ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

めぐりあわせ

2015年03月27日 | ノンジャンル
もう新しいシーズンも目の前となってきた。

何かと気忙しい時期でもあるが、日ごとに暖かさを
増す陽気に、なんとなく心も浮き立つ。

娘もようやく赴任する学校が決まった。
4月からは教師として教壇に立つ。
いや、むしろグラウンドか体育館の方が多いだろう。

決まった先の中学校は、なんと私の母校である。
何とも不思議なめぐりあわせに、驚きを隠せない。

小学校時代は転校を繰り返したが、最後は卒業前だった。
一緒に中学に通えると思っていた友達と別れ、
まったく知らない学校へ進学となった。

制服も買えないほど家庭は困窮していた。
やっとのことで購入できたのが、入学式直前だった。

地域的に何となく馴染めず、中学時代というのは
高校・大学に比べてあまり良い想い出はない。
一言でいえば、面白くなかった。

その中学に娘が赴任する。
なんでわざわざ、よりによってというのが
正直な気持ちだ。

だが、私の時代も、体育教師というのは、なかなか
くせがあるものの、面白い先生が多かった。

部活動が盛んなところなので、娘には
打って付けかもしれない。

ともあれ、父親の母校で娘が教鞭をとる。
なんとも出来過ぎた話ではないか。