37 三木亮 内野手 26歳 年俸1400万円
【2017年成績】 85試合 207打数 18得点 50安打 打率.242 9二塁打 0三塁打 2本塁打 19打点 0盗塁 11四死球 55三振 得点打率.362
守備で出番をもらいながらも徐々に打撃に力をつけてレギュラーを狙う、そんな酒井忠晴ロードに乗りかけた三木は四年目にして初の100打席を大きく超えてチーム打率を上回る.242ですので華々しく飛躍をしたシーズンでしたが、それだけに8月下旬に死球を食らっての離脱が痛すぎました。
右手母指末節骨骨折、右手第二指中手指節関節剥離骨折で全治3~4週間でシーズン中に復帰はできず、あるいは怪我をすることなくシーズンを終えていれば藤岡の獲得はなかったかもしれないとはたらればですが、その藤岡、平沢とショートのレギュラー争いとなる来季にさらなるキャリアハイを目指して頑張ってもらいたいです。
開幕二軍ながらも中村の失速、平沢もピリッとせずに5月半ばからスタメンをキープし、6月にはプロ初の4安打とバッティングは進境著しい三木です。
早打ちの傾向や力強いボールに押し込まれるところなどはまだまだ改善の余地が多々ありますが、それでも内を意識した打撃でファールで粘れるようにはなってきました。
ツボにはまったときの長打もありますし、下位打線であれば三木の守備力からしてまずまずいけてるところまできた感じです。
そこから上に行くには小技をキッチリと決めること、バントミスをWE AREでネタにしてまたバントミス、はあまりに無様でしたし、ただその後は言葉どおりに練習をしたのか酷い失敗はしなくなりましたから次のステップへ、あとは武器であるはずの守りで余裕がありながらもスローイングが乱れるのをどれだけ減らせるかでしょう。
藤岡が前評判どおりであれば巧打、堅守、強肩と強力なライバルになり、球団として推したいであろう平沢をも蹴散らすことができるのか、職人三木の2018年に注目です。
【オリオン村査定】 1400万円 → 2500万円 (△79%)