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読書感想「雪煙チェイス」東野圭吾

2019年03月24日 06時14分30秒 | 乱読本感想
実業之日本社 2016年11月29日

★3

「白銀ジャック」「疾風ロンド」に続く本作はスキー場シリーズの3作目。
正直、このシリーズはサクッと書きました感があってそれほど好きではない。
ただ、深刻さも重苦しさもないのでサラッと読める。
殺人事件だと言うのに犯人扱いされた学生も捜査する刑事たちも切迫感が無い。
スキー場を舞台とする人間模様が描かれる。
あぁ〜あ、(疾風ロンドのように)ここでも理不尽なことを命令する自分勝手上司が登場か!
その命令に従いつつも冷静な行動が取れる刑事、その刑事に協力する居酒屋の女将のキャラはちょっと面白い。
お約束のスキー場関係者のエピもいつもの様に描かれる。
スキー場の立ち入り禁止区域をやたら滑る。
最後に犯人がサクッと特定されて終了。
そもそもこれは犯人を推理して読むと言った作品ではないのかもしれない。


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