大竹です。今回ご紹介させて頂くのは、幼児クラスのオリジナル絵本制作です。
絵本といっても物語ではなく、自分自身をテーマにした成長記録に近いものでしょう。表紙には手形をスタンプし、鏡を見ながら描いた自分の顔が貼ってあります。まだまだ小さな手のひらは、これからこの手は大きく成長していく未来を感じさせてくれますね。何年後かに子供たちがこのスタンプに手を重ねた時には、成長した自分自身を実感できる事でしょう。鏡を見ながら描いた自画像も、これまた本人そっくりで、見ていて思わず笑顔になってしまいました。
また、自分の名前は折り紙をちぎってアルミホイルに貼り付けています。子供たちの色のセンスもまた良い味を出しています。やはり原色の様な明るい色は、子供たちの元気な線や形にぴったりですね。
2週目には、いよいよ中身を描いていきます。ページを見開きで使い、左には好きな食べ物を前にした自分、右には嫌いな食べ物を前にした自分を描きました。嬉しい顔、悲しい顔の書き分けもバッチリですね!みんなそれぞれ好き嫌いがあり、各ご家庭の食事の様子なども伺えた賑やかな時間でした。(ちなみに、幼児苦手な食べ物ランキング1位はナスでした)
ちょうど年長さんは卒園を控え、他の子達は進級する時期でしたので、卒業制作・進級制作の様になりましたね。それらに相応しい出来栄えになったかと思います!私もこうした工作を、幼い内にやってみたかったなぁと羨ましくなってしまいました…笑