駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

ハリルジャパンは本物を証明したが

2016年03月30日 | 世の中

                   

 ハリルジャパンがシリアに圧勝した。内容的には決めの甘さ守りの緩さが散見されたが、5-0は満足できる結果だ。ハリルホジッチ監督の功績は大きい。まだまだこれから本番までの道のりは長い。格上に対してそしてピンチの時にどのように冷静沈着な采配を振れるか注目している。 

 西川は良くやった。零点に抑えられたのには彼が大きく貢献している。目立たないが長谷部もよく利いていた。メンバーを固定しない方策がこれほど上手くゆくのを見るのは初めてだ。

 

 首相は参議院選挙で衆参同日選挙は毛頭にないと言っておられる。解散選挙に関しては嘘を言ってもいいという都合良く作られた言い伝えを盾に見栄を切っておられるのだろう。しかし、手の内を隠し巧言を言い続けてきた人の場合はどんなものだろう。とても信じられない。たまには本当のことを言ってみたらという気もする。勿論、一つも巧言など言っていない、言い換えただけあるいは新たな目標に変えただけと、反論されるだろう。確かに本音は不変かも知れない。

 安陪首相、橋下元維新代表そしてトランプ共和党大統領候補はどこかちょっと似ている感じがする。優れた役者で言葉巧みなどと書けば、怒声が飛んでくるだろうか。しかしそうした資質が政治的には有利なのを今更ながら見せつけられている気がする。

コメント
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