12月22日23時~23日02時台に活動レベルが高まる予報が出ていたこぐま座流星群ですがほぼ予報どおりの時間帯で通常より多い出現が確認されたようです。
流星電波観測国際プロジェクト「2023こぐま座流星群電波観測速報」のグラフを見ると12月23日03時頃(JST)をピークとする出現があったことが分かります。
Ⓒ:流星電波観測国際プロジェクト
このグラフは電波観測によるものなので必ずしも目撃出現数と一致するものではないようですが、ATOM Cam2の動画記録を見ると確かにそれらしき流星が写っていました。
こぐま座流星群 ATOM Cam2 撮影記録(12/22-12/23)
数としては突発出現と言えるほど多くありませんが、02時15分から02時16分にかけて3個、03時17分の1分間に2個、03時20分の1分間に2個、流れているのが動画で確認できました。これ以外にもそれらしき発光体がありましたが雲で確認できなかったものは除外しています。こぐま座流星群のHRは1時間で5個なので平年レベルよりは多いことが分かります。
こぐま座流星群の対地速度は 33km/sで、対地速度35km/sのふたご座流星群とほぼ同じ速度と言われていますが、ふたご座流星群の動画と比べてみるとたしかに流れる速さが似ています。
ちなみにこちらは対地速度49km/sのこと座流星群ですが、こぐま座群、ふたご座群より若干速いことが分かります。動画で流星の速さを比べるのは面白いですね。
こぐま座流星群の母天体 8P/タットル彗星・周期13.6年
前々回の回帰時に撮影(2008年1月27日近日点通過), 前回の回帰は2021年8月27日, 次回は2035年4月18日
2007.12.30 23:25 NIKON D90 NIKKOR ED 50-300mm F4.5 ISO800 72秒
流星電波観測国際プロジェクト「2023こぐま座流星群電波観測速報」のグラフを見ると12月23日03時頃(JST)をピークとする出現があったことが分かります。
Ⓒ:流星電波観測国際プロジェクト
このグラフは電波観測によるものなので必ずしも目撃出現数と一致するものではないようですが、ATOM Cam2の動画記録を見ると確かにそれらしき流星が写っていました。
こぐま座流星群 ATOM Cam2 撮影記録(12/22-12/23)
数としては突発出現と言えるほど多くありませんが、02時15分から02時16分にかけて3個、03時17分の1分間に2個、03時20分の1分間に2個、流れているのが動画で確認できました。これ以外にもそれらしき発光体がありましたが雲で確認できなかったものは除外しています。こぐま座流星群のHRは1時間で5個なので平年レベルよりは多いことが分かります。
こぐま座流星群の対地速度は 33km/sで、対地速度35km/sのふたご座流星群とほぼ同じ速度と言われていますが、ふたご座流星群の動画と比べてみるとたしかに流れる速さが似ています。
ちなみにこちらは対地速度49km/sのこと座流星群ですが、こぐま座群、ふたご座群より若干速いことが分かります。動画で流星の速さを比べるのは面白いですね。
こぐま座流星群の母天体 8P/タットル彗星・周期13.6年
前々回の回帰時に撮影(2008年1月27日近日点通過), 前回の回帰は2021年8月27日, 次回は2035年4月18日
2007.12.30 23:25 NIKON D90 NIKKOR ED 50-300mm F4.5 ISO800 72秒