駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

問題漏洩の罪は重いか軽いか

2015年09月11日 | 町医者診言

               

 北関東の集中豪雨が大きな被害を出している。天災は憶えている内にやってくる、被害はまさかという人災で、甚大となる。

 司法試験の問題漏洩事件に揺れる?法曹界だが、大騒ぎするほどでもない。愚かしくも情けない事件だが、浜の真砂は尽きるとも恋は盲目の種は尽きまじということだろう。

 そういえば昔、火を放ったお七さんというのが居たなあ。いろいろな意見があると思うが私はA先生の罪はどちらかと言えば軽い方に一票を投じたい。情けなくも愚かしいが、人間にはそういうところが付きまとう。

 私はそういうことのないように注意しているつもりだが、先輩のある先生は若い美人の患者さんだと話が長く、看護師達に影でデレと呼ばれていた。魅力的な惹かれる異性にちょっと親切にすることはよくあることで許せる範囲のことだと思う。勿論、A先生のやらかしたことは問題外の違反でどんな言い訳も通らない。教え子も将来に汚点を残したわけで罪なことをしでかしたものだ。

 十一さんの指摘を待つまでもなく人間は度し難く、どんなに魅力的な教え子なんだろうなという興味も湧く、週刊誌のネタも尽きないようだ。

 例外と思いたいが法律の先生が法律を守らないとはどうしたことか。紙の上だけ口先だけの法律なんぞお飾りに過ぎない。守ってこそ法律と素人に言われるようでは話にならない。その罪は重いと思う。

コメント
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