ドラフト会議まで30分ほどになりました。
実際に1巡目の選手が出そろうのは17時半頃になると思われますので、あと1時間ほどです。
藤岡に入札をすると思われていたオリックスが高橋、日本ハムが野村、そして意外にも西武が十亀に流れるとの噂もあります。
逆に野村でガチガチと思われていた楽天が藤岡にくる、あるいは武田に特攻とのニュースが出るなど情報が錯綜気味です。
もしかすると藤岡は3球団ほどの入札となるかもしれません。
いよいよ始まりました。
12球団の代表が会場に登場をしましたが、こんなところをショーアップしてどうするのでしょう。
ちなみに西村監督の左にいたのは中村球団社長でしょうが、右にいた見慣れない顔が林球団運営本部長なのかもしれません。
あとは映っていませんでしたが、おそらくは松本SSVが出席をしているものと思われます。
いの一番の入札はロッテの藤岡、鉄板です。
横浜も藤岡、楽天も藤岡、広島は野村、オリックスは高橋、阪神は伊藤、西武は十亀、巨人は菅野、日本ハムも菅野、ヤクルトも高橋、ソフトバンクは武田、中日も高橋です。
藤岡は3球団、高橋も3球団、そして菅野が2球団の重複となりました。
やるじゃん、日本ハム、素敵です。

藤岡の抽選に臨んだ西村監督、手前にある封筒を手にしました。
西村監督は大仕事、藤岡を見事に引いてくれました。
なかなかくじを開くことができずにやきもきとしましたが、これで今年のドラフトは80点は確定です。

藤岡に笑みがなかったのが気になりましたが、目から涙がこぼれていました。
これはうれし涙だと思うことにします。
QVCマリンで光り輝く日が一日でも早く来ることを願っています。
同じく3球団の抽選となった高橋は、高木新監督の中日が交渉権を獲得しました。
そして注目の菅野は巨人と日本ハムの対決となりましたが、大どんでん返しの日本ハムが大金星です。
鬼のような原監督の表情が印象的で、明日のスポーツ紙の一面を飾ることでしょう。
チャレンジャー日本ハムに、日本全国から拍手喝采だと思います。
外れ1巡目は横浜が松本、楽天は武藤、オリックスは安達、巨人も松本、ヤクルトは川上となりました。
またしても巨人は横浜と松本で重複してしまい、しかし今度は当たりくじを手にしたことでアンチ巨人の溜息が聞こえてきそうです。
2度の抽選を外した横浜は北方で、ソフトバンクは悔しがっているでしょう。
それにしても武藤はともかくとしても川上の1巡目は意外でした。
注目の2巡目にロッテは誰を持ってくるのか、鈴木にいけば東洋大コンビで話題になるでしょう。
あるいは吉本、釜田あたりにいくかもしれませんが、選手構成を考えれば投手は藤岡だけでも充分かなと思います。
個人的には鈴木よりは高城ですが、どうなるかが楽しみです。
藤岡の記者会見がありましたが、緊張した表情で笑みがないのがやはり気になります。
ロッテが交渉権を獲得したことを嬉しいと言ってくれていますので問題はないでしょうが、笑顔は胴上げまで待つことにします。
同じく高橋も表情が硬いままでしたし、菅野に至ってはドラフトのことは聞いてくれるなと言わんばかりでしたので日本ハムは苦労をすることでしょう。
しかし世間は日本ハムの味方でしょうから、何とか頑張ってもらいたいです。
ロッテの2巡目は外れ1巡目とも言われていた中後でした。
そういう意味ではドラフト1巡目の選手を2人も獲ったことになりますので嬉しいと言えば嬉しいですが、また投手とは微妙すぎます。
左腕が欲しいのは分かりますが、補強ポイントを考えると正しい選択だったのかは難しい判断です。
バサロ鈴木は秋のリーグ戦で数字こそ出しているものの脆さを見せたところが響いたのか、なかなか声がかかりません。
しかしロッテも大学生を3人獲るだけの予算があるのかどうか、しかしまさか高校生の投手を獲ったらビックリです。
獲るのでしたら捕手か内野手、あるいは外野手でもオッケーです。
上位3人を投手で固めるのだけはやめて欲しく、もうすぐロッテの3巡目になります。
ロッテの3巡目は鈴木大地、大学生が3人目です。
予算的に大丈夫かと心配になりますが、獲りたい選手が獲れているようでスカウト陣は大喜びでしょう。
これであと高校生の捕手を獲って終われば100点に近いですが、しかし近藤ぐらいしか残っていません。
まさか3人で終わりということはないでしょうから、次の4巡目を楽しみに待つことにします。
そしてロッテの4巡目は、またしても大学生の益田です。
しかも投手、フェニックスリーグでまともな試合すらできていない野手はどうするつもりなのでしょう。
流れ的にはこれで打ち止めでしょうし、やや興奮が醒めてきました。
第二次戦力外通告で大量に投手をリリースして、角と生山と蔡を昇格させるぐらいしか思いつきません。
やはり4人で指名が終了となりました。
個々の選手を見れば魅力的ではあるのですが、全体的なバランスが悪いことは明らかです。
育成枠で野手を補強するつもりがあるのか、しかしそれでは頭数を揃えただけになってしまいます。
今の歪なチーム構成を何とかしなければなりませんので、喜んでばかりもいられません。
全球団の指名が終わりました。
今年は地方リーグからの指名が無かったのが特徴と言えば特徴です。
経営難でチームがリーグから離脱をしているところも増えてきましたし、一つの曲がり角になるかもしれません。
そして球団売却の渦中にある横浜が9人を指名して大丈夫なのだろうかとは余計なお世話ですが、伊藤などはちょっと心配になります。
ロッテはここからが勝負で、是非とも才能がありながらも何らかのウィークポイントを抱えた選手を上手く見つけ出してもらいましょう。
育成ドラフトには参加せずにロッテのドラフトが終わりました。
やはり経費削減の流れは押しとどめることができず、育成枠はだんだんと縮小をしていくのでしょう。
さすがに角や西野は支配下選手登録をするでしょうが、その他の選手たちにはいばらの道が待っていそうです。
そんな中でも来季に浦和でまともな試合ができるよう、トライアウトやトレードなどで松本SSVには頑張ってもらいたいです。