よつばと!の13巻を、ようやくに時間をかけて読み切りました。
最近は書店の特典などがありますのでコミックスを買うときにはいろいろなところでチェックをしてからにしているのですが、年初に実施となるプロジェクトの対応で忙しくて先週末になってからの出遅れに過ぎる購入、その日にちらっと読んだものの睡魔に負けて、そして今晩になっての2年8ヶ月ぶりのよつばと!です。

久しぶりのニューキャラクターは、とーちゃんのお母さんであるばーちゃんです。
以前に一緒に暮らしていたことがあるのでよつばの行動パターンを分かっているのか、5歳児の動きにしっかりとついてくるところなどはさすがです。
ただその代わりと言ってはなんですがジャンボ、かーちゃんに出番が無かったのが残念、みうらも不在で、みーちゃんがやや露出が多めでした。
絵柄としては、やや手抜きにも思えるようなところが目立ちます。
誰だよ、といった顔つきにガッカリとさせられたのは、待ち続けたために期待値が上がっていたことが理由ではないでしょう。
ちなみに左からあさぎ、風香、とーちゃん、やんだです。
連載時に比べればコミックス化のときに繊細な描き込みがあるので休載が多く、また時間がかかる、と言われていましたが、今回はそれにはあたらないようです。
トップの写真のとおりに背景が真っ白なままのカットが多く、そこにこれまでの丁寧さは見られません。
やはりダンボーの商売に忙しいだけなのか、儲かるところに注力をするのは当然ではありますが、あくまでダンボーは枝葉であることを忘れないでいてもらいたいです。
幹であるよつばと!が細っていけば、ダンボーも枯れてしまうでしょう。
これまでのパワフルなよつばと言うよりは、小さな子どもの不可思議な挙動、それを温かく見守る大人、といった構図が強調をされているように思います。
ほのぼのさは健在ですし、ハードルを上げすぎていなければ、よつばと!ワールドを楽しめるでしょう。
謎だったとーちゃんの名前が唐突に明らかになったのには驚きましたし、おそらくは妹の存在もほのめかすような描写がありましたから、じーちゃんとともに今後に姿を見せることもあるのではないかと、もうすぐ小学生、幼稚園には通っていなさげですからそこまで話が続くかどうかが微妙ではありますが、また3年後を楽しみにしています。

一日一クリック応援をお願いします。