駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

嫌な季節

2010年06月16日 | 診療
 梅雨入りで蒸し暑い日がやって来た。今年は天候不順で比較的涼しい日も多かったので、蒸し暑いと例年よりも不快に感ずる。汗でべたっと下着がまとわりつくのは極めて不快だ。
 それに職業柄、汗まみれの裸のお腹に触ったりしなければならない。「先生、すいません」。とハンケチで拭いてくださる方も居られるが、上品なハンカチでは間に合わないことが多い。
 内緒の話だが、「口では構いませんよ」。と言いながら、メタボ親父や皺に汗を溜めた老人の腹部を触診するのは仕事と思うから平気で出来ることで、そうでなければお仕置きの一種と感じるかも知れない。
 でもまあ、これくらいのことはほんの序の口で看護師さんや看護助手さん達はもっともっと大変な業務をされているわけで、町医者がこれしきのことでぶつくさ言っては罰が当たるだろう。
コメント
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