使った方が面白い結果が出るかもしれません。
そして松永はその1回を3失点の結果よりも、報じられている一部のコメントが気になっています。
強気もいいですが「甘いところに投げたらプロなら打たれることが分かった」などは当たり前の話ですし、ここは素直に甘いところに投げたことを悔しがってもらいたいです。
言霊でもありませんが、強気でそういうことを言っているうちにいつの間にか自分でもそう思い込んでしまうことがありますので、そうなると改善への努力が殺がれかねません。
ヤクルトの北川が紅白戦だかで打たれたときに似たような負け惜しみのコメントを口にしたのに対して、ボールを受けていた古田が「そういうことを言う投手が抑えたのを見たことがない」と言っていたのが強く記憶に残っており、打たれたことがない変化球を投げないままにチームを去った武藤も同様です。
また担ぎ投げの好き嫌いは置いておくとしてもその担ぎのためが小さいように見えた南はストレートの走りが今ひとつで、暖かくなっても同様であれば厳しいように思います。

打線は序盤の攻撃は見事で、まるで別のチームを見ているかのようでした。
根元はしっかりと振り切っているからこそああいったヒットが生まれるのでしょうし、ファールにはなりましたがライト線への打球も痛烈でしたので今季もやってくれるでしょう。
その根元とのエンドランをきっちりと決めた井口はさすがで、ベンチもしてやったりの電光石火の攻撃でした。
そこからホワイトセルがあっさりと犠牲フライ、その大きな打球を見逃さずに井口が二塁にタッチアップをしたところなどはスタンディングオベーションもので、この井口の積極的なプレーがシーズンを通して見られるようにスタミナ配分を考えるのがベンチの次のミッションです。
福浦も甘いボールを見逃さずに早いカウントから打っていくところなどは元気ぶりが見て取れましたし、右打ちの清田、膝と腰の回転で長打を連発した荻野貴はその膝の具合が完治に近ければレギュラー争いから簡単にこぼれるようなことにはならないでしょうから、WBCで日本代表が勝ち進めば勝ち進むほど開幕での角中スタメン落ちが現実味を増しそうです。
外野陣のレギュラー争いという点ではどうも当てにいっているようにも見える岡田が心配で、この日もライトでしたので現時点では四番手以降なのでしょう。
またまだまだ力負けの感はありますが田島を相手にファールで粘った角も好印象で、その粘り強さを今後も見せてもらいたいです。
その他は2回表まで、9回表以降しか映像を見ていませんのでよく分かりませんが、とりあえず今江が試合に出られたことで一安心です。
それでも細谷らにも頑張ってもらいたいので、今日のDeNA戦ではまた違ったスタメンとなることを願います。

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

千葉ロッテ

2 2 0 0 0 0 0 0 0 4 8 1

中日

0 0 0 0 0 0 3 1 0 4 11

0


◆2月23日(土) 中日-千葉ロッテOP1回戦(1分、13時、北谷、2,020人)

▽本塁打 荻野貴1号(伊藤)、ディアス1号(松永)、山崎1号(南)

▽バッテリー
千葉ロッテ 成瀬、渡辺、レデズマ、松永、南―里崎、田中
中日 伊藤、小林、岡田、武藤、田島―谷繁、田中

 

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ガンガン

2013-02-23 00:57:07 | 千葉ロッテ

今日の練習試合はKBOのLGが相手ですので昨日に比べると情報量が落ちるのは仕方がなく、ざっとしか追っていませんがスタメンすら見つけることができませんでした。
たどり着いたのはスポーツ紙のサイトで「根元がアーチ」「大松がアーチを含む3安打」「古谷が4回を3安打1失点」「5回降雨コールドで5-2の勝利」、そんなところです。
根元が意外なパンチ力を継続し、大松に復活の兆しを感じ、古谷の先発に戸惑い、などなど雑感はありますが、これだけでは何とも言えません。
その結果を額面どおりに受け止めるには申し訳ないながらもKBOで10年連続BクラスのLG、とは言いながらもwikipediaで見てみればどこかロッテに似たようなチーム事情を抱えたりもしているようで、格好悪いことにならなかったことをよしと思って明日に気持ちを持っていくことにします。
その明日は天気の心配はないようですからオープン戦の初戦で、やたらと補強をしてセントラルのオリックスとも言えるDeNAとの対戦ですので注目が集まりますが、おそらくは目玉のブランコらは出場をしないのでしょうから中畑節が封印となる一方的な試合展開を願いましょう。
CSでの中継があるようですが視聴環境もその時間もない悲しき休日出勤ですので、夜にスポーツニュースをハシゴしたくなるような試合を頼みます。

 

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伊東ロッテの初勝利

2013-02-22 00:41:37 | 千葉ロッテ

伊東ロッテの初勝利です。
公式戦であればまだしもオープン戦すら始まらない時期の練習試合でのものですし、公式戦とは違って勝ち負けにこだわっても仕方がないのですが、それでも大きく体制が変わっての対外試合ですので気持ちよくスタートを切りたいですから、負けるより勝つに越したことはありません。
チームを見守るファンはもちろんのこと、プレーをする選手たちが変化を実感するためには白星が一番の妙薬だと、暫くはそこにこだわってみようと思います。
そしてさすがは阪神、練習試合でもCSでの中継があったようですが、しがないサラリーマンが平日の昼間に見られるわけもありません。
それでも公式サイトにスコアテーブルが載っていますので大助かりで、このあたりは激しくロッテにも見習ってもらいたいです。

木村2失点も先発「投げやすい」 (2/21 日刊スポーツ)

ロッテ木村優太投手(27)が、1軍初先発を3回5安打2失点1奪三振で終えた。
21日、沖縄・宜野座村で行われた阪神との練習試合に登板。
連打で1回1死一、三塁のピンチを招いたが後続を左飛と一ゴロに抑え、2回は3人でピシャリ。
3回に死球で2死満塁とし、阪神福留に初球を左前打されて2点を献上した。
「死球が失点に絡んだのはもったいなかったですね。その後の1球目の入り方を気を付けないといけなかった」と反省。
ただ、課題としていた直球押しは及第点だったようで「先発は思ったより投げやすかった」と手応えを得た。
7回に味方打線が4得点で逆転したため、木村に勝敗はつかなかった。

先発の木村は3回を5安打2失点と数字を見ればガッカリな開幕投手でしたが、しかし意外なぐらいに本人と伊東監督のコメントが前向きです。
反省をすべきところは反省をしていますし、その死球も攻めての結果であれば問題はありません。
本人が言うようにストレートで押すことができたのであれば喜ばしく、今後も先発としてのチャンスは与えられるのでしょう。
伊東監督は白星に舌が滑らかだったのか、はたまた誉めて伸ばすタイプだと見極めたのかは分かりませんが、とりあえずは好感できる反応です。
そうなれば3回を無安打無失点ながらも3四球の阿部や、2回を完全の香月、そして最終回を三人で締めくくった服部への評価を聞いてみたくもなります。
おそらくは明日の報道は阪神目線のものが大半でしょうから難しくもありますが、機関紙あたりが伊東語録として伝えてくれることを願います。

打線はお家芸の集中打で逆転劇を演じはしましたが、全体的には貧打の流れからは抜け出せなかったようです。
予想どおりに核弾頭でスタメン出場の加藤は残念ながら4タコでしたので明日は荻野貴に取って代わられるのではないかと思いますが、例えそうなってもそのまま地蔵コースとはならないでしょうから、次にチャンスをもらったときにしっかりとアピールできるよう頑張ってもらいましょう。
逆転劇の5連打はサブローが口火を切って大松が逆方向へのヒット、やはり二番手捕手なのか田中、今江の居ぬ間の細谷、そして清田と無理に引っ張らないバッティングが続いてのものですから、その結果以上に評価ができるのではないかと思います。
全体的に反対方向への打球が多かったようですから、そういったテーマを持って臨んだ試合だったのかもしれません。

西岡に餞別とばかりに2安打をプレゼントするところなどはロッテらしさ爆発ですが、そんなことよりも今日も岡田がライトを守ったことが気になります。
途中出場の清田がセンターに入って加藤がレフトに回ったところなどは違和感がある絵面だったでしょうから、あるいはシーズンに入ってからもこいった布陣なのかもしれません。
岡田のあの守備範囲の広さと肩力を考えればライトがベストポジションとは思えないのですが、ベンチにはベンチなりの考えがあるのでしょう。
あるいは岡田はレギュラー争いから一歩後退をしているかもしれず、しかしそうであっても一昨年を考えればどうなるかは分かりません。
キャプテンがベンチに根を生やしてはチームも活気づかないでしょうから、ここからの岡田の反攻を見せてもらいましょう。

 

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さあ実戦を楽しもう

2013-02-21 00:02:07 | 千葉ロッテ

いよいよ2013年の対外試合は明日からです。
一軍は阪神と、二軍は韓国ロッテがその開幕戦となり、伊東ロッテのサバイバルは佳境となります。
ここまで順調に調整をしてきた選手たちも真剣モードにギアが入ればまた違ったプレーとなるでしょうから、ニューフェイスの真価が問われる実戦から目が離せません。
幸いなことに雨の心配はないようですから、若手の飛び跳ねるような、ベテランのいぶし銀な活躍ぶりを心待ちにすることにします。

木村1軍初先発「楽しみたい」 (2/20 日刊スポーツ)

21日の阪神との練習試合に先発予定のロッテ木村優太投手(27)が20日、キャンプ地の石垣島から移動し、沖縄・宜野湾市内でランニングやキャッチボールを行った。
08年のドラフト1位。
1軍では未勝利だが、キャンプ中のブルペンでは伊東勤監督(50)に「2ケタ勝てる」と絶賛された。
1軍初先発に「中継ぎの経験は少しあるので、それをどう生かすか。楽しみたい」と話した。

一軍で先鋒として切り込むのは木村で、先日のニュースでは半信半疑なところがあったものの、この起用で伊東監督が木村を先発として考えていることが明確となりました。
自分としても木村は先発タイプだと推してきましたので、この開幕投手の指名はかなり嬉しいです。
最大の武器である角度を活かしたボールを内角に投げ込めばかなりの威力となりますので、とにかく攻めの気持ちを忘れずにやっていってもらいたいです。
そんな木村もそうですが他の若手にも野球を楽しんでもらいたく、そうであってこそ自分の力の全てを引き出せると考えます。
どうしても結果が欲しい時期ですし、それも大切なことではあるのですが、無心にボールを追っていた頃の思いを忘れて欲しくはありません。
また同じミスでも一歩前に出たミスであれば意味がありますので、倒れるのであれば前のめりにお願いをします。
頭よりも先に体が動く、それだけの練習を積み重ねてきたと信じていますので、是非ともそういった姿を見せてもらいましょう。

 

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ウルトラブックがやってきた!

2013-02-20 19:33:38 | 独り言

 

3台目のパソコンが我が家の仲間入りです。
これまでメインPCはPC9801から始まってEPSON互換機、GATEWAY、GATEWAY、そして現在のマウスが5世代目として稼働中でずっと1台体制だったのですが、3年前に中国に長期出張をする際にノートPCを購入して、帰国後も仕事での泊まりや旅行の際に持ち歩くのに使っていました。
たださすがにACアダプター込みでの3キロ超は文字どおりに重荷で、今年に入ってから既に泊まり研修やシステム実施の立ち会いで4泊、そして今後も3月までに仕事で6泊、旅行で4泊の予定ですので軽いパソコンが欲しくなり、それ以外にも普段使いができるようウルトラブックにターゲットを絞っての購入です。

選んだのはASUSのZENBOOK、UX21A-K3128です。
ノートPCもマウスだったのでまずはマウスで探して候補は4コアのCore i7と8GBのメモリとスペック重視のLB-S222Xか、2コアのCore i7と4GBのメモリと標準的なスペックながらも960グラムと軽いLB-X210Sを迷ったのですが、出先でぐりぐりと重い処理をすることなどはほとんど無いだろうと当初の目的に立ち返って後者を買うことにしました。
しかし価格.comで調べてみれば同じスペックでもかなり安く買えるものがあることを知り、ここのところメインPCの具合が今ひとつなこともあってマウス離れでASUSをチョイスです。
公称1.1キロ、実際に計ってみれば1.15キロとマウスのそれよりはちょっと重めですが、それでもノートPCの半分以下の重さですのノープロブレム、発売から半年以上も経っているのでそろそろモデルチェンジもありそうですが新製品はそれなりに高いでしょうから、費用対効果からすればいい買い物ができたと思います。

まだちょっと触っただけでソフトのインストールなどのセッティングはこれからですので、あくまでファーストインプレッションですが大満足です。
やや指紋の跡が目立ちますがシルバーなボディは所有欲を満たしてくれますし、専用のカバーが付属をしているのもいい感じです。
軽いので剛性が心配でしたがペコペコ感もなく、余程のことがない限りは外装がいかれることはないでしょう。
キータッチがやや浅いような気もしますが大きな違和感はありませんし、キーボードにバックライトがあるのは意外に役立つように思います。
11.6インチの液晶は映り込みもほとんど無く、発色も鮮やかでメリハリもあるので文字が小さくてもあまり苦にはなりません。
SSDの威力なのか起動に30秒もかからずスリープからの復帰は一瞬ですので、外出先では重宝するでしょう。
とにもかくにも来週初にまた泊まりですのでそれまでにセッティングを終わらせなければなりませんから、今週にチマチマと自分色に染め上げていきます。

 

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戦闘モード

2013-02-20 01:17:28 | 千葉ロッテ

春季キャンプが終わりました。
この時期は雨が多い石垣島にしては珍しく天気に恵まれて、また大きな故障者もなく順調な調整ができたのではないかと思います。
体制がガラッと変わったこともあって新しい名前が多く聞かれましたし、その流れのままにオープン戦、そしてシーズンに突入をしてくれればと願います。
もう明日からは戦闘モードで、開幕までの残り一ヶ月で実戦を重ねて仕上げていってもらいましょう。

キャンプ打ち上げ 伊東監督「思うようにできた」 (2/19 スポーツ報知)

ロッテは19日、沖縄・石垣島キャンプを打ち上げた。
19日間を振り返り伊東勤監督(50)は、「天候に恵まれて、思うように練習ができた」と納得の表情を見せた。
21日から始まる対外試合に向けて、「みんな状態がいい。チーム内には競争意識が生まれているので、我々が選手を選ぶのに、悩むくらいの活躍を期待したい」とした。

投手では木村や植松、野手では加藤が目立ったことで伊東監督が言うようにチーム内の競争意識はかなり強くなったのではないかと、そんな気がしますしそう思いたいです。
これまで出番が限られていた選手はようやくに認められる場を与えられたことで勇躍し、一軍ベンチを確かなものにしていたはずの選手たちの尻を蹴り上げることでチーム全体の底上げへのきっかけができたのではないかと、一足飛びに戦力アップとなるほど甘くはないでしょうが、それでも昨年までに比べればこのわくわく感は半端ではありません。
明後日からの対外試合でも新しい顔が積極的に起用されると思いますので、若さと勢いを見せつけてもらいたいです。
どうしても壁にはぶつかるでしょうが越えなければならない壁が分かるだけでも大きな一歩ですから、確実に前に進んでくれればと思います。

唐川、大嶺ら2軍鹿児島C合流 (2/19 日刊スポーツ)

ロッテは19日、沖縄・石垣島で行われていた1軍キャンプを打ち上げた。
参加した選手のうち、以下の12人が20日から鹿児島・薩摩川内市内で行われている2軍キャンプに合流する。
唐川は昨年7月に痛めた右肘、益田は突発性気胸の影響で調整が遅れていた。

大嶺祐太投手(24)
上野大樹投手(26)
唐川侑己投手(23)
小野晋吾投手(37)
伊藤義弘投手(30)
川満寛弥投手(21)
セス・グライシンガー投手(37)
植松優友投手(23)
益田直也投手(23)
江村直也捕手(20)
青松敬鎔内野手(26)
神戸拓光外野手(27)

もちろん全てが順調というわけではなく、12人が二軍キャンプに合流となります。
いろいろな理由で調整が遅れていて紅白戦に登板をしなかった面々、大嶺と唐川、小野に伊藤、川満とグライシンガーに益田は無理に他の選手に合わせる必要はありませんから、暖かい場所でもう少しじっくりと体を馴らしていくのも悪くはないでしょう。
実際問題として試合で投げるにはまだ早い投手を一軍に帯同をしても意味がありませんので、まずは妥当なところではないかと思います。
ただ植松がここに名を連ねているのには驚きましたが、二軍も一軍と同様に明後日から練習試合が始まりますので、大勢を一軍に置いたまま地蔵にするのであれば二軍で実戦経験を積ませた方がよいとの判断によるものではないかと、そのあたりは江村や青松も同様でしょう。
それでもベンチにアピールをするためには二軍よりも一軍でしょうから、早い段階でまた一軍に合流できるよう頑張ってもらいたいです。
そして残念ながら上野と神戸は降格の色合いが濃いと思われますが、まだ開幕まで一ヶ月以上もありますのでめげることなく上を向いて歩いてくれることを願います。

 

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マイペースでもいいので皆勤を

2013-02-19 00:47:50 | 千葉ロッテ

紅白戦での登板が無かった唐川は明日のキャンプ最終日を前にようやくに打撃練習で打者を相手にピッチングをしたようで、とりあえずはホッと一安心です。
無理はしないであろう唐川ですので本人なりに順調にきているのでしょうから、微妙な発言をしているようですが開幕にはしっかりと間に合わせてもらいたいものです。
エースを嘱望される存在ながらも同い年を中心に芋の子を洗う状態だけにそろそろピリッとしたシーズンを、今季こそは是が非にでも皆勤賞を達成してもらいましょう。

唐川1年フル稼働へマイペース (2/18 日刊スポーツ)

ロッテ唐川侑己投手(23)が18日、今キャンプで初めて打撃投手を務めた。
打者2人に対して35球で、安打性のあたりは9本だった。
自主トレ中からブルペンに入ってきたが、打者に対して投げるのは右肘痛を訴えた昨年7月以来初めて。
「今年は1年間ちゃんとやることが1番。当然開幕に合わせなきゃいけないですけど、それにとらわれすぎずに調整したい」とマイペースを貫く。
プロ6年目。
11年に12勝を挙げたが、まだケガなく活躍したシーズンがない。
伊東勤監督(50)も「ここで無理して故障されたら意味がない。1回くらい、1年フルに働いてくれたら本人にも自信になる。投げたら勝てる投手なんだからもったいないよな」と期待をかけた。

マイペースを乱されたからシーズンを通して活躍できなかったこれまでというわけではないだろう、と突っ込みたくなる内容ではありますが、それを唐川が口にしているわけではないので置いておくとして、本人もベンチも中抜け、早退を歯がゆい思いでいることは想像に難くありません。
それはファンも同様で、これまで先発陣は比較的に緩い環境だったわけですからアクシデント以外の故障は言い訳ができるものではなく、6度目の正直といきたいところです。
リタイヤ癖だけではなく昨季は12試合で8勝ながらも内容的には今ひとつのものが少なくはありませんでしたので、そのあたりの変化も望まれます。
ストレートでビシバシ抑えるタイプではないとは言ってもあまりに老成感が漂うピッチングは主役よりも脇役といった感じがありますので、それは本人の望むところでもないでしょう。
故障あがりということもあるのでしょうがどこか伊東監督も腫れ物に触るような雰囲気があり、ここは一歩引いて見た方がよいのかもしれません。
そうなれば藤岡はもちろんのこと植松や阿部が先発に入ってくれば何かが変わるのではないかと、そんな外堀から攻める展開が理想です。
とにもかくにも自分をしっかりと持ってマイペースでも構いませんので今度こそ皆勤のシーズンとしてもらいたく、唐川のフル稼働な2013年となることを願います。

 

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江村がサヨナラヒット

2013-02-18 00:44:27 | 千葉ロッテ

今日も無事に紅白戦が行われたようで、例年に比べると雨に悩まされることのない石垣島でした。
その春季キャンプも早いもので残すところあと2日ですから、この週末の紅白戦の結果が沖縄本島に渡れるかどうかに大きな影響を及ぼすものと思われます。
もっとも野手は全員出場ながらも投手は未登板の大嶺、唐川、小野、伊藤、川満、グライシンガー、益田といった面々もいますので、ふるい落としは何段階かに分かれるのでしょう。

その紅白戦は昨日に続いて公式ツイッターだけが頼りで、江村のサヨナラヒットで白軍の連勝です。
もっとも野手は昨日と紅白が入れ替わりましたので罰走はイーブンで、愚痴っていた福浦の走りが明日に話題となるのが楽しみです。
その江村はやはり第二捕手は田中なのかという流れの中での殊勲打ですので大きなアピールができたでしょうし、試合後も小池とともに特守で汗を流していたようですから、まだまだ逆転のチャンスは充分にあると開幕まで全力を尽くして頑張ってもらいましょう。
また止まらない加藤は今日もマルチヒットで、さらには3盗塁に右打席からのセーフティーですからこの連戦でのMVP級の活躍です。
これでオープン戦でのスタメン出場は約束をされたも同然でしょうから、他の外野陣も尻に火がついて練習に身が入ることと思います。
投げては先発の成瀬と藤岡はともに2回を無失点ながらも藤岡は今ひとつピリッとしなかったようで、また渡辺は炎上、藪田もサヨナラ打を浴びたのでしょうからベテラン勢はかなり厳しい状況に追い込まれたのではないかと、一方で初陣の松永が三者連続三振とアピールできたのが今日の最大の収穫でしょう。
外国人選手ではホワイトセルに長打が出たようで、今季も左腕を苦にせずに中軸をしっかりと任せられそうです。
またゴンザレス、ロサが三者凡退に抑えたのに対してレデズマは失点と明暗が分かれたのは意外にボディブローのように効いてくるのではないかと、レデズマにはその年俸と笑顔と左腕であることから期待が高いだけに今日に限って言えば溜息先行といったところでしょう。
もっとも数字だけでは語れない内容が伴っていれば問題はないでしょうし、逆に内容が伴っていない結果もあるかもしれませんので、自分の目で選手たちの動きを見られる日が待ち遠しく、そんな地元でのオープン戦まであと1ヶ月弱ですので鬼が小笑いの今日この頃です。

 

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悩ましい紅白戦

2013-02-17 00:55:35 | 千葉ロッテ

今季初の実戦練習となる紅白戦が始まりました。
投手が抑えれば打者が心配となり、打者が打ち込めば投手が心配となり、何とも悩ましすぎます。
その初戦は3-0とロースコアだったようで、この時期は投手の仕上がりが早いので妥当と思うべきか、はたまた貧打は相変わらずと嘆くべきか、これまた微妙です。
そんな中でも結果を残した選手とそうでない選手の選別は始まっているでしょうから、悔いを残さないよう各選手とも全力で頑張ってもらいたいです。

負けたチームの宿舎までの罰走が話題にはなりましたがその走りっぷりは記事にはならず、WBCのニュースに飲み込まれた感じです。
仕方がないのでいろいろと漁ってみれば公式ツイッターに簡単に経過が載っていましたので、それをベースにつぶやいてみます。
スタメンでまず目についたのは両チームのセンターが伊志嶺と加藤で岡田がライトに回っていたことで、明日は伊志嶺と荻野貴で岡田はやはりライトのようですので、守備位置をシャッフルしているのか鉄板の岡田は置いておいて他の選手の適性を見極めようとしているのか、その動向から目が離せません。
里崎が四番というのも引っ掛かりがありますし、開幕は意外なオーダーになるような気がしてきました。
先発の両左腕は木村は2回を1安打、植松は2回を2安打でともに無失点だったようですので数字だけを見れば無難なスタートです。
一方で大谷が2失点、阿部が1失点、上野は無失点ながらも満塁のピンチを作ってしまったようですから、次に挽回をしなければ早めの上京となるかもしれません。
打者では加藤が左右打席でのマルチヒットに強肩ぶりを披露したとのこと、外野争いがヒートアップをしそうです。
タイムリーは福浦、里崎、サブローとベテラン勢が独占ですから、明日は若手の反攻に期待をしましょう。
その明日の先発は成瀬と藤岡、ルーキーの松永に新外国人選手のゴンザレスも投げますので、ワクワクしすぎて死にそうです。
あとは負け組の井口、ホワイトセル、大松らがきっちりと走って宿舎に帰ったニュースが明日に見られることを、いろいろな意味で楽しみに待つことにします。

 

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ニュー井口の誕生か

2013-02-16 02:48:35 | 千葉ロッテ

ここ数年でガラッと顔ぶれが変わった外野陣はレギュラー争いが過熱をしていますが、そんな中で長打が期待できる存在として是非ともクリーンアップを狙って欲しいのが清田です。
基本的には中距離打者なのでしょうが規定打席に達して2桁本塁打を打てればロッテでは充分に主軸を任せられますので、今季の目標はまずそこでしょう。
愛すべきキャラクターで地元出身ですので球団の期待も高いでしょうし、背番号1が躍動する今季に期待をします。

清田、決意の4年目 (2/15 千葉日報)

もともと手のマメで洗髪できなくなるほどの練習の虫が、今キャンプは「練習のしすぎ」と笑う。
4年目の清田だ。
外野定位置争いはし烈を極める。
首位打者角中に堅守の岡田、好調伊志嶺に俊足荻野貴、新人加藤…。
昨季出場87試合で打率2割8分1厘の27歳は「(石垣から移動する)沖縄本島まで生き残れるかどうか」とシビアな立ち位置を自覚する。
その表れが徹底的な振り込みだ。
「外野を守る以上は打たないと」。
居残り練習は欠かしたことがない。
無理しすぎでは、と水を向けると「無理しなきゃ試合に出られないから」と遮った。
力まないために、手袋ははめない。
手はマメだらけになるが、打撃の感覚を研ぎ澄ますためには必要な痛みだ。
体重もキャンプ前から5キロ絞って87キロに減った。
揚げ物や菓子を控え、野菜を多く取る。
「動きがよくなったし、疲れなくなった」と効果は表れている。

昨年あたりからウエイトトレーニングを始めたようですがプロ入りまではバットスイングだけで上体を作ってきたらしい清田ですので、その練習ぶりには納得です。
ただでさえライバルの多い外野陣にルーキーの加藤の評判がマスコミを中心に高いだけに、ファンからすればさすがにそれは心配のし過ぎだろうとも思える「沖縄本島まで生き残れるかどうか」は清田の覚悟であり、また肌で感じる野生の勘なのかもしれません。
大学経由の社会人出身だけに4年目でも今季28歳ですのでそろそろレギュラーとして一本立ちできなければズルズルと年齢を重ねてしまいそうですから、パワフルな打撃でアピールをして是非ともライトのポジションを手にすることを目指して今季を戦い抜いていって欲しいです。
そのためには本人も分かっているでしょうし荻野貴にからかわれるウエイトコントロールをしっかりとすることが第一で、これが上手くいけば隠れた俊足ぶりもアピールできると思いますし、昨季まででも標準以上の守備力が脚力を活かした守備範囲の広がりで投手陣に全幅の信頼を得るところまでいくことも可能でしょう。
レギュラーを期待されながらも300打席の壁を破りきれずに消えていった選手も少なくないだけに、今季の清田には規定打席をノルマにブレイクを期待します。

井口「若い選手に負けない」 (2/15 千葉日報)

"2千"と"40"という数字にこだわってきた。
前者はあと100本と迫っている日米通算2千本安打。
後者は年齢だ。
「若い選手に負けたくない」と井口。
今季は打棒での大台を、40歳になる来季は内野を守る目標を掲げるベテランが、精力的に汗を流している。
ここ2年、チームは夏場に失速し下位に沈んだ。
140試合に出場した背番号6はその責任を感じているからこそ「体を維持する方向じゃなく、少しいじめるぐらいでいく」と逆転の発想で進化を目指す。
今キャンプには、一塁手用のミットも持参。
「いきなりやれって言われるよりはいいから」。
14日は約20球ほどのノックを受けた。
チームのためなら、どの守備位置でもこなすつもりだ。

外野陣に比べると世代交代がもう一つの内野陣で、その重しとなっているのは井口です。
経験からくる位置取りから狭くなった守備範囲をカバーしているものの、やはりその衰えはどうにも隠せません。
そうなれば一塁へのコンバートが現実味を増していきますが、二塁に強いこだわりがあると思っていた井口が自らファーストミットを持参して練習までしているのは意外で、そういった周りの雰囲気を感じ取ったのか、あるいは将来のことを考えてのことかは分かりませんが、個人的には大歓迎です。
もちろん一塁はホワイトセル、大松、福浦、サブロー、青松と大混雑ですからすぐにどうという話にはならないでしょうが、井口の決断一つで選択肢が増えることはチームにとって大きなプラスですし、その心境の変化はニュー井口の誕生ではないかと期待が高まります。
その体をいじめ抜くという練習への姿勢には頭が下がりながらもシーズンを通しての活躍という意味では首を傾げたくもなりますが、井口がそれだけの練習をこなしているところを見た若手が手を抜くことなどできるはずもなく、今季もお手本として、そして越えなければならない大きな壁としての井口であってくれることを願います。

 

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