駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

好きではないけれども

2012年01月17日 | 町医者診言

     

 どうも野田首相は眼帯を付けても全然凄味がなく、長と言っても町内会長クラスに見える。岡田副総理なら凄味は出そうだが、支持者の意気は上がらないだろう。

 殆どの人は消費税の必要性を理解している、しかるになぜ反対する人が多いか、よく考えて頂きたい。

 石原慎太郎は尊大で好きではないけれども、大局観を持っており、広い視野から物を見ることができる点は評価している。

 泥鰌で庶民性をアッピールしようとするのは、一時の座興にはなるかもしれないが、兄貴のように慕う原理主義者を担ぎ出し盾にして財務省主導の道を進もうとするのでは、首相の名が廃る。首相は大局観と主体性を披露して矢面に立っていただきたい。

 社会保障税一体改革を錦の御旗にするのは目眩ましでしょう。既得権にメスを入れることなく、財政を弄っても健康は取り戻せませんよ。

     Photo. by R.Ogawa

コメント
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