徳間書店 2016年3月4日
タイトルを見ただけで真保裕一の硬派な小説だろうなと思った。
ちょっと不可思議な導入。
離婚した元妻からの依頼って・・・私立探偵でもない元夫に。
自分の不倫の証拠写真を撮った者を探してくれだなんて(小説でもなきゃ)普通無いだろ!
だけどそこから始まる。
元新聞記者の不破勝彦、色々あって逃げ出した故郷に舞い戻ると、再び色々と物騒なことが起こる。
地方政治、選挙、企業買収、確かに物騒な問題を抱えているアイテムだ。
そしてそれはどちらかと言うと男の世界。
登場する男たちがふりかざす”正義”は一面では”正義”だが、他方から見ると矛盾を抱えた”正義”だ。
正義をふりかざす男たちの誰が何を企んでいるのか?
最後には分かるんだけど、このお話はただの犯人探しの小説ではない。
ちょっとネタバレするが、最後の最後で登場するのはほとんど出てこなかった”女”
女である私にも想像できないタイプの女。
共感はできないけれど、この人はある意味スゴイ人だなと思った。
乱読本感想リスト 作家【さ】行
乱読本感想リスト タイトル【さ】行
タイトルを見ただけで真保裕一の硬派な小説だろうなと思った。
ちょっと不可思議な導入。
離婚した元妻からの依頼って・・・私立探偵でもない元夫に。
自分の不倫の証拠写真を撮った者を探してくれだなんて(小説でもなきゃ)普通無いだろ!
だけどそこから始まる。
元新聞記者の不破勝彦、色々あって逃げ出した故郷に舞い戻ると、再び色々と物騒なことが起こる。
地方政治、選挙、企業買収、確かに物騒な問題を抱えているアイテムだ。
そしてそれはどちらかと言うと男の世界。
登場する男たちがふりかざす”正義”は一面では”正義”だが、他方から見ると矛盾を抱えた”正義”だ。
正義をふりかざす男たちの誰が何を企んでいるのか?
最後には分かるんだけど、このお話はただの犯人探しの小説ではない。
ちょっとネタバレするが、最後の最後で登場するのはほとんど出てこなかった”女”
女である私にも想像できないタイプの女。
共感はできないけれど、この人はある意味スゴイ人だなと思った。
乱読本感想リスト 作家【さ】行
乱読本感想リスト タイトル【さ】行
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