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オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
since 2007.4.16
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雨と城の大分 旅程篇

2012-06-30 23:56:01 | 独り言

 

今回も大分駅の近くのホテルに居候型の旅で、そこから放射線状に西に北に南にと巡ってきました。
宮崎は視界不良、八丈島は欠航という悪天候の中での旅立ちでしたが、大分まで飛べたことが結果的に良かったかどうかは微妙さが漂います。
それでも苦労はありましたし撮影にミスって凹むことも多かった大分でしたが、それはそれで楽しかったりもします。
いろいろな経験ができましたし、今さら悔やむことはしません。

いつもどおりにT-CATからリムジンバスで羽田空港に向かったのですが、今回は徹夜勤務明けだったので午前の便での大分入りです。
大分空港からは高速バスで大分駅まで行き、荷物をホテルに預けてからJRで豊後竹田駅まで出て岡城跡を巡って大分まで戻りました。
翌日は唯一の晴天日をまずは大分を飛び出して小倉駅まで足を伸ばしての小倉城、そして中津駅での中津城で、帰りは柳ヶ浦駅を経て大分まで舞い戻ります。
三日目は津久見駅で大友宗麟の墓に詣でてから佐伯駅での佐伯城跡、臼杵駅での臼杵城の城三昧です。
やや順番に無駄があるのは最後を臼杵にしたかったからで、臼杵で夜ご飯を食べてから大分に戻りました。
四日目は大分で自転車を駆っての雨天ツーリングで、そして最終日は暘谷駅で暘谷城跡、杵築駅からバスで杵築城まで行っての締めくくりです。
帰りは大分空港から羽田空港、そしてバスで船橋駅に戻る予定が時間が早くて西船橋駅までの便しか無かったため、西船橋駅からはJRに乗っての船橋駅です。
今回もANAの特典航空券でのフライトだったのですが、最終日の大分がまたしても雨だったために午後に巡る気力を無くして相当に早く大分空港に入って、ダメモトで1本前の便への変更を打診したらあっさりとOKだったのが意外と言えば意外で、これが実のところは今回の旅の最大の収穫だったかもしれません。

今回もレンタサイクルを駆使しましたが、最終日が雨で杵築までの小旅行を見送ったために、トータルでは思ったよりも距離は出ませんでした。
初日の豊後竹田は岡城跡はさほど遠くはないので5キロにも至らず、二日目の小倉と中津で20キロちょっとはまずまずで、三日目は臼杵で大友義鑑の墓所への往復30キロ超が貢献をしての50キロオーバーは満足しきり、そして四日目の大分は戸次川古戦場への往復などがあっての70キロ超えは雨の中での走行と考えれば驚異的かもしれません。
これで今月の走行距離は久しぶりに500キロを超えましたし、年間2500キロの目標は来月にも達成できそうです。


【2012年6月 大分の旅】
雨と城の大分
雨と城の大分 旅情篇
雨と城の大分 史跡巡り篇 竹田の巻
雨と城の大分 史跡巡り篇 小倉、中津の巻
雨と城の大分 史跡巡り篇 津久見、佐伯、臼杵の巻
雨と城の大分 史跡巡り篇 大分の巻
雨と城の大分 史跡巡り篇 暘谷、杵築の巻
雨と城の大分 グルメ篇
雨と城の大分 スイーツ篇
雨と城の大分 おみやげ篇

 

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カントウ、サセロ

2012-06-30 00:55:11 | 千葉ロッテ

今日でダントツの9回目の引き分けですが、その大半が追いつかれてのものですからやるせない気分になります。
ただ今日は中盤以降は押しまくられての逃げ切りと言えなくもありませんので、公式サイトの「引き分けに持ち込む」との強がりに座布団一枚です。
それにしてもビジター応援デーはどうも勝敗が今ひとつのような感じがありますので、次の福岡に行く予定を変更しなければならないかもしれません。

グライシンガーは6回1失点といつもどおりに試合を作ってくれましたが、中盤からややもたついたことで白星を逃すこととなりました。
98球でしたので続投も考えられましたが、この交代は仕方がないでしょう。
しかしそれにしてもオリックスに対して3試合で21回を投げて僅か10安打で1失点ながらも1勝しかできていないのですから、あるいは相性が悪いのかもしれません。
オリックス戦に限らずリードをして降板をしながらもリリーフ陣が打たれてしまうケースがままありますので、グライシンガーメモに「カントウ、サセロ」とあっても不思議ではなく、もちろん年齢と右肘の手術から間もないことを考えればありえない話ではあるのですが、何とももったいない試合が続いています。
それでも今日もキレのあるストレートに変化球と今や成瀬に次ぐどころか肩を並べるだけの安定感があり、この足踏みから脱する日もそう遠くはないでしょう。
10勝はもちろんのこと15勝を目指して、グライシンガーにはめげずに頑張ってもらいたいです。

そのグライシンガーを継いだのは藪田、益田、内でしたが、とにかく藪田がやばすぎます。
ここのところはまたストレートで押すスタイルに戻しつつある藪田ですが、スピードが戻っても棒球に近いのはコントロールが甘いからなのでしょう。
ギリギリでピンチを切り抜けたのはチェンジアップの連投でしたので、年齢的に厳しいかもしれませんが何かを変えなければこのまま消え去りそうな感じすらあります。
今の状態であれば勝ち試合で投げさせるのを躊躇するほどで、老藪田の名が泣いています。
あるいは思い切って浦和で出直すのも一つの選択肢ですので、今後のベンチの判断に注目をしましょう。
また益田は痛い失点で追いつかれてしまいましたが、とりあえずは試合で投げられたことで一安心です。
状態はあまり上がっていないようですが益田がいるといないとでは大違いですから、肩と相談をしながらやっていてもらいたいです。
そして新守護神の内はよりによって竹原に打たれてサヨナラのピンチを迎えますが貫禄のスライダーでT-岡田を切ってとり、その存在感をアピールしました。
チームが勝ち続ければ今からでもセーブ王のタイトルは難しくはありませんから、その豪腕ぶりに期待です。

打線は井川を攻め立てながらも3点しか取れず、結果的にそれが引き分けに繋がる失態だったと言えます。
残念だったのは二回に里崎に送らせなかったことで、送らせていれば結果的に先制ができただけにもったいなかったです。
四回には根元に送らせましたので堅実に一点を取りにいく姿勢に変わりはないようですから、あるいは清田への不信感がその理由だったのかもしれません。
今日もバントを失敗した清田は次の打席で代打を送られてしまいましたし、その打率とともにベンチの信頼度は急降下をしているのでしょう。
それでも清田にはチームの主軸として頑張ってもらわなければ困りますので、これにめげないでもらいたいです。
やや手抜きにも見えるところが損な清田ではありますが、そのキャラクターは今のチームには欠かすことはできません。

その清田と同期の荻野貴もなかなか結果が出ず、最終回のチャンスには代打を送られる始末です。
最終回の守備を考えればベンチは思い切ったことをしたもので、逆に言えばそれだけ期待度が下がっているのでしょう。
遠征中ですから今すぐどうのということはないでしょうが、浦和では工藤が無双状態ですから週明けには入れ替えがあるかもしれません。
もっとも浦和で試合に出ても得るものはほとんどないであろう荻野貴ですから、何とか一軍で慣らせていきたいと考えています。
ここは鯉のぼり中の根元をトップに置いて、荻野貴と岡田を二番で併用するのがよいでしょう。
粘りに粘って大松がようやくものになりつつありますので、ベンチにはもう一段の辛抱を願いたいものです。

明日は藤岡がどういったピッチングを見せるのか、前回の好投を繋げることができるかがポイントです。
京セラドームですからストレートのスピードはそれなりに出るでしょうから、とにかく球数を少なく攻めのピッチングが求められます。
二年目ながらも美馬が5勝目を手にしましたので、新人王を狙うのであればこれ以上の足踏みは許されません。
対戦成績でも最下位のオリックスに大きく負け越すのは耐えられませんので、藤岡スマイルが見られることを期待します。


  1 2 3 4 5 6 7 8 9

千葉ロッテ

0 0 3 0 0 0 0 0 0 3 7 2

 オリックス

0 0 0 0 1 0 1 1 0 3 9

1


◆6月29日(金) オリックス-千葉ロッテ6回戦(オリックス3勝2敗1分、18時、京セラドーム、25,600人)

▽本塁打 大引2号(グライシンガー)

▽バッテリー
千葉ロッテ グライシンガー、藪田、益田、内―里崎
オリックス 井川、塚原、香月、吉野、岸田―伊藤、鈴木

 

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雨と城の大分

2012-06-29 23:05:33 | 独り言

とてもサラリーマンとは思えないような月一の旅もそろそろ終わりに近づいており、来月の対馬で一息つく予定です。
そのため爽やかな大分としたかったのですが天気予報に裏切られて、これまでの旅では最悪の雨に見舞われてしまいました。
日程的にずらすことができなかった事情もあるので仕方がないのですが、何ともやるせない気分です。
ただ今回の雨をそれなりに乗り切ったことは自信にもなりましたし、ちょっとやそっとのことでは揺らぐことのない自分を作り上げられたのが収穫と言えば収穫です。

今回の旅の特徴は城が多かったことです。
最近はすっかりと墓巡りと化していたのですが、メインが城となる久しぶりの旅となりました。
日本100名城の岡城跡と府内城跡の両方ともに雨に降られるという不運はありましたが、この原点に戻った気分を大切にしたいです。
そして多くの城跡を遺してくれている大分に感謝をするとともに、事前準備の際にご協力をいただいた観光案内所の方々にはお礼の言葉もありません。
インターネットが普及をする現代でもこういったマニュアルな繋がりが重要なことを、ここのところの旅で痛感をしています。
旅先でもいろいろな方に親切にしていただいていますし、その会話も旅の楽しみの一つです。
この人の温かさを感じられる史跡巡りという醍醐味は、もう何があっても手放せません。


【2012年6月 大分の旅】
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帰ってきたぞ、帰ってきたぞ、荻野忠~♪

2012-06-28 23:37:46 | 千葉ロッテ

 

荻野貴に続いて荻野忠が帰ってきました。
終盤のバタバタで点差が縮まりかけたことでまたしても登板機会が失われるかと不安になったのですが、打線の奮起で8点差もあればさすがの西村監督も躊躇はしません。
僅か7球でしたしストレートも130キロ台前半と復活度合いを測るにはあまりに材料が足りなさすぎましたが、とにかく一歩目を踏み出したことこそが重要です。
これまでの苦難が苦難とは思えないようないばらの道が待っているであろう荻野忠の今後でしょうが、荻野貴と同じように今季はリハビリのシーズンと割り切れるだけのファンの支持はグラウンドに登場をしたときの歓声からも明らかで、肘を慣らしつつゆっくりで構いませんので少しずつでも階段を昇ってくれればと思います。

おそらくはその荻野忠にお立ち台を譲ったのであろう渡辺俊は4勝目で、貯金を2も作ってくれたことは望外の喜びです。
六回まで1失点とは思えない球数に全体的にボールが高めでしたから打ち込まれなかったのが不思議なぐらいで、このあたりが緩急で勝負をする渡辺俊の真骨頂なのでしょう。
ただどうしても80球を越えるあたりで球威が落ちるのか甘く入ってしまうと軽く外野まで運ばれてしまうのはどうにもならず、やはりしっかりと間隔を空ける必要がありそうです。
すっかりとその立ち位置を落としてしまった藪田とともにそれでもベテランが元気であってこそチームが勢いづきますので、小野も加えた112歳トリオの頑張りに期待をします。

打線は14安打12得点と6月下旬にして今季初の2桁得点で、ここまで2試合に抑えられていた石井を粉砕しました。
初回に渡辺俊が失点をした直後の根元の一発が流れとしては大きく、甘めながらも低めに切れ込んでいくボールをきれいにすくい上げてのアーチに成長の跡が見て取れます。
もう少し内角に入っていれば得意の空振りコースだったかもしれませんが、その近くの球筋を叩けたことは自信にもなるでしょう。
6月は3割を大きく超える打率で調子を上げてきていますし、やはり使ってこその根元といった感じです。
このチャンスを逃すことなく規定打席に達してベストテンに入ることを目標に、遅すぎた春を迎えてくれればと思います。
井口にも久しぶりのヒットが出ましたしサブローは猛打賞、角中もマルチヒットで復帰の今江もヒットを放ちましたので、やや空回り気味が続いていましたので一安心です。
そんな中でバントを失敗して相手のエラーが無ければ大変なことになっていた清田は、あるいは明日が一つのターニングポイントになるかもしれません。
信頼を失えば地蔵化することを肌で感じているでしょうから、明日の奮起を願います。


  1 2 3 4 5 6 7 8 9

西武

1 0 0 0 0 0 3 0 0 4 9 1

千葉ロッテ

1 4 0 0 1 3 1 2 X 12 14

0


◆6月28日(木) 千葉ロッテ-西武10回戦(ロッテ7勝2敗1分、18時15分、QVCマリン、8,823人)
▽勝 渡辺俊 10試合4勝2敗
▽敗 石井 13試合6勝3敗
▽本塁打 根元4号(石井)

▽バッテリー
千葉ロッテ 渡辺俊、大谷、藪田、荻野忠―里崎
西武 石井、山本、大石―炭谷

 

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おひさ

2012-06-27 23:47:05 | 千葉ロッテ

 

地元での白星は3週間ぶりですから久しぶりどころの騒ぎではなく、そしてようやくに交流戦明けの白星を手にしました。
今回もギリギリで三連敗で止まりましたので、まだ粘れるということなのでしょう。
諸手を挙げての勝利ではありませんでしたが勝つことに意味がありますので、ややきつめの今週に球場に足を運んだ甲斐がありました。
そうなれば明日が重要になりますが雨俊介が試合を流してしまうのか、平日ですから今はその天気が気がかりです。

右肩の違和感から復帰をした唐川が5安打1失点の完投勝利でファンを安心させてくれましたが、しかし良くも悪くも唐川といった感じです。
立ち上がりにいきなりボールが高めに抜けての四球でどうなることかと思いましたが、以降はコントロールが安定をしていたことで飄々としたピッチングとなりました。
相手が今日で8連勝とカモにしている西武ということもありましたが、早いカウントから手を出さざるをえないことでの108球は唐川の持ち味が発揮できたと思います。
一方でストレートは相変わらずに130キロ台前半で威圧感が無く、ちょっとでも制球が乱れればつるべ打ちに遭うリスクと同居をしているところに変わりはありません。
1年目から勝つことを義務づけられていたことでピッチングが小さくなってきているのではないかと、もちろん今日は好投なのですがエースの称号を狙うにはちょっと不満足です。
何にせよ腕をしっかりと振れていたことが今日の最大の収穫だったかなと、そんなところです。

なぜかロッテ戦をターゲットとしている野上に自己最長イニングを投げきられてしまったものの、これで3勝目ですのでお得意さんと言えばお得意さんです。
もっとも9安打で2得点ですから効率は今ひとつで、大松の一発が出なければ大変なことになっていました。
その大松は打った瞬間にそれと分かるアーチを放ってこれがあるからなかなか見切れないわけで、次の打席でヒットにはならずとも左方向に打球が飛んでくれればもう少し夢が語れたのですが、最後の空振り三振を見る限りでは多少は確率の高い宝くじの域を出るにはまだまだ時間がかかりそうです。
決め打ちをするタイプには見えないのですがコマのように回転をしての空振りは確実性からほど遠く、最終的にはそれでいいと思いますが今は率を上げることこそが求められます。
それでも表情に明るさが見え始めましたので、もう暫くは我慢をして見守っていくしかないのかもしれません。

勝ち試合とは思えないようなネガが続きましたが、せっかくなのでもう一つです。
やはり荻野貴の復活には時間がかかりそうだと、今日のプレーでそれを思い知らされました。
ブランクが長いことで一軍のスピードについていけないのか打撃では差し込まれるケースが目立ちますし、守備でも打球の追い方が異様にぎこちなく見えます。
あの腰砕けで膝をついた捕球が何を意味するのかあまり考えたくはありませんし、あの位置に飛んだゴロでギリギリセーフの脚力に溜息をついたファンも多いでしょう。
いきなり代走で盗塁を決めたことで舞い上がってしまいましたが、微妙な表現ですが今季はリハビリのシーズンと割り切った方がよいかもしれません。
もちろん荻野貴のスピードスターぶりが戻ってくることを信じて待っていますので、とにかくこのまま一軍でシーズンを終えることを目標に頑張ってもらいたいです。

昨日の死球の影響で欠場をした今江はベンチでにこやかに笑っていましたので、次のカードからは復帰ができるのではないかと思います。
無理をすれば明日でも大丈夫かもしれませんが、天候が今ひとつのようですから無理をする必要はありません。
それだけ鈴木をもっと見てみたい気持ちが強く、自分の持っていたイメージよりも肩が強そうに見えたのが今日の発見かつ収穫です。
それでもベストポジションはセカンドだと見ていますし、内野ゴロでも全力疾走を怠らない井口ですが梅雨井口になりつつあることからショートは根元に任せるべきとのスタンスに変わりはなく、こういった場面でアピールをしつつ次に備えて経験を積んでくれればと思います。
打撃はヒットが出ている割にはスイングが一定ではなく安定感がもう一つですが、こちらも場数をこなしていけばものになりそうな雰囲気があります。
打線がやや左偏重になりつつあるのが鈴木の足を引っ張りそうな気もしますが、元気があってキビキビとしたプレーはチームのプラスになることは間違いありません。
5年後のキャプテンを目指して順調に育ってくれることを心から願っています。
また二番に異動となった岡田は古典的な価値観からすれば制約の多い打順ですので、これはよい判断ではないかと思います。
その守備力からして簡単には外せない選手ですから、打順の意味合いで早打ちを縛ることができれば一石二鳥でしょう。
もっとも八回には当然のように福浦が出てくると思っていましたので、ベンチの頑固ぶりはなかなかに侮れません。

角中は2試合連続のノーヒットでいきなりトップに立っての規定打席到達とはなりませんでしたが、これでオールスター出場は当確でしょう。
内寄りに立っていることを逆手に取られつつあるのが気がかりですが、ここを乗り切ってこそのレギュラーです。
また唐川の代わりに落とされたのは金澤で、里崎が元気だからこそ捕手2人体制でやれるとベンチは踏んだものと思われます。
今日の猛打賞はおまけみたいなもので投手をしっかりとリードしてこその里崎ですから、成瀬や唐川のときにはマウンドに行っても経験の浅い投手の場合は行かないという裏表な態度を改善してくれればと、何はともあれ天気が心配ですがこれまた3週間ぶりの連勝を期待して明日を待ちましょう。


  1 2 3 4 5 6 7 8 9

西武

0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 5 0

千葉ロッテ

0 0 0 2 0 0 0 0 X 2 9

0


◆6月27日(水) 千葉ロッテ-西武9回戦(ロッテ6勝2敗1分、18時15分、QVCマリン、11,733人)
▽勝 唐川 11試合7勝2敗
▽敗 野上 9試合1勝3敗
▽本塁打 大松3号(野上)、星秀1号(唐川)

▽バッテリー
千葉ロッテ 唐川―里崎
西武 野上、松永―炭谷、星孝

 

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CHIBAで惨敗

2012-06-26 23:38:56 | 千葉ロッテ

 

昨年はピンクユニでの勝率が高かったことで今季のCHIBAユニにも期待をしたのですが、その初戦はスコア以上の惨敗でした。
いきなり初回に成瀬が乱れて、最終回は中郷が捕まり、恒例となった追いつかない程度の反撃で盛り上がったのが救いとは情けなさすぎます。
今江は死球で途中交代となりましたし、このCHIBAユニがその見てくれとは裏腹な黒星スタートなったことが悲しくてなりません。

成瀬はとにかく立ち上がりが全てでした。
浅村に失投とも言える真ん中のストレートを打たれたのも痛かったですが、その前のオーティズを歩かせたことが敗因でしょう。
四球が絡むと大量失点に繋がりやすいのはステレオタイプな見方ではありますが、同じ失点であればオーティズに打たれた方がまだ納得できたように思います。
中盤からは全く危なげのないパーフェクトピッチングだっただけに、あそこは悔やんでも悔やみきれません。
また3点ビハインドの最終回に荻野忠を使わずしてどこで使うのか、明日の唐川の代わりに浦和に戻されたら暴動ものです。
前回の好投をチャラにした中郷も僅か11球で瞬きをする間の3失点ですから、初球の入り方を里崎ともども反省をしてもらいましょう。
あれがなければ同点だったのに、なんて甘いことを言うつもりはありませんが、チームにとっても中郷にとっても重い失点でした。

打線は8回まで僅か1安打ですから「また大松の1本だけか」なんて思いかけた試合でしたが、最後に涌井が炎上をしてくれたおかげで多少は溜飲が下がりました。
もっとも岸の前に引っかけてのゴロを連発するなど手も足も出ず、ろくにいい当たりがありませんでしたので完全に白旗状態です。
岸が抜群に良かったというよりは何を狙うのか、引っ張るのか流すのかなどの方針が見て取れなかったので、攻め口にも問題があったように思います。
序盤に1点でも返していればまた違った展開になったかもしれず、二回のチャンスに有利なカウントから三振を喫した里崎と、五回に連続四球でもらったチャンスに早いカウントから難しいボールに手を出した岡田が今日の戦犯と言えば戦犯ですが、まあこればっかりは仕方がありません。
打てなかったのは他の選手も同様ですから、最終回の盛り上がりを明日に繋げて復帰初戦の唐川を援護してくれることを願っています。


  1 2 3 4 5 6 7 8 9

西武

3 0 0 0 0 0 0 0 3 6 8 0

千葉ロッテ

0 0 0 0 0 0 0 0 3 3 6

0


◆6月26日(火) 千葉ロッテ-西武8回戦(ロッテ5勝2敗1分、18時16分、QVCマリン、15,531人)
▽勝 岸 13試合7勝6敗
▽S 岡本篤 26試合3敗1S
▽敗 成瀬 13試合7勝3敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 成瀬、中郷―里崎
西武 岸、長田、涌井、岡本篤―炭谷

 

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雑感もろもろ

2012-06-25 23:54:13 | 千葉ロッテ

益田に注目が集まっていますが登録抹消とはならず、しかし程度がどうあれ何らかの問題が発生をしていることは間違いないでしょう。
そうでなければ先日の試合で益田を使わない西村監督や西本コーチではないことは、これまでの起用法からも明らかです。
願わくば益田が自ら状態を申し出てのことであってくれと、それであれば自分をしっかりと守る意識があることになります。
こういったことは悲観的に考えるにしくはなく、何ら根拠はないのに強いだの回復が早いだのと楽観視ができるほど現実は甘くはありません。
伊藤やロサを使い倒しながらも最下位になったことから目を背けている論理展開にもしっくりとはきませんし、ことが起きてから考えるでは遅すぎます。
これでオールスターの監督推薦を内示の段階で断ることができると、自分の価値観からしての前向きな材料はただそれだけです。

そのオールスターのファン投票で井口が選ばれましたが、これはこれでちょっと意外でした。
地元開催でもないのに日本ハムの攻勢に席巻をされて12部門中8部門のトップの座を明け渡しながらも、首位打者の田中が外れるのですから笑うに笑えません。
その他の投票結果を見ればロッテファンも頑張ったことが一目瞭然ですから、やはり井口の存在は大きいということなのでしょう。
あとは監督推薦と選手間投票で誰が選ばれるのか、成瀬は鉄板でグライシンガーは外国人選手の枠次第、話題性からして角中といったところが濃厚です。
ここに益田が加わればゆっくりと休んで欲しい選手の勢揃いですが、そういった選手こそが選ばれるのがオールスターだったりもします。
楽しみにしているファンも多いでしょうから出場をする選手には精一杯のプレーを、しかし無理をしての故障がないよう願っています。

 

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いろいろとありますな

2012-06-24 23:01:21 | 千葉ロッテ

まさに今の大分は20ミリを越える大雨で、風が強ければちょっとした台風みたいな感じです。
日中はそこまで酷くはありませんでしたが普段の休日であれば家から一歩も出ないぐらいの雨で、そんな中を自転車で70キロ以上も走ったのですから自分でもビックリ仰天です。
それだけ頑張ってもいくつかの史跡は見送らざるをえず、また撮った写真は雨が写り込んでしまっているでしょうから、今回は完全に天気を見誤ったとしか言いようがありません。
3日前の30%の降水確率が実際は90%に変わるのですから何を信ずればいいのか、来月に予定をしている対馬が心配になります。
とりあえずは最終日の明日の杵築が1ミリ程度の雨であるとの予報を斜め目線で見つつ、自転車にするか電車にするかを思案する夜更けです。

そんな土砂降り雨はロッテファンの心にも降っているのではないかと、3タテこそ免れましたが痛い引き分けです。
走りながらの難しいプレーではありましたが最後に根元の魔送球が飛び出すのですから流れを手放していたのでしょうし、リーグ戦に戻ってからの便秘は病的ですらあります。
それでもヒットが出ていればいつかは得点に繋がると思えば多少は気が楽になりますので、地元での出直しに期待をしましょう。
その初戦はCHIBAユニを着こなした成瀬でしょうから、エースの本領発揮といってもらいたいものです。

ようやくに今季初登板、初先発だった吉見は緩急を使った見事なピッチングで5回1失点でまとめたものの、六回に無駄な四球からの失点で白星を手にすることはできませんでした。
前の打席でタイムリーを打たれている松井を警戒しすぎてのストレートの四球に、次のフェルナンデスにもノースリーとなったところで置きにいったボールを痛打されての同点劇ですのでベンチに戻ってから天を仰いだ気持ちは手に取るように分かりますし、それでもここまでの冷遇の鬱憤を晴らすかのような投球内容にはギリギリですが及第点です。
しかしベンチの評価は相変わらずで継投のタイミングが早かったですから、これでローテーションに名乗りを挙げるといったことにはなりそうにもありません。
そうなればもしかすると左の中継ぎとしての出番が今後にあるかもしれず、いずれにせよ貴重な左腕である吉見が一軍に戻ってきてくれたことは朗報です。
推してきた手前もあり目標はシーズン終了までの一軍に置きましたので、そのつもりで吉見には奮起を願います。

吉見が残したピンチは大谷がしっかりと抑えきり、その後は藪田、内、中郷のリレーです。
さりげなく内がその時点での最終回を任されましたので、どうやら守護神交代が決定的になったと言ってよいでしょう。
そうなれば先日の試合で内を温存した理由がそこにあったと言えますので、あれはあれでよかったのだと思います。
その一方で肩の具合が悪そうだとの話もあった益田が投げなかったことを考えれば、最悪のXデーが訪れてしまったのかもしれません。
以前に宣言をしたとおり不幸にも益田が故障でリタイアをするようでしたら仮に日本一となってもベンチには総退陣を強く求めますので、今後の展開が気になります。
そしてその緊急事態とも言えるところで2イニングをパーフェクトに抑えた中郷には、エクセレントの言葉を贈りたいと思います。
中郷はこういったチャンスをしっかりとものにしなければ飽きっぽいベンチに浦和行きを宣告されてしまうでしょうから、とにかく悔いのないピッチングをしてくれることに期待をします。

打線は昨日にひと休みをした角中が猛打賞に2打点と再スタートを切り、また今江とサブローもマルチヒットとクリーンアップが7安打3打点とリベンジを果たしたものの詰めの甘さの解消とまではいかず、ヒットが出ないよりは出た方がマシながらも13安打が無駄打ちに見えてしまうのは決定打不足のこの三連戦を象徴していたからでしょう。
高卒ルーキーを結果的にKOすることなく自信すら持たせてしまったのは不甲斐なく、次に対戦をするときこそ恐怖心を植え付けたいところです。
そんな中で先日の病欠を引きずったわけでもないでしょうが井口がベンチスタートで、代わりにスタメン起用の鈴木がプロ初猛打賞ですからこれを一つのきっかけにしたいです。
これで鈴木はレギュラーだ、井口は一塁転向だ、などと騒ぎ立てるつもりはありませんが、使えばこうして結果を残す選手がいることにベンチが気がついてくれればと、その予備軍である地蔵さんたちに光を当ててこその指導者冥利に尽きるわけで、これが単に鈴木ブラボーで終わってしまっては意味がありません。
一見すると層が厚いようにも見える外野陣も実状は工藤や南竜にチャンスを与えないほどとは思えませんし、その他にもいくらでも選手はいます。
ヒットが出ているから動かないのではなく、出ているからこそ動くベンチであって欲しいです。


  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11

千葉ロッテ

0 2 1 0 0 0 0 0 1 0 0 4 13 1

楽天 

0 0 0 1 0 2 0 0 1 0 0 4 6

1


◆6月24日(日) 楽天−千葉ロッテ8回戦(ロッテ4勝3敗1分、14時、Kスタ宮城、18,107人)

▽バッテリー
千葉ロッテ 吉見、大谷、藪田、内、中郷—里崎、田中
楽天 釜田、片山、ラズナー、ハウザー、青山—小山桂

 

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旅は道連れ、尻に火が付く

2012-06-23 23:01:36 | 千葉ロッテ

どうにも歯がゆい連敗でしたが首位を争う日本ハムも悲惨な連敗を喫しており、そして気がつけばソフトバンクと楽天が迫ってきています。
見ようによっては不甲斐ない負け方ですし、焦って考えれば尻に火が付いた状態でしょう。
しかも明日は吉見と釜田という星野監督からすれば大笑いのマッチメイクですから、吉見の先発は歓迎ながらも成瀬がこないのは西武戦の頭と言われていた唐川がやはり無理だったのか、あるいは成瀬に何かが起きたのかとネガティブな妄想もしたくなりますが、ここはCHIBAユニをどうしても成瀬が着たいと駄々をこねたとでも思えば気が楽になります。
何にせよ釜田に対して「セントラルとは違うのだよ、セントラルとは」とどこかで聞いたようなフレーズを口にするヒーローインタビューに期待です。

藤岡は7回2失点ですから久しぶりに先発としての責任イニングを全うしてくれましたが、しかし相変わらずに立ち上がりが不安定です。
結果的にその初回の失点で試合が決まったわけですから、この同じことの繰り返しがあったことからして合格点はあげられません。
MAX146キロでその大半が140キロ台のストレートも昨日のグライシンガーも同様だったことを考えれば差し引いて見なければなりませんし、よくよく考えてみれば150キロを出したのもデビュー戦のKスタ宮城ですから今やパの神宮となってしまったのかもしれず、その神宮のスピードガンが見直されたとの話もありますので今や独壇場といった感じです。
次への期待を探してみれば中盤はストライクゾーンで勝負ができていたことで、しかし阪神戦の好投が続きませんでしたので安心はできません。
そこは次回もしっかりと間隔を与えることでどういったピッチングとなるか、そのあたりで判断ができるようにも思います。

最終回に登場をしたのは藪田で、この登板は先日の益田と内と似たような意味合いだと思われます。
ただ昨日と同様に翌日に試合がある日での調整登板は微妙さと言いますか無謀さが漂い、こういうときに限って三者凡退だったりもしますから世の中は上手く回りません。
それでもクリーンアップをきっちりと抑えきったことで自信が戻ってくればと、何にせよ内の守護神はまだまだ先のようです。
明日は早い回から継投となる可能性が高いですから、そうなれば上手く繋いで藪田の登場を期待しましょう。

打線は昨日に続いて井口がブレーキ気味で、今日はそこに角中が参戦をしてしまいました。
クリーンアップがノーヒットですので、岡田と根元の4安打1四球が活きなかったのも仕方がありません。
もっともそのクリーンアップも3四死球で塁を埋めており、続く今江と大松で5安打でも打点ゼロなのですから野球は難しいです。
究極とも言える繋がりの悪さ、歯車のかみ合わなさで、これは昨日の試合でも言えたことですから向かい風になりつつあるのかもしれません。
交流戦では上手く回りすぎていた打線はやはりセントラルが相手だったからなのかもしれず、そうなればリーグ戦ではベンチの手腕がどうしても問われることになります。
打線についてはことさら問題があるような采配もなく堅実な作戦をとってくれていますから指摘をするようなポイントはありませんし、選手起用では福浦と鈴木の代打は歓迎をすべきものでしたので、もう一歩踏み出すとすれば相性もあるのでしょうが休養をさせるのは里崎だけでよいのかと、井口とサブローには不要なのかといったところです。
とにかく高卒ルーキーに手もなく捻られることだけは勘弁と、またしても強雨の大分から念を送ることにします。


  1 2 3 4 5 6 7 8 9

千葉ロッテ

0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 9 1

楽天 

2 0 0 0 0 0 0 0 X 2 5

1


◆6月23日(土) 楽天−千葉ロッテ7回戦(ロッテ4勝3敗、18時、Kスタ宮城、15,819人)
▽勝 ヒメネス 13試合3勝7敗
▽S 青山 27試合1勝2敗10S
▽敗 藤岡 12試合4勝4敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 藤岡、藪田—田中、里崎
楽天 ヒメネス、片山、小山伸、ハウザー、ラズナー、青山—小山桂

 

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出足で躓いちゃったぜ

2012-06-22 23:28:17 | 千葉ロッテ

田中から10安打を放ちながらも決定打に欠いての1点差負けは悔しいどころの騒ぎではありませんが、あそこで踏ん張れる田中はやはり正真正銘のエースなのでしょう。
ああいったところを藤岡には見習って欲しいですし、成瀬に追いつき追い越すには見習うしかありません。
開幕カードでの3タテで鬼門を払拭したはずですから連敗は許されませんので、小山桂の口を封じるためにもとにかく勝つのみです。
そのためにも林や山もいいですがここは風や火となるべきだと、積極的に動いてくれることを願っています。

今日は井口が完全にブレーキでした。
二打席目の見逃し三振はあれをストライクと言われてしまうと厳しいですから仕方がないとしても、四打席目の空振り三振は完全に力負けです。
それだけ田中の気合いが勝っていたのでしょうが、振り遅れ気味だったのが気になりました。
まだ体調が万全でないのかもしれませんが試合に出た以上はそれは理由にはならず、こんなこともあるさと思うにはもったいない負け試合です。
そのあたりの重要さは分かっている井口でしょうから、明日はしっかりと仕事をしてくれるものと期待をします。
またベンチとファンの我慢比べとなっている大松も犠牲フライを打つことができず、本人もかなりフラストレーションが溜まっているでしょう。
なぜここまで大松に固執をするのか、推している自分としては最後まで我慢をし続けるのであれば見守りますが、途中で諦めるようなことになれば許せない心境になると思います。
そうなればとにかく大松には頑張ってもらうしかなく、それでは意味がないとは思いつつも一発逆転で長打を狙うのではなくヒットを稼ぐことを考えるべきだと、そう心から願います。
また守備ができない状態なのが理由かは分かりませんが福浦が地蔵となりつつあるのが嘆かわしく、最終回は誰にでもいいので代打を出すべきだと思って見ていました。
今日は左方向の打球が伸びていたことからして例えマルチヒットの岡田であっても福浦だっただろうと、ストレートで押されると難しかったかもしれませんがそれでも福浦です。
あそこで使わないのであれば浦和組と入れ替えてもいいのではないかと、そんなことを感じた幕切れでした。
根元の3試合連続アーチは本人にとってプラスになるとは思いませんが、左方向だったことを喜んでいます。
残念ながら角中の猛打賞は3試合連続で終わってしまったので根元には4試合連続を狙って欲しいと、そんなことを思ってもいないのは言うまでもありません。

グライシンガーはボールが抜け気味で出来としてはいいとは思いませんでしたがらしさはありましたし、7回を3失点ですから責めるのは酷でしょう。
もちろん相手が田中ですから痛すぎる失点ではあるのですが、不運なヒットもありましたのでむしろ粘りを評価したいです。
ただ珍しくも四球や死球で先頭打者を出すなどして自らの首を締める結果となったことは反省材料で、あるいは慣れないマウンドということもあったのかもしれません。
それでもしっかりと試合を作ってくれたことだけは間違いありませんので、また次の登板でもよろしくお願いします。
そしてどうしても勝ちたいとの思いがあったのでしょうがビハインドでの益田には溜息しか出ませんし、これで週末も出番があっての三連投で打ち込まれたりしたら本末転倒です。
ああいった場面で大谷らを使いこなせないのであれば、やはり西村監督の天職は編成部かあるいは高校野球の監督でしょう。
ペナントレースは勢いで走り続けるにはあまりに長すぎますので、今のままであれば向いていないとしか思えません。
今日もしっかりとバントのサインを出すなど攻撃面では堅実になりつつあるだけに、箸棒な継投があまりに惜しすぎます。
主導をしているのは西本コーチのような報道もあったようですが採用をした時点で監督の責任ですので、このあたりの改善を無理とは思いつつも強く望みます。

とにかく明日は絶対に負けられませんが、それでも明後日に響くような戦い方だけは勘弁です。
そしておそらくはスタメンでくるであろう定岡には要注意、しかしあまり意識をしすぎれば逆に裏目に出るでしょうから自然体でいきましょう。
あるいは上から目線でやれば勝手にこけてくれるような気がしますので、試合前の交流もほどほどでよいと思います。
むしろ対抗心ギラギラである定岡であってくれればなと、とにかくマスコミにネタを提供するような試合にだけはしてくれるなと、そんなロッテらしさは不要です。
藤岡はビジターですから多少は気が楽になりますのでプロ初勝利のときのように是非とも力押しで、リアルにチェックはできませんが朗報を心待ちにして飲んだくれることにします。


  1 2 3 4 5 6 7 8 9

千葉ロッテ

1 0 0 0 0 1 0 0 0 2 10 0

楽天 

0 1 1 0 1 0 0 0 X 3 10

1


◆6月22日(金) 楽天−千葉ロッテ6回戦(ロッテ4勝2敗、18時1分、郡山、8,542人)
▽勝 田中 8試合4勝2敗
▽敗 グライシンガー 11試合6勝2敗
▽本塁打 根元3号(田中)、松井4号(グライシンガー)、サブロー4号(田中)

▽バッテリー
千葉ロッテ グライシンガー、益田—里崎
楽天 田中—小山桂

 

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雨降ってチーム固まる

2012-06-21 23:10:21 | 千葉ロッテ

東京や千葉でも今日は午後から雨模様だったようですが、九州は午前中からイヤになるぐらいの雨が降りました。
台風4号が過ぎ去って台風5号も熱帯低気圧に変わったものの、刺激をされた梅雨前線が仕事に目覚めてしまったようです。
徹夜勤務が明けたその足で羽田空港に向かったのですが宮崎は視界不良で場合によっては引き返すとの案内があり、八丈島は既に欠航、そうなれば大分もどうなるか分かったものではないとビクビクしていたのですが、幸いなことに南九州ほどには荒れなかったことで定刻より遅れはしましたが無事に到着することができました。
ただ現地は心が折れるには充分すぎるぐらいの降雨で、しかし辛うじてつっかえ棒をしての豊後竹田の岡城跡で滝廉太郎との遭遇です。
そして今も絶好調に雨が降りまくっているのですが明日の朝には上がるとの予報なので、それを信じて小倉と中津を楽しむことにします。

同じようにグチャグチャな雨が降ったような投手陣の状況も、ここにきてやや落ち着きを取り戻しつつあります。
故障で離脱をしていた唐川と小野の復帰が間近いようで、それに発奮をしたわけでもないでしょうが昨日の渡辺俊の好投は先発陣にとってのオアシスです。
これで藤岡が立ち直れば再び盤石なローテーションになるのでしょうが、一足飛びでそこまで望むと痛いしっぺ返しを食いそうなのでまったりと待つにしくはありません。
リリーフ陣では藪田劇場がロングランになってしまっているのが頭痛の種ではあるものの、やや浮き足立っていた益田と内が底を打ったような甘い期待があります。
その他の中継ぎ陣は大谷以外は箸棒だけに荻野忠の復帰がどういったアクセントとなるのか、楽しみにしているロッテファンも少なくはないでしょう。
一方の打撃陣も角中が調子を取り戻したことで引き締まってきましたし、さりげなく今江が好調であることも打線にとっては大きいです。
ファーストとセンターが穴のままではあるのですが、そういった浮動ポジションがあることは西村監督は嫌がるでしょうがチームにとってはむしろプラスです。
井口の後釜も含めて地蔵さんたちが血走った目をしながら競い合ってくれれば、これ以上の喜びはありません。

それだけに明日のリーグ戦再開の初戦のオーダーがどうなるのか、難敵の田中を相手にどんな布陣で臨むのかが注目です。
井口の復帰は西村監督が明言をしたようですからポイントは核弾頭で、岡田にしても荻野貴にしても待球や粘りを不得手としているだけに田中を助けてしまいそうで悩ましいです。
それであればいっそのこと清田を据えるのも面白いかなと、あるいは今江という選択肢もありでしょう。
同じ早打ちなら一発長打の恐怖感を与えるのも策としてはありだと思いますので、そういった動きであれば大歓迎です。
また前回の降板がやや消化不良気味だっただけに白星をきっちりとプレゼントしてあげたく、そのためにもまずはグライシンガーが自ら粘りのピッチングをするしかありません。
ゴロを打たせるとの宣言は楽天を相手にはむしろ逆効果ではないかと思いつつも、とにかく守備で足を引っ張らないよう願います。
交流戦の優勝は惜しくも逃しましたがリーグ戦でそうあってもらっては困りますので、まずは星野監督が赤くなったり青くなったりの初戦に期待をします。

 

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二度あることは三度ない

2012-06-21 01:09:48 | 千葉ロッテ

交流戦の最終戦は見事な快勝でした。
雨の神宮ならぬ風の神宮が後押しをしてくれたのか、本人が今季一番の出来と自画自賛する渡辺俊の七回零封と打線の援護に言うことはありません。
これで今季初の四連敗を免れましたので、気持ちよくリーグ戦に戻れます。
その初戦はおそらくは難敵の田中が相手でしょうが今季は1勝1敗ながらも昨年のように全く打てない感じはありませんので、是非とも痛い目に遭わせてあげましょう。

渡辺俊が七回を投げ切ってくれたことは、微妙な表現ですが望外の喜びです。
やたらと早いカウントから打ってくれたヤクルト打線に助けられたところもありますが、それもテンポよくストライクゾーンで勝負できたことがよかったのでしょう。
今日はストレートが高めに抜けることが少なかったことでそのストレートの比率が高かったですし、だからこそシンカーや抜いたカーブが効果的だったのだと思います。
自らのバットで追加点を叩き出した次の回にピンチを迎えて二度あることは三度あるの恐怖に打ち震えましたが、そこを粘りきったことで勝利を確信しました。
プロ初打点だったようですので、ピッチングとともに本人は満足しきりでしょう。
その感触を忘れずにリーグ戦に戻っても先発としての責任イニングを全うできるよう、攻撃的なピッチングに期待をします。

八回からは5点差ながらも益田、内の登場で、最終回はさすがに荻野忠だろうと思っていましたのでちょっと落胆をしました。
ただ前回の悪いイメージを早めに払拭するためには必要なことだったのでしょうし、さほど悪い継投とは思いません。
益田は三人で、内は走者を出しながらも無失点で切り抜けましたので、これで気持ちの切り替えができたことでしょう。
荻野忠には残念な展開ではありましたが、渡辺俊や小野がローテーションにある限りは今後にいくらでも出番はあるでしょうから気持ちを切らさずに頑張って欲しいです。

今日の打線のMVPは初回に四球を選んだ今江だと、個人的にはそう考えています。
僅か4球で二死となったところでの早打ちの権化の登場でしたので、ここであっさりと打ち取られていたら流れはヤクルトにいくところでした。
これで今季の10個目の四球は相変わらずに圧倒的に少ないのですが、それでもこのペースでいけば自己最高を記録しそうです。
あるいは投手に投げさせている球数からしても、昨年よりはかなり多くなっているかもしれません。
そしてその今江の粘りをしっかりと活かしたのは角中の先制タイムリーで、体勢を崩されながらも角中らしい巧みなバットコントロールを見せてくれました。
これで3試合連続の猛打賞で一気に交流戦の首位打者となり、最優秀防御率のグライシンガーとともにチーム躍進のまぎれもない立役者です。
規定打席にもあと6打席ですし、このままの勢いでリーグ戦の首位打者に躍り出てもらいましょう。
そのあたりのプレッシャーとは無縁の感じを漂わせている角中ですから、他人事のようにヒットを量産してくれると信じています。
一方で早いカウントから積極的に打つのは構いませんがサイクルゴロとなった岡田はやはり一番打者としては厳しい感じがあり、しかし荻野貴も調子が上がりませんし似たような早打ちタイプですから、なかなかステレオタイプ的な一番打者としての西岡の後継者が登場をしません。
それであれば鈴木に期待をしたくもなるのですが、体調不良で欠場をした井口に代わってのプロ初スタメンは4打席ノーヒットに終わりました。
しかしもちろんすぐに結果を求めるのではなく経験を積めたことが今日のトピックスで、結果はどうあれ次も使いたいとベンチに思わせることが大切です。
打撃でも守備でも走塁でも臆することなく攻撃的なプレーをしてくれればファンは納得をしますので、前向きに頑張ってもらいたいです。

この素晴らしき快勝の日に、ひっそりと木本の野手転向が発表をされました。
故障が多かったことで投手としての限界を感じてとのことですが、育成枠選手だけに先行きが心配です。
ドラフト1巡目で入団をした柳田ですら僅か3年で、かつ野手転向をしたその年に戦力外となりました。
状況がこの柳田と似通っているだけに、そのままお疲れ様と肩を叩かれる可能性は充分にあるでしょう。
高校2年までは外野手だったようなので全くの素人ではないのでしょうがプロレベルかどうかは別の問題ですし、あの細い体つきではチームが求めている選手像とは違いそうです。
そうなれば単なる頭数合わせの印象は拭えませんが、とにかく頑張ってくれとしか言いようがありません。
小さな輪は一軍だけでお腹いっぱいですので、青山監督には積極的に木本を実戦で使ってくれることを願っています。



  1 2 3 4 5 6 7 8 9

千葉ロッテ

1 0 0 0 1 2 1 0 1 6 11 2

ヤクルト 

0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4

1


◆6月20日(水) ヤクルト−千葉ロッテ4回戦(ロッテ3勝1敗、18時、神宮、12,089人)
▽勝 渡辺俊 9試合3勝2敗
▽敗 館山 12試合4勝5敗
▽本塁打 根元2号(館山)

▽バッテリー
千葉ロッテ 渡辺俊、益田、内—里崎
ヤクルト 館山、平井、日高、押本、正田—相川

 

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どっこい元ロッテ戦士たち

2012-06-20 00:56:59 | 千葉ロッテ

昨年にロッテを去った選手のうちで今季にNPBや地方リーグに所属をしているのは定岡と高口だけですので、このシリーズはお休みとするつもりでした。
しかし明日にも定岡が一軍登録をされるとの報道があり、気にかけていた選手だけに嬉しく思っています。
そこで頭数が少ないことでちょっと寂しくはありますが、簡単に両選手の現状をまとめてみます。


■定岡卓摩(楽天)
E 38試合 96打数 10得点 25安打 打率.260 8二塁打 1三塁打 3本塁打 18打点 1盗塁 5四死球 27三振

数字的にはまずまずです。
昨年に比べれば長打が増えていますから、そのあたりが評価をされたのでしょう。
ほとんどが外野手としての出場ですから、あるいはリーグ戦再開後の成瀬や藤岡にぶつけてくるかもしれません。
こういった選手には義理堅くプレゼントをしてしまうのがロッテだったりもしますので、そのあたりの悪癖が治ったかどうかにも注目です。
何はともあれ在籍8年で一軍未出場は定岡だけらしいので、26歳にして3球団目での快挙を心待ちにしています。
是非ともロッテ戦以外で大活躍をして、武田勝や山田らを痛い目に遭わせてやってください。

■高口隆行(巨人)
4試合 6打数 0得点 1安打 打率.167 1二塁打 0三塁打 0本塁打 0打点 0盗塁 0四死球 1三振 得点圏打率.000

守備が今ひとつの選手が多いだけにサブローの人的保障で高口を失ったことは地味に痛いと思っていたのですが、根元の頑張りと鈴木の台頭で何とかなっています。
そうなれば単純に高口には巨人で頑張ってもらいたいのですが、4試合で2失策が嫌われたのか出番はあまりありません。
オープン戦では目立った打撃もシーズンに入ってみればやはりダメで、なかなかセカンドが埋まらない巨人ですらこの状況であれば厳しいオフが待っていそうです。


来季にこのシリーズに名を連ねるのが誰かを考えるには時期が早すぎますが、多いのも悲しいですが少ないのも困ります。
いずれにせよ第二、第三の人生で華やかな記事が書けるよう、ロッテ戦以外で輝く選手たちであってもらいたいです。
どっこい生きているぜと、そんな頼もしい声が聞かれることを期待しましょう。

 

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台風一過でスカッと白星を

2012-06-19 22:18:55 | 千葉ロッテ

東京は昼過ぎまで台風とは無縁のような曇り空で、その後に降りだした雨も夕方には一時的に止んだのであるいはと思ったのですが、さすがに今日は早々に中止が決まりました。
そして電車が止まったらやっかいなので早めに帰ったのが正解で、今は雨の角度が水平になりつつあります。
船橋でも大雨洪水暴風警報が出ていますから雨風はこれからさらに強くなると思われ、この時間帯は東京でも千葉でも傘が役立たず状態のようですから台風4号は強烈です。
さらには台風5号がやってきて旅の計画が散々になりそうですが、とりあえずは特攻をするしかありません。

台風が過ぎていけばやってくるのは晴れ空のはずですが、梅雨時ですからそう単純でもないようです。
明日の夜にはまた雨が降るようですし週末もぐずついた天気とのことで、しかしここは気分だけでも台風一過といきましょう。
交流戦の最終戦をスカッと勝って終わりたいですし、今季初の4連敗は勘弁です。
その大事な試合の先発は中6日でグライシンガーかと思えば渡辺俊のスライドで、これは渡辺俊がどうのというよりはグライシンガーは22日と決めていたからというオートプレイが理由だと思われ、グライシンガーからすれば館山と田中とどちらが勝ちやすいかとの観点で考えればちょっと微妙さが漂います。
これで渡辺俊が沈めばかなりのプレッシャーがグライシンガーにかかりますので、とにかくサブマリンに沈むなは酷ですが頑張ってもらうしかありません。
雨の渡辺俊でも雨の神宮の里崎でもない試合で、同い年バッテリーがどういったコンビネーションを見せてくれるかを楽しみにしています。

万全かどうかはともかくとしても、浦和でまずまずのピッチングだった小野と唐川は今月中には戻ってくるのでしょう。
それでも長いイニングを投げられない渡辺俊と小野の二人とも頭数に入れるのはゾッとしませんので、そうなれば夢想無双になれますので楽しみではあります。
いよいよ吉見か上野あたりが呼ばれるのか、あるいは大谷が抜擢をされるのか、もしかしたら驚くような名前が出てくるかしれません。
そんなサプライズはないだろうと思ってしまうと気が滅入りますから、ここはさりげなく大嶺が戻ってくるとでも言い放っておくことにします。
当たるも八卦当たらぬも八卦、ケセラセラです。

 

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ブーフーウーじゃなくて暴風雨

2012-06-19 02:52:17 | 千葉ロッテ

梅雨に入って雨模様が増えただけでは飽き足らずに、どうやら台風がやってくるようです。
20日の深夜と言いますか21日の早朝に立ち会い作業があり、それが終わったら振替休日で大分に行く予定なのですが、今回も傘が手放せない旅になりそうです。
しかし雨は覚悟の上ながらも台風ともなれば話は別で、その台風の影響で梅雨前線が活発になられても困ります。
むしろ逆に台風が梅雨前線を吹き飛ばしてくれればいいのにと非科学的なことを思ったりもしていますが、何にせよお家が飛ばされないよう祈りましょう。

関東で雨が強まるのは明日、と言いますか今晩からのようで、雨の神宮どころの騒ぎではないかもしれません。
風が強まれば交通機関の乱れも予想をされますから中止の可能性は高いのではないかと、しかし日程的に余裕がないために強行は充分に考えられます。
そんな中で下がしっかりとしていなければどうにもならない渡辺俊の先発はゾッとしませんが、降雨コールドを前提に飛ばせば面白い展開になるかなと思ったりもしています。
日本ハムが勝ったために交流戦のリーグトップは奪われたものの最後ぐらいはビシッと勝って終わりたいですから、ここはベンチと選手の奮起を願うしかありません。
少しでもアドバンテージを持ってリーグ戦再開を迎えるためにも、悪コンディションで大変でしょうが熱闘を期待します。

 

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