オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
since 2007.4.16
写真など一切の転用、転載を禁止します

清田が選手間投票で選出

2015-06-30 00:01:38 | 千葉ロッテ

清田が選手間投票で、初のオールスター戦の出場を決めました。
個人的には興味のないオールスター戦ですので選手には休養をして欲しいのですが、選手からすれば一流の証であり名誉なことですので喜ばしいです。
ファン投票での選出ももちろん嬉しいでしょうが、同じフィールドで戦う選手たちの投票で選ばれるのはもっと嬉しいものなのかもしれません。
清田も一度は出てみたかった、とのコメントで、打率は秋山と柳田にはかなり離されてはしまいましたが堂々の3位、工藤監督には是非ともスタメンでの起用をお願いします。


にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
一日一クリック応援をお願いします。

コメント (20)

ミスター押し出し

2015-06-29 00:19:11 | 千葉ロッテ

 

試合開始30分前でも球場の外周に飛び出した長蛇の列はレディースデーの抽選に並んでいたものと思われ、おそらくは試合が始まっても列は続いていたのでしょう。
試合が終わる前から翌日の開門に備えて並んでいるいつもの顔ぶれもよく見かけますし、本末転倒な気がしてなりません。
それはさておき二試合連続の押し出し四球はそうそうあるものではなく、そのいずれも試合の趨勢に影響を与える貴重な選球眼でした。
低めを見極め、そしてファールで粘っての7球目、田村には価値のある経験になったと思います。
そしてオリックスからすればディクソン、金子での連敗は想定外だったでしょうから、昨日の勝利に大きな意味が生ずる今日の競り勝ちでした。

大嶺祐は7回途中で1失点、惜しくも白星には手が届きませんでしたが、査定とすれば勝利としてあげたい投球内容でした。
ここのところはややスピードダウン気味でしたが今日は数球でしたが140キロ台半ばがありましたし、それでいてボール先行でも四球で崩れる気配すらないのは別人を見るかのようで、コントロールができていたとは言い難いもののカーブがいいアクセントになっていたと思います。
五回にフォークが連続でバウンドをしての四球で満塁のピンチも、ストレートで入りながらもそのフォークで中島を併殺に仕留めたところなどは田村のリードが冴えていましたし、そのリードに応えて真ん中から低めに決めた大嶺祐としてはしてやったり、といったところでしょう。
それだけに大嶺祐にしては92球と球数が少なかったことからして、七回は最後まで投げさせてあげたかったです。
もう一段の成長を望むのであれば今よりも少しだけ過負荷な状況を作り上げるのがベンチの役割ですから、次にこういった場面があれば続投でお願いします。

その大嶺祐を継いだ李大恩は後続を断ち、その裏に打線が勝ち越したことでチームトップの7勝目、勝ち運に援護運は健在です。
大嶺祐には残念な継投ではありましたが、中継ぎで投げることをよしとしていないと思われる李大恩にとっては目に見える勝利がつくことがプラスに働くのではないかと思います。
そして大谷は無死一三塁と絶体絶命の劇場を開演しましたが、緊張をほぐすために三木がベースに蹴躓くパフォーマンスで盛り上げつつ何事もなかったかのようにクルーズが捕球するプレーで気持ちがほぐれたのかマッチポンプで締めくくり、しかしレフトへの打球を追う三木に対しては「追うな!」と心で叫んでいたことでしょう。
西野もブランコにはヒヤリとさせられましたが西野対決を制して、最後は伝家の宝刀で切って取っての交流戦後の初の連勝です。
イヤな存在だった西野、カラバイヨ、駿太を完璧ではないまでも調子に乗せなかったこと、4投手+田村に拍手です。

打線は本調子とも思えない金子を捉えきれずの5安打ながらも、そのヒットが出たイニングを得点に繋げての効率のよい攻撃でざまあ金子の第二弾です。
一巡をしたところでは不安しかなかったのですが、なぜか金子が清田を嫌っての四球が試合を動かすのですから野球は怖いです。
その清田は調子が落ちつつありますがボール球に手を出さずの2四球ですから、焦りさえしなければ大きく落ち込むことはないでしょう。
それだけに鍵を握る二番への定着を目指す岡田のバントミスは昨日のヒーローインタビューが不興を買っただけにスタンドからはブーイングで、二打席目の二球目でようやくの成功は本人も一安心でしょうがベンチも同様、そしてファンとしても助かったといったところが本音ではないかと思います。
そのチャンスに四番が四番らしいタイムリーを放ち、デスパイネは決勝点のきっかけとなるヒットも放ってのマルチヒットですから、パンアメリカン競技大会のキューバ代表が初戦を戦う来月11日のギリギリまでチームに残ってくれないかなと、9日の離日でお願いします。
そして今日にピンバッチ配布とボブルヘッド人形が発売となったクルーズはバックトスこそありませんでしたがダイビングキャッチと華麗な身のこなしでファインプレーを連発し、守備固めになっていない守備固めを出さなければならない鈴木ですので悩ましくはありますが、少なくとも今季はこのままでいくことになるのでしょう。
また殊勲の田村ではありますが2割そこそこの打者に代打としての起用をされない井口とサブローは何のためにいるのか、あれは田村が一度はベンチに戻りかけたところを監督が験を担いだだけだよ、と嘯く余裕があればいいのですが、何はともあれ今度こそ苦手の楽天に勝ち越しをして夢を見させてください。


にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
一日一クリック応援をお願いします。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

オリックス

0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 10 0

千葉ロッテ

0 0 0 1 0 0 1 0 X 2 5 0

◆6月28日(日) 千葉ロッテ-オリックス10回戦(ロッテ6勝4敗、13時、QVCマリン、20,012人)
▽勝 李大恩 16試合7勝2敗
▽S 西野 30試合2敗18S
▽敗 金子 6試合2勝3敗

バッテリー
千葉ロッテ
 大嶺祐、李大恩、大谷、西野―田村
オリックス 金子、塚原
―伊藤

 

コメント (18)

明日に勝たなければ意味がない

2015-06-28 01:12:54 | 千葉ロッテ

 

オリオンビールがマッチデースポンサーではお約束の具志堅用高、バットを持ってマウンドに向かったり、三塁に激走をしたり、仕込みと思わせない天然ぶりは健在です。
殿堂入りと還暦のお祝いに大嶺祐から花束を受けて、今年は10勝だぞ、と激励を返したとのこと、是非ともそうあってもらいたいです。
そして難敵のディクソンを攻略しての先勝は明日の金子を蹴散らしてこそ意味があるとは、伊東監督の言葉を待つまでもありません。
復帰戦のときに比べれば調子は上がっているでしょうが本来の金子にはまだほど遠いはず、昨日のを取って置けば、と嘆く必要のない打線の奮起を期待します。

いつも思うのですが視線を上に向けるシーンが少なくなく、その先に何があるのか、まさかリボンビジョンに映されるお奨めのグルメを見ているわけでもないでしょう。
そんな先発の涌井は5回2失点、登板間隔が空いて休養充分な中でのリードが3点しかない72球での降板は肩肘への心配をさせてくれましたが、試合後のコメントからすれば単に調子が悪いとベンチが判断をしただけのようで、安心をしていいのかしてはいけないのか、なかなかに微妙な降板劇ではあります。
ここ数試合の迫力のないストレートが全てという感じもあり、次は古巣を相手に敵地での登板、100勝を達成できるかどうかに注目です。
そしてある意味で試合を決めたのが六回の左腕対決、藤岡がピシャリと三者凡退に抑えたことで流れを掴んだと言ってもいいでしょう。
まだそのポテンシャルからすれば物足りないですが、ブランコを見逃し三振に切って取った内角のストレートは見事でした。

七回からは李大恩、香月良、伊藤のリレーです。
10点リードで李大恩はどうよ、とは思いましたがおそらくはブルペンで肩を作って登板に備えていたことから、そのまま投げさせたのでしょう。
本人はやる気のなさげな表情を見せていましたが140キロ台後半のストレートは威力抜群で、あるいは短いイニングが天職との判断がされれば二軍でも打たれているロサの、そのオフの去就を握るかもしれない李大恩の起用法から目が離せません。
香月良は目立ったところはありませんがストレートが140キロ台をキープできるようになってきたのが収穫で、カーブなど変化球のコントロールが乱れることもありませんでした。
残念だったのが伊藤で、ロッテからすればイヤらしいのが西野、カラバイヨ、駿太と考えていますのでスタメンから落ちていたカラバイヨに一発を浴びたことで明日にスタメンともなると不安がいっぱい、鈴木の打球を好捕した駿太ともども福良監督代行の気持ちが向かわないことを願うばかりです。

打線は15安打12得点、打ち出したら止まらないロッテらしい攻撃でした。
三塁打コールがされたデスパイネは3安打猛打賞で最後の打席に歩かされたことでサイクルヒットはならず、打った瞬間にそれと分かる上段に叩き込んだ一発も凄かったですが、タイミングとしてはアウトだと思った一打席目のツーベースでのスライディング、あれだけ走れれば膝への心配は無用でしょう。
いずれも失点をした直後の得点に絡みましたので、四番としての活躍ぶりでした。
引きつけて打てるようになってきましたのでここから上昇気流、といきたいところですが、離日のタイミングが気になります。
また鈴木を二番から外したことも功を奏しているようで、それでは困るのですが気楽にバットを振っているのか打ち出の小槌になりつつあり、現金なものでバントも決めましたからまた二番に戻そうなどとは考えないこと、このまま九番を極めさせるでよいと思います。
そのためにも代わりに二番に入った岡田が鍵になるとは、賛否が分かれるでしょうがダイビングキャッチの守備力も活きますし、あるいは中村でもよいでしょう。
田村がじっくりとボールを選んでの押し出し2つも珍しいと言えば珍しいプレーで、何はともあれエラーは怖い、そんな試合でした。


にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
一日一クリック応援をお願いします。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

オリックス

0 1 1 0 0 0 0 0 1 3 11 1

千葉ロッテ

0 3 1 1 0 7 0 0 X 12 15 0

◆6月27日(土) 千葉ロッテ-オリックス9回戦(ロッテ5勝4敗、14時、QVCマリン、18,357人)
▽勝 涌井 14試合6勝5敗
▽敗 ディクソン 14試合8勝5敗
▽本塁打 T-岡田7号(涌井)、デスパイネ10号(ディクソン)、カラバイヨ12号(伊藤)

バッテリー
千葉ロッテ
 涌井、藤岡、李大恩、香月良、伊藤―田村
オリックス ディクソン、海田、比嘉、前田、佐藤達
―山崎勝、伊藤

 

コメント (20)

重力ピエロ

2015-06-28 00:48:05 | 読書録

重力ピエロ

新潮社

このアイテムの詳細を見る

かなり重いテーマですが、さほどに重苦しくなっていないのは軽妙な会話があってこそです。
実際にそんな家族はないだろう、とは思いつつも、父親、母親とその息子たちとの家族の絆が素敵なぐらいに描かれています。
ただミステリーとして読んでしまえば浅いと言いますか、そもそもが隠すつもりもない展開ですので、そこは期待をしない方がよいでしょう。
テンポがいいためにどんどんと引き込まれていく、そんな愛情物語です。

順番に読んでいてよかった、とは辻村深月ほどではありませんが、それなりのポジションだったり通りすがりだったり、ニヤリ、とさせてもらえる登場人物もいい感じです。
そして実のところ主人公は父親ではないかと、そう思えるぐらいに魅力的な存在でした。
やや観念的な記述が多かったのが気にはなりましたが、兄と弟の苦悩を語るには避けられないものだったのでしょう。
春が二階から落ちてきた、で始まり、春が二階から落ちてきた、で終わる。
重力には逆らえない現実と向き合っていく兄弟の今後を、また読んでみたいです。


2015年6月27日 読破 ★★★★☆(4点)


ブログランキング・にほんブログ村へ
一日一クリック応援をお願いします。


是非そうあって欲しい

2015-06-27 11:22:44 | 日本史

梅雨さえ明ければ来月にも夏休み、史跡巡りの予定です。
その中心は城、そして武将の墓ですので、こういったニュースは喜ばしく、是非ともそうあってもらいたいです。
財政面などいろいろな問題はあるのでしょうが、長い目で見れば木造が正解という機運が盛り上がることを願っています。

天守閣:木造復元に脚光 コンクリ耐用年数近づき (6/15 毎日新聞)

全国各地の城下町で、「天守閣の木造復元」構想が進んでいる。
戦災復興のシンボルとして高度成長期の「昭和の再建ブーム」に建てられた天守閣の多くはコンクリート製で、50~80年とされる耐用年数が近づいているためだ。
巨額の復元費用や大量の木材調達など課題が山積する中、再びブーム到来なるか。
金のシャチホコで有名な名古屋城(名古屋市)の天守閣は1945年の空襲で焼失したが、59年に江戸時代初期の外観そのままに復元された。
鉄筋コンクリートは「二度と燃えないように」との市民の願いがこもる。
だが「時代は移ろい、本物志向が高まっている」と市の担当者。
内部のエレベーターに落胆する観光客も多いという。
市は2006年度、コンクリートの耐震改修計画をまとめたが、09年に初当選した河村たかし市長が木造復元構想を打ち出し、計画を凍結。
昨年9月には、耐震改修と木造復元の課題を比較検討する調査を始めた。
木造復元の要となる国産ヒノキは流通量が年々減少し、将来的に確保できる保証はないが、徐々に劣化するコンクリートの建造物は耐用年数が50~80年程度とされ、専門家からは「耐震改修は延命措置に過ぎない」(三浦正幸・広島大教授)との指摘も。
市は17日にも「早めの木造復元が望ましい」とする調査結果を市議会に報告する予定だ。
悩みは270億~400億円と試算された工事費だ。
耐震改修なら29億円で済むため、木造復元構想を疑問視する市民も少なくない。
市の担当者は「多額の税金を使う以上、市民の理解は不可欠。長期的に見てどちらが税金の有効活用か、丁寧に説明したい」。
賛同者の寄付も視野に入れるが、実現するかはこれからの議論だ。
防火対策など厳しい法規制をクリアする必要もある。
江戸時代の天守閣が残るのは犬山城(愛知県犬山市)や姫路城(兵庫県姫路市)など12城。
その他は1950~60年代に建築されたコンクリート製が大半で、木造復元の議論は各地で熱を帯びる。
60年に再建された小田原城(神奈川県小田原市)。
市民らが木造復元を目指すNPO法人を2年前に設立、木造復元に必要と試算する49億円のうち寄付で20億円集める目標だ。
同城は来月から耐震改修が始まるが、市は将来的な木造復元を見据えて小規模な改修にとどめ、費用を3分の2に抑えた。
同市観光課は「名古屋がうまくいけば、我々にも追い風になる」と注目する。
崩壊の危険性が指摘された松前城(北海道松前町)では、町が今春、町内11カ所で復元計画の住民説明会を開いた。
年間の一般会計予算が50億円規模の町にとって、木造復元の20億円は重く、町の担当者は「もっと町民の機運が盛り上がらないと」とこぼす。
一方、1931年に再建された大阪城(大阪市)はコンクリート製のおかげで戦火を免れたとされる歴史があり、最新の技術を駆使し、耐震改修主義を貫く。
文化庁は「それぞれの城の歴史や文化を尊重し、議論してほしい」としている。

松前城に崩壊の危険性があるとは知りませんでした。
コンクリートの寿命が50~80年ともなると城に限らずビル群も大丈夫かよ、なんて思ってしまいます。
一方で江戸期の天守閣が長命なのはもちろん大がかりな補修をしたからこそでしょうし、100年の単位でどちらがコスト的に有利かも判断基準になるでしょう。
学校のような階段、あるいはエレベーターにガッカリは自分もよく経験をしますが、城フリークの我が儘だけでは無い袖は振れません。
また戦火を気にする必要はないと思いますが失火や放火などへの対策、必要とされる木材などクリアをしなければならない問題も多いのでしょう。
せめて根幹は鉄筋コンクリートであっても見えるところは木材や漆喰などで、といった折り合いがつけばと思います。
そして設計図などが残っていないケースも少なくないでしょうが、できうる限りは外観だけではなく内観も忠実な再現として欲しいです。
こんなにも天井が低いのか、階段は急だったのか、を体感できるのも城を訪れたときの醍醐味でしょう。
単なる博物館にしてしまえば箱物行政でしかありませんので、どういった結論になるにせよ文化事業であることを忘れずにお願いします。


ブログランキング・にほんブログ村へ
一日一クリック応援をお願いします。

コメント (2)

これが現実

2015-06-27 11:02:19 | 千葉ロッテ

オールスターゲームのファン投票結果が発表されました。
ロッテからは選出をされなかっただけではなく次点すら一人もいず、トップ投票の半分以下の3位で今江とクルーズが精一杯です。
個人的にはオールスターゲームに出場をするぐらいであれば休養をして欲しいと考えていますが、興行という側面からすればダメージの大きい結果でしょう。
球界を代表するような特徴を持った選手がいない、チーム成績も悪い、これでは名前が挙がらないのも当然です。
押し並べて平均的な選手を集める編成からの転換が急がれます。


にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
一日一クリック応援をお願いします。

コメント (9)

次は木村か

2015-06-26 00:11:01 | 千葉ロッテ

今日に木村が7回2失点で勝ち、今月に入ってからは7回1失点、9回2失点に続いての3連勝です。
一二軍のレベル差は大きいながらも木村らしくもなく、と言ってしまうとあれですが、イニングと同じぐらいの奪三振も目に付きます。
どのみち藤岡や李大恩を先発に戻さないのであれば来週には頭数が足りなくなりますので、木村にもう一度のチャンスはありでしょう。
結果を残している選手は旬なうちに使う、そうあってもらいたいです。
また同じく今日に投げて1回無失点だった内は防御率0.00が続いており、むしろベンチとしては内に注目をしているかもしれません。
ただやはりこれまで何度も焦って無理使いをした結果が手術マニアな内ですので、足首や肩肘の状態の見極めは慎重にお願いをしたいです。
もうこれ以上の故障者の情報は、見たくも聞きたくもありません。


にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
一日一クリック応援をお願いします。

コメント (17)

難しすぎ

2015-06-26 00:03:26 | 映画

私用で早く帰ってきたものの用事は1時間ほどで終わったので、久しぶりに平日のナイトショーを観てきました。
最近は勢いのあるディズニーの作品ですので期待をする一方で、公開からさほど経っていないのに上映枠がどんどんと縮小をされていることからして興行成績は今ひとつなのかと疑問を抱きつつ、いつものところでは夕方しかやっていなかったために隣町まで遠出をしての「トゥモローランド」です。
むべなるかな、がその結論で、いい運動をしたとでも思うことにします。

トゥモローランド

ウォルト・ディズニー・ジャパン

このアイテムの詳細を見る

その程度の人物だったのか、それともその意図を制作に反映できなかっただけなのか、「ウォルト・ディズニー最大の謎にして最高のプロジェクト」の売り文句が虚しく響きます。
何が起きているのかが今ひとつ分からない二つの物語が序盤の早い段階から一つに紡がれて、小ネタを挟みながら中盤まではドキドキな展開ではありました。
ただ背景の描き方があまりに雑すぎて中盤以降はストーリーを追いきれず、トゥモローランドとは何だったのか、なぜ主人公が選ばれし者だったのかがサッパリと分かりません。
いかにも謎解きといった番宣をしながらもその掘り方が浅い、と言いますか掘る気がそもそもなかったようで、それであればファンタジー感を全面に押し出しているかと言えばそうでもなく、どっちつかずの中途半端、肝心の映像もスター・ウォーズとターミネーターのパクリかよと突っ込みたくもなりました。
73点でも41点でもどうでもよい、そんなディズニーの未来世界です。


2015年6月25日 鑑賞  ★★★☆☆(3点)


ブログランキング・にほんブログ村へ
一日一クリック応援をお願いします。


わっはっは

2015-06-25 00:55:19 | 千葉ロッテ

阿部vs大谷のマッチメイクでしたので不利は否めない、どころの騒ぎではなかったのですが、そのまんまに番狂わせもなくの完敗です。
先発の阿部はMAX147キロ、は昨日、そして今日の大谷を見れば旭川の緩さが分かりますので額面どおりには受け取れませんが、それでも中継ぎの気持ちで頭から思い切りに腕を振ってくれたのがよかったと前向きに考えられる内容だったかなと、ここはポジティブにいきましょう。
相手のミスに助けられながらも3回7安打4失点ですのでもちろん誉められはしないものの、先発としての阿部に見切りはつけても阿部を見切らないで欲しいです。
これであっさりと落としてしまえば同じことの繰り返しになりますので、フラットに益田や伊藤らと天秤にかけての判断をお願いします。
そして打線は序盤はそれなりに塁上を賑わせましたが中盤以降は手も足も出ずの僅かに3安打、誰がどうのではなく、チームとして軽くあしらわれてしまいました。
記録に表れないミスもあり、これが今の自分たちの力だということを認識できたと考えれば悪くもありません。
試合後の伊東監督のコメントを聞けば一抹の不安もありますが、認識をしましたよね、と突っ込みながら眠いのでもう寝ます。


にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
一日一クリック応援をお願いします。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

千葉ロッテ

0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 0

日本ハム

0 0 4 2 1 0 0 0 X 7 14 0

◆6月24日(水) 日本ハム-千葉ロッテ10回戦(日本ハム6勝4敗、18時1分、旭川、21,588人)
▽勝 大谷 11試合9勝1敗
▽敗 阿部 2試合1敗
▽本塁打 中田21号(阿部)、レアード12号(益田)

バッテリー
千葉ロッテ
 阿部、益田、香月良、李大恩―田村、吉田
日本ハム 大谷
―大野

 

コメント (22)

旭川から反攻

2015-06-24 00:35:10 | 千葉ロッテ

松井裕、バーネットに今季初失点をつけた実績から地方球場で無失点を続けている大谷の記録を止めることにも自信、とは伊東監督ですが、その地方球場での広島の連敗を止めるなど記録が絡んだ試合の全てに負けていることに気がついているのか、とりあえず今日に勝ててよかったです。
そして明日に大谷に対するのは阿部、とは同じカードに石川と涌井を持ってこなかったこと、やや疲労感の漂う涌井の間隔を空けることからして適切な判断だとは思いますが、短いイニングを力一杯に投げることで結果を残して昇格をした阿部だけに適所なのか、との疑問がないわけではありません。
それでも阿部にとっては大きなチャンスですので、「僕が戦うのは向こうの打線」の言葉どおりに無心に腕を振ってくれればと思います。

いじるとしたら二番、に入った岡田がバントにスクイズでチャンスを活かし、四番に復帰をしたデスパイネがホームランボールながらもバックスクリーンに叩き込み、クルーズもマルチヒット、一方でクリーンアップの井口はいずれも空振りの3三振、収支決算は黒字ながらも伊東マジックなのかどうかは微妙ではあります。
風の影響もあったのでしょうが清田の打球の目測を誤ったようにも思えた岡だけではなく、どちらかと言えば田中や中田など相手のミスに助けられた感が強いです。
ただそれでもその相手のミスにつけ込むこと、つけ込めることも試合を決めるポイントですので、これを旭川からの反攻のきっかけにしていきましょう。
田村のエンドランの後に岡田のスクイズ、なかなかにいい攻撃でした。

石川は7回途中までを7安打3失点、あるいはオールスター監督推薦にリーチとなったかもしれない6勝目です。
球数も多く、肩が軽すぎたのか抜けたようなボールも少なくはありませんでしたが、ここぞというところでの威力のあるストレートは見事でした。
もっとも左打者が続くから、で藤岡に託したのは本心では納得がいかず、ヒヤヒヤしていたのではないかと、次はきっちりと投げきってもらいましょう。
その藤岡はボールが高めで尻がもぞもぞとしましたが、気持ちは前のめりになりつつあるようです。
大谷、西野もなかなか左うちわを扇がせてくれませんが零封リレー、こちらも今後に配置転換があるのかどうか、とりあえず明日は多くても4人でまかなえる展開を願います。


にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
一日一クリック応援をお願いします。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

千葉ロッテ

0 1 1 3 0 0 1 0 0 6 10 0

日本ハム

0 1 0 0 0 1 1 0 0 3 11 3

◆6月23日(火) 日本ハム-千葉ロッテ9回戦(日本ハム5勝4敗、18時、旭川、19,249人)
▽勝 石川 12試合6勝4敗
▽S 西野 29試合2敗17S
▽敗 浦野 6試合3勝2敗
▽本塁打 田中2号(石川)、デスパイネ9号(白村)

バッテリー
千葉ロッテ
 石川、藤岡、大谷、西野―田村
日本ハム 浦野、屋宜、白村、斎藤佑
―市川、近藤

 

コメント (15)

笑顔咲くたび伊達な旅 旅情篇

2015-06-24 00:04:13 | 独り言

 

旅の心配事の一番は天候ですが、学生のときの晴れ男ぶりはどこへやら、ここのところは雨男の様相を呈しているといった感じでしたが、今回はお天道様と仲良しになれました。
旅立ちの数日前までは早くも梅雨入りか、と思うぐらいに雨が多かっただけに、奇跡が起きたかと思ったぐらいです。
4月下旬としては異例な陽気で夏日もありましたし、毎日がピーカンの5日間に心地よい季節外れの日焼けをさせてもらいました。

仙台と言えば青葉城恋唄、が浮かんでしまうのは年寄りだからなのかもしれませんが、あの「広瀬川、流れる岸辺~」のフレーズが頭から離れません。
しかし実際に訪れてみれば普通の川で、これといったものはありませんでした。
歌としてはともかく川として地元の方々からしての広瀬川はどういった存在なのか、ちょっと気になります。

東日本大震災から4年以上が経ちましたが、その傷跡はまだ東北の地に深く残っています。
放射能汚染への不安は拭えませんし、仮設住宅で過ごさざるをえない苦労を思えば見切り発車としか思えない原発再稼働への怒りがあるのも当然でしょう。
安全を保証するものではない、と言い放つ原子力規制委員会の面々や、しかしそれを免罪符に手続きを進める電力会社、酷い話です。

その影響は旅の日程にもあり、伊達氏と南奥州で覇を競い合った相馬氏の史跡を巡るべく計画を立てていたのですが、いざ電車の時刻表を調べてみれば相馬、小高は未だに復旧がしておらずに代行バスでしたので、時間が読めないために断念せざるをえませんでした。
松島から石巻方面も同様で、日々の生活への不便さも深刻でしょう。
松島湾から100メートル以上は離れているであろう瑞巌寺の参道の途中まで津波が押し寄せていたことに愕然とし、また墓石や石灯籠が崩れたままなのは爪痕を敢えて残そうとしているのかもしれず、もしそうであれば史跡フリークとしては複雑な心境ではあります。

そんな被災地の復興の一助とも考えているのでしょうがJR東日本が福島への旅のキャンペーンを行っており、地元でも観光客向けの幟があちらこちらにありました。
いかにも旅人、といった風体だったこともあり、いろいろと親切にしていただいたのには感謝です。
また桃の産地なのかあちらこちらで描かれていましたが、旬には早かったこともあり食せなかったのが残念でした。

その食、グルメもすっかりと旅の目的になっていますが、今回もいろいろと経験をしてきました。
仙台ではサンドイッチマンが広告塔になっており、もちろん伊達みきおが伊達氏の末裔だからなのでしょう。
伊達本宗家8代宗遠の次男が大條氏を称して、途中で13代尚宗の血が入りますが伊達氏の血が途絶えることなく伝わっており、また女系ながらも政宗の血も入っているようで、ただ明治になってから伊達氏に復した大條氏の嫡流とも言われていますが実際のところは分家のようです。
それでも名門であることは間違いありませんから、ちょっと羨ましくもあります。

伊達氏と言えば仙台城、別名青葉城が江戸期の居城です。
最近はコスプレナビゲーターが流行なのか、伊達武将隊なるイケメン兄ちゃんが案内をしていました。
カメラ目線も慣れたもので歴女がターゲットなのか、島原城には忍者がいましたし、各地でこういった動きが加速をしていくのでしょう。
気になったのは日章旗で、中国や韓国からの観光客も少なくないでしょうから大丈夫かと、ちょっと心配にもなりました。

コスプレに負けじと萌えキャラ、あるいはゲームキャラも目立ちました。
東北ずん子はずんだ餅をモチーフにしたキャラクターで、家族や級友などいろいろな仲間がいるとのことです。
また戦国BASARAはこれまた歴女がターゲットなのか、いずれにせよバスはともかくこれで運転をするタクシーがやや気の毒ではあります。

ゆるキャラブームも勢いがあるままです。
亘理は伊達成実を祖とする亘理伊達氏が治めた地であることから、成実をモデルにしたわたりんがPRキャラクターとなっています。
毛虫の前立ての兜は「決して後ろに退かない」という猛将成実のイメージを残しつつ、しかし可愛い出来栄えでした。

大河ドラマは公共事業である、が持論なのですが、白石もそれをあてこんでかアピールが目白押しです。
伊達政宗の股肱の臣である片倉小十郎景綱の嫡男である重長が真田幸村の三女を後室としたことで、来年の「真田丸」で取り上げられることへの期待があるのでしょう。
さすがに幸村没後のことですから厳しいのではないかとも思いますが、それがなくとも片倉氏の居城である白石城がある白石は魅力的です。
また蔵王山の噴火警報で影響が無い距離ながらも風評被害で困っている、との話が印象的でもありました。

これも時代の流れなのでしょうが、拝観料にSuicaが使えるのには驚かされました。
小銭が嫌いなので使えるところは100円でも電子マネー、の自分からすればウエルカムながらも、伝統のある寺社ですので寂しさもあります。
もちろんお互いの手間暇を考えればあるべき姿なのでしょうから、単なる独りよがりな感慨です。

夜明けとともに動き出すことがほとんどですので、こういった閑散とした街並みも慣れっこです。
違和感があったのは福島の学生たちで、ほとんどが私服だったのは土地柄なのか、集団で行動をしていることや顔つきからして大学生ということはないでしょう。
詰め襟が当たり前でブレザーですらしっくりこない世代ですので、つまらないことが気になってしまいました。

あまり自分の地元では見かけない充電ステーションが目に付いたのも、これも土地柄なのかもしれません。
かなりあちらこちらを自転車で駆け巡ったこともあり、梅の木と同じぐらい、は言い過ぎかもしれませんが、太陽光パネルが道すがらにあったのも印象的です。
ざっと調べてみたところでは必ずしも福島や宮城の電気自動車の普及率が高いわけでもないようですが、積極的な取り組みはしているのでしょう。

LED信号機が最近に全国で広がっているようで、しかし雪が降るところですと熱をあまり発しないことが弱点になる、という話も聞いたことがあります。
そしてこの旅は繰り返しであれですが快晴が続いて4月下旬とは思えないぐらいの陽気で夜でも15度もあり、Tシャツだけでも充分なぐらいでした。
しかし不思議なことに長袖や上着を着ている方も少なくはなく、この薄着がいかにも旅人といった雰囲気を醸し出していたかもしれません。

ここのところは駅のスタンプもコレクションに加わっており、それだけに無人駅は痛すぎます。
いろいろと都合もあるでしょうから不在の時間帯があるのは仕方がありませんが、それであればスタンプは外に置いておいて欲しいとは旅人の我が儘です。
また思わず目がいってしまったのは伊達果実で、伊達成実と見間違えたのは言うまでもありません。

脈絡もなくつらつらと書き連ねてきましたが、最後はkoboスタ宮城です。
かなり以前に県営宮城球場を訪れたことがあるのですが、楽天の本拠地になってからは、つまりはビジターとしては初めての観戦です。
外周の敷地が狭いこともありゴミゴミとした感じが強く、しかし飲食や球団絡みの施設などはかなり充実をしていました。
せっかく来たのですから一般購入ではおそらく一番に高いゴールデンシートに座ったのですが、バックネット裏のかなりなスペースはプレステージゾーンと名付けられた特権階級のスペースで、8回裏までは飲み放題、美男美女のコンシェルジェがかしづいてのサービスは年間100万円近い価格ですから別世界です。
飲食物の持ち込みには厳しい、と聞いていたので栄養源のスイーツを取り上げられたらどうしよう、と心配をしていたのですが荷物検査などはなくホッと一息、そんな庶民な自分からすればほとんどが企業の購入なのでしょうが、優雅に観戦をする人たちに羨望でしかありませんでした。


ブログランキング・にほんブログ村へ
一日一クリック応援をお願いします。


【2015年4月 福島、宮城の旅】
笑顔咲くたび伊達な旅
笑顔咲くたび伊達な旅 旅程篇
笑顔咲くたび伊達な旅 史跡巡り篇 二本松の巻
笑顔咲くたび伊達な旅 史跡巡り篇 福島の巻
笑顔咲くたび伊達な旅 史跡巡り篇 白石、名取の巻
笑顔咲くたび伊達な旅 史跡巡り篇 船岡、亘理、多賀城の巻
笑顔咲くたび伊達な旅 史跡巡り篇 松島の巻
笑顔咲くたび伊達な旅 史跡巡り篇 仙台の巻 仙台城の章
笑顔咲くたび伊達な旅 史跡巡り篇 仙台の巻 瑞鳳殿の章
笑顔咲くたび伊達な旅 アクシデント篇
笑顔咲くたび伊達な旅 グルメ篇
笑顔咲くたび伊達な旅 スイーツ篇
笑顔咲くたび伊達な旅 おみやげ篇

 

コメント (4)

勝てば海路の日和あり

2015-06-23 01:00:36 | 千葉ロッテ

交流戦の締めくくりが劇的なサヨナラ勝ちに4連勝でしたので、リーグ戦への期待が高まったところでの無残な3タテに苛立ちが募るのも仕方がありません。
そこへ伊東監督の不用意な発言もあり、その気持ちも分からないでもないですが、チームが崩壊をする危険をはらむものだと思います。
本人がそれに気がついているのかどうか、しれっと井上あたりを引っ張り上げたら策士なのですが、このままで旭川に向かえば忠誠心の低下を招きそうです。
また北の大地で負けが込むようですと物見遊山との批判も出てくるでしょうし、それを封じるには勝つしかありません。
白星以上の妙薬はないわけで、そのためにも初心に立ち返っての泥臭い野球をベンチ、選手が意識をした戦いぶりを期待したいです。


にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
一日一クリック応援をお願いします。

コメント (15)

義経北行伝説

2015-06-23 00:01:02 | 読書録

義経北行伝説

本の泉社

このアイテムの詳細を見る

源義経は衣川で死なず、大陸に渡ってジンギスカンになった、夢のある話ではあります。
ただこの話は明治に入ってから出てきたとのこと、アジアへ覇を広げるための方策の一つとも言われています。
ここで語られている義経北行伝説も、「判官びいき」が生んだものと考えるべきなのでしょう。
しかしそうあって欲しい、との願いが作った伝説であったとしても、村興し、町興し、の意味合いからも大切にしていきたいものです。

この作品では伝説が語る北行の跡を、写真入りで丁寧に紹介をしています。
それが東北の地では一本道であり、かつ崇拝される義経であるのに対して、北海道に渡ってからの足跡は複数に分かれて悪人としての話も伝わっている、とは興味深くもあります。
衣川で義経の家臣のその全てが討ち取られたとは限らず、むしろ相当数が逃げ延びたと考える方が妥当かもしれません。
そういった遺臣たちも当初はまとまり、固い意志でいたものが時間の経つにつれて乱れていった、と考えられなくもなく、そのあたりは触れない方がよいようにも思います。
何となく知っている話を整理する、にはまずます適した書です。


2015年6月22日 読破 ★★★☆☆(3点)


ブログランキング・にほんブログ村へ
一日一クリック応援をお願いします。


つまらん

2015-06-22 00:10:15 | 千葉ロッテ

 

今日は内野席応援デーではないのにライトスタンドは6割ほどの入りで、天気予報が悪くとも前売りを買ったファンは足を運んだでしょうし、結果的には試合が始まってから雨がポツポツと降り始めて最後はそれなりの雨量になりましたので正解だったのでしょうが、当日に天気を気にして諦めるような感じではなかったので事態は深刻です。
ただこの三連戦の試合を見ればそれも仕方がないかなと、勝負事ですから勝ち負けはどうにもならないにせよ、楽しませる要素がほとんどありません。
劇的なサヨナラ勝ちでの地元三連勝で借金を返済した直後に三連敗ですのでチームとしても球団としても勢いに乗れず、序盤の3点ビハインドでなぜにここまで絶望的な気分になってしまうのか、交流戦とは違って逆転できるような絵図が浮かんでこず、つまらん、と愚痴るしかない雨のQVCマリンでした。

大嶺祐は6回3失点でQSながらも打線の援護がなく、地元での連勝が8で止まっての3敗目です。
高めに浮きがちではありましたが精緻なコントロールを持ち合わせている大嶺祐ではありませんので通常モード、いきなりの被弾はそれよりもストレートの走りが今ひとつだったのが理由ではないかと、どことなく西本以前の大嶺祐に戻りつつあるような気がします。
それはそれで一つの完成形ではありますので悪くもないのですが、しかし130キロ台後半のストレートが緩めのところにくれば打ちごろでもあり、今日はカーブを上手く使えずに緩急の差をつけられなかったことで芯に当てられた打球が多かったのでしょう。
それでも大崩れをしなかった、と前向きに考えたいですし、次はもう少しでいいので力感のあるピッチングに期待をしたいです。
そして噂の阿部が今季初登板で最後は144キロのストレートは驚きで、やや腰の沈んだ上体を大きく使ったフォームに変わったことも目につきました。
今の立ち位置からすれば早くもう一度、もう少し長いイニングを見てみたい、ともなかなか言えませんが、それでも見てみたいです。
また益田の三者凡退が次に繋がればと、楽天戦には投げさせられない、なんて言ってもいられません。

交流戦であれだけ活気づいていた打線はリーグ戦に戻れば決定力に欠き、それほどにいいとも思えなかった菊池を攻略できずに完封負けです。
好不調の波が大きいのが特徴ではありますがポップフライを繰り返すクルーズの不調が痛く、またスタメンに復帰をしたデスパイネの頭が突っ込むフォームは春先に合流をしたときと似たような感じでもう少し時間がかかりそうですし、そうこうしているうちにセペダとメンドーサが代表チームに合流をするために帰国をしましたのでその時間は残されていないのではないかと、またヒットが続いたからサブロー、結果が出ないから今度は井口、と分かりやすい起用の次がどうなるか、消去法は続きます。
ただ誰が、よりも、どんな、が重要ではないかと、5点ビハインドの最終回ですので一人でも多くの走者を出すことがセオリーではないかと思うところでフルカウントからのオートスタート、まさかの幕切れに溜息しか出ませんでしたし、雨の中で苛立っていた人が多かったのか怒号、罵声が飛び交っていました。
打線をいじる、とは伊東監督の試合後のコメントでしたが、とりあえず二番から鈴木を外すことぐらいしか思いつきません。
リーグ再編でセントラルに移れないかな、と気持ちが後ろ向きです。


にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
一日一クリック応援をお願いします。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

楽天

1 2 0 0 0 0 0 0 2 5 9 1

千葉ロッテ

0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 6 0

◆6月21日(日) 千葉ロッテ-楽天10回戦(楽天8勝2敗、13時、QVCマリン、14,586人)
▽勝 菊池 7試合3勝
▽敗 大嶺祐 10試合3勝3敗
▽本塁打 牧田1号(大嶺祐)、ペーニャ6号(大嶺祐)

バッテリー
千葉ロッテ
 大嶺祐、藤岡、益田、伊藤、阿部―田村、吉田
楽天 菊池、クルーズ、福山
―小関

 

コメント (41)

堪えきれずにチェン没

2015-06-21 01:50:45 | 千葉ロッテ

 

ライトスタンドが6割ちょっとしか埋まっていなかったので何事か、と思ったのですが、先日にもあった内野席応援デーだったようです。
それでも晴天の土曜日で2万人に至らず、3年連続の観客動員数ビリがほぼ確実になってきました。
例年どおりに前半戦に週末の地元開催を集めてのこれですので、CS圏内から遠く離れてしまえば120万人を切ることへの覚悟が必要でしょう。
あるいはファンが期待をしているかもしれないリクシルは子会社の損失計上でそれどころではなくなっていますし、ロッテの本気度が問われます。

陳冠宇は5回7安打2失点で3敗目を喫しましたが、内容はさほど悪くもありませんでした。
吉田の後逸、今江のエラーなどに足を引っ張られながらも4回までは無失点で、当たりはさほどでもなかったタイムリーは可哀想でもあります。
130キロ台後半ながらもストレートにキレがあり、コントロールへの不安はありますが、内を攻める度胸も買いたいです。
本家のチェンも一本立ちをするまでに数年がかかりましたし、胸板の薄さなど伸びしろは充分にある陳冠宇だと思いますので、焦らずにじっくりといきましょう。

その陳冠宇の今後を考えれば五回での降板はどうかとも思いますが、交流戦明けで間隔が空いていたこともあってか李大恩、大谷、香月良のリレーです。
李大恩が2イニング目に失点をしたのが結果的には痛かったですが、昨日もイニング跨ぎで投げていますので責める気にもなりません。
いつまでこういった起用が続くかは分かりませんが外国人選手枠の問題もありロサの復帰は遠そうですし、勝利の方程式に入れるよう願います。
気になったのは先頭打者を歩かせた香月良で、あっさりと落とされる候補のかなり上位にいるはずですから、前のめりでいきましょう。

打線は今日も9安打を放ちながらも2得点、塁上を賑わせながらもあと一押しができません。
清田が巻き込むようなスイングでレフトスタンドに先制アーチを放つなどマルチヒットでしたが、最後は松井裕に振り遅れての三振でゲームセットは悔しかったでしょう。
やはり待ちきれなかったのか今日に一軍に合流をしたデスパイネもチャンスに三振で、ざまあデスパイネ、楽天ファンからすればそんな感じではないかと、いくらフリー打撃で140メートルを飛ばそうとも実戦で生きたボールに対することなくの復帰にチームとしての焦りが見えてきます。
今江のスタートがやや遅れたような気もしましたが根元のバント失敗も然り、塁間で立ち止まった吉田の走塁も不可解、悩みは尽きません。
打ちまくれば中継ぎ陣が崩壊、抑えればあと一本が出ない、錆び付いた歯車にKURE5-56が欲しいです。
DHで起用をしたサブローも不発、そうなれば次は井口を持ってきたくもなりますが、井口には初芝超えを狙ってもらいましょう。
そして本塁封殺をした中村は本格的な外野転向でよいのではないかと、クルーズの動向次第ではありますが、そんなことを思った梅雨の晴れ間でした。


にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
一日一クリック応援をお願いします。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

楽天

0 0 0 0 2 0 1 0 0 3 11 0

千葉ロッテ

0 0 0 1 0 0 1 0 0 2 9 1

◆6月20日(土) 千葉ロッテ-楽天9回戦(楽天7勝2敗、14時、QVCマリン、19,150人)
▽勝 美馬 11試合2勝4敗
▽S 松井裕 29試合1勝18S
▽敗 陳冠宇 5試合1勝3敗
▽本塁打 清田9号(美馬)

バッテリー
千葉ロッテ
 陳冠宇、李大恩、大谷、香月良―吉田
楽天 美馬、青山、レイ、福山、クルーズ、松井裕
―小関

 

コメント (18)