駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

マスコミに守って欲しいこと

2014年08月13日 | 町医者診言

                 

 自分も荷担しておきながら白々しくなぜなどと書くマスコミには辟易するが、それも呼応する受け手に他人の不幸を覗こうとし、自分は棚に上げたままの卑俗な人達が居るからだ。それを嘆いたり怒ったりしても、河清は訪れない。これも人類の遺産で、自分の中にもそういう気持ちが皆無というわけではない。ただ私はそうした気持ちを片隅に置きたいと思っている

 マスコミにどうしても守って欲しいことがある。勿論、戦争を避けるように、諍いを焚き付けないように報道して欲しいと思っているが、これには利益や権力闘争の策略などが絡むから簡単なことではないだろう。

 エボラ熱の進入を防ぐことに反対の人は居ないだろう。エボラ熱防御は、マスコミが冷静沈着科学的に対応して欲しい課題だ。政府厚労省も、ややこしいばかりで現場で使い難いマニュアル作りではなく、実効のある実行可能な対策を立てて、広報にはマスコミにも責任を担わせて、パニックを避けて欲しい。マスコミはパニックを煽らないように注意して欲しい。本当の危機に日本がまともに対応できるかの試金石だと思う。

コメント
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