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オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
since 2007.4.16
写真など一切の転用、転載を禁止します

今年も終わりです

2009-12-31 23:30:57 | 独り言

早いもので2009年も残り1時間を切り、もうすぐ2010年が始まります。
オリオン村も2007年4月の開村から走り続けてきましたが、年明けには500万アクセスに達しそうです。
初日は77人、297のアクセスをいただき快調なスタートかと思いきや、3日目には18人、22アクセスまで落ち込んでしまい、どうなることかと頭を抱え込んだものでした。

しかし地道に毎日更新を続けたことと、トラックバックという他人のふんどしが功を奏してか徐々にアクセスが増え始めて、いくつかの騒動を巻き起こしながらもここまできました。
最近ではアクセスが日に10000を越えることが珍しくなくなり、ちょっとした発言が波紋を呼ぶなどして以前の毒舌さが影を潜めつつあるとのご指摘もいただきましたが、数を重ねる毎にいろいろと変遷、自分では成長をしているのだと思っています。
好きなことを好きなように書いて、多くの方にアクセスをいただき、ご意見をいただき、思い切ってブログを始めて本当に良かったです。

今年は写真を多用するなど全体の半数以上を占める携帯からのアクセスの方には申し訳ないとは思いながらも、私なりに村を発展させようと努力をしています。
しかしそんな私のあがきよりも、皆様からの多くのコメントこそが村を育てると信じていますので、今後とも多くのご意見をいただければ幸いです。
出来うる限り返答はさせていただきますし、やや殺伐とはしていますが、ロッテファンのオアシスとしてあり続けたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。

 

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2009年通信簿 63 青松敬鎔

2009-12-31 23:18:19 | 千葉ロッテ

63 青松敬鎔 捕手 23歳 年俸480万円

【2009年成績】 E 38試合 102打数 15得点 23安打 打率.225 2二塁打 1三塁打 4本塁打 16打点 0盗塁 8四死球 24三振

ある意味でどんぐりの背比べとも言える2軍の捕手争いの中で、青松は存在感を示すことなくシーズンを終えることとなってしまいました。
育成枠から支配下選手登録をされた宮本にもあっさりと抜かれて、その年齢とともにチームでは最後尾に位置する青松にとって、来季は捕手としての正念場となります。

フェニックスリーグでは先発が田中雅、そして途中から青松がマスクを被る試合が大半でしたので、かなり捕手としての経験は積めたと思います。
とにかく捕手は試合に出ないことには成長は望めませんから、金澤の故障によって出番がきたことをラッキーと喜ぶだけではなく、しっかりと試合に臨んでくれたものと思います。
頭数は少ないながらも的場、斉藤と実績からすれば青松を凌ぐライバルが入団をしたことで、青松にとっては来季に捕手としての出場がどれほどあるかは微妙なところではあるのですが、少ないチャンスを確実に活かしていくしか生き残る道はありません。

その大柄な体格から放たれる打球には長距離打者の資質が秘められているのですが、しかしながら確実性がないために打者としても今ひとつの印象があります。
厳しい捕手争いに神経を使うのがいいのか、あるいは一塁、外野への転向を視野に入れて打撃に専念をした方がいいのか、青松にとっては思案に暮れる2010年になるでしょう。
そういう意味では宮本がよきライバルですし、金澤と並び立つのは斉藤と割り切るのもいいかもしれません。
何にせよ来季で6年目ですから、そろそろ立ち位置を明確にしなければオフには厳しい現実が待っているやもしれず、踏ん切りをつけられるよう頑張ってもらいたいものです。

2007年通信簿
2008年通信簿


【オリオン村査定】 480万円 → 480万円 (±0%)

 

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花畑牧場の生キャラメル

2009-12-31 00:41:51 | 独り言

 

先日に贈答品として実家から送られてきたのが、田中義剛が牧場長として有名な花畑牧場の生キャラメルでした。
5個セットで5000円弱、貧乏性ですからつい計算をしてしまうのですが、1粒あたり80円以上にはなります。
自分のためには買わないけれど、贈答品にはもってこいという戦略が見事にはまった商品だと思います。

肝心の生キャラメルですが、確かに美味しいです。
クール宅急便で送られてきたので何事かと思ったのですが、冷蔵庫から出しておくとすぐに溶けて包み紙にくっついてしまうぐらいです。
舌の上で簡単にとろけてしまい、また風味豊かで人気があるだけのことはあると感心をしてしまうのですが、やはり自分のためには買わないでしょう。
ミスタードーナツが1個100円で買えますし、賞味期限が短いのもネックです。
数粒取り出して食べるということができないために、冷蔵庫の前を通りかかったときに思い出したように口に放り込む、そんなことでは来月中旬まで食べ切れそうにありません。
常温では溶けてしまうことから会社に持って行くこともできず、さてどうしたものかと思案中です。

美味しいので家族が多い家庭への贈答品にはもってこいだと、これが今回の件で学習をしたことです。
もし今後に何かを贈る機会があれば、この花畑牧場の生キャラメルを選ぶことになるでしょう。
そういって口コミならぬ舌コミで売上げが伸びているのでしょうし、最近はテレビで見かけることも少なくなった田中義剛が調子に乗って事業の手を広げすぎて失敗をしないことを、この生キャラメルが市場から姿を消すことがないことを願っています。

 

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2009年通信簿 62 金澤岳

2009-12-30 23:42:01 | 千葉ロッテ

62 金澤岳 捕手 25歳 年俸740万円

【2009年成績】 2試合 1打数 0得点 1安打 打率1.000 0二塁打 0三塁打 0本塁打 0打点 0盗塁 0四死球 0三振 得点圏打率.000

昨年の故障者続出による捕手クライシスで台頭の兆しを見せた金澤でしたが、期待をされた今季は自分が故障によって出遅れてしまいました。
大切な秋季キャンプでもリハビリ組として過ごす羽目となり、新たに加わった的場や斉藤らとの争いに赤信号が点っています。

まさに怪我に悩まされたシーズンだった、一言で言えばそんなところでしょう。
春季キャンプを早々でリタイヤし、シーズン中も私が見た鎌ヶ谷での試合ではホームクロスプレーで退場、そして秋季キャンプも輪の中に入ることができませんでした。
昨年の活躍で一気に二番手捕手を狙う挑戦権を得たはずがまさかの失速で、千載一遇のチャンスを逃したと後悔をすることにならなければと心配になります。

ただ今季の選手起用を考えれば、万全であっても金澤にチャンスがあったかどうかは微妙なところではありました。
ずっと一軍に帯同をしていた田中雅ですらほとんどマスクを被れませんでしたし、あれだけ里崎と橋本将が不振だったのに頑なに若手を使わなかった前監督の、チームに対する嫌がらせの象徴とも言えるような起用法でしたから、それでも2軍で66試合に出場をした経験の方が金澤にとってはプラスだったかもしれません。
本当の勝負は来季、そう前向きに考えることにします。

金澤は意外にも打撃では1軍で通用をするところを見せてくれていますので、やはり課題はリードでしょう。
昨年は1球毎にベンチからサインが出ているようなところがありましたが、来季はしっかりと自分で考えるリードをさせてあげたいところです。
清水をストレート中心の見事なリードで勝ちに導いた昨年の試合のように資質は充分にありますので、橋本将の移籍を感じさせないぐらいの来季に期待をします。

2007年通信簿
2008年通信簿


【オリオン村査定】 740万円 → 700万円 (▼5%)

 

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収支だけでは語れない

2009-12-30 00:08:16 | 千葉ロッテ

ロッテも29日で仕事納めをしたとのことで、明日が仕事納めの私としてはやられたといった感じです。
この年末年始は最短の4日しか休みがなく、しかも明けて初日は0時出社という酷い生活からの脱却の鍵が年末ジャンボであることは改めて言うまでもありません。

瀬戸山社長「厳しい1年」 (12/29 スポーツ報知)

2年連続でBクラスに終わったロッテの瀬戸山球団社長は「厳しい1年だった。率直に反省したい」とあいさつした。
グラウンド外では広告費などの総売り上げが約5億円減少。
来季は2007年からユニホームの胸スポンサーだった企業から契約を解除される可能性も高いという。
一方、バレンタイン監督の退任などで総年俸は約10億円削減。
西村新監督を迎えた来季に向け「V奪回を目指し、最高のシーズンにしたい」と、瀬戸山社長は話した。

分かりきっている話をことさら口にするのは球団の内外に緊縮財政の必要性を印象づける意図もあるのでしょうが、身も凍える年末に骨身にしみる記事ではあります。
広告収入については来季はさらに冷え込むことが予想をされますし、前監督が引っぱってきたらしいハートフォード生命の撤退も濃厚と思われます。
人件費の削減で収支としては改善をしたとしても、目に見える広告が消えていくのは暗いイメージを伴いますので、じわじわとボディーブローのように効いてくるでしょう。
世間の景気も一向に回復の兆しを見せませんので仕方がないのですが、どうしても政権交代に紐づけて語る向きも出てくるでしょうから、ここは反転攻勢に出たいところです。
資金が足りないから補強を渋る、補強を渋るから成績が低下をする、成績が低下をするから観客が減る、観客が減るから資金が足りなくなる、この負のスパイラルからの脱却です。

しかし既に補強も最終盤にきていますから、なかなかインパクトのあるニュースは飛び込んできそうにもありません。
新年早々にスタルツ、あるいはサンチェスの獲得が成れば一気に明るくなるのですが、果たして石川球団副代表がどんな土産を持ち帰ってくるのかに期待をしましょう。
瀬戸山球団社長もそうですが、権力闘争に勝利したことに酔いしれているだけでは次は自分が転げ落ちることは分かっているでしょうから、それなりの動きはしてくれるはずです。
ビッグなお年玉がロッテファンにもたらされるよう、微力ながら念を送ることにします。

 

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2009年通信簿 61 角中勝也

2009-12-29 21:51:42 | 千葉ロッテ

61 角中勝也 外野手 22歳 年俸600万

【2009年成績】 10試合 18打数 1得点 3安打 打率.167 0二塁打 1三塁打 0本塁打 1打点 1盗塁 2四死球 5三振 得点圏打率.000

もったいない、それが角中への偽らざる気持ちです。
才能を活かしきれていないことではなく、活かすことを考えなかったベンチに対してであることは言うまでもありません。
昨年に続いて今季もろくに1軍に呼ばれないままシーズンを終えた角中は、既に体制が変わる来季に思いを馳せていることでしょう。

2軍でしっかりと3割をマークしながらも、ここまで1軍で使われないとなると嗜好の問題としか思えません。
ムニスもそうでしたが、他球団ではちょっと考えられない状況です。
サブローがプチ覚醒をし、大松が4番に鎮座をする外野陣を考えればレギュラーを望むにはまだまだハードルが高いとは言っても、それでも将来を見越しての起用は必要でした。
この一事を取っても政権交代は正しかったと、自信を持って言うことができます。

やや頭が突っ込み気味な打撃フォームではあるのですが、体勢を崩されながらも驚くようなバットコントロールでミートをするバッティングを何度も目にしました。
これは軸がしっかりとしているからこそであり、本人が望む背番号9を福浦から譲り受けるのに充分な資質を持っている角中です。
その天衣無縫な言動は大物感を漂わせていますし、私が贔屓にしていることを差し引いても期待の若手野手の一番手と言ってもよいでしょう。
1軍で守備のミスをするなど詰めが甘いところはありますが、とにかく長所を伸ばすことを第一に考えてもらいたいです。

暫く試合から遠ざかった原因である手首の故障、これはマイケル中村のボールをファールした際に痛めたものでヒヤッとしましたが、幸いにも大事には至らなかったようです。
チーム構成としては外野手が急に増えたことで厳しい競争となる来季ですが、左打者としてのアドバンテージを活かせれば道は開けると信じています。
守備、走塁にも大きな破綻材料はありませんし、今度こそブレイクのきっかけを掴むシーズンとしてもらいたい2010年です。

2007年通信簿
2008年通信簿


【オリオン村査定】 600万円 → 630万円 (△5%)

 

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シコースキーが西武へ

2009-12-29 00:02:41 | 千葉ロッテ

先日の報道の通りに、シコースキーの西武への入団が発表されました。
意外に早く決まったという感じがありますが、涌井と中島との契約交渉がまとまったのも理由の一つかもしれません。

西武が前ロッテ・シコースキーを獲得 (12/28 サンケイスポーツ)

西武は28日、新外国人選手として、前ロッテのブライアン・シコースキー投手(35)=185センチ、97キロ、右投げ右打ち=と、米大リーグ、ドジャース傘下3Aアルバカーキのダーマル・ブラウン外野手(31)=183センチ、98キロ、右投げ左打ち=の獲得を発表した。
契約はともに1年。
シコースキーは年俸70万ドル(約6400万円)で、背番号50。
ブラウンが50万ドル(約4600万円)で、同42に決まった。
シコースキーは今季、中継ぎと抑えをこなして55試合に登板し、8勝5敗15セーブ、防御率2.19の成績を残した。
横浜が獲得候補に挙げていたが西武入りとなった。
ブラウンは3Aで打率2割9分、19本塁打、80打点だった。
シコースキーは「ライオンズのような才能豊かなチームメートと一緒に戦うことを楽しみにしています。そして優勝するためにベストを尽くします。ここ数年、相手として戦っていました素晴らしい選手達と今度は一緒にプレーできることを大変嬉しく思っています。」とコメントを発表した。

70万ドルとは、これまた微妙な金額での契約となりました。
時期的に後がないことからダンピングをしたと考えればロッテに対してどういった要求をしていたのかが想像できるものの、ドル建てですから何とも言えないところもあります。
何にせよ今季の成績でも条件を落とさなければならなかったこと、これが今のシコースキーへの球界の評価なのでしょう。
その金額であればロッテ残留もあったのではないか、とは結果論に過ぎず、今はもう一人のブライアンとマーフィーの活躍に期待をするしかありません。
シコースキーにはこれまでの感謝と、ロッテ戦以外での活躍への期待の言葉を贈りたいと思います。

ロッテ副代表、飲酒高校生と面談「反省は十分感じた…」 (12/28 スポーツニッポン)

プロ野球ロッテの石川球団副代表らが28日、10月のドラフト会議で指名した沖縄県立高校3年の男子生徒と同県石垣市内で面談を行った。
今月上旬に飲酒で補導されたこの生徒と祖父母同席で約30分間話し合い、生徒は神妙な表情で反省の言葉を並べたという。
石川副代表は「反省しているのは十分に感じた。顔つきもだいぶ変わってきたと感じた」と話した。
1月中旬には瀬戸山球団社長らが再度面談に訪れ、正式契約を結ぶかどうかを判断する。
機関紙だけは頑なに実名を載せない報道を続けていますが、この面談と同様に猿芝居にしか見えません。
即断はしないものの「反省は見て取れた」とのコメントを残すことは先日に予想をしたとおりで、これは世間の誰もがそう思っていたことでしょう。
事件が事件だけにこういった手続きを踏まなければならないのは仕方がないのかもしれませんが、自業自得ではありながらも道化になっている大嶺弟が哀れでもあります。
18歳という若年で大人の世界の建前を身をもって体験をしたこと、これをしっかりと財産にしてもらうしかありません。
これで1月早々にも入団が決まる道筋はできましたから、やってしまったことはしっかりと反省をした上で、うつむかずに顔を上げて歩み始めてくれることを願っています。

 

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2009年通信簿 60 阿部和成

2009-12-28 23:21:28 | 千葉ロッテ

60 阿部和成 投手 20歳 年俸510万円

【2009年成績】 E 19試合 1勝1敗0S 防御率5.74 47回 57被安打 5被本塁打 13与四球 2与死球 18奪三振

1年目に好結果を残しながらも2年目以降に失速をした先輩の轍を踏まないようにと、そんな心配をした昨年の通信簿でしたが、こういった危惧は当たってしまうのが辛いところです。
阿部の背後に三島、木興、末永、そして黒滝の生き霊が見えます。

揃いも揃って油断による低迷、というわけでもないのでしょうが、これだけ期待の投手が同じ道を転がり落ちていくのを見ると気が滅入ってきます。
ひしめき合う投手の中での不規則な登板間隔による調子の維持の難しさもあるでしょうし、指導者の問題からも目を背けることはできません。
しかしやはり本人の気の持ちようと言いますか、自分がどういった投手になっていくのかをしっかりと考えながら練習に取り組んでいるのか、そのあたりも大きいと思います。

もちろん阿部が漠然と練習をしているなどと指摘をするつもりはありませんが、今季の2軍戦の観戦の際の練習風景に真剣さが感じられなかったのもまた事実です。
たまたまかもしれませんが、その冷静な物腰がどこかのんびりにも見えてしまったのが率直なところであり、平時であればまだしも乱世では貪欲さが求められます。
野手転向などという雑音を封印するためにも来季は巻き返しが必要ですし、高橋監督や成本コーチが阿部をどういった投手に育ててくれるのか、そこも大きなポイントになるでしょう。
このまま転げ落ちていくのか、どこかで踏みとどまるのか、来季の阿部に注目です。

2008年通信簿


【オリオン村査定】 510万円 → 510万円 (±0%)

 

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2009年通信簿 59 細谷圭

2009-12-27 22:15:04 | 千葉ロッテ

59 細谷圭 内野手 21歳 年俸600万円

【2009年成績】 E 54試合 213打数 35得点 65安打 打率.305 11二塁打 2三塁打 10本塁打 38打点 3盗塁 23四死球 37三振

故障中の青野に代わって今江への挑戦者の座を得たはずの細谷でしたが、春先の故障がシーズンを通して影響をしたのか、まさかの1軍出場がゼロの体たらくに終わりました。
たしか脇腹だったと思いますが、癖になりそうな場所だけにしっかりと治療をした上で、再び1軍の舞台に立てるような2010年であってもらいたいです。

それにしても故障が多い1年でした。
春季キャンプで早々にリタイアをし、その後も2軍で立派な成績を残して「いつ1軍に呼ばれるか」と期待をすると再び故障で姿を消す、そんな繰り返しに呆れるばかりです。
同じ箇所なのか、あるいは別のところを痛めてのことかは情報不足ですが、何にせよひ弱なロッテの象徴は1軍では西岡、2軍では細谷になってしまいました。
単に鍛え方が足りないとの指摘をするつもりはありませんが、故障をしないことも才能のうちですので、せっかくのチャンスを逃した細谷に歯がゆい思いをしているのは私だけではないでしょうし、それは細谷自身も同様でしょう。

気になるのは2軍でショートを守るケースが多かったこと、ここにも2軍スタッフへの不信感が募っていました。
昨年まで三塁を守って結果を残し、そして1軍にデビューをした細谷がここにきてなぜショートなのか、どうにも理解ができません。
同じく故障がちな西岡のバックアップという意味合いがあったのかもしれませんし、三塁は定岡が守ることが多かったのもまた事実ですが、細谷という選手をどうやって1軍に送りこむかというビジョンが見えないと感じたのが正直なところです。
他にショートを守れそうな内野手がいないのであれば、渡辺正に守らせて細谷に一塁を任せた方がまだマシです。
打撃では2軍で結果を残したシーズンではありましたが、1軍に挑むという意味では完全に足踏みをしたと言ってよいでしょう。

そういう意味では、来季の細谷の鍵を握るのは大嶺弟かもしれません。
春季キャンプには出遅れることが必至ですし、力量的にも2軍と言えども大嶺弟がレギュラーを張れるほど甘い世界ではないでしょう。
それでも英才教育、ルーキーの渡辺正がどれだけエラーを重ねても使い続けたように、大嶺弟には我慢をしてでも起用をするだけの魅力があります。
そしてそれが細谷の躍進のきっかけになるやもしれず、細谷には可愛い後輩を自分のためとも思ってしっかりと面倒を見てやってもらいたいと思います。

2007年通信簿
2008年通信簿


【オリオン村査定】 600万円 → 600万円 (±0%)

 

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ミスタードーナツの福袋

2009-12-27 17:37:23 | 独り言

 

1ヶ月ほど前に休日出勤の際にドーナツを買ったことをネタにしましたが、あれから人生初のドーナツブームがやってきました。
何せ「ミスタードーナッツ」と書いていたぐらいにドーナツ音痴だったのですが、食べ出すとこれが止まりません。
休日出勤の度に買うだけではなく、平日の会社帰りにも買って帰ることも珍しくなくなっています。
そのミスタードーナツが昨日から福袋を売り始めましたので、しっかりと今日の休日出勤の帰りに買ってきました。

この福袋が、ちょっと信じられないぐらいにお得です。
グッズとしてぬいぐるみ、ストラップ、ブランケット、カレンダーが入っているだけではなく、ドーナツ引換券が当然のことながらついています。
1000円の福袋なら10枚、1500円なら15枚、そして2000円なら20枚と、要は1枚100円換算としての枚数ですから、いかにお得かが分かるでしょう。
引き替えは購入店舗のみ、期限は3月末までとの制約はありますが、毎日が100円セールとなるわけです。
自宅から一番近い店舗はちょっとせこくて、100円セールのときには普段のラインアップから高めの商品を除いていますから、これはかなり強力なアイテムです。

つまりはドーナツ引換券が100円セール以上の威力を発揮する上に、可愛いグッズがもらえるわけです。
しっかりと中身をチェックして買ったためにポンデライオンとハニーシッポの2種類をきっちりとゲットしましたし、ブランケットも新聞紙ぐらいの大きさでそれなりのものだったりします。
もし普段からドーナツをそこそこ食べているのでしたら、今がチャンスですのでミスタードーナツまで走りましょう。

 

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2009年通信簿 58 青野毅

2009-12-27 00:19:25 | 千葉ロッテ

58 青野毅 内野手 26歳 年俸1730万円

【2009年成績】 E 33試合 117打数 16得点 35安打 打率.299 9二塁打 0三塁打 3本塁打 14打点 2盗塁 10四死球 34三振

昨年の春先に手術をしてから治癒が遅々として進まなかった青野が、ようやく実戦でプレーをすることができるようになってきました。
その2軍での打撃成績を見れば分かるとおり充分に1軍でやっていける力はあるだけに、何とか来季に1軍で1試合でも出場ができるよう期待をします。

GW前に鎌ヶ谷で見た青野は、復帰どころかプロ野球選手としての人生が終わるのではないかと思ったぐらいの酷い状況でした。
試合前の練習で一塁守備についていたのですが、捕球はともかくとして送球がアーム式のぎこちないもので、あれではDH以外で試合に出られるとは思えませんでした。
しかし秋口には三塁を守ったとのことで、あのアーム式のままで三塁の守備が務まるはずがありませんから、かなり肩の状態は良くなったのでしょう。

しかし2年半ものブランクがありますから、来季に1軍でばりばり活躍できるはずもありません。
まずは2軍でしっかりとレギュラーとして試合に出続けること、そして夏場にでも1軍に呼ばれるぐらいが描きたいシナリオです。
青野の復活さえなれば今岡に頼ることもないのでしょうし、何よりライバルの存在による今江の成長にも繋がるでしょうから、いろいろな面で青野の復帰が待ち遠しくなります。
まずは代打、そしてDH、最終的には一塁や三塁を守ってくれることがチームにとっての最大の願いでしょう。
ズレータの幕張ファイヤーが再び千葉マリンで聞かれることはなくなりましたが、青野の桜島ファイヤーが多く聞かれる来季、そして再来年以降となることを願っています。

2007年通信簿
2008年通信簿


【オリオン村査定】 1730万円 → 1500万円 (▼13%)

 

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待ってるぞ、翔太

2009-12-26 22:37:16 | 千葉ロッテ

シナリオ通りと言ってしまえばそれまでなのですが、大嶺弟の入団が年明けにも決まりそうな流れになってきました。
いろいろと出だしから話題を振りまいてくれた大嶺弟が、今度は野球で気持ちのいいニュースを届けてくれることに期待をします。

ロッテのドラ3大嶺弟28日面談入団内定も (12/25 日刊スポーツ)

飲酒で補導されたロッテのドラフト3位、八重山商工の大嶺翔太内野手(18)が、早ければ28日にも“入団内定”する可能性が出てきた。
石川副代表は24日、「28日に大嶺の自宅で第1回のヒアリングを行います。反省したかどうかは言葉じりや目を見れば分かる。1回で良ければもう面談はしない」と話した。
その内容を瀬戸山社長に報告し、同社長が最終判断。
順調にいけば大嶺の処分が終了する1月15日以降にも入団が正式決定する。
八重山商工から停学処分を受けた大嶺は、23日に処分期間を終え、24日から通常授業に戻った。
同校・真栄田教頭は「ボロボロになるまで日誌に反省文を書き、清掃活動もきちんと行っていた」と反省の姿勢を評価。
近隣の公園を清掃する様子は多くの市民の目に留まり、「おりこうさんだから」と1000円を渡されたこともあったという。
今後は10日間の授業観察期間を経て、1月15日にすべての処分が終了する。

最初の面接である28日に内定を出すほど稚拙なことはしないでしょうが、「反省が見て取れた」ぐらいのコメントは残すことになると思われます。
そして授業観察期間を終えた1月15日以降、春季キャンプの直前にも正式契約を結ぶことになるのでしょう。
背番号は2という話もありましたが44が濃厚で、もしかすると「ゼロからのスタート」という意味合いで00になるかもしれません。
今回の件は無いに越したことはないにせよ、プロ入り前に痛い目に遭ったことを本人と周囲がプラスに働かせることができるよう、そんなイベントであったと思いたいところです。
身体能力に秀でた期待の選手だけに、スタートが遅れたことを焦らずにじっくりとやってくれることを願っていますし、まずは高橋監督の指導に期待をすることにします。

スタルツとの交渉へロッテ代表が渡米 (12/25 スポーツニッポン)

ロッテの石川球団副代表が、新外国人投手として獲得を目指すドジャース・スタルツとの交渉のため年明けに渡米する。
先発左腕として期待しており「本命です。スタルツさえ獲れれば補強は完了」と全力を注ぐ構え。
ただ獲得に失敗した場合に備えてヤンキースのサンチェスを代替候補に挙げつつ「他にも何人か新しくリストアップしている」と現状を説明した。
他紙では大嶺弟の記事だけでしたが、機関紙はそつなく新戦力のニュースを届けてくれます。
まるで石川球団副代表に媚びを売るような表題はさておき、ロッテファンには有り難いことです。
そのスタルツですが、そうは言っても獲得はほぼ無理と見た方がよいでしょう。
球団幹部が渡米をするのですから金泰均と同様に別枠、億に近い獲得資金を用意しているのかもしれませんが、譲渡にドジャースが難色を示しているとの報道もあります。
そうなると相応のトレードマネーが必要になりますからハードルはさらに高くなり、サンチェスや他の候補の存在をそれとなく匂わせて逃げ道も周到に用意をしてあるところはさすがですし、むしろ本命はそちらにあるとの見方もできます。
これで万が一にでもスタルツの獲得が成れば一気に石川球団副代表の手腕が評価をされるのでしょうし、どちらにしても損はありません。
いずれにせよ補強は先発要員としての外国人投手の獲得でピリオドを打つようですからズレータの復帰は完全に無くなったものと思われ、これで今岡の獲得が決まれば支配下選手登録は69で残り1という山室や角らには厳しい現実が待っていることになります。
スタルツらの獲得に期待をする一方で育成枠選手の気持ちを慮れば素直に喜ぶこともできず、こうなるとやはり今岡の獲得への風当たりが強くなることは間違いないでしょう。
5人の新外国人選手の1軍枠争いとともに、いろいろと注目が集まる春季キャンプになりそうです。

 

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2009年通信簿 57 佐藤賢治

2009-12-25 00:52:59 | 千葉ロッテ

57 佐藤賢治 外野手 21歳 年俸600万円

【2009年成績】 E 21試合 56打数 4得点 11安打 打率.196 3二塁打 0三塁打 0本塁打 6打点 1盗塁 2四死球 24三振

失望の3年目にならなければいいが、との危惧がドンピシャとなってしまった佐藤は、林とともに暗黒のドラ2を象徴する存在になりつつあります。
一気に戦国時代に突入をした外野戦線から落ちこぼれること、それは戦力外通告を意味しますので、なんとかその才能を開花させるきっかけをつかむ来季になればと願っています。

塀内も真っ青の4割を越える三振、これでは我慢をして使ってきたベンチが見切りをつけてもおかしくはありません。
1年目に75試合、2年目に70試合を数えたイースタンでの出場も、3年目の今季は僅か21試合に激減をしてしまいました。
各方面から野球に取り組む姿勢が甘いとの話が伝え聞こえてきますが、そのふっくらとした顔つきから根拠のないこととも思えず、大嶺よりも獲得に喜び、ドラフト前には外れ1巡目でもよいと思っていた佐藤だけに、その反動から失望が大きくなってしまっています。
こんなはずではない、本人もそう思っているとは思いますが、それ以上にファンが歯がゆい思いをしていることを忘れてもらっては困ります。

とにかく野球以外のことは何も考えない、そんなシーズンを来季は送ってもらいたいです。
幸いにもチームは厳しい練習へ舵を切りましたので、佐藤にその気があればいくらでも練習をする場はあります。
あの甲子園で見せた広角に打ち分ける柔らかいバッティングを見せないまま消えて行くには惜しすぎますので、佐藤の心身ともの覚醒を期待します。

2007年通信簿
2008年通信簿


【オリオン村査定】 600万円 → 570万円 (▼5%)

 

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首を宣告された男たち

2009-12-24 02:00:25 | 千葉ロッテ

今となってはもう昨晩ですが、TBSで「プロ野球戦力外通告~首を宣告された男たち~」が放映をされました。
取り上げられていたのは山口(前オリックス)、的場(前ソフトバンク)、山田(元ソフトバンク)、今岡(前阪神)の4人で、もろにロッテ絡みの選手ばかりです。
個人的には来春のキャンプで入団テストを受ける今岡の言動に注目をしていたのですが、ほとんどが山口と的場の番組でした。

戦力外通告を受けた選手は他にも多くいますし、彼ら4人だけが特別なわけではないのですが、それでもああいったドラマ仕立てにされると胸につまされるところがあります。
ロッテファンからすれば「トライアウトを経てロッテのテストを受けた山田」や「テスト前日に連絡があった的場」などはやらせにしか見えなかったでしょうし、また幼い娘やお腹の大きい嫁を前面に出しすぎた感はありましたが、まあテレビなどはあんなものでしょう。
何だかんだ言いながらも根は単純にできていますので、素直に山田や的場に頑張って欲しいと思う自分がいます。

肝心の今岡はほとんど出番がなく、また阪神にいたこともあってかテレビ慣れをしているようで切実感が感じられず、ちょっとガッカリとしました。
まだ入団テストを受けることは正式には決まっていないとは番組内での説明でしたが、がむしゃらに頑張るのではなく出番が欲しいとの今岡のスタンスだけは見えました。
一時代を築いた選手だけに自分をそこまで落とせないのかもしれませんが、そうでなければ復活などは望むべくもなく、必死な山田や的場らを引き立てる役割になってしまった感もあり、ただでさえ今岡の加入に否定的なロッテファンを勢いづける結果にもなりそうです。

ちなみに浦和や千葉マリンでのテスト風景の中で、いろいろな選手を数秒間ながら見ることができました。
育成枠での契約が決まった林彦峰は太りすぎで手投げに見えましたし、三度目の正直が成らなかった南は体格を活かし切れていないようなフォームでした。
リチャードは大振りのスイング、そしてズレータは伸び上がって打つダメなバッティングを見せていた中で、先日に入団が決まったコーリーが意外に小気味よいボールを投げていたのが印象に残ったファーストインプレッションです。
マーフィーが見られなかったのが残念ではありますが、あと1ヶ月ちょっとが待ち遠しくて仕方がない冬の夜でした。

 

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2009年通信簿 56 山本徹矢

2009-12-24 00:48:20 | 千葉ロッテ

56 山本徹矢 投手 19歳 年俸500万円

【2009年成績】 E 8試合 0勝1敗0S 防御率3.55 12回2/3 15被安打 0被本塁打 8与四球 1与死球 12奪三振

山本のルーキーイヤーは2軍で8試合の登板と、まずまずの出番をもらって幕を降ろしました。
かなり期待をされているようですし、新入団選手発表会で見せた純朴さを失わないままに、大きく育って欲しい選手の一人です。

フューチャーズやシリウスでも登板機会があったようですが、やはり来季はイースタンを主戦場にしたいところです。
残念ながら私のイースタン観戦では巡り会うことができず、ボールボーイの山本でしかなかったのですが、来季こそはピッチングを見てみたいものです。
公式携帯サイトでのインタビューによれば春先は絶好調で油断をしてしまった感があったと反省をしていましたので、その轍を踏まない2010年であってくれることでしょう。

飛躍のためには自信を持って攻めのピッチングをすること、勝手にそう思っています。
コントロールに苦しんだようにも見える今季ですが、その四死球が攻めての結果であったのか、あるいはコーナーを狙いすぎたことによるものなのか、もし他の投手のご多分に漏れずに神経の使いすぎが理由であれば改善の余地は充分にあるでしょう。
体格にも恵まれていますし、イニングと同じぐらいの三振を奪う力があることは魅力たっぷりです。
阿部あたりと競い合ってチームの底上げに寄与してくれることを期待していますし、そのきっかけを掴む来季であってもらいたいです。
1軍の西本コーチ以上に2軍を預かる成本コーチには重責がのしかかりますが、チームで一番若い山本が伸びることは活気に繋がりますので、その指導と成長に期待をします。


【オリオン村査定】 500万円 → 500万円 (±0%)

 

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