駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

距離と歴史の問題

2015年04月09日 | 小考

            

 ようやく雨が上がった。茶色に変色し始めた散らばった桜の花びらを踏みしめて駅まで歩いた。気温の上がり下がりが大きい。こんなに不安定ではいっそ早く暑くなればいいと思ってしまう。

 昨日は骨休めに代診を頼んであったので、昼飯を街で食べた。スパゲッティを出しているのに当店はイタリアンでは無いと言う臍曲がり親父なのだが、味は悪くない。不思議なのはパンが付いてくることだ。炭水化物は十分なので、パンでなく卵サラダやスープを付けて欲しい。勿体ないが染みついているので、女房が残すパンまで食べてしまい、身体に良くない。

 政治から引退したはずの石原さんがプライムニュースで政治に口を出したらしい。沖縄は泣き寝入りすることになるのだろうか。なんだか沖縄は犠牲ばかりで、納得できないだろうなと思う。これでは米国と日本とどう違うのかと言いたいだろう。権力というものにさほど差は無いと言うことか。大阪の橋下さんが沖縄県知事だったら、独立とか言い出すのだろうか?。否、意外に権力側になびくのかも知れない。

 しかし、本当のところは本土からの距離と歴史が無理強いを見過ごさせているのだと思う。

  

コメント
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