オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
since 2007.4.16
写真など一切の転用、転載を禁止します

そりゃ悔しいだろうな

2019-09-30 01:35:07 | 千葉ロッテ

二軍も今日で全日程を終えて、ロッテとしての今季が全て終了となりました。
その最終戦は大敗かつ藤岡に白星献上と面白くもない締めくくりになってしまい、安田はマルチヒットでリーグ最多の116安打、そして19本塁打に82打点は二冠王とタイトルを獲得してそこだけを見れば経験を積めたシーズンと言えなくもありませんが、しかし「上で活躍することが目標だったので、悔しいシーズンだった」が本音でしょう。
リーグ最低打率でも全試合出場の選手がいる一方でドラフト1巡目の高卒二年目が二軍で二冠でも一軍では一試合、一打席もチャンスを与えられないのはやはり異常です。
一部に伝えられている「来季に新人王の権利を残すため」などは昨年も同じことを言っていたのですからこれっぽっちも信用できず、そうなれば有無を言わせない雰囲気を世間を巻き込んで作るしかないのが安田の来季の目標であり課題であり命題であり、春季キャンプの紅白戦はもちろんのことオープン戦でも大爆発を見せつけるしかありません。
そのためにもプエルトリコでのウインターリーグで一段も二段もレベルアップができるよう、「左投手が課題。力のある投手も多いと思うので、振り負けないようにしたい」と問題意識を持って取り組む姿勢は良し、またハングリー精神を育てるには最高の環境でしょうから心身ともに逞しくなって帰ってきてもらいたいです。
一方で去る人もあり、一番伊志嶺、七番李杜軒、九番大木がスタメンで起用をされてフル出場だったのはお別れ試合だったのでしょう、寂しくはありますがそれが厳しい現実です。
微妙なのは他の外国人選手が帰国をする中でこの日も投げたブランドンは安月給ということもあってか新外国人選手との天秤なのかもしれず、ただ1回3安打1四球3失点とアピールができなかったのは痛い、今週は4試合目の登板だったこともありちょっと酷ではありましたがそこまでの3試合は零封だっただけに悔やまれる最終登板でした。


にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
一日一クリック応援をお願いします

コメント (16)

2019年通信簿 オリオン

2019-09-29 01:34:10 | 千葉ロッテ

 

【2019年成績】 75試合 38勝34敗3分 .528

目標とした70回来場バッジも手に入れて、二軍とオープン戦を併せての75試合は3年ぶりの勝ち越しとなりましたのでそこについては達成感があります。
ただ一軍こそパスをした東京ドームを除いて主催全試合観戦ではありましたが二軍が例年どおりに意気込みだけはあってもそれが空回りで僅かに1試合、は親子ゲームが一軍控え層の虫干しになって久しく、かつ楽しみの一つだった試合後のサイン会が抽選となって魅力が薄れたことがあるにせよ、それは言い訳でしかありません。
どうにも自分にとっては、ですが早起きをしてまで前日に列取りをしたり、イヤな思いをした鎌ヶ谷まで行く気力が起きなかったのが実際のところではあります。
そんなこんなで一軍が70試合37勝31敗2分、二軍が1試合1勝、オープン戦が4試合3敗1分で、球場別では75試合の全てがZOZOマリンという引き籠もりな一年でした。
チケットコレクターとしてはどうにもあの来場ポイントを付与する際の刻印が受け入れられず、だからこそイベントデーでどれだけ並ぶことになっても当日発券にこだわっているのですが、よって今年に東京ドームを見送ったのと同じくビジター応援デーでの遠征はそれが神宮など近場であっても検討にすら入らない、のは昨年から変わりません。
来年は終わりかと思っていた富山に加えて水戸での主催があり、また大入りに味を占めて東京ドームまであれば遠征無しで70回には届かなくなりますので何か裏技チックなことを考えるかどうかを思案する一年になりそうで、さらにはそれを考えたくなるような戦いぶりをチームが魅せてくれるのが大前提となります。
最後まで見届けずに席を立ったのは数えるほどですが早い段階で心が離れてしまった試合が少なくないので、井口野球が満開となると厳しくなりそうな予感があります。

2016年通信簿
2017年通信簿
2018年通信簿


にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
一日一クリック応援をお願いします

コメント (11)

いい方向性だね

2019-09-28 02:17:41 | 千葉ロッテ

二木、種市、小島、中村稔、成田がドライブラインベースボールなるトレーニング施設に派遣をされるとのことです。
根性論ではなく科学的分析に基づいた指導をしているそうで、知りませんでしたが昨オフに西野が体験済みで効果があったことがその後押しにもなったのでしょう。
肩周りの強化、は人種によって基礎的な部分が違うのでそこまでの配慮がされるのか、との不安が無いわけでもありませんが西野だけではなく金子など日本人での実績もありますし、それでも言われたことを愚直にこなすのが日本人でもありますからそこは合わないものは合わない、とお任せにならないよう言い含めて送り出したいです。
主眼が球速アップとなれば種市を除いた4人にはさらなるステップアップに繋がる大事なトレーニングとなり、足首の具合がまだ完全ではないのか岩下、あるいは土肥、島、森らが来年に参加をするような恒例となれば投手陣の底上げに期待ができますので、そのためにも二木らにはしっかり学ぶべきところは学び、鍛えるところは鍛えて帰ってきてもらいましょう。
これの野手版は無いのかな、ここに野手部門は無いのかな、なんて思いつついつからどれぐらいの期間の派遣となるのか、続報を待つことにします。


にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
一日一クリック応援をお願いします

コメント (13)

的確な補強と施策

2019-09-27 03:36:26 | 千葉ロッテ

山室球団社長の今季総括なメッセージが発表されました。
言葉尻を捉えれば「この悔しさを決して忘れることなく充実したオフを過ごして」もらうのは選手だけではなくベンチもだろ、いや、ベンチこそだろ、と思ってしまう一年でしたが、これまでの球団社長に比べれば天地の差ほどに現場との距離感が近いからこその言葉であり、興行が先走ってしまうところはありますが好漢、のイメージがあります。
ただソフトな物腰もいいのですが現場に引きずられている感が強かったりもして、もう一段、二段でも踏み込んで球団主導でチーム作りに着手をする来季であってもらいたいです。
的確な補強と施策、こそが近視眼的になりがちな現場に任せるのではなく長期的な視野で打ち出すべきで、イースタン二冠の安田が一軍ゼロを猛省してもらわなければなりません。
目先はドラフト、そして外国人選手の補強になりますが、その前に来週初の戦力外通告が第一歩となるわけで、どのあたりの選手にどの程度の数となるかで大概は見えてきます。
レイビンやブランドン、バルガスがそうだったように公式戦の続く二軍でも今さらな選手の起用は思い出作りにも見えて、先日に8人程度とも伝えられたドラフト指名人数に育成枠も含むのであればガッカリですが、どのみち獲っても使い切れない井口ロッテへの脱力感もあり、そこは何とも言えない微妙さが漂います。
ドラフトでの社会人もそうですがある程度の年齢がいっている選手はよほどに輝けなければ井口ロッテに居場所があるとは思えず、そうなれば次を見据えて泣いて馬謖を斬るとともに指名は全て高校生でもいいのではないかと、即戦力と言う名の中途半端な選手を上位にずらりと並べるようなことにならないよう願わずにはいられません。
外国人選手も報じられた三人を解雇するのであればその分の補充、ではなく補強が必要で、またマーティンはもちろんのこと失速感は否めませんがレアードの残留も必須、ただ与えられたポジションにあぐらをかいたところが無いわけでもないので安田とガチンコ勝負をさせるのが大前提ではあります。
それができる井口監督でないのが最大級の懸念材料ですが、さすがに来季もBクラスであれば契約も切れることで進退伺いになる認識はあるでしょうから、その変化を祈りましょう。


にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ 
一日一クリック応援をお願いします

コメント (21)

オフが始まる

2019-09-26 03:32:56 | 千葉ロッテ

CS進出を逃すのは珍しいことでもありませんが、これほど早くオフが始まるのは久しぶりです。
例年に比べて雨に悩まされたシーズンでしたがしかし地元開催で中止となったのは1試合だけで早々に代替試合が組まれたことで、10月どころか9月を一週間近くも残してのオフは長いストーブリーグの始まりを意味しているような、さっそくにいきなりスポーツ報知がロッテ絡みを三発もかましてくれました。
まずはFAで美馬を調査、は可能性があるのであれば調査をするのは当然ですが、地元絡みでの丸のような特別予算が組まれれば別ですが真っ当に考えればかなり懐疑的ではあり、もちろん獲ることができれば先発は中堅、べテランとも不甲斐なかっただけに大きな戦力にはなりますがBランクで補償が大きいのがネック、また他球団も黙ってはいないでしょう。
そもそも今江が移籍をしたときに手術をしていた美馬がプロテクトから外れているのでは、といった憶測もあっただけに、もしそうであれば逃した魚は大きすぎました。
そして外国人選手ではブランドン、レイビン、バルガスの解雇にボルシンガーも怪しい、とは妥当なところではあるものの、一方でもしそれが現実のものとなれば頭が悪すぎ、とは昨日にブランドンとレイビンが中継ぎで投げてバルガスは三番スタメンだったのはお別れ試合だったのか、若手の出番を奪ってどうするといったところです。
二軍はまだ日程が終わっていませんので今後も出場をするようなことがあれば笑うしかなく、かと言ってブランドンはともかく怪我でまともに投げられなかったレイビンやNPBにフィットできず空砲だったバルガスを残すだけの枠の余裕も無く、そうなれば編成部の方針が現場に下りてきているのかが不安にもなります。
さらには鈴木と益田のFA流出の可能性、はこと鈴木については自分であれば間違いなく宣言をしますし、そうなってもロッテファンは怒り嘆きこそすれ鈴木に対して悪く言うようなことにはならないと思われるのはその不憫な仕打ちがあるからこそで、もしそんな悲劇が起これば嘘っぱちのレギュラー白紙による固定主義が原因であることは間違いありません。
球団は全力で引き留める、とはこれも当然ですが補償の要らないCランクの荻野もいますから益田とともにどこまで資金投下ができるのか、したらしたで他の補強の手が緩むことが懸念されますし、そうなれば美馬の獲得どころかバルガスらの残留といった事態すらありえるオフは真っ平ごめんです。
昨季を上回る史上最多の観客動員によりまた黒字になっていればいいのですが、どうなることやら、ZOZO祭りも終わって妄想すらできない長い冬の予感に気が滅入ります。


にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
一日一クリック応援をお願いします

コメント (19)

プチ復活

2019-09-26 03:15:55 | よつばと!

よつばと! 2020年カレンダー

ハゴロモ

このアイテムの詳細を見る

よつばと!のひめくりカレンダー、月めくりカレンダーともに2015年を最後に休止となって久しいですが、5年ぶりに月めくりカレンダーが復活となります。
これまでの写真の中によつばが入り込んでいるものとは違ってどうやらありがちな縦型の表紙を含めての13枚綴りのスタイルのようですが、喜ばしいことに変わりはありません。
ここ数年はダンボーでの商売に忙しく本業が疎かになっているだけに正直なところ意外ではあり、ただ書き下ろしなのかこれまでの焼き直しなのかでどこまでやる気があるのかが見えてくるのが恐ろしかったりもして、10月下旬の発売までドキドキして待つことになりそうです。
もし多少なりともやる気が感じられれば次はひめくりカレンダーの復活を期待したくもなりますが、こちらはコミックからの流用が大半であっても月めくりとは桁違いの手間がかかるでしょうから厳しいかもしれず、それであれば連載をサボらずに一日でも早いコミック15巻の発売を待ちたいと思います。


ブログランキング・にほんブログ村へ
一日一クリック応援をお願いします


全員て全員じゃないよね

2019-09-25 02:34:24 | 千葉ロッテ

 

最終戦は見事な惨敗で、楽天が千賀を攻略して逆転勝ちをしたためにCS出場を逃して4位で今季を終えました。
試合の途中で帰ることなどはほとんど無いのですが今日は西武の胴上げを見たくもありませんでしたし、最終戦セレモニーも昨年を考えれば一瞬で終わってサインボールの投げ入れもバックネット裏は対象外なので残る意義を見出せず、九回表を終わったところで席を立ちました。
帰ってきてから楽天TVで見てみればどういう雰囲気でのものかまでは分かりませんでしたが予想どおりに井口監督の挨拶はあっという間で、そして「全員で戦い抜こう」との言葉には脱力しかなく、これはスポーツ紙風にいけば「(俺の考える)全員で戦い抜こう」だろうとの突っ込みを入れるしかありません。
8月は.278だったのに藤岡が復帰をした途端に出番を失い今月は5試合10打席しか与えられなかった平沢、打席数は少なくとも.286で粘る姿勢が目立つも降格の三家、など「全員」がちゃんちゃらおかしい例は枚挙に暇がなく、三年契約なので来季の続投要請はポーズでしかなくそこはもう諦めていますが、期待が大きかっただけに評価はだだ下がりです。
その来季も「力不足でした」の前に入るかっこ書きが(選手たちが)ではなく(自分が)でなければ期待薄、その白黒はまずどんな秋季キャンプになるかで見えてくるでしょう。

昨季と同じく最終戦でギリギリに到達をした70回はZOZOマリン皆勤でやっと届いたものですから、80回バッジを手にした強者には足元にも及びません。
チケット刻印問題により昨年の途中から遠征を止めていることもあり自分にとってはこれが限界、そして来年も引き続きモチベーション維持に苦労をしそうです。
マクレ!、マウエ!ときたスローガンの次はマサカ!と本音を言ってしまえば井口監督の三年目にうんざりなのですが、これが、と別人に変わってくれよと思い続けるオフとなります。

肝心の試合は二木が結局は7勝の壁を越えられずに滅多打ち、はあれだけ打ってくださいと言わんばかりの真ん中に失投を続ければ山賊相手でなくとも炎上をするのは必然で、休むことなく体をいじめぬ浮いて来季に臨まなければじり貧は必至でしょう、その意識が二木にあってくれよと願わずにはいられません。
二番手の涌井も先発以外で投げさせたのには意義がありますがそもそも一軍に上げるだけの浦和ではなく、それを裏付けるこれまでと何も変わらないピッチングにガッカリでした。
この得点差で西武が増田を投げさせるのは分かりますがこっちが益田だったのは60試合に出来高でも設定がしてあるのか、最終戦だからとのサービスでもないでしょう。
またポイントとしては四回の一死満塁で田村に代打を出して欲しかった、のは一時期の好調さは影を潜めて6試合連続ノーヒットだったこともありますし、リードの問題が全てではないにせよあれだけ打たれてしまっては無駄な力が入っていい結果にはならないだろうと考えたのですが、悪い予感が外れないのがロッテファンです。
こと野手については偏愛チックなスタメンを並べたらあとはお任せ、の井口野球に相応しい締めくくりでもあったわけで、そんなこんなで今日の唯一の収穫は昨日ならまだしもなぜか球場で見かけた藤田にサインをもらえたことで、この一年にずっと持ち歩いていたもので下の縁取りが剥けてしまっていたのが誤算でしたが嬉しかったです、ありがとうございました。


にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
一日一クリック応援をお願いします

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

西武

0 5 2 0 0 1 4 0 0 12 12 2

千葉ロッテ

0 0 1 1 0 1 0 1 0 4 11 3

◆9月24日(火) 千葉ロッテ−西武25回戦(西武16勝8敗1分、18時16分、ZOZOマリン、30,335人)
▽勝 ニール 17試合12勝1敗
▽敗 二木 22試合7勝10敗
▽本塁打 山川43号(涌井)

▽バッテリー
千葉ロッテ 二木、涌井、東條、陳冠宇、岩下、益田—田村、細川、江村
西武 ニール、平良、小川、平井、増田—森

コメント (41)

福浦、横っ飛びで現役生活を終える

2019-09-24 01:06:48 | 千葉ロッテ

 

数日前の予報からすれば信じられないような晴天に恵まれた福浦の引退試合、開催が危ぶまれるような18メートルの強風にドキドキしましたが、無事に送り出すことができました。
これもロッテファンの情熱、そしてバカ高いプレミアムチケットに手を出した人の執念によるものなのでしょう、しかも白星でのものですからこれ以上の喜びはありません。
明日は今季最終戦、ここまでめためたにされてきた西武を叩いてソフトバンクが楽天を屠ってくれればCSが決定をしますし、楽天が勝ってもその最終戦で負けてくれれば同率での勝ち抜けとなりますから面白くなりそう、そのためにもとにかく5割を維持して終えることが大前提になりますので二木、そして打線の奮起に期待をしましょう。

球場のここそこで福浦がずらり、これは引退試合でのお約束です。
これまでは後ろに人が入り込んで写真を撮るのに苦労をしていたのですが、それに配慮をしてくれたのかどうかは分かりませんが今回は立ち入り禁止区域になっていました。
福浦の写真を使ってのアート作品は初の試みでしたがなかなかに迫力があり、かなりの手間暇がかかったであろうことは想像に難くありませんので頭の下がる思いです。

全選手が背番号9を背負うのは井口のときからの趣向で、しかし昨年の金澤や根元、岡田ではありませんでしたから大物の証明でもあります。
足元も福浦に倣ってこれまた全員がオールドスタイルにしたのもgood、そうなると誰が誰だか分からなかったりもしてマーティンて福浦に似てる?なんて思ったりもしました。
一方で井口のときにはあったプレミアムバーガーの発売やお面の配布は無く、配られた9の文字の応援ボードも音頭を取って何かをやるでもなく中途半端だったように思います。

こちらが本物の福浦です。
ほぼ一年ぶりの一軍は七番DHでのスタメン起用、はまだCSの可能性が残っていることで本人が断ったものを井口監督が押し切ったとの報道もあり、張本あたりが喝とか言いそうですが結果として白星でしたので福浦、井口監督、球団関係者はホッとしているでしょう、もちろんファンとして嬉しいのは当然です。

その四打席は残念ながらノーヒットで、2001本目のヒットは刻めませんでした。
左腕をぶつけてきたり最終打席には変化球を使うなど真剣勝負ですから文句を言える筋合いではありませんが、やはり今季で引退をする田中賢の最終打席に陳冠宇を投げさせたのは得点差からして井口監督の意趣返しではないかと思ったりもして、ただやはり一軍のレベルからのブランクは大きいといったところなのでしょう。
この7956打席目の飛球に落とせと叫び、捕られて空気読めよとつぶやいた自分がいたことは、もちろん内緒であることは言うまでもありません。

そして最終回は慣れ親しんだファーストの守備、も井口監督の粋な計らいでした。
牽制球でスタンドは盛り上がり、左打者が続くので打球が飛ばないかと思っていたところで最後の最後に鋭い打球に横っ飛びでダイビングキャッチ、これは凄すぎます。
これぞ26年間の最後に相応しい締めくくりを天が差配してくれたのでしょう、福浦も大喜びと言うよりは大興奮でチームメイトと勝利を分かち合うその姿に痺れました。

興奮冷めやらぬ中で始まったセレモニーですが、ここは個人的にちょっと不満でした。
サブローまではそうでなかったのですが井口あたりからか、バックネット裏に尻を向けてのそれは根元も岡田もそうでしたし、グラウンド一周も三塁側ベンチから始まって一塁側ベンチで終わったためにやはりバックネット裏は置き去りで、もやもやとした寂しさのようなものを感じてしまった自分がいます。
セレモニーは同い年の松井稼、高橋由、上原の映像メッセージから始まり元同僚のベニー、小林雅や渡辺俊、里崎や岡田、さらには大松や今江、西岡なども登場で締めはサブロー、花束贈呈では井口監督、同い年の金子誠、選手会長の鈴木、裏方代表の福嶋、すっかりと老けてしまった初芝、そしてこれまた最後を締めくくったサブローは長々と自撮りをするなど二人だけの世界にどっぷりと仲の良さを見せつけてくれて「数年後のGMと監督」とは勝手な夢想ですが、球団と現場の両輪となってくれる未来を夢見たりもしています。

胴上げは数えていなかったのですが報道によれば九回だったとのこと、なかなか凝っています。
あまり高さはありませんでしたがその全てがきれいに舞い上がったかなと、大抵は途中でひっくり返ったりするのですが素敵な胴上げでした。
厳しくはありますがこれをもう一度、11月あたりに見てみたいなんて欲も出てきてしまいますが、それが叶わずともいつか指導者として舞う日がくると信じて待ちます。

最後の撮影はエンブレムのプレートを大きく作りすぎたのか前に置こうとしたら邪魔になって慌てて後ろの選手に持たせるハプニングはありましたが、最初は一軍の選手で、途中でスーツで参加の二軍の選手も加わって、それがばらけた後は数人の選手でそれを遠目で見る他の選手たち、と距離感みたいなものがあって興味深かったです。
肝心の試合についてはぶったぎりますが種市に及ばずとも強風の中で飄々とその種市に並ぶ8勝目を手にした石川には安定感があり来季に期待、二桁復活もいけそうです。


にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
一日一クリック応援をお願いします

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

日本ハム

0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 9 1

千葉ロッテ

3 1 1 0 1 0 0 0 X 6 12 0

◆9月23日(月) 千葉ロッテ−日本ハム25回戦(ロッテ14勝11敗、14時1分、ZOZOマリン、30,348人)
▽勝 石川 27試合8勝5敗
▽敗 堀 53試合4勝4敗1S

▽バッテリー
千葉ロッテ 石川、田中、陳冠宇、益田—田村
日本ハム 堀、西村、北浦、浦野—清水、宇佐見

コメント (23)

当てがハズレたり、ハズレなかったり

2019-09-23 03:37:50 | 千葉ロッテ

福浦グッズは井口のときがそうだったように現地で並ぶことなくネットで購入をしようと考えていたのですが、しかしその井口のときはほぼ全てのラインアップが取り扱い対象だったのに対して今回は半分にも満たないのはどういった理由なのか、球団としては無駄を省きつつ売上を上げるための受注販売をメインとするのが王道のはずでそこが解せません。
そんなこんなでクリアファイルの取り扱いが無かったために慌てて球場に向かって思ったよりも列は長くなっていませんでしたがそれでも1時間、送料分を稼いだと思えばちょびっと前向きにはなれますがそこそこの日差しで暑くてしんどく、また並んでいるうちにソールドアウトも出始めてドキドキしましたが無事にゲットすることができました。
そして試合が始まってすぐに降り出す予報だったのでカメラを持っていかなかったのですがこちらも肩すかし、降り出しが遅れたことで明日への影響が心配にもなります。

そんな当てがハズレた一日ではありましたが種市のピッチングはハズレることなく期待どおりで、単独でチーム勝ち頭の8勝目を手にしました。
西川にはしてやられて近藤は攻めきれずそこそこのピンチはありましたがそこからの粘り腰、ロッテ戦になると張り切る大田、中田を封じ込めたのが勝因でしょう。
ストレートの力は最後まで衰えずにやや甘いコースでも押し込めるだけの球威があり、さらには落差のあるフォークにスライダーと変化球のキレもなかなか、8回零封は見事でした。
そうなればプロ初完封への期待が高まりましたが123球は今季最終登板にしても無理をさせるには多めだったので仕方なし、そこは来季の楽しみに取っておきます。
打線も吉田輝を再び沈めて、と言いますか勝手に自滅をしただけですが種市を乗らせるには最高の援護点、中盤のもっさりは相変わらずですがいい勝ち方ができたと思います。
楽天も勝ったために明日にもCS進出が断たれる可能性がありますが福浦の新たな門出を白星で祝すためにも種市は八回を投げたよ、零封だったよ、8勝で差をつけられちゃったよ、と石川には前回登板時のコメントどおりにライバル心をむきだしとなるとらしさが失われてしまいそうですが飄々とする中で意地は見せて欲しい、絶景かな、を待っています。


にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
一日一クリック応援をお願いします

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

日本ハム

0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5 1

千葉ロッテ

2 2 0 0 0 0 0 0 X 4 8 0

◆9月22日(日) 千葉ロッテ−日本ハム24回戦(ロッテ13勝11敗、16時、ZOZOマリン、29,858人)
▽勝 種市 26試合8勝2敗
▽敗 吉田輝 4試合1勝3敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 種市、益田—田村
日本ハム 吉田輝、玉井、村田、浦野—清水

コメント (11)

さすがに厳しくなってきた

2019-09-22 00:37:58 | 千葉ロッテ

投高打低、打高投低ときて、今日はまた投高打低でお得意様にされている最下位のオリックスにまたしても黒星を喫しての3連敗、楽天とのゲーム差が1.5に広がりました。
これで楽天のCSマジック3が点灯、は残り試合が4ですので簡単な話ではありませんがそれもロッテが残り3試合を全勝してのものですからさすがに厳しい、よくよく勘定をしてみれば既に23日までに白黒を付けることはできずに明日の結果次第ではその23日の福浦祭りメインイベントが今季終了と重なってしまう可能性もあります。
これまでであれば「結びの○○番」のような盛り上げをしてチームもそれに応える踏ん張りを見せてくれたのですが、今回はその福浦祭りと被ることを避けたのか淡々と試合を消化し、そして淡々と黒星を重ね、しかしこのまま終わるのはあまりに後味が悪いのでせめてもの悪あがき、種市の奮投と再びの吉田輝を血祭りに上げる明日を期待したいです。

先発の西野は6回3失点、三回の失点はストライク送球でもどうだったか微妙なタイミングの井上のフィルダースチョイスに難しい正面の打球に後ろに下がってから慌てて前進をして捕れなかった荻野と拙守ではなくとも紙一重のプレーに足を引っ張られたところもあり、むしろ重責に耐えたと讃えたいです。
ストレートの走りは悪くなかったですしフォークよりもスライダーに頼っていたのが気にはなりますが、抹消となったボルシンガーとは違ってポストシーズンがあれば先発としての出番は当然にあるでしょうし、このオフの過ごし方を間違えなければ来季は開幕ローテーションを充分に狙えるだけの力を見せてくれたと思います。
一方で打線は終盤に押せ押せムードにはなりましたが八回はマーティン、九回はレアードがチャンスに凡退と両大砲が封じられてジエンド、何とももどかしさ爆発でした。
ようやく中村奨をスタメンから外しての三木のヒットで角中が三塁憤死となったのはスタートも悪くなかったですし先制点のきっかけを作った西浦の好返球にしてやられたといったところで、どちらがCS争いをしているか分からないような日替わりヒーローの誕生は固定主義のロッテには縁が無い、そんな勢いの差が出たようなシーンでもあります。
井口監督の「全員で戦って、一個でも多く勝てるようにやっていく」とのコメントがただただ虚しく、ようやく鈴木のタイムリーで追い上げムードが出てきたところでその鈴木を引っ込めたのは寵愛をする中村奨の全試合出場のための代打起用の時点で決めていたのでしょう、そもそも今月は打撃好調の田村への代打も先頭打者でチャンスの場面でもなかったので中村奨ありきのものでしかなく、また九回に追い付きそしてひっくり返すためには鈴木のところに打席が回ってこなければダメだったわけですから本気で勝つつもりがあったのか、あの一塁ベース上で気合いの入った鈴木のガッツポーズがはしごを外されたようにも思えてオフの動向にすら影響をしそうな不安があります。
そもそもこの偏愛は中村奨のためにもなりませんし、どうしても守らせたかったのであれば打順の遠い三木に代えるのが戦闘モード維持のための解だったのではないかと、それであれば福浦が辞退をしようがそれを押し切って雨の心配のなくなった月曜日にはスタメンで四打席は必須でしょう、勝利よりも私情、興行を優先するのであれば徹底をしてください。


にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
一日一クリック応援をお願いします

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

千葉ロッテ

0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 7 1

オリックス

0 0 2 1 0 0 0 0 X 3 6 2

◆9月21日(土) オリックス−千葉ロッテ25回戦(オリックス15勝9敗1分、14時、京セラドーム大阪、26,282人)
▽勝 山岡 25試合12勝4敗
▽S ディクソン 35試合2勝1敗18S
▽敗 西野 37試合2勝3敗2S

▽バッテリー
千葉ロッテ 西野、佐々木—田村、細川
オリックス 山岡、ディクソン—若月

コメント (29)

こっちは大盛り上がり

2019-09-21 02:19:12 | 千葉ロッテ

福浦和也 引退惜別号

ベースボール・マガジン社

このアイテムの詳細を見る

肝心のCS圏争いは不甲斐ない試合が続いていますが、福浦引退に絡む商売は大盛り上がりです。
これまでサブロー、里崎、井口のときは無かった週刊ベースボールの増刊号、引退惜別と銘打ったものがさりげなく発売されていました。
球団の公式グッズもこれまで最大の規模であれこれラインアップをしていてその大半は福浦祭りの初日となる22日から発売、受注が開始となり、福浦の現役続行に伴うコストを超える収益を目論んでいるのでしょう、しかしプロ野球は興行ではあるものの一軍戦に一打席も立たずのこれにはちょっと違和感が無いわけではありません。
井口監督は23日には一軍登録をして試合に出す、それまでに順位が確定をしていれば打順もいいところ、ファーストを守らせるかもしれないと昨季の2000本安打と同じく強力なプッシュをしてくれるのはファンとしては喜ばしくはあるものの、本業では不可解な采配によりズルズルときているだけに虚しくもあります。
そんな商売には幸いなことに付き合いたくなるほどに魅力のあるグッズがほとんどないのが個人的にはホッとしたと言いますか、Tシャツやらタオルやらの種類が多すぎるのと趣向が自分には合わないかなと、フィギュアはこれまでずっと揃えてきたのですが2000本安打のときに続くシルバー、そしてゴールドの塗り潰しには手を出すつもりはありません。
そして気になる台風は上陸はぎりぎり避けられて日本海に抜けそうですが前線が刺激をされての雨がピンポイントで23日に集中をしそうな、降水確率は少しずつ下がってきているので日程的にも興行的にも連盟、球団とも余程の雨でなければ強行をするのでしょうが残念な天候にはなりそうです。
また井口監督の意向がどうあれ順位が確定をしていなければチームに迷惑はかけられないと福浦がそれを辞退して試合後のセレモニーだけになる可能性も高そうで、これまでそれに相応しい練習も実戦も経ていないので当然と言えば当然なのですがやはりそうなってしまえば残念至極ですから、どっちに転ぼうが23日までには白黒を付けてもらいたいです。


にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
一日一クリック応援をお願いします

コメント (7)

これまた分かりやすいなぁ

2019-09-21 01:35:16 | 千葉ロッテ

前日のように投手が頑張っても打線が湿ったかと思えば、今日のように打線が奮起をしても投手が耐えられない、あまりの噛み合わなさには脱力しかありません。
幸先よく二本のアーチで4点も先制をしながらも絵に描いたような逆転負け、せっかく楽天が予定どおりに負けてくれたのにそのアドバンテージを活かせないのはわざと盛り上げているのかと突っ込みたくなるぐらいで、雨で流れなければ26日の楽天の最終戦を固唾を呑んで見守るなんてシナリオを誰かが企んでいるような気すらしてきました。
井口監督のコメントからすればボルシンガーは自ら申し出ての一回降板だったようで、それがアクシデントなのか心が折れたのかは分かりませんが失点は不運な内野安打、ポテンヒットによるものですから真っ当に考えれば続投が妥当なところで、準備はしていたにしてもスクランブル登板に近かったであろう大谷には迷惑な話だったでしょう。
いずれにしても戦う姿勢を見せられなかったボルシンガーの今季はもう終わり、ポストシーズンに滑り込めたとしても大事なところは任せられませんからもうこのまま帰国になるのではないかと、どういった契約になっているかは分かりませんが球団としては事なかれで残留にしたくとも現場からの拒否反応も出てきそうです。
さらには大谷はともかくその後に炎上をした継投に疑問が無いわけではなく、これまでセーブのチャンスがありながらも3回で代えていた中村稔をここにきて続投をさせた挙げ句に痛すぎる失点はこれでもかのロメロに東條が真ん中への失投で大失敗、また田中も一斗缶を背負っていたようでジョーカーがいずれも打たれてしまってはどうにもなりません。
一方で打線も13安打8得点と仕事をしてはくれましたがあともう一押しが足りず、マーティンと井上に角中がこれでもかとチャンスを作るも予想どおりに六番に昇格をした中村奨が初回のソロアーチの後はことごとく潰してしまい、またどういう閃きかスタメンに抜擢をした加藤も藤岡の3安打を活かせず、そして鈴木の下降線も地味に響いています。
優勝を争うソフトバンクからの貯金を最下位のオリックスに吐き出して再びの借金生活、井口監督は23日までに白黒を付けると宣言をしたようですが楽天もなかなかに手強いと言いますか手弱いと言いますか、ズルズルといってしまいそうな雰囲気もあり、壮絶な奪い合いの優勝争いと譲り合いの3位争いはまだ暫くは続きそうです。


にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
一日一クリック応援をお願いします

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

千葉ロッテ

4 0 0 0 0 0 2 2 0 8 13 1

オリックス

4 2 0 0 0 3 0 2 X 11 16 2

◆9月20日(金) オリックス−千葉ロッテ24回戦(オリックス14勝9敗1分、18時1分、京セラドーム大阪、24,587人)
▽勝 K-鈴木 18試合4勝5敗
▽S ディクソン 34試合2勝1敗17S
▽敗 大谷 2試合2敗
▽本塁打 角中8号(K-鈴木)、中村奨17号(K-鈴木)、ロメロ17号(東條)

▽バッテリー
千葉ロッテ ボルシンガー、大谷、中村稔、東條、唐川、田中—田村、吉田
オリックス K-鈴木、増井、山田、神戸、海田、ディクソン—若月

コメント (13)

集大成ってとこか

2019-09-20 03:40:34 | 千葉ロッテ

CS争いの大一番に完敗で4位に転落、自力でのCS進出が無くなったのと同時にチケット優先販売をわざわざ速達で送ってきたその翌日に地元開催も消滅をしました。
その大一番に相応しい平日ながらもソールドアウトで満員のスタンドの七割方はロッテファンだと思われますが、しかしそのロッテファンが盛り上がるところもほとんどないままに僅か3安打で得点圏に走者を進めることすらできずに完封をされてしまい、正直なところ申し訳ないながらも何度あくびをしたことか、そのくせ試合時間だけは長かったです。
則本昂を相手に先制が必須で焦らせてこそ、のはずが逆にあっさりと先制をされたのは仕方がないとしても、その裏にいきなり初球を荻野が叩いて反撃ムードも鈴木がゲッツーで萎んでしまい、展開からすればまず追いつくための算段をしなかったのはいつものことですし、六回にはエンドランのサインをどちらが見落としたのか見誤ったのかは分かりませんが虎の子の走者を憤死させてしまう大ポカもあり、守りでは荻野のダイビングキャッチに田村の強肩があっても打てない走れないで点を取れなければ勝てません。
大一番を任された小島はスリーボールの連発でさすがに緊張をしていたのか、それでも守りに助けられつつ二回以降は立ち直っての5回3安打1失点ですので敗戦の責を問うのは違うでしょうし、六回以降の小刻みな継投に岩下の2イニングで1点を失ったにしてもやはり打線が足を引っ張った、中盤戦以降のいつもの光景ですので集大成とも言えます。
夏場以降は2割に毛が生えた程度でしかないレアードもしかし中村奨はさらにその下をいくのですから八番打者に代打を出さなかったのもらしいと言えばらしい、笑ってしまいました。
他力本願となれば楽天は残り6試合が西武との5試合にソフトバンクとの1試合と優勝争いをしている両チームが相手となりますからかなり厳しいでしょうがうち5試合は地元での試合ですからアドバンテージもあり、そもそもロッテがオリックス、日本ハムに取りこぼしてしまえばそこで終わりになるわけですから余所を見ている余裕はありません。
明日、明後日で方向性が定まらなければ日曜日は流れるとして月曜日の福浦祭りメインイベントもセレモニーになってしまいそうで、そういう意味でも痛恨の一敗でした。


にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
一日一クリック応援をお願いします

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

楽天

1 0 0 0 0 0 0 0 1 2 6 0

千葉ロッテ

0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 0

◆9月19日(木) 千葉ロッテ−楽天25回戦(ロッテ13勝10敗2分、18時16分、ZOZOマリン、30,316人)
▽勝 則本昂 11試合4勝5敗
▽S 松井 65試合2勝7敗36S
▽敗 小島 10試合3勝5敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 小島、田中、陳冠宇、東條、岩下—田村
楽天 則本昂、松井—足立、太田

コメント (26)

図書館の殺人

2019-09-20 03:12:34 | 読書録

図書館の殺人

東京創元社

このアイテムの詳細を見る

登場人物の人間関係をネタでぶち込んでくるので間を置くと分からなくなるため、立て続けの裏染天馬シリーズです。
前作とは違って長編に戻り、そしてまたしてもの殺人事件は校内ではなく近隣の図書館が舞台ですがこれほどの短期間となれば事件あるところに名探偵ありではなく、名探偵あるところに事件ありといったところで、そんな突っ込みをしても無意味なので作者からの挑戦を受けて立つ気概で読み込みましたが、例によって撃沈と相成りました。

決してズルいわけでもないですし、伏線と言いますか謎を解く鍵はしっかりと提示をされてはいるのですが、どうも自分には苦手なパターンが続きます。
空間構成能力に欠いているのかもしれず事件の舞台を脳内で構築するのに四苦八苦で、どうも上手くイメージができません。
深夜に誰も立ち入ることができないはずの図書館で起きた殺人事件の被害者が天馬の同級生の従兄弟だったことで駆り出されたわけでもなく早々に白旗の警察からアドバイスを求められたのはご愛嬌、謎の元司書やその同級生の怪しげな挙動などが絡み合っての展開はスピーディーで、それがこのシリーズの特徴にもなっています。
ただ天馬の推理もあまりにスピーディでその着眼点にはひれ伏すしかなく、しかし懐中電灯はともかくトイレの下りはさすがに掟破りだろうと愚痴りたくもなりました。
そして高校の部室棟に住みついている裏テーマもさりげなく織り込んではいましたがさしたる進捗もなく、これまでは1~2年に一作のペースがもう3年以上も空いていますのでまさかこのまま尻切れトンボにはならないよねと、もやもやしたまま終わりたくはないので来春ぐらいには次回作が刊行されると信じて待つことにします。


2019年8月21日 読破 ★★★☆☆(3点)


ブログランキング・にほんブログ村へ
一日一クリック応援をお願いします


大一番に小島

2019-09-19 05:19:03 | 千葉ロッテ

ソフトバンクが楽天を叩いてくれることに期待をしましたが他力本願とはならず、そうなれば明日の直接対決、大一番に勝つしかありません。
負ければCS圏外に蹴落とされますし勝ってもまだ1.5差ですから安心できるポジションとはなりませんが、西武はCSでロッテにソフトバンクを潰して欲しいでしょうからリーグ優勝を確かなものにするとともにロッテを引っ張り上げる一石二鳥に頑張ってくれるはず、そのやる気をさらに起こすためにも一戦必勝です。
そんな大一番の先発を任される小島は三度目の則本昂との対戦で、ここまで一勝一敗ですが前回は則本昂の自滅に助けられたところもありましたから真価が問われる最終決戦、対楽天打線との相性は防御率2.00と抑えている一方で被打率は.258といまひとつなだけにどれだけ粘り強く投げられるかでしょう。
そのためにも早い回で打線の援護が欲しいところですが腐っても則本昂ですから簡単な話ではなく、核弾頭の荻野におそらくは四番の井上、六番あたりの清田がイライラさせることができるかどうか、いつもの早打ちを封じてとにかく球数を増やすようなしぶとさを見せてもらいたいです。
ちなみに速達で何が届いたのかと思えばCSのチケット優先販売の案内で、併せてプレミア12のそれもありましたがちょっと笑ってしまいました。
どうにも無駄な費用をかけているとしか思えないのですが球団がCSの地元開催をまだ諦めていないとそこは前向きに、その地元でソフトバンクを迎えられるよう頑張りましょう。


にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
一日一クリック応援をお願いします

コメント (21)