駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

民主維新新党の綱領原案

2016年03月09日 | 政治経済

                  

  民主維新両党が結成する新党綱領原案をまとめたと報道されている。ニュースソースにより取り上げ方に明らかなニュアンスの違いがあるが、綱領の内容はきちんとした方向性を示しており、妥当で納得の行くものだと思った。新党名がどう決まるかにも注目している。

 俺の考え私の考えと違うからごねるということのないようにして欲しい。俺の考え私の考えと言い出す人の考えは、考えよりも俺や私に力点がおかれ、内容が乏しく大局観を見失いがちだ。

 岡田さん松野さんは有能で信頼できる人物だと診ている。面白くない岡田、頼りない松野という評判は半ば作られたもので、まともな話を面白くない、細身の体型を頼りないと感じる受け手の感覚にも問題があると思う。受けを計算し、単純化して自信ありげに語る人物が、本当に信頼できるか眉に唾を付けることも必要だろう。

 立憲主義を守ることを強く打ち出した意味を分かって貰えるように説明することが出来るだろうか。物事を黒白で決めつけ大声で相手を非難する見かけの感覚に訴えるだけの雑な議論にどうやって抗して行くか、前途多難と思う。そうであっても、それだからこそ、一強政党と言うよりは優れているところはあっても一人物が支配する危険な政治状況を打破する必要があると感じている人が背後に数多く居ることを肝に銘じて戴きたい。

コメント
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