駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

まさかという悲劇が起きた

2014年08月06日 | 世の中

             

 今朝玄関を出て、朝の空気を僅かに涼しく感じた。日差しに微かな秋の気配がある。明日は立秋だ。子供の頃には暑い盛りの立秋に違和感を覚えたが、年を取ると立秋の意味が分かるようになる。

 

 痛ましいことが起きた。まさかと言うが、叩いた人は叩かれた人の痛みを知らない。他責の人は自責の人を理解しない。

 誰が石を持てるか。研究者の不正を追求などと言う資格のある記者はどれほど居るだろう。希有、否、皆無かもしれない。

 悲劇によってまた真相が不明になるのだろうか。

 面識もなく、優れた研究者だったとしか知らない者では返って失礼かもしれないが、ご冥福を祈りたい。

 

 科学論文の間違いや誤魔化しは数知れない。決して良いことではないが、もっと悪いことは五万とある。巨悪は正義の面さえしているではないか、糾弾の穂先は世間知らずの咎めやすい者ではなく、強く猛々しい咎めにくい者に向けて戴きたい。

コメント (2)
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