駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

奇遇というものがある

2015年04月12日 | 身辺記

               

 医学会総会と日本内科学会総会が京都で同時開催された。土曜日診療を終えてから家内と出かけた。京都国際会館と都メッセはかなり離れているのだが、どちらにも二時間あまり滞在して出席点数を戴いてきた。学会といっても総会はお祭りというかイベント的な要素も強く、講演内容はそういうこともあるだろうな、成る程其処まで進んでいるかといったものが多かった。

 土曜の夜は食べログで捜したイタリアンで食事をした。前菜を食べていると、高年の夫婦連れが入ってきた。男性の方は見たことがある、髪の毛が薄くはなっているが、「なんだ、おいKじゃないか」と声を掛けた。「ああ、なんだSか」とフラウを紹介しあい暫し歓談した。学生時代、特別親しいわけではなかったが、高々百名程度の同級生なのでよく知っており旧交を温めることができた。先に店を出たのだが、別れ際固い握手をしたことだ。

 しかし田舎者だった二人が花形イタリアンの店で出会うとは、正に奇遇だった。

コメント
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