今日も雨だ。もういいと言いたくなる。彗星までロケットを飛ばし観測装置を着陸させる針の穴を通す科学技術を持ってしても、気候をコントロールできない。エネルギーの大きさがネックになっていると思うが、バタフライ理論で、始まりをコントロールできないものかと夢想する。
それこそ将棋の羽生や囲碁の井山の脳力を参考に、先を読むプログラムを開発するプロジェクトが出来そうにも思う。
安保法案の採決の鬩ぎ合いが続いている。世論調査を見れば分かるように、理解は進んでおらず今の国会で決めるのは急ぎ過ぎというのが国民多数の声だ。素直にそれを聞いて仕切り直しすればよいと思うのだが、なぜ強行しようとするのだろう。
総与党化している世の中で、これだけ反対があるというのは如何に安保法案がごり押しの問題法案なのかを如実に語っている。自民党は多様柔軟で弱者への気配りを忘れなかったから長く続いたと言われている。今はどうか、ものを言うのは村上議員を始めとする数名に過ぎないように見える。多数が口を紡ぐ組織は弱い。
反対している人の中には憲法を改正して安全保障を変更しようという人も多いと思う。手の内を隠し、アベノミクスで得た数で押し切ろうという現内閣の手法に反対している人も多いのではないか。