錦織、マリーに完敗。「まだ勝てる気がしない。グランドスラムでは凄い実力がないと勝てないことを再認識した」。は正直な感想で正確な認識と思われる。
スタンドで見守った錦織の父、清志さんは「マリーは圭をほんの少しずつ大きくした感じ。今はかなわなくても、何年かすれば見えてくるような感じがした。負けないと欠点は分からない。それが今日の宝です」。と息子の健闘を称えたと報道されている。少し離れてそっと見守る両親の配慮と姿勢、そして的確な観察と評価に感心納得する。
実力と内容のある錦織の躍進、怪我に気をつけて、もう一段の向上を願うばかりだ。
ここに見られる冷静且つ意欲ある優れた自己認識と両親の最良の支援に、実力がいかに育まれるか、実績がいかに生まれるかが伺われる。
ナデシコジャパンや錦織の活躍から教えられることが多い。ルールがあってなきがごとしの政治の世界では参考にならんか。