年末から、地方都市で一人暮らしをしている90代の伯母が幻想が見えだしてしまい、急に入院になりました。この伯母は60代に脳卒中を起こし、一時期は麻痺や言語障害がでたものの、リハビリ後ほとんど後遺症を残さず回復。
従姉も私の家族も「あんたと性格も、たどっている人生もそっくり」という伯母です。
神奈川にいる従姉は実家の往復をくりかえすのと、伯母の今後が不安で疲れ切っていますが、私としては、「そんなに急なら、誰かが亡くなったとか、何らかのショックで一時的にせん妄で幻想が見えるのかもしれない。とにかく今は悲観しすぎるより、落ち着いて。」というのが精いっぱい。
身近の高齢者で体を壊したり、痴ほう症状がでる人が増えてきている今、冷たい言い方になりますが、「医療は健康年齢を延ばさず、平均寿命だけ伸ばすことにどれだけの意味があるのか?」と思ってしまいます。
さらに非難されそうだけど、最近の異常なまでの予防医療熱-これに力を入れるということは本当に良いことなのだろうか?と疑問がわきます。本来、人がかかる感染症は、感染して発病し、その病と闘うことで、体を鍛え、時に弱いものは淘汰されていったのではないでしょうか。
赤ちゃんが産まれてすぐ予防接種をするようになったのは、おそらく20世紀終わりから。これを繰り返して、「赤ちゃんの6か月までの自然免疫」はなくなってしまうのではないかー例えば、麻疹に実際にかかったことがある母親であれば、赤ちゃんは半年麻疹にかかるケースはまれだけど、もし、母親が麻疹にかかったことがないのなら、その人の赤ちゃんは6か月以内でも麻疹にかかるのではないか、と思うのです。
この説明も、今は変わってきているんじゃないでしょうか。
赤ちゃんは生後6ヶ月頃に免疫が切れて風邪を引きやすくなる、って本当? - ninaru ポッケ(ニナル ポッケ) (ninaru-baby.net)
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