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あられの日記

カテゴリーは場所優先。鶴岡八幡宮は寺院・仏閣ではなく「鎌倉」に。一部検索し易さ優先で、花カテゴリーに入れてる場合も。

座間・さくら百華の道2020/4/2午後前編

2020年04月13日 10時21分46秒 | 桜散歩
朝、エレベーター前が浸水してた。ちょうどお掃除おじさんと話をしたら、どうもマンションの補修をした時の施工不良が原因らしい。けど浸水がエレベーターの隙間から階下に落ちてるとなると、万一の確率でエレベーターの電気系統がやられたら私が困る!とマンション管理会社のある相模大野に出かけたら、管理会社の人がいなかった!ってか、3月4月の引越しシーズンにコロナ騒動が重なったから忙しいだろうなと。
でも4月2日の朝、自分の部屋を出た時はスーパーに数日ぶりに買い出しに行くつもりだったのである。相模大野の業務スーパーに魚は売ってない!いや、冷凍食品には魚のフライがある。けどもそれは私が欲しい魚ではない。よって、午後、当初買い出しに行くハズだったいつもの座間市相模が丘にあるスーパーに買い出しへ。
数日分をまとめて購入。予定より買った商品が重い。まあ、けど。このくらいならば。
と。帰り道は少しだけ遠回りして、座間市のさくら百華の道(1、6キロ)を北上して帰宅することに。
ってなことで、今年数回目のさくらの開花状況のチェックです。

大島桜:花は大輪。一重咲きで白色。香りもあります。
開花期は3月下旬。伊豆七島や房総半島などに自生する、潮風に強い桜です。
桜餅には、この桜の葉が使われています。
さくら百華の道には、多くの品種が植栽されてます。2月の河津さくらから4月下旬の八重桜まで。さくらの木1本づつ説明プレートがついてますので、画像と合わせて説明プレートの解説をつけていきます。
染井吉野:花は中輪、一重咲きで淡紅色。開花期は4月上旬。江戸彼岸と大島さくらの雑種と推定され、江戸時代末期に染井村(現、東京都豊島区)の植木屋が売り出したといわれています。
座間・さくら百華の道にもともと植栽されていたのは染井吉野で、おそらく画像のさくらはあえて残された木です。散策路の南端あたりに残ってます。根元から上がったすぐの場所で分岐してますが、胸高周囲はおそらく3メートルを超えてます。こんな条件の悪い場所にあるのによくぞ生き残った!がんばれ!
アーコレード:花は大輪。八重咲きで淡紅色。開花期は4月上旬と秋咲き。イギリスで育成された品種で、日本では二季咲きとなります。花は十月桜よりやや紅色が濃く、大輪となります。
染井吉野がウイルスに弱く、現在では植えられてません。その代わりに推奨されてる8品種のうちの一種でもあります。咲き始めは染井吉野と似た感じでしたが、時間が経つと赤みが増しましたね。
八重紅彼岸:花は中輪、八重咲きで淡紅色。開花期は3月中旬〜下旬。江戸彼岸と豆桜の雑種と推定され、小彼岸系であまり大きくならず、枝も横に張らず、花着きが良い愛らしい桜です。
説明プレートに「あまり大きくならず、枝も横に張らず、花つきがよい」とありますね。ここの散策路はあんまり広くありません。住宅地の中を通す散策路なのです。座間さくら百華の道は2015年に完成。植栽した時は細かった木も品種にばらつきはありますが、そこそこ枝が大きくなり、すでに剪定されて本来の樹形から変化してるものもあります。今年、さくら百華の道の品種の紹介をしようとさくらのアップと全景を撮影するように心がけてるのですが、剪定されてしまうと、本来の樹形が分からなくなり、全景撮影の意味なかったかも?と思い始めてます。
けど、この八重紅彼岸の特性は狭い場所にはオススメの品種かもね。
鬱金(ウコン):花は大輪。八重咲きで黄緑色。開花期は4月下旬。もと、東京の荒川堤で栽培されていた品種。花色が黄緑色と珍しい桜で、ウコンの根茎を使って染めた色に似ていることから、この名が付けられたといわれています。その花色から欧米でもよく栽培されています」
実は自転車を押しつつさくら百華の道を歩いてるのですが、始めはこの桜を素通りしそうになりました。欧米の人って緑色の花を好むのね。桜って品種が多彩なのに、わざわざ緑の花を選んで栽培する意味が分からん!と思うんだ。
この辺りは丁度4月2日頃に見頃だった辺りです。さくら百華の道は総延長が1、6キロありまして、咲く時期が近い品種を固めて植栽してあります。で、それが1、6キロの間に2回か3回繰り返し植えてる感じです。
紅豊(ベニユタカ):花は大輪、八重咲きで濃紅色。開花期は4月中旬。松前早咲き(別名:血脈桜)に龍雲院紅八重を交配・選抜して1961年に浅利政俊によって作出された品種です。紅色豊かな重弁の桜となったことから命名されました。
咲き始めでこの紅色の濃さ。満開になるとどんな花色に変化するか楽しみな桜です。
雨情枝垂:花は中輪、八重咲きで淡紅色。開花期は4月中旬。動揺詩人として有名な野口雨情邸(栃木県宇都宮市鶴田町)内に八重紅枝垂に混じって植えられていたもので、雨情を記念して名付けられました。
派手!真下に立つと、枝垂の枝が降ってくるよう。見応えあるね。
枝垂山桜:花は中輪。一重咲きで白色。開花期は4月中旬。山桜系の枝垂れ品種で、別名:仙台枝垂とも呼ばれています。各地で栽培されており古くからある品種といわれています。
仙台屋:花は中輪。一重咲きで紅色。開花期は4月中旬。山桜の品種と考えられ、原木は高知市内の仙台屋という店の庭にありました。牧野富太郎によって命名されました。
この桜を紹介するのは2度目(2020/3/26訪問)です。咲き始めも綺麗でしたが、満開の様子も綺麗。何つーの?日本画に描かれる桜みたい。私はこの桜結構好きです。

市原虎の尾:花は中輪、八重咲きで白色。開花期は4月中旬。
京都市左京区市原にあったもので、短い枝の伸びが遅く、その先端に多数の花をつけ、開花期には虎の尾の様に見えることから命名されました。
丁度開花し始めたところです。けどさ、「虎の尾」のように見えるって??
見頃を待ちましょう。去年は染井吉野の名所めぐりに忙しくて、座間さくら百華の道を楽しむとかできなかった。ようやく訪問した時には既に八重桜の最盛期になってて、市原虎の尾は既に見頃過ぎてて、盛りの様子がわからないんだよね。

はい。今日はここまで、訪問した4月2日は数多くの品種が咲いてまして、見頃の終盤のものから咲き始めのものまでとても多かったんです。なので一回切りますね。明日をお楽しみに。

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