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読書感想「月下のサクラ」柚木裕子

2024年05月02日 11時53分22秒 | 乱読本感想
徳間書店 2024年02月09日

書店で見かけて買ってしまった。
本書「月下のサクラ」と「朽ちないサクラ」がシリーズとして並んでいて、2冊。
”映画化””ドラマ化”というのに私は弱いようだ。
一応、確認して、「月下のサクラ」を読み始めた。
主人公、森口泉の真っ直ぐさと機動分析係の仕事ぶりにスピード感があって心地よく読んでいけた。事件が起こるとNシステム、防犯カメラ、監視カメラの映像を調べ事件を解決に導いてゆく。そんなに簡単にいくのか?とちょっと思ったけれど、今現在、実際に起こっている殺人事件でもカメラ映像がたくさん流れるので、今はそう時代なんだなぁ~と妙に納得した。
警察内で1億円近い現金が無くなる事件が起きる。
そういうニュースも現実であるよな~と。それも分析係は映像で調べていく。これもスピード解決か?と思ったら、関係者だと思われた人が亡くなった。
それを捜査すると、青少年や外国人が絡む詐欺事件や公安が動いているという展開に。この辺りから物語として面白くなる。現実に警察がこんなだと嫌だけど、映画化したら盛り上がるだろうなと思った。

そして、解説を読む。
ショック!
いやいや、途中でちょっと変だな~とは思ったけれど・・・
さっきまで読んでいた「月下のサクラ」はシリーズ2作目だとのこと。
「朽ちないサクラ」ネタバレしっちゃったぜ。


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