Various Topics 2

海外、日本、10代から90代までの友人・知人との会話から見えてきたもの
※旧Various Topics(OCN)

堀江貴文氏は幸せなのだろうか

2018年08月06日 | 雑感

ビジネス+IT
ホリエモンが断言、10年後は「遊んで暮らせる時代」がやってくる
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180803-00035228-biz_plus-bus_all
 

抜粋: 

実は、多くの企業は不況時に無理矢理仕事をつくって雇用を維持した結果、赤字になっている。つまり、社員たちに給料を払うために社会全体で無駄な仕事をつくっているのだ。その中で、皆が労働信仰に支配されてイヤイヤ働いている。

 だったら政府からお金をもらって好きなことをすればいい。そうすれば「絶対やらなきゃいけない」種類の仕事の給料は上がるし、もし仕事がなくなったとしてもベーシックインカムがあるから安心だ。本気で働きたい人の勤労意欲も、おしなべて上がるだろう。

 これから日本全体がよい方向に向かっていくためには、高給で働く能力のある人だけが高給取りとして働き、その能力がない人は国からお金をもらって好きなことをして生きていけばよい。そのほうが一人ひとりにのしかかるストレスも少なくなり、生産性も向上する。そもそも生活コストが下がっていくのだから、苦しい思いをしてまでお金を稼ぐ必要なんてない。日本人が総体として幸せでハッピーに暮らせる方法を考えるべきだ。 

この記事自体より、コメント欄を読む方が有益だと思います。

アンダーラインの部分は、ホリエモンの理想は、言葉とは裏腹に、「(彼が言う)能力がある人たち」が、好きなことをして生きていく世界」ということでしょう。 

面白いことに、先日書いた、

駒崎弘樹氏&土井香苗氏&ホッブス美香氏~「ヴァティカンの正体」著者の岩渕潤子氏
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/974f5bf97595bc46ba1fbc966a82c999 

で紹介した、AGROSPACIAの創刊マニフェストと重なります。 

「未来に遺す方舟」の建設にあたって
AGROSPACIA
創刊マニフェスト
岩渕潤子(いわぶち・じゅんこ)/主筆・編集長

http://agrospacia.com/about  

彼らの文章を読んで感じることは、彼らは丸山眞男がいう「他者感覚」も、アドラーの「共同体感覚」も理解できないだろう、ということ。

彼らは才能もお金もあるかもしれないですが、私は彼らが羨ましいとは全く思えません。

他者感覚
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/8a939afde6fa1d6f6cafd55aa9c92a64 

抜粋:『他者感覚』が大きく欠落している人は、自己愛が強くて攻撃的だったり、自己中心的、それか逆に無気力か、どれかだったことに気が付きました。

アルフレッド・アドラー
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/d2079cf482db8e0ecfea62684b3ad873 

抜粋: 

『共同体』と聞くと「『個』を殺す」や、「仲間、仲間以外という分類の世界」を思い描くことが多いでしょうが、『共同体感覚』というものは、突き詰めていけば、「自分を愛し、自分以外の人間(生き物)の価値観・意見を認め、理解し思いやることから得られる感覚」「人から一方的に与えられること(利害関係から理解や愛情まで)を期待しているだけでは得ることが難しい感覚」であると思います。

ついでにもう一つ- 

「社会的市場経済」の行きつくところ・「ベーシックインカム」は庶民を幸せにしないのでは?
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/da4876d33472d450f141654900c9b740

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