こなみ 高２ 油彩
花粉症でくしゃみが止まりません、ナツメです。今日は木曜学生クラスに通うこなみの油絵をご紹介します！
お姉ちゃんの娘、つまりこなみにとって姪っ子ちゃんの1歳の誕生日にプレゼントしたくて描き始めたこの作品。本人も「いつから描き始めたか忘れちゃった」と言うほど長く描いていて、ノリ先生にも「とっくに誕生日過ぎちゃったじゃん！そんなに時間掛けてたら、2歳になっちゃうよ！？すでに最近の写真見ると、成長し過ぎて全然違うもん！」と何度も揶揄されていましたが、全くめげずにマイペースなこなみに、「私もこんな風に自由に生きたかった…」と少し羨ましくなります。
私は長女で2歳下の妹がいるのですが、少ししか歳が離れていないのもあり赤ちゃんが家にいた記憶や感覚を持ったことがありません。その為か、この絵を見たとき「赤ちゃんと目が合っている、、！」と思ったと同時にこの体験は初なのではないか？ということに気が付きました。
人が赤ちゃんの時期にしか持ち得ない柔らかさや小さな肉体の中に込められた温かさ、エネルギーを感じてなんとも言えぬ不思議な気持ちを抱きました。
絵といういわば時間を切り取っておける表現を選ぶことで赤ちゃんという瞬間的な時間を残していける、写真とはまた違った、こなみが時間をかけて描いたからこその魅力が詰まっていると思います。
何かの節目で姪っ子ちゃんがこの絵を見返した時にどんなことを思うのか、勝手に気になっています。大きくなったら教えてね〜！！
