モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

長い付き合いです、続き

2016-11-28 19:57:34 | 学生


洸生 中3 『滝と木々』 油彩 / 真彩 中1 『鍵穴』 油彩 / 一平 高2 『武者苦者』 アクリル / 喜一 中2 『summer memory』

 どうも幸介です!本日は先週に続き学生クラスの展覧会出展作をご紹介していきます。大竹先生の記事にもありましたが、こちらの皆も甘えんぼさん揃いでございます。小さい頃から自分を知っている大人に「成長したねぇ」とか「昔はこんなだったのに!」とか「甘えんぼだなぁ」なんて言われるのは、中高生的には物凄く嫌な事だとは思いますが、それでも書かせていただきます!

まずは洸生から。低学年の時は、ちょうど同年代男子の多かった火曜日クラスに在籍しておりました。スケッチ遠足の際に世田谷の公園かどこかで、早々にスケッチを追えて森の中に散策に出向いていた記憶があります。もともとしっかりしている性格ではあったのですが、自由人だらけの火曜日学生クラスに入り、周囲を反面教師にしてかますますしっかりしてきました。クラスの皆を気遣うのは彼くらいなもんです。小原先生、孝見先生、僕の尖った人種3人に囲まれても、彼の柔らかな性格が変らないのはスゴイですね。もう逆に頑固なんじゃないかなって思います。今回の作品的には、アトリエでの集大成ともいうべき、積み重ねた技術が存分に発揮できた作品ですね!洸生ならきっと面接の印象も良いと思いますので、受験頑張ってほしいなと思います!!

真彩は中1ではありますが、その画力の高さと大人びた物言いから、6年生の時からすでに学生クラスに通っています。真彩には小学生クラスは騒がしくて可哀想、精神的にも落ち着いてるし学生クラスでぴったりと思っていました。が、どうでしょう。ここのところ「やだやだ」「描きたくない」「それ好きじゃない」「今日はもうヤダ」「分かんない」と、みごとな駄々っ子っぷり。5~6年生の時の方がしっかりしてたかな?とさえ思ってしまいます。しかし実際に作品はちゃんと仕上げていますし(たまーに小原先生や僕を独占して制作してはいますが)、やだやだ病もしばらくすれば落ち着いてくるかなとも思います。画力は相変わらず、どころかどんどん進化していますし、ここは広い心で彼女のやだやだ病とも付き合っていければと思います。

でました一平です。ご存知の方もいらっしゃるかとは思いますが、おそらく全生徒の中で一番僕にハマっている生徒ではないかと思います。簡単に説明しますと、いつからか僕の家を第2の自室にしております。今回の作品も、平日の仕事後に夜中まで手伝わされての制作でした…。あの時は眠かった…。今回の作品ですが、たしかに僕の絵に似ているような気もしますし、そういう言う意見も聞きます。しかし言いたい。僕の方が圧倒的に上手いですから!!…とまぁそんな感じですが、だんだんと張り合える立場になっていくのだなと思うと感慨深いですね。今後は大学に入り社会に出て、模倣から昇華して新しい作風や画風の引き出しもどんどん増えていくとは思いますが、まずは来年受験生ということで、血反吐を吐きながら基礎をしっかりと頑張ってほしいです!!

そして喜一!中学校に入ると同時にしばらくアトリエを休んでいたですが、今年に入り学生クラスに復活!彼とは幼児クラスから顔見知りではありますが、ちゃんと僕の受け持ちになったのは今年が初めてなのです。ちなみに復活した理由を聞いたら「夏休みに幸介先生の家に行きたかった」とのこと!嬉しいかぎりです!!たまに僕の家に中高生が遊びに来てはおりますが(おそらくゲームと漫画とフィギュアとWi-Fi目当てですが)、そんなこんなで喜一もたまに来ております。彼はほんと超がつくほどマイペースというか、ちょいズレてるというか、ほとんど周囲を観察しないところがありますので、学校やら生活やら思うところが色々とあるようです。中2ですので、嫌でも色々と悩んだり考え込んだりする時期ですね。そういう時期に、親でも友達でもないアトリエの先生と言うポジションで、悩みや思いの丈を聞くことが出来て良かったなぁと思っております。

…ということで、学生クラスの個人講評でした!!


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 靴って面白い。 | トップ | 小学生は版画の季節 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

学生」カテゴリの最新記事