座間市にある散策路さくら百華の道に咲くさくらの紹介です。
トップ画像は妹背(いもせ):花は大輪。八重咲きで紅色。開花期は4月下旬。
原木は京都市・平野神社境内にあります。
一花柄に2つの果実が着くことから妹背の名を当てたとされています。
妹背の意味を調べてみた。妹背とは「夫婦・兄と妹・妹と弟」
泰山府君(たいざんふくん):花は中輪。八重咲きで淡紅色。開花期は4月中旬。
もと、東京の荒川堤で栽培されていた品種です。
中世に桜町中納言が桜の短命を嘆いて、泰山府君を祭って桜の期間が延びたという故事からきたものです。
泰山府君を調べてみた。泰山府君とは、道教の神。山東省泰安県にある東岳(泰山)の山神で、天帝の孫と伝えられ、人の寿命、福禄を司る。
映画の「陰陽師」で安倍晴明が源博雅を生き返らせるため踊ってましたね。で、この曲が「セイメイ」でフィギュアの羽生くんが踊ってたあの曲。
泰山府君の桜のアップ撮影には失敗しちゃいました。後日、撮影し直したのでお楽しみに。
兼六園菊桜:花は大輪。菊咲きで淡紅色。開花期は4月下旬。
原木は兼六園(石川県金沢市)にありましたが枯死し、現在は接ぎ木増殖したものが公園内に植えられています。
アップで見ると可愛い桜なんですが、花数が少なすぎる。そして葉っぱが多い。確か去年もこの木はこうだった。
梅護寺数珠掛桜(ばいごじじゅずかけさくら):花は大輪。菊咲きで紅色。開花期は4月下旬。
原木は梅護寺境内(新潟県阿賀野市小島)にあり、国の天然記念物に指定されています。親鸞上人の逸話にちなみ名付けられました。
つぼみの時は干からびてるのか?と思うほどなのに、咲くと派手な花。とても桜に見えない。
鬱金(うこん):花は大輪。八重咲きで黄緑色。開花期は4月中旬。
もと、東京の荒川堤で栽培されていた品種です。
淡い黄緑色の花色が、ウコンという植物の根茎を使って染めた色(鬱金色)に似ていることからこの名がつけられたといわれています。
鬱金桜も咲き進むと黄緑色からピンク色に花色が変わっていきます。どこまでピンク色が強くなるかな?
上匂(じょうにおい):花は大輪。一重・八重咲きで白色。開花期は4月中旬。
もと東京の荒川堤で栽培されていた品種です。
花に強い芳香があるのが特徴で、昆虫類がよく集まってきます。一重の花と7〜8枚の花びらを持つ花がみられます。
紅笠(べにがさ):花は大輪。八重咲きで淡紅色。開花期は4月中旬。
浅利政俊が作出した品種で、1961年に糸括と里桜の自然交雑によって得られた実生苗から1963年に選抜されました。
ってなことで、2020年4月15日午前の座間市、さくら百華の道の桜見物はここまで。
さくら百華の道は、全長1、6kmあります。スーパーの買い出しの行き帰りに歩いてるので、毎回端から端まで歩くと大変です。だから一部だけ歩いて撮影して紹介したりしてます。4月15日はショートカットしちゃいました。翌日4月16日はショートカットした北側のさくら百華の道を撮影したので明日紹介しますね。