昨日、そして今日と春を思わせるような陽気でしたが、このまま暖かくなるほど日本の冬は甘くはないでしょう。
しかし待望の球春は確実に近づいており、いろいろなニュースが流れてくるようになりました。
ロッテ、ドラ1・荻野は1軍スタート (1/20 サンケイスポーツ)
ロッテは20日、キャンプに向けたスタッフ会議を行い、ドラフト1位の荻野(トヨタ自動車)ら社会人出身の新人3選手の1軍スタートを決めた。
西村監督は「即戦力と考えているので、連れて行く。競争で残ってほしい」と期待した。
まだ正式に春季キャンプのメンバー割りが発表になったわけではありませんが、即戦力として期待をされる荻野貴、大谷、清田の1軍キャンプが決まったようです。
年齢的にも当たり前と言えば当たり前で、故障でもなければ1軍スタートとなってもらわなければ困る3人ですから、まずは予定どおりの妥当な判断でしょう。
西村ロッテがどういう布陣で戦うのかを占う最初の材料がキャンプのメンバーですので、その他で誰が1軍に選ばれるかが注目をされます。
ロッテが前阪神今岡をキャンプでテスト (1/20 日刊スポーツ)
ロッテは20日、2月のキャンプで前阪神の今岡誠内野手の入団テストを行うと発表した。
西村監督は「打撃はいいものを持っている。実績もあるし、早く決めてあげたい」と話し、第1クールを見て合否を判定する方針を明らかにした。
こちらも予定どおりに、今岡のキャンプ参加が発表となりました。
西村監督のコメントを見れば合格は既定路線のようですし、やはり以前にも書いたとおり年俸を抑えるための単なる通過儀礼に過ぎないのでしょう。
支配下選手登録の枠がまた1つ減ることに強い不満と不安を感じてはいるのですが、決まった以上は今岡のベテランの意地に期待をしたいところです。
四国・九州ILに前ロッテ白川ら合格 (1/20 日刊スポーツ)
独立リーグ、四国・九州アイランドリーグ(IL)の徳島はロッテから戦力外となった白川大輔内野手(20)と大谷龍次外野手(21)がトライアウトに合格し、入団に合意したと発表した。
そして喜ばしいのがこのニュースで、白川と大谷が野球を続けることが分かりました。
まだまだ2人とも若いのですからNPBを諦めるには早いですし、確かロッテが選手を派遣することを検討したのが徳島だったはずですので、この2人の入団に裏でロッテが手を回したのだと、これは形を変えた選手派遣だと思うことにします。
何にせよ、また秋にはNPBのトライアウトに彼らの姿を見ることができるでしょうから、もし望んでくれるのであれば再びロッテのユニフォームに袖を通す日が来ることを夢想しつつ、ロッテで過ごした2年が無駄ではなかったと思えるような2010年のシーズンとなることを願っています。