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村中璃子氏の本音・「自由放任資本主義ファシストたち」に危機感を!

2018年08月04日 | 社会(歴史・都市計画含む)

ちゅーゆぇんさんという方が、ツイッターの中で、村中璃子氏の著書[十万個の子宮』からの抜粋を紹介してくださっていました。 

https://twitter.com/qu_yuan/status/1025411203634352128 

「産業としてのワクチン=ビジネス」を敬遠する医者や役人に対して、ビジネスサイドが積極的にワクチンサイエンスに関する情報を提供し、教育していかなければ全く話が進まないという現状が、製薬会社と医者と国はグルだといった陰謀論の源泉となっている。”」 

「政策向けロビー活動も実施される。/つまり、どんなに良質のサイエンスでも、ワクチンとして製品化し普及させるためには、企業の力と資本主義の原理が必要であり、たとえ公衆衛生に関わるものであっても、利益を得られるビジネスとして成立させる必要がある。」 

「一般の治療薬とは異なり必要性が理解されづらい。そのため医師や専門家を巻き込み、公衆衛生学的見地からの啓蒙活動をすることは珍しくない。公費助成や定期接種化はメーカーにとって売り上げを左右するポイントであり、コストを抑えて安定供給を実現するためにも必要なので、」 

2012年に書いたブログ記事、 

自由放任資本主義の本当の怖さ
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/6331128e36c2dd320f10f8c2a15bc8b8 

で、ビル・トッテン氏のコラムを紹介されてもらいました。 

その中から一節を― 

「社会が資本家によって動かされるようになると、資本家にとってもっとも価値があるのはお金であるため、環境や労働者、そこで生活する者の安全などは後回しになる。なによりも利益が優先されるようになり、お金以外で価値があるのは、換金できるか、またはお金を生み出すことができるものとなるからだ。これが自由放任資本主義の姿であり、その目的はできるだけ多くのお金を、すでに多くの富を持てる人々へ移動することとなる。  

このような社会が確立すると、多くの富を持つ人々と一般国民の両方が求める政策を政府が実行することは難しい。より正確にいうと、政府は富と権力を持つ人々にコントロールされているから、さまざまな決定をパワーエリートの利益を優先して行うようになってしまうのだ。これが自由放任資本主義であり、その前提でみれば今日本で起きていることが明確に理解できる。 」 

村中璃子氏応援組(ビル・ゲイツやマードック、孫正義氏、堀江貴文氏(ヒルズ族)、笹川財団系自称草の根運動家たちも)は、利益を得る側にいる、『自由放任資本主義者』が多く、なかにはファシスト的発言まで-気を付けなければならないと思います。 

自由放任資本主義者エリートたちには、自分達は自分達の利益、欲望を満たすためには、通常の倫理観を持っていない人達もいます。 

昔書いたこんな記事もご参考まで。 

売買春を奨励する英エコノミスト誌-アングロサクソン資本主義者たちの本音
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/a6c5ff3b0972324eace3d229915c71d1
 

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