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韓国映画「白夜行」感想

2016年11月25日 09時14分46秒 | 韓国映画感想
私は昔からの東野圭吾のファンで彼の本はたくさん読んでいる。
その中でこの「白夜行」はものすごく複雑な気持ちを私に抱かせた作品だと思う。
かなりの長編だが長さを感じないで読んでいられた。
見入ってしまうのだ。
でも、逃げたいと。
そこに登場する人たちの絶望的な結末が予想できて暗澹とした気持ちになり、逃げたいと思ってしまうのだ。
逃げたいが逃げられない。
結末を迎えたときにやっと逃げられた!と思った。
もう、これには関わりたくない。
でも、ドラマは気になって観てしまった。
やっぱり立ち入るんじゃなかったと思った。
それなのに、続編(東野さんは続編とは言っていない)の「幻夜」も読んでしまった。
韓流に入り込んでから韓国映画「白夜行」があることを知った。
また、「さまよう刃」も同じく韓国映画になっている。
私にとって、東野作品でこの2作品がどうしてもムリ(読んだけど)な作品だ。
ただ、逆に韓国人が好むだろうなとは漠然と感じる。
今回、レンタルの数合わせだけでこれを借りた。
観なければ観ないで返せばいい。
が、
観てしまった。
キャストを観たら、ハン・ソッキュ、ソン・イェジン、コ・ス、イ・ミンジョン、あらまぁ、そうそうたるメンバーだわ!とキャストの魅力にやられたからかな。
初っぱなから強烈!R18だそうだ。
枝葉のストーリーは日本とは違うが、本筋は同じ。
やっぱり観るんじゃなかったとちょっと思ったが、キャストのイメージがちゃんと合っている上に、ソン・イェジン、コ・スの2人の美しさったら!
美しいし、演技は上手いし、観ないではいられない。
ストーリーも原作のあの長さをどうするんだろうと思っていたが上手くまとめられていた。
年齢もこの2人が一番合っているような気がする。
ただ、高校生はさすがにムリがあると、綺麗な思い出シーンだけにちょっとそこだけ残念だった。
この映画でも原作と同じ感情を持った。
逃げたいが逃げられない。
そういう意味では良い作品で、原作を上手く表現していたのだろう。

韓国映画感想まとめ

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