駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

風邪医者は藪

2010年06月06日 | 町医者診言
 何でも風邪という医者が居るそうだ。

「先生、お爺さんが階段から落ちて足を痛がっています」。
「ああ、どれどれ、これは足の風邪だ、ちょっと手遅れだな」。
「ええっ、初耳ですが。どうすればいいんですか」。
「珍しくはない、慌てると罹るんじゃよ。階段から落ちる前に連れてこなくちゃ」。
 こういった藪医者と同類項の粗雑ジャーナリストが大手を振るって歩いている。
「これからの日本の政治はどうなるんでしょうか?」。
「小沢が問題だな」。
「あなた方はいつでもいつまでも小沢小沢と言って、小沢さんは無役ですよ」。
「それでも小沢だ」。
「そんな解説は私でもできます。解説料金を返していただきたい」。
「あれっ、もう貰ったと思ったが」。

「ところで先生、この解説者達も風邪ですか」。
「いや、これは小沢病じゃ」。
コメント (2)
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