オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
since 2007.4.16
写真など一切の転用、転載を禁止します

チームは動いているのか

2015-08-31 00:01:04 | 千葉ロッテ

 

この3連戦を象徴するかのような守備のミスが目立った試合でしたが、そのミスが多かったロッテが勝ったのはそれをカバーする好守があったからこそです。
濡れた人工芝に苦労をしたのも分かりますが初回にボールを握り直して内野安打としてしまったクルーズ、五回に一塁走者を気にして送球が遅れたことで内野安打にしたり、足下の打球にバウンドを合わせ損なって捕球ができなかった中村、六回の無死一二塁からの目の前に転がったバントにしめたと力んだのかサードへの送球が逸れた田村、七回の犠牲フライからの返球が逸れたクルーズにやはりバウンドを合わせ損なってアウトのタイミングだったのに後逸をした中村と、これだけ重なれば勝てたのが不思議なぐらいです。
それもこれも五回の無死一二塁からのポテンヒットになりそうな打球にスライディングキャッチをした岡田、一死満塁から長い距離を正確なバックトスで併殺を成立させたクルーズ、六回の田村の逸れた送球を体をいっぱいに伸ばして捕球をした中村、二死満塁で深いところの打球に追いついて体が流されながらも機敏な送球でセカンド封殺とした鈴木、七回のフェンス直撃かとも思われた打球に追いついた岡田、八回の無死満塁で痛烈な打球に押されることなく捌いた福浦など、つま先立ちで踏みとどまったといったところでしょう。
ブランコの打球には終わったと頭を抱えましたし、糸井の打球もそう、しかしそれよりも今日は鈴木の身のこなしこそがMVP、3安打猛打賞などよりも価値があったと思います。
そこに触れもせずに「アレ」を要求することしかできないワンパターンなインタビュアー、情けなくて涙が出ます。

そんな今日は午前からずっと雨模様な雲の動きでしたので小雨になったのを見計らって家を出たため、普段からすれば考えられないほどに早くに球場に着きました。
そんなこんなで時間を持て余してこれまた普段では並ぶことのない抽選会に参加をしたところ、一等を引き当てて西野のサインボールをゲットです。
こうやって小さく運を使っちゃうんだよな、とは思いながらもシンプルに嬉しく、凍り付く場面の多かった試合でも気がつけばニヤニヤ、たまにはこんなことがあってもよいでしょう。
欲を言えば敬愛大学の関係者の皆々様、今後はもう少しインクの出るペンでサインをもらっていただければ幸いです。

大嶺祐は6回途中で9安打2失点、ヒットのうち可哀想な打球もあり気の毒ではありましたが、本人も反省の連続四球がもったいなかったです。
立ち上がりのピッチングからすれば完封をするのではないか、ぐらいの内容だっただけに、野手に足を引っ張られたこと、面白いように決まったカーブに頼りすぎてしまったことが粘りきれなかった理由ではないかと、次の西武戦では所沢のリベンジをしなければなりませんからネジの巻き直しが必要です。
それでも140キロ台のストレートがあってこそのカーブ、スプリット、スライダーと型が完成をしつつあるようで、大器晩成、今季の二桁勝利だって夢ではありません。
ここのところ早めの降板が続いていることで規定投球回に達するにはもう少し時間がかかりそうですが、一気に壁を乗り越えて次のステージに進んでもらいましょう。
その大嶺祐が早めの降板だったことで継投は総動員、あの場面で使ってもらえるようになったのかと嬉しくもなった香月良はヘルマンへの内角ストレートは100点満点、あれがボールとなればお手上げで、今日はかなりストライクゾーンが動いていたような、いってこいではありましたがヘルマンと糸井の微妙なジャッジもあり、審判にも苦労をさせられました。
その後は松永、益田、内とピンチの連続、七回から内、大谷、西野の勝利の方程式で終わり、と思っていただけに意外な起用が続き、昨日に打たれたぐらいで投げさせるのを躊躇する伊東監督でもないでしょうから大谷は大丈夫かと心配にもなり、松永のイニング跨ぎなど首を傾げるところはありましたが、しかし大谷抜きであればあれしかなかったのでしょう。
最後はミスター三者凡退、の西野が締めての眼下の敵を蹴落とす3タテを食らわせて、何はともあれ今日は中島とT-岡田に救われました。

打線は吉田一をあっさりと攻略をしての素早い先制、追加点でしたが、しかし中盤以降に抑えられたことが試合をもつれさせたとも言えます。
相手も必死ですので簡単には打てないのは分かりますが、何はともあれカード最終戦でよかったです。
その吉田一を前回にもKOをしているのですからまずは1点を取ることが重要、という点からすれば初回の無死一塁で調子の上がらない角中にバントをさせなかったのが不満と言えば不満で、結果論ではありますが送っていれば清田のヒットで先制ができていたのにと、木田二世の吉田一をもっと早くマウンドから引きずり降ろせたかもかもしれません。
そうは言いながらもデスパイネがこれまた湿り気味な中で中村、田村らの下位打線が仕事をしているのは好材料で、途中出場でヒットを放った荻野の復権の先は岡田なのか角中なのか、守備でミスが目立つ中村の代わりを虎視眈々と狙う三木に高濱など、チーム内の争いが活気づいてくれればと思います。
そしてその中村がミスを連発した直後のベンチで松山コーチが懇々と指導をしていた姿は前政権のときにはあまり見られなかった光景ですし、遠目だったので人違いかもしれませんがその横で三木も話を聞いていたのにはやや胸アツ、送球を逸らした田村にすかさず後ろから力を込めて頭を叩いた福浦も意外でしたし、チームは動いているのかもしれません。
この期待が裏切られないような、スローガンどおりにチーム一丸で泥臭く白星を拾っていく、そんな野球を東京ドームでも見せてください。


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◆8月30日(日) 千葉ロッテ-オリックス22回戦(ロッテ14勝8敗、17時1分、QVCマリン、22,749人)
▽勝 大嶺祐 19試合7勝6敗
▽S 西野 46試合1勝2敗28S
▽敗 吉田一 6試合5敗

バッテリー
千葉ロッテ
 大嶺祐、香月良、松永、益田、内、西野―田村
オリックス 吉田一、白仁田、小松、岸田
―伊藤

 

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ハッピーバースデー、ツトム

2015-08-30 01:51:26 | 千葉ロッテ

誕生日の白星は伊東監督にとっては就任三年目で初とのこと、試合前に江村と吉田にパイをぶつけられるという手荒い歓迎だけではなく勝利のプレゼント付き、嬉しかったでしょう。
ここ2年で8戦6敗、3完封負けという天敵中の天敵である西を攻略しての連勝は、CS圏内への再チャレンジに向けての勢いとなります。
明日もまた空模様がかなり怪しいですが先日に叩いた吉田一だからと油断をするのではなく、大嶺祐vsという同じマッチメイクにリベンジをされないよう3タテで返り討ちを願います。

中村の軽率なエラーから始まった今日の試合は前日に続いてミスをした方の負け、の鉄則どおりの展開となりました。
スタンドからでも追えていた打球を見失っての宮崎はベンチからすれば何をやっているんだと脱力ものだったでしょうが、しかしかなり早いうちからアピールをしていたのに糸井も川端もフォローに回れなかったのか、回らなかったのか、このあたりが弱いチームのプレーなのでしょう。
やや怪しいジャッジも手伝っての三振で無死満塁のピンチを切り抜けるきっかけを掴んだ直後の西の暴投もそうですし、オリックスが勝手にこけてくれたといった感じです。
それでもそのミスに付け込んだ福浦の巧みなバットコントロールでのタイムリー、あれが抜けないのかとガッカリはしたもののクルーズの同点犠牲フライ、一番バットが出やすいところにきたのを見逃さずに打ち返した中村のタイムリーと、お得意のたたみ掛ける攻撃は見事でした。
これまでであれば鈴木の三振の後に併殺で終わり、だったでしょうし、芯を捉えるというよりは先っぽに当たったような打球がヒットになるのですから運も味方したように思います。
井口と福浦の起用もいい塩梅に当たっていて、六回のチャンスにその井口を持ってくるかと思ったところでの中村をそのまま、もナイスな判断でした。
何度かイヤな流れになりかけたところを踏みとどまっての勝利、明日に活かしたいです。

止みそうに止まない雨に耐えきれずに試合が始まった直後に自転車のかごに入れていたレインスーツ、レインパンツを取りに戻ったため、糸井のホームランは見ていません。
パ・リーグTVでチェックをしてみればエラーの直後のど真ん中、とベテランらしからぬボールでの被弾でしたが、しかし結局は打たれたヒットはこの1本だった古谷です。
ややボールが高めに浮きがちでしたがタイミングを外したピッチングはさすがで、このあたりの老練さが古谷の持ち味でもあります。
できれば得点差からしてもう1イニングを投げて欲しかったですが、そこは次の登板に期待をしましょう。
その古谷を早めに代えた理由の一つは内の存在で、石川も真っ青なボリュームのあご髭は遠目でも目立っていましたし、ピッチングも目立っていました。
QVCマリンで150キロが出るのですから正真正銘の150キロ、唸るようなストレートに縦のスライダーでオコエに負けてはいられません。
今日はコントロールがばらけて苦しんだ大谷を支える存在としても、今後に頼もしい内です。
そしてすっかりと三者凡退が似合うようになった西野はやはりフォークのコントロールが今ひとつでしたが、キレがあるために打者が手を出してくれます。
登板間隔が空いていたこともあり元気はつらつ、腕がしっかりと振れていて、安心して見ていることができました。
内、大谷、西野という夢にまで見た盤石の勝利の方程式、あとはロサの復活待ちでの四人囃子、助け合いつつフル回転でゴールデンイヤーの復活といきましょう。


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オリックス

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千葉ロッテ

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◆8月29日(土) 千葉ロッテ-オリックス21回戦(ロッテ13勝8敗、17時、QVCマリン、23,706人)
▽勝 古谷 8試合3勝2敗
▽S 西野 45試合1勝2敗27S
▽敗 西 19試合6勝5敗
▽本塁打 糸井15号(古谷)

バッテリー
千葉ロッテ
 古谷、内、大谷、西野―田村
オリックス 西、岸田、平野佳
―山崎勝、伊藤

 

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毒舌な涌井がチームを救う

2015-08-29 00:28:21 | 千葉ロッテ

夏休み最後の週末にしては寂しいスタンドでしたが、降水確率70%でしたし、そもそもホームでなかなか勝てないのですから仕方がないのかもしれません。
雲の動きからあるいは雨に降られないかとの期待をあっさりと裏切っての大粒の雨に先日の降雨ノーゲームが脳裏をよぎりましたが、今後の日程を考えての強行だったのでしょう。
オリックスからすれば3タテが必須だったところでのカードの頭を叩いた貴重な白星で、エース涌井の粘投に拍手です。
打線もデスパイネを除いての先発準全員安打、これが西に対してどうなるのか、明日の空模様と同様にあまりに不透明すぎて心が揺らぎます。

涌井らしいと言ってしまえばそれまでですが、暴れ気味の立ち上がりを乗り切れたのが大きかったです。
糸井への微妙なコースがストライクになったのも助かりましたし、低迷オリックスの象徴なブランコのスリーボールからの空振り三振は福良監督代行からすれば脱力ものでしょう。
その後もボール先行だったりファールで粘られたりと苦労はしましたが、抑え気味のストレートにカーブ、シュート、スライダー、フォークと変化球を多めに、7回1失点で11勝目です。
八回からの大谷は登板間隔も空いていましたのでよし、香月良がピンチを無失点に切り抜けたのも明日に向けての吉事です。

打線は二回り目に近藤を捉えて、と言うよりは、安達のボーンヘッドを逃さずの先制劇でした。
あの打球で、あのクルーズの走塁でなぜにサードに送球をしなかったのか、濡れたボールを握り損なったのかもしれませんが、本人以外は?の嵐だったでしょう。
そして鈴木の内野安打での先制点ですのでオリックスからすればダメージが深く、またバットを持っているのかが疑問に思い始めていた中村と田村の連続タイムリーですから流れは怖いなと、その後も雨に濡れるグラウンドに両チームとも内野手が四苦八苦の守備が続きましたが多くやらかしたオリックスが負けたのも必然です。
見ようによっては弱いチーム同士のらしい戦いではありましたが、上を向かなければならないロッテとすれば有り難い勝利でしょう。
ここのところ福浦と競い合っている井口も記念の350二塁打を放ち、しかしお立ち台に出てこなかったのは涌井の毒舌を怖れたのか、何にせよ元気なベテランは頼もしい限りです。
すっかりと死語になりつつある春井口の代わりに、秋井口の帳尻合わせをお願いします。


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オリックス

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千葉ロッテ

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◆8月28日(金) 千葉ロッテ-オリックス20回戦(ロッテ12勝8敗、18時15分、QVCマリン、16,197人)
▽勝 涌井 22試合11勝8敗
▽敗 近藤 8試合1勝2敗
▽本塁打 縞田2号(涌井)

バッテリー
千葉ロッテ
 涌井、大谷、香月良―田村
オリックス 近藤、白仁田、小松、山田
―山崎勝、伏見

 

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なるようになる

2015-08-28 02:21:58 | 千葉ロッテ

あまりに眠くて21時に目覚ましをセットしてひと休みをしたら、目が覚めたら1時を過ぎていました。
目覚ましがさあ仕事だとアラームを鳴らそうとしたところでの電池切れ、力尽きたようで、考えようによっては普通の朝でなくてよかったと、いろいろ考えてもなるようにしかなりません。
ロッテもただ負けるのではなく滅入るような黒星が続いて気持ち的には来季以降に目が向きがちですし、それを後押しするかのような悪名高き「電話でしか解除できず、しかも翌年の申し込みをすると勝手に復活をする自動更新」を誇るTEAM26の来年度募集が早くも来月から始まる秋風モードですが、やはり「なるようになる」の開き直りが大切なのでしょう。
じわじわと追い上げてきたオリックスとの週末3連戦、どうあがいたって天井は3位、すがりついてくる手を振り払って足蹴にできるのか、それとも引きずり下ろされるのか、涌井vs近藤といったロッテなマッチメークにイヤな予感がしないでもありませんが、それを気にしても仕方がなく、とにかく持てる力を発揮しての試合をお願いします。
日程からして相当な雨にならない限りは強行をするのでしょうから、その雨を言い訳にしないで、きっちりとした野球をお願いします。


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アタタタタタタ~

2015-08-27 00:09:01 | 千葉ロッテ

しんどい、としか言いようのない負けが続きます。
久しぶりに抗議に出てきた伊東監督も終わってみれば「完敗」と脱力をするしかないような、僅かに2安打、連日のように力の差をまざまざと見せつけられてしまいました。
石川は6回3失点と粘りはしましたが本人も悔やむ李大浩の一発が痛く、ロッテからすれば盛り上がるところのないままに気がつけば負けていた、といった感じです。
ケンシロウを相手に気がつかないままに息の根を止められたような、お前はもう死んでいる、実際に死にかけているのでしょう。
キレのあるボールには手も足も出ず、力押しの投手にはねじ伏せられる、当たり前の話ではあるのですが、根本的なチーム作りが間違っているのではないかと思えてきます。
それにしても来日7連勝のバンデンハークが10試合目の登板なのですからソフトバンクの層の厚さは異様でもあり、昨日は選手起用や采配の差を痛感し、今日は戦力差をこれでもかと叩きつけられたような気分で、メジャーに行ってらっしゃいの大谷と同じく、ソフトバンクにはセントラルにでも行って欲しくもなります。
試合後のベンチの風景、タオルを被っていたクルーズや前のめりになっていたデスパイネの心中にあったのは屈辱なのか、諦念なのか、その答えをマリンフェスタで見せてください。
天気は悪そうですし、イベントには弱いのですが、ここのところいろいろとムシャクシャしていますので、そろそろいい目をみたい!


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◆8月26日(水) ソフトバンク-千葉ロッテ19回戦(ソフトバンク12勝7敗、18時、ヤフオクドーム、36,947人)
▽勝 バンデンハーク 10試合7勝
▽S サファテ 51試合3勝33S
▽敗 石川 21試合8勝11敗
▽本塁打 李大浩28号(石川)

バッテリー
千葉ロッテ
 石川、松永、内、益田―田村
ソフトバンク バンデンハーク、サファテ
―鶴岡

 

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力負け

2015-08-26 00:07:17 | 千葉ロッテ

埋めることのできない力の差を見せつけられた、そんな逆転負けです。
ホームランテラスへの飛距離が黒字になった、とクルーズのギリギリな逆転スリーランに喜んだのもつかの間、簡単に二死を取ってからの3連続四球にグランドスラムを食らうのですからどうにもならず、二桁勝利を意識したのか李大恩の突然の乱調にベンチの手が追いつかなかったのでしょう。
球数からして、またそのポジションからして続投が間違いだったとは思いませんが、同じ打たれるのであれば内を突っ込んだ方がよかったのではないかとの思いもあります。
先日に高卒ルーキー、18歳の高橋光に完封負けを喫したばかりなのに今度は20歳の上林をヒーローにしてしまう、ロッテからすれば羨ましすぎる隣の芝生です。
それもこれも鶴岡には代打を出しても上林にはそのまま打たせる、前の打席に同じ二死満塁の場面で凡退をした経験不足の若手に再度のチャンスを与えた工藤監督こそが今日の試合の真のヒーローではないかと、勝っているからこそ、の余裕がもたらしているのであるにせよ選手起用、采配の差を感じずにはいられません。
暴投にでもならない限りは打者は振るのがエンドランのときのセオリー、であったとしても清田はツーストライクであんなボールを振る必要があったのか、前回に手もなくひねられた寺原を相手に1点でも多く取りたいところでツーボールからエンドランに切り替えたのが正解だったとも思えず、また田村の下手くそなバントにクルーズの走塁ミス、エンドランだったのか内川の打球が抜けていく広々とした三遊間にがっかりの李大恩など、負けフラグがあちらこちらに立ちまくった試合でもありました。
鈴木を二番から外したのは当然ですし、中村の一打席での交代はあのスイングでは外寄りのボールに手も足も出ない、との判断であれば前向きにもなれますが、しかしエンドランのサインに空振りをしたのを責めてのことであればお門違い、ヒステリー以外の何ものでもありません。
人の振り見て我が振り直せ、せめて今日の黒星から学ぶものがあって欲しいと、すがるような思いです。


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◆8月25日(火) ソフトバンク-千葉ロッテ18回戦(ソフトバンク11勝7敗、18時、ヤフオクドーム、33,388人)
▽勝 寺原 19試合8勝1敗
▽S サファテ 50試合3勝32S
▽敗 李大恩 27試合9勝4敗
▽本塁打 松田27号(李大恩)、クルーズ16号(寺原)、上林1号(李大恩)

バッテリー
千葉ロッテ
 李大恩、松永、益田―田村、江村
ソフトバンク 寺原、森、五十嵐、サファテ
―鶴岡、高谷

 

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あこぎな楽天

2015-08-25 01:38:25 | 独り言

楽天市場や楽天ブックスで買い物をすることが少なくないのですが、酷い目に遭わされました。
先日に楽天ブックスで期限付きのポイントを利用してポール・ニューマンのDVDを注文したのですが、3週間ほど待たされた挙げ句に取り寄せができずにキャンセル、もちろん楽天ブックス都合でのキャンセルですので利用をしたポイントは戻ってきますが、その戻し方が殿様商売すぎます。
期限が切れたポイントは通常ポイントとして返還がされますが、しかし期限が残っているものは元の期限のままでの返還となり、今回の件では3000ポイント以上を10日の期限で使わなければ失効をしてしまいますので、捨てるぐらいならと今に欲しくもないものを買う羽目となりました。
問い合わせをしたところの回答は「例え1日でも有効期限内であればその期限での返還となる、それがルール」とのこと、いつにキャンセルがされるかも分からないのですから、つまりは期限付きのポイントを使った場合は注文が執行をされるまでは毎日チェックをしなければならないことになります。
そこを指摘すると「チェックをしてください」とのこと、呆れて開いた口がふさがりません。
少しぐらい安くても、稼いだポイントを失効させられるようなことになれば意味がありませんので、これまではAmazon、Yahoo!ショップに比べて楽天市場、楽天ブックスでの購入がやや多かったのですが、今後はその割合を減らしての楽天離れにより身を守ることにします。


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笑顔咲くたび伊達な旅 史跡巡り篇 船岡、亘理、多賀城の巻

2015-08-25 00:27:10 | 日本史

 

三日目はデーゲームがあるために史跡めぐりは午前中まで、よって例によって始発での始動です。
目的地はレンタサイクルのサービスを見つけられなかったところが多かったために頼りになるのは自分の足のみ、球場での撮影のためのカメラもありましたので普段よりも重い荷物を背負って、炎天下の中をえっちらおっちらと歩いてのダイエット、体作りとなりました。
それもこれもカーナビがあってこそ、もう手放せません。

まずは船岡、船岡城跡です。
前回に訪れたときには長い坂をダラダラと登ったような記憶があったのですが、今回は大型の歩道橋を渡っての登城となりました。
船岡城とは言いながらも一国一城令からして城であるわけにはいかず、要害、あるいは館と称しての伊達氏の家臣、一家の家柄で5157石の柴田氏の「居城」です。

この船岡城跡公園は、樅ノ木が有名です。
大河ドラマにもなった山本周五郎の「樅ノ木は残った」の樅ノ木で、そもそも船岡城は伊達騒動の悪役、原田甲斐宗輔の居城でした。
その当時からあったものではなく、どうやら大河ドラマの撮影の際に植えられたとのことですが、それを感じさせない威容を誇っています。
手前にあるのは山本周五郎の夫人の手による、文学碑です。

伊達騒動は伊達政宗の十男である兵部宗勝が、藩主綱村が幼いことに付け込んで実権を握ろうとしたことで宗勝派、反宗勝派が対立をし、最後は幕府の審問の場での斬り合いとなり、宗勝派の原田甲斐、反宗勝派の伊達宗重は伊達稙宗の十二男である亘理元宗の流れを汲む涌谷伊達氏の当主、江戸留守居役の蜂屋可広、そして柴田外記の死をもって反宗勝派の勝利、宗勝の一関藩は改易、宗勝が土佐に流されて幕を下ろしました。
この柴田外記は土佐佐竹氏の親直の次男、親直は長宗我部元親の三女の阿古姫を娶ったことで、つまりは元親の女系の孫になりますので見逃す手はありません。
親直は元親を継いだ盛親に従って大阪の役で討ち死にをし、夫とともに大坂城に入っていた阿古姫は伊達氏に捕らえられたものの助命をされて侍女となり、長男の元成は五十嵐氏の、次男の外記朝意は柴田氏の、いずれも伊達氏の名家を継ぎましたのでさすがの元親の血、といったところです。
よって目指すは柴田外記の供養塔、コースター乗り場の左脇の道を登っていけば突き当たりに看板があり、その左手をさらに登っていけば行き着きます。
途中にそれなりの勾配はありますが道が整備をされていますのでさしたる苦労もなく、途中の二の丸跡は原田甲斐が政務を執った館がありましたが騒動の後に破却、土台の土を三尺も掘削して捨てたとも言われていますので、伊達氏からすればやはり相当に憎まれた原田甲斐だったのでしょう。
絹引の井戸は絹が出たものの貪欲な者が馬にくくって引き出したところ以降は出なくなった、と伝えられています。

船岡城跡公園は桜の名所としても知られており、山頂にある船岡平和観音像も有名らしく、そこに行くためのコースターがあります。
時間が早かったからなのか、あるいは見てのとおり乗るにはやや怖さを感じさせる老朽化から運行を停止しているのかは分かりませんがその姿は見られず、もし運行をしていれば降りてすぐのところにあるのが柴田外記の供養塔、もっとアピールをしてもよいのではないかと思います。

ある意味で皮肉な話ではありますが、原田氏、その後に柴田氏の居城であったことも理由なのでしょうが、原田甲斐と柴田外記の供養塔が仲良く並んでいました。
本人たちからすれば不本意かもしれませんが、没後300年の昭和45年に建立をされたものですから、ノーサイドといったところなのでしょう。
それでも40年以上も経っているのが感じられない新しさで、地元の方が丁寧に手入れをされているのだと思います。

まずは右、原田甲斐宗輔の供養塔です。
原田氏の祖を辿れば伊達氏の初代朝宗のときから仕えた宿老で、宗輔は伊達氏の一族である桑折氏から入った宗資の嫡男、宗資は伊達政宗の股肱の臣で、朝鮮の役で若くして病死をしたことで政宗を嘆かせた宗時の養子ですから、伊達氏にとっては重臣中の重臣、の家柄と言ってよいでしょう。
伊達騒動にてお家断絶となりますが、その名誉回復の一助となったのが「樅ノ木は残った」であり、宗勝派と目されながらもお家大事で自らを滅した存在として描かれています。

その左に並ぶのが、柴田外記朝意の供養塔です。
トップの写真が分かりやすいと思いますが、中央に柴田氏の二つ巴、右に佐竹氏の五本骨扇に月丸、そして左に長宗我部氏の七つ酢漿草が刻まれています。
柴田外記の出自が強く意識をされており、これが見たいがための船岡城跡でした。

そこから来た道とは違うルートで下ってみれば、チープな模擬門とだだっ広い三の丸跡です。
ここから曲がりくねった下り坂がありましたので、前回に訪れたときはおそらくこちらから登ったのでしょう。
このいわゆる「三の丸門」は記憶になかったのですが、そのときのネガを引っ張り出しても見当たりませんでしたので、以降に建てられたものだと思われます。

大光寺は柴田氏の菩提寺です。
本堂の裏手の岩窟の中に安置をされている五百羅漢が有名らしいのですが、興味がないのでパス、目指すは柴田外記の墓所です。
お寺の方に境内に入らせていただくご挨拶に伺ったところ、墓所まで案内をしていただきました。

見た感じは新しめでこちらも供養墓なのかとも思ったのですが、命を落とした翌日に荼毘に付されて、遺骨がここ大光寺に眠っているとのことです。
理由はどうあれ大老である酒井忠清の屋敷で斬り合いをしたのですからお家断絶となってもおかしくはなく、しかし伊達氏は綱村が幼少とのことでお咎め無し、柴田氏も嫡男の宗意が家督を継いで家を繋いでいますから幕府にも後ろ暗いところがあったのではないかと、そこを突いたのが「樅ノ木は残った」でもあります。
かなり前に、調べてみれば1989年10月に読んでいるのですが、また読みたくなってきました。

船岡を後にして向かったのは亘理、亘理伊達氏の本拠だったところです。
ここもレンタサイクルを取り扱っているところを見つけられなかったので、目的地の大雄寺まで3キロ弱をてくてくと歩く羽目となりました。
その途中で見つけたのが亘理要害跡で、一国一城令により要害と称しただけで、実際は亘理城です。
亘理伊達氏の居城であり、跡にはありがちな亘理神社がありました。

そして汗だくになりながら到着をした大雄寺は、亘理伊達氏の菩提寺です。
亘理元宗が亘理城に移るまで亘理氏の居城だった小堤城のあったところで、周りをざっと歩いてみたところ土塁らしきものはありましたが、城跡の面影はあまり残されていません。
やはりここは亘理伊達氏の墓所、伊達成実に会いにそそくさと向かいました。

境内の左手奥に、亘理伊達氏の墓所があります。
家祖である実元、その嫡男で初代の成実から13代邦実までの墓が整然と並んでいます。
亘理氏は千葉氏の庶流である武石氏が亘理に入ったことで亘理氏を称しましたが、14代宗隆のときに伊達稙宗の十二男である元宗を養子に迎えたのは跡継ぎに恵まれなかったことで稙宗の側室になっていた娘の子、つまりは外孫に跡を継がせたことによる血の繋がりと、伊達氏の庇護に入ることが目的だったのでしょう。
しかしこの亘理氏は元宗、重宗と続いた後に定宗のときに伊達氏に復して涌谷伊達氏となり、その子が伊達騒動の伊達宗重です。
よって亘理伊達氏は亘理氏との関係はなく、亘理を治めたことから亘理伊達氏と呼ばれていますが、しかし3代宗成は宗重の娘を正室に迎えていますし、14代邦成は岩出山伊達氏からの養子ですが遡れば涌谷伊達氏に繋がりますので、血脈という点では亘理氏と言えなくもありません。

余談ではありますが、こういった案内板があると助かります。
割合から言えば案内板がなくとも誰の墓かが分かるように脇に説明版やら棒やらが立っているものも少なくないのですが、先の仙台松前氏の墓所のように全く何もないところもあり、そういった場合には事前に調べておいた戒名と突きつけ合わせるぐらいしか手がありません。
その戒名も風化で読めなければどうにもならず、こちらではそれもなく案内板が無くとも何とかなりましたが、それでも答え合わせで安心ができますので心強いです。

さっそくに初代成実の霊屋です。
きらびやかな装飾はさすがに初代の扱いで、中に位牌と木像が安置をされていますが、公開は年に二日間のみとのことでした。
成実は片倉小十郎景綱とともに政宗の右腕、左腕であり、毛虫の前立てが示すように勇猛果敢な武将として知られる一方で、「成実記」を遺すなど文でも歴史に名を刻んでいます。
政宗の母方の従兄弟であり、父の実元は政宗の大叔父という複雑な血筋ですが、これだけ血が濃くとも優秀な人物だったのは伊達氏にとって吉以外の何ものでもありません。
そして成実と言えば三浦友和、独眼竜政宗は偉大です。

成実の霊屋は実元、5代実氏のそれとともに亘理町の指定文化財となっており、その後に成実のものは宮城県指定有形文化財に昇格をしています。
竜雷太の実元は天文の乱において兄の晴宗と対立をしますが、その後は晴宗、輝宗、政宗の三代に仕える伊達氏の重鎮となりました。
このあたりの経緯は、福島の巻をご参照いただければ複雑な血筋とともに分かりやすいのではないかと思います。
その墓は陽林寺にありますが、11代宗賀が位牌を移してこの霊屋が建てられました。
5代実氏がなぜに特別扱いで霊屋があるのか、先代の基実が跡継ぎが無いままに20歳で若死にをしたことで一悶着があった後に岩出山伊達氏より婿養子に入った実氏は中興の祖とも言われているようですが、これといった事績は案内板にも記されていません。
左が実元、右が実氏です。

成実は理由は不明ながらも一時期に伊達氏を出奔しており、その際に居城としていた角田城を接収され、抵抗をした家臣は殺されました。
独眼竜政宗ではそのときに妻子も殺されたとの描写がされていましたが、しかし妻子ともに既に病死をしていましたのでこれはNHKの創作です。
その後に生まれた嫡子も早世をしたことで、政宗の九男である宗実を養子として2代としました。
宗実は領地問題や山形藩との小競り合いに際しての家臣の切腹に於いて仙台藩2代で兄の忠宗に強硬に抗議をするなど、硬骨漢な人物だったようです。

宗実の嫡男の宗成が3代を継ぎましたが、岳父の宗重と叔父の宗勝の対立の中での動きは聞こえてきません。
その跡を嫡男の基実が相続をして4代となったものの早世をし、岩出山伊達氏より実氏が入って5代となったのは先に書いたとおりです。
この際に領地を半減させられるところを基実の母が実元、成実の功を盾に頑強に抵抗をした天和の訴願は、その資料がまとめられて亘理町の文化財に指定をされています。
基実の妹を正室とした実氏は政宗の曾孫にあたり、政宗の四男の宗泰の流れで、どのみち成実の血はあっさりと絶えていますのでこだわりはありません。
その後は実氏の嫡男である村成が6代、その庶長子である村実が7代、その嫡男である村純が8代となりますが、村純が隠居をした際に子の村氏がまだ幼かったために弟の村好が9代を継ぎ、家督を返される形での村氏が10代、その嫡男で実元の霊屋を建てた宗賀が11代、その嫡男の宗恒が12代とこれと言った事績はありませんが順調と言えば順調です。
宗恒の嫡男で13代の邦実には六男がありながらもいずれも早世をしたことで、再びに岩出山伊達氏より養子を迎えて14代の邦成となり、この邦成のときに幕末を迎えました。
写真は上段左から宗成、基実、村成、村実、村純、村好、村氏、宗賀、宗恒、邦実です。

亘理駅に隣接をする形で亘理町立郷土資料館、その名も悠里館があります。
期待をしていたのですが亘理伊達氏のものよりも考古に近い展示が中心で、個人的な嗜好としてはちょっとガッカリでした。
またその建物は城郭を模してはいますが、これが亘理城の姿を伝えているわけではありません。

この日は亘理で終わる予定だったのですが、船岡でも亘理でも一生懸命に歩いたことで時間に余裕があり、よって翌日を先取りしての多賀城です。
学生時代には間口が広かったのですが最近は守備範囲が戦国期に限定をしているために多賀城は日本100名城スタンプを押すためだけに訪れたようなもので、そんなこんなで適当に突っ走ったところで最初に見つけたのが立派な覆屋で囲われた多賀城碑です。
前半には平城京、蝦夷、常陸、下野、韃靼からの距離が、後半には多賀城の設置と修造が記されており、その最後にある天平宝字6年12月1日は西暦で言えば762年、今から1250年以上も前の石碑が遺されていることには驚きで、国の重要文化財に指定をされているのも当然でしょう。

多賀城は神亀元年、西暦724年に大野東人により築城をされて、行政を司る陸奥国府と軍事を司る鎮守府が置かれました。
約1キロ四方の敷地を塀で囲み、蝦夷との境界線上に位置するため、その蝦夷対策の最前線だったのでしょう。
多賀城跡は奈良の平城宮跡、福岡の太宰府跡とともに日本三大史跡に数えられています。

その多賀城跡は広大な野っ原としか言いようがないのですが、政庁跡にはここそこにその礎石が遺されています。
中央には一段高くなった正殿跡があり、しかしこの基壇部分は復元とのことです。
何か一つでも建物があればグッときたかもしれませんが、ふーん、といった感じで、好きな方には申し訳ないのですがそそくさと後にしました。


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【2015年4月 福島、宮城の旅】
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情けない

2015-08-24 00:36:20 | 千葉ロッテ

甲子園優勝投手、ではありながらも18歳の投手に完封負け、情けないの一語に尽きます。
育成機関になる懸念はありましたが、あるいはそれ以下だったのではないかと、プロなんてこんなもの、と慢心をさせるための深謀遠慮とでも思わなければやっていられません。
MAX148キロだかは藤岡や内のそれを見れば2~3キロは差っ引いて考えるにせよ、コンスタントに140キロ台前半から半ばのストレートに力負けでどん詰まりのゴロやポップフライの嵐で、さしてコントロールをされているわけでもないフォークやスライダーに翻弄をされたのはストレートの陰に怯えたようにも思えます。
この敗戦をベンチ、そして編成がどう見たのか、考えたのか、ある意味でチームの有り様を教えられたかのような今日の試合でした。

大嶺祐は言うほどに悪いとは思いませんでしたが、勝負どころで真ん中にボールが集まっての4回7安打7失点です。
三回のフィルダースチョイスはタイミング的には吉田の指示は間違っていなかったでしょうが、振り向きざまの送球は身のこなしも正確度も必要でしたから厳しいプレーで、それよりも初回、そしてそのプレーの直後と秋山一人にやられてしまった感じがしないでもありません。
守備でもやや引っ掛かるものもありましたし、ここまで安定をしたピッチングを続けてきた大嶺祐の久しぶりの躓き、後を引かないよう願いたいです。
二番手の藤岡、三番手の松永はこの展開ならば、といったピッチングでしたので可もなく不可もなし、それよりも今日は内でしょう。
どうも中途半端な状態で戻ってきては悪化をさせる、そんなイメージが強い内ですが、浦和で16試合も投げているのですから完全復帰と考えたいですし、150キロはともかくとしてもストレートにスピードがあり、また縦スラのキレもありましたから、先発陣はもちろんのこと西野や大谷にとっても強い味方のカムバックです。
今度こそ、今度こそ無事にシーズン最後まで投げきってくれればと、CS出場に向けてのジョーカーな活躍を願います。

打線はもう何とも言えず、得点に繋がるようなヒットどころか鋭い打球すら数えるほどでしたので、完全にお手上げ状態でしょう。
伊東監督のコメントもどこか淡々としていて、腹の中は煮えくりかえっているのかもしれませんが、選手のコメントとともに悔しさが見えてきません。
18歳のルーキーにムキになっても、と格好をつけているのであれば、次の対戦も期待薄です。
さすがにスタンドからはブーイングがちらほら、鈴木とクルーズには特にそれが強かったように感じられました。
吉田を途中で代えるのであれば昨日の今日ですから鈴木も三木に代えるべきだったのではないかと、捕手に厳しいのかキャプテンへの遠慮なのか、そもそもあの流れであれば田村ではなく江村だったとも思いますし、福浦ではなく井口、のひらめきが今日は外れたのも痛かったです。
とりあえずは高濱にラッキーヒットが出たのが打撃面では数少ない収穫で、週明けのソフトバンク戦に向けて気が滅入ります。


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千葉ロッテ

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◆8月23日(日) 西武-千葉ロッテ20回戦(ロッテ11勝8敗1分、18時、西武プリンス、25,631人)
▽勝 高橋光 4試合3勝1敗
▽敗 大嶺祐 18試合6勝6敗
▽本塁打 秋山12号(大嶺祐)

バッテリー
千葉ロッテ
 大嶺祐、藤岡、松永、内―吉田、田村
西武 高橋光
―炭谷

 

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オギキヨで粉砕

2015-08-23 01:58:56 | 千葉ロッテ

前日の最後の悪あがきが無駄にならずに今日に繋がったと、そんな初回からの猛攻でした。
荻野がプロ初の4安打猛打賞で核弾頭として切り込むと、清田はファールで粘って10球を投げさせての四球で二死からの先制劇をもたらすとともに追加点のタイムリーツーベースにダメ押しのツーランと大活躍、地元での試合であれば同期同い年のお立ち台だったでしょう。
西武からすればダメージの大きい初回の26分間の守備は打者一巡、野上が49球も投げてのことですから最後まで引きずったのではないかと、久しぶりにスカッとさせてもらいました。
ただそれもこれもミス合戦の様相を呈した中で西武がやらかしまくったのが勝因の一つでもあり、前日に殊勲の渡辺が野上の立ち上がりの足を引っ張る落球に打席では守備妨害、また間に合わないホーム返球をカットしなかったり深い守備位置でポテンヒットを連発したり、さらにはメヒアの悪送球が決定的な失点に繋がるなどボロボロ状態で、一方のロッテも打ち取った打球が三遊間を抜けていったり清田が打球を逸らすなど似たようなものでしたから、勝って兜の緒を締めなければなりません。
結果的にはランエンドヒットと外野フライで進塁打にはなりましたが二回の無死一塁では木村が投げていることを考えればバントで確実に得点圏に走者を進めるべきでしたし、四回の無死二塁にへっぴり腰でバントをミスした鈴木は16安打と打ちまくった打線の中で一人だけ蚊帳の外な6タコですので、明日は早出特打ちにバント練習でしょう。
あの得点差でなぜに、と思わずにはいられない荻野のフェンス際のスライディングもあり、一日でCS圏内に復帰をしながらも手放しでは喜べない、が正直なところではあります。

それもこれも木村がピリッとしなかった、そこに尽きるでしょう。
5点もリードをしてもらいながらもあっさりと3点を失い、さらに味方の援護がありながらも勝ち投手の権利どころか四回も持ちませんでした。
初回の秋山への2球は外角低めに素晴らしいコースに投げ込んで今日はいけると思ったのもつかの間で、追い込みながらも勝負球に欠いたことでファールで粘られて甘く入ったところを痛打され、4回途中で6安打3失点の降板は75球という球数からすれば仕方のないところでしょう。
それでも6点のリードでしたので追加点を許すまで、と思わないでもなかったですが、どのみち五回を投げきるにはスタミナが持たなかったと思われますから傷口が広がる前にとの判断は妥当で、またベンチに戻ってから伊東監督が木村に握手を求めて、その木村には笑顔すら見られましたからあるいは最初から三回を目処に、という話だったのかもしれません。
それにしても木村からすればプロ二勝目を手にするに千載一遇のチャンスだったのではないかと、それが苦笑いだったとしても笑っている場合ではないでしょう。
浦和で頑張ってきたからこそのようやくの一軍での先発のチャンスをふいにした、とも言えなくもなく、二回の無死満塁から自らの俊敏な動きでピンチを切り抜けられるかと思ったところでの外崎への魅入られたようにど真ん中に投げ込んでしまった初球が悔やまれますし、それでも粘られながらも四球で崩れることがなかった、と前向きに考えることにします。
その木村が残したピンチを切り抜けた香月良に2年ぶりの白星が転がり込んできましたが、ここまで地味に頑張ってきましたので天からのプレゼントでしょう。
木村と同じくコントロールで崩れることがなくなったのはストレートに威力が増してきたことが理由でしょうし、今日も攻めの姿勢が感じられました。
そして大谷、西野の登板は展開からすれば異例ですが登板間隔が空いていましたので調整登板はありでしたが、大谷の2イニング目には絶句で、この展開で投げさせられない藤岡に松永であれば一軍に置いておいても戦力になりませんから、勝っている展開では投げることがないであろう郭俊麟と田中で乗り切った西武とは対照的でもあり、昨日とは真逆に終盤に攻勢を許してメヒアと森を目覚めさせてしまった感もありますので、明日の大嶺祐の足を引っ張ることにならなければと願うばかりです。

打線は久しぶりに大爆発です。
初回の二死からの連続四球、3連続タイムリーはどこのチームかと頬をつねる思いで、その口火を切った福浦のタイムリーは見事でした。
福浦は今日もマルチヒットで今季中の1900本安打到達が視野に入ってきましたし、守備でも投手への声かけや精一杯な動きでチームを盛り立ててくれています。
オギキヨの活躍は前述のとおりで、ここのところ湿りがちだった角中も3安打猛打賞、そして久しぶりのスタメンマスクだった吉田も打撃では田村にかなりなアドバンテージがあるところをアピールできたのではないかと、野上が悪すぎたことを考えても各選手が気持ちよくバットを振れていたのではないかと思います。
クルーズも底を打ったのではないかと期待をさせる3打点、デスパイネはボール球に手を出さずの3四球、小技を除けばいい攻撃ができていました。
明日は初物の高卒ルーキーが相手なだけに、育成機関に成り下がらないよう、プロの厳しさを教える連日の猛打でいきましょう。


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◆8月22日(土) 西武-千葉ロッテ19回戦(ロッテ11勝7敗1分、18時、西武プリンス、29,236人)
▽勝 香月良 32試合1勝1敗
▽敗 野上 19試合7勝6敗
▽本塁打 清田13号(野上)、メヒア19号(大谷)

バッテリー
千葉ロッテ
 木村、香月良、益田、大谷、西野―吉田
西武 野上、郭俊麟、田中
―炭谷、中田

 

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守備力の差

2015-08-22 01:10:39 | 千葉ロッテ

連日の「追いつけない程度の反撃」はそれでも不快指数の高い試合でそのまま終わるよりも最後ぐらいは盛り上がれたのでよしとすべきなのか、しかしその攻撃も好守に阻まれて悔しさが残ったのは、この試合も守備の乱れによる失点があったからこそです。
清田のプレーは積極的なものでしたのでむしろ拍手を送りたいですが、角中のそれは追いついていたのですからもう少し際どいものにはならなかったのかと、ここのところ地味に後ろに逸らすケースが目立つ田村は疲れなのかボールを見失ったことよりも腕だけでミットを被せにいったのが問題で、何でもない打球を悪送球した中村には溜息しか出ません。
一方で九回の清田の打球には実況が力説をするほどには普通の守備でしたが、しかしデスパイネの打球に飛びついた渡辺の俊敏な送球が勝負を決したとも言えます。
その送球はリプレイを流さないぐらいの際どいものでしたが、伊東監督は例によって不満顔ながらも抗議には出てきません。
そして味方がミスをしたときに踏ん張ってこそのエース、と考えればピッチングとしてはまずまずながらも涌井には不満が残りますし、相手の倍近くのヒットを放ちながらも中盤に得点ができなかったのが最後まで響き、直後の守備では両手でキャッチをするなど手首の状態が心配な清田が元気よくバットを振っていたこと、福浦が3安打猛打賞、代打で出てきた井口がタイムリーとベテランが頑張ったこと、今日に気持ちが明るくなったのはこれぐらいです。
ようやくに気がついたのか吉田を昇格させて捕手三人体制にしたからこその追撃も代わりに落ちたのが井上で、また得点差からすれば走者を溜めなければならないところでの清田の走塁にはチームとしてではなく個の戦いになっているのではないかと、連敗が続いてCS圏内からこぼれ落ちるのも当然と言えば当然でしょう。
この逆風の中での木村は厳しいマウンドになりますが、浦和で好投が続いてもなかなか呼んでもらえなかったところでのやっとのチャンス、一世一代のピッチングを期待します。


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◆8月21日(金) 西武-千葉ロッテ18回戦(ロッテ10勝7敗1分、18時、西武プリンス、20,506人)
▽勝 十亀 19試合8勝7敗
▽S 武隈 54試合6勝1S
▽敗 涌井 21試合10勝8敗
▽本塁打 クルーズ15号(十亀)

バッテリー
千葉ロッテ
 涌井、益田、阿部―田村、江村
西武 十亀、岡本洋、増田、高橋朋、武隈
―炭谷

 

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最悪の3タテを食らう

2015-08-21 01:15:01 | 千葉ロッテ

引きずり下ろさなければならない相手から逆に食らった3タテは、あまりに最悪に過ぎた三日間でした。
自滅と言ってもいいぐらいにミスが出まくっての、また野球の質の差を見せつけられたことを歓迎すべきなのかどうか、それはベンチと選手がどう感じたかによります。
悔しさと落胆をにじませた連日の伊東監督のコメントからは読み取れませんが、ミスをしたから当然、悔しいが仕方がないで片付けるのではなく、そのミスを出さないようにするには日々どういった取り組みが必要なのか、どうすべきなのか、そこをしっかりと考え、話し合わなければ同じことを何度も繰り返すでしょう。
雨の上がりが早かった、でも結局は雨に降られた、そんな苛つく今日一日が、ただの苛つく一日ではなかったと、お願いですからそう思えるような週末にしてください。

四死球に犠打が絡んでの失点は古谷の躓きにつけ込まれたもので、点の取られ方がよくありません。
意識のし過ぎかまたしても起点は下位打線の市川だったわけで、さらには今季初アーチまでをも浴びてのロッテキラーの一丁あがりです。
また有原の完投勝利こそ防ぎはしましたが、追いつかない程度の反撃は捕手二人制による江村の併殺で終わりました。
江村にとってはいい経験になったとの見方ができる一方で、ベンチとすれば最善を尽くせたかどうかに疑問が残ります。
前日に打ったから五番、の井口が二試合連続アーチは甘く入ればまだまだ力があるところを見せつけたことから暫くはクリーンアップとなるのか、それにしても下位が弱すぎでしょう。
チームとしての方向性のようなものが感じられず、選手がてんでバラバラに自分たちの野球をやっているように見えてなりません。
詰まるところは個の戦いしかできていないのではないかと、ここが一番の日本ハムとの差に感じられます。
試合終了後に「つまらねぇ~!」と叫んだ青いシャツを着たお兄ちゃん、はい、暫くはビジターが続くのでホッとしています。


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◆8月20日(木) 千葉ロッテ-日本ハム17回戦(日本ハム11勝6敗、18時15分、QVCマリン、16,889人)
▽勝 有原 13試合7勝4敗
▽S 増井 45試合1敗32S
▽敗 古谷 7試合2勝2敗
▽本塁打 市川1号(香月良)、井口5号(有原)

バッテリー
千葉ロッテ
 古谷、藤岡、松永、香月良、阿部―田村、江村
日本ハム 有原、増井
―市川

 

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天正十二年のクローディアス

2015-08-21 01:10:29 | 読書録

天正十二年のクローディアス

小学館

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井沢元彦の短編集です。
全7篇ですが連作ではなく、それぞれが独立をしています。
葉隠の欺瞞、名探偵信長、黒田官兵衛の謎解き、埋蔵金の守り主、果心居士の悪戯、宮本武蔵の迷い、暗号と常識、そのテーマに関連性もありません。
おそらくは掲載雑誌も別々だったものがまとめられての一冊ではないかと、個々はなかなかに面白かったものの、まとまりに欠いていたのがもったいなくもありました。

タイトルにもなっている「天正十二年のクローディアス」は、沖田畷の戦いにおける龍造寺隆信、鍋島信生をハムレットに模して、作家と編集者の会話の形で進んでいきます。
その中で「武士道と云ふは死ぬ事と見付けたり」、で名高い葉隠の欺瞞を暴いてく、為政者の都合のよさが浮き彫りとなっていきます。
ただ作家がレクチャーをするような展開がもう一つだったかなと、本筋とはあまり関係のない話が挟むことでテンポがよくありません。
この中では宮本武蔵の焦り、老いへの怖れ、が我が身に照らし合わせて読めば印象深かったかなと、人は気持ちの生き物です。


2015年8月20日 読破 ★★★☆☆(3点)


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ごめん、きょうはなし

2015-08-20 01:22:09 | 千葉ロッテ

 

メンドーサが扁桃腺炎で先発を回避、今日に二軍で先発予定の新垣がスクランブル登板だったのですからロッテからすれば付け入る隙がありまくり、猛打で昨日の鬱憤を晴らす絶好のチャンスだったはずが、終わってみれば連日の守備の破綻に湿った打線で新垣にプロ初勝利を献上する始末で、またしても借金生活に逆戻りです。
大谷にはまだしも新垣に、とはさすがに我慢がしきれず、久しぶりに試合途中で、高濱にサブローの代打のところで席を立ってしまいました。
ポップフライ王のクルーズが目立っていますがデスパイネもさりげなく不振で、角中と清田が音無しだと得点シーンがなかなかに描けません。
今日は先日に空振りをした自分超えの手ぬぐいを受け取りに行ったのだと、そう脳内の記憶を書き換え中です。

笛吹けど、吹いているかどうかは微妙だったりもしますが、何にせよ選手は踊りません。
見る側もしんどい試合が続いていますが伊東監督からしても試合後の会見を断るぐらいに、ダメージの残る黒星でした。
難敵のメンドーサからの新垣に油断をしたわけでもないでしょうし、あるいは気負いすぎたのか、栗山監督が赤い目をして雄弁になるであろう展開は日本ハムからすれば笑いが止まらないでしょうし、そんな姿を見たくもないのでスポーツニュースを封印をしての自己防衛です。
どうしたら昨日の今日でスタメンで使えるのか、の井口が腕一本で運んだ技ありの先制タイムリーに甘いボールを見逃さずの3ヶ月ぶりのアーチの伊東マジックにむしろロッテがたたみ掛けなければならないはずが、下位打線を起点とした反撃を許しての石川の点の取られ方の悪さもあり、これが今の両チームの勢いの差、実力差なのでしょう。
下などは眼中になく逆転優勝へのシナリオを描く相手に軽く蹴散らされてしまい、気がつけば週末にもCS圏内からこぼれ落ちそうな流れにもなりそうで、不快指数が高まります。
同じ負けるにしてもまたしてもエラーによる失点が足を引っ張り、しめたと思って力んだのか送球ミスの田村、併殺を意識したのかボールが手につかなかった高濱と、投手からすればガッカリなプレーの連続はもちろん反省をしてもらわなければなりませんが、これも場数を踏んでいないからこその浮き足立ちと考えれば、繰り返さないこと、ただそれだけです。
単なるミスで終わるのか次に繋げる経験とできるのか、本人たち次第ではありますがベンチの辛抱も欠かせません。
今日は我ながら申し訳ないことをしてしまったとは思いますが、明日の雨予報の中でも球場に行きたいと、そう前向きになれる戦いを見せてください。


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◆8月19日(水) 千葉ロッテ-日本ハム16回戦(日本ハム10勝6敗、18時15分、QVCマリン、21,771人)
▽勝 新垣 2試合1勝1敗
▽敗 石川 20試合8勝10敗
▽本塁打 井口4号(新垣)、レアード22号(香月良)

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千葉ロッテ
 石川、益田、ロサ、香月良―田村、江村
日本ハム 新垣、谷元、白村、石井、クロッタ
―市川

 

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お手上げ

2015-08-19 01:09:32 | 千葉ロッテ

 

球場に着いたのは五回表で、既にマウンドには李大恩の姿はありませんでした。
船橋駅に着いたときには0-1と競っていただけに何があったのかとも思ったのですが、甘く入ったところをつるべ打ちに遭ってしまったようです。
コントロールがばらけ気味だったのが肩が軽すぎたから、となれば面倒な話ですが、何にせよ五回途中で100球オーバーはいくら何でも多すぎでしょう。
どのみち零封をしなければ黒星から逃れられなかった、は結果論ではありますが、伊東監督から悪いムシを指摘されていましたので、見つめ直すためのひと休み、とでも考えます。
また藤岡は追い込んだ後の変化球が低めに決まれば○、高めに浮けば×、という当たり前な現実を噛みしめてくれればと、阿部は笑ってしまうほどのストレート押しは小気味よかったですが外ばかりで面白みに欠いたのが正直なところで、89年組のサバイバルは続きます。

打線は大谷に2試合連続の完封負け、手も足も出ませんでした。
終盤にヒットが出ましたのでそれなりに打っていたようにも見えましたが、ここぞというところでのギアチェンジに三振の山を築いてしまい、哀しいかなお手上げ状態です。
あれだけのストレートに緩いカーブで緩急をつけられれば参りましたと、スタンドにはランディ・ジョンソンがいたようですので、とっととメジャーに連れて行ってください。
ようやくに一軍合流の高濱も見逃しの三振はないでしょうに、そして最後は155キロのストレートにお約束の井口の三振はあれだけボールとバットが離れていたのがショックでした。
仕方がないので「誰だよ、お前」シリーズのボブルヘッド人形を購入して、明日の勝利を祈願です。


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◆8月18日(火) 千葉ロッテ-日本ハム15回戦(日本ハム9勝6敗、18時15分、QVCマリン、22,647人)
▽勝 大谷 17試合12勝3敗
▽敗 李大恩 26試合9勝3敗

バッテリー
千葉ロッテ
 李大恩、藤岡、阿部―田村、江村
日本ハム 大谷
―市川

 

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