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※旧Various Topics(OCN)

コロナワクチン-もともと何度も感染、発症する病気だから作らなかったワクチン

2022年08月10日 | 福祉・医療

今朝、気になった動画です。

【驚愕のシナリオ・・】ワク接種者を狙う?テロとウイルスのヤバい未来 - YouTube

タイトルがサブカルチャー的ですが、京大の宮沢孝幸准教授の対談です。

私は医療関係者ではないので、彼の話が正しいのか間違っているのか、言っていることが妥当か否かはわかりませんが、「麻疹などのように、一度感染したらかからないわけではない病気だからこそ作れなかったコロナのワクチンを、短時間で作り上げ、しかも実質治験は本番で。」だけでも、疑問の声を上げることができないのは異常だと思うので、こういう医学者やジャーナリストには頑張ってほしいと思います。

(ところで、神戸かそのあたりで、医療従事者だったか数名に間違って6倍の濃度のワクチンを接種してしまった事故がありました。その後、彼らはどうなったんでしょうか?事故であっても、これこそ意図しないまでも、人体実験。)

 

2020年3月25日のWiredの記事です。

新型コロナウイルスのワクチンは、いつできる? ──基礎から最新事例まで「知っておくべきこと」 | WIRED.jp

(前略)

20年3月3日に米国立アレルギー・感染症研究所 (NIAID)のアンソニー・ファウチ所長は、米国上院議員たちに次のように話した。「ワクチンを使えるようになるまでに少なくとも1年半はかかります」。パンデミックを見据えていた公衆衛生当局には永遠の時間のように思えるだろう。しかし、本当に1年半でできれば、最短記録になる。「ほとんどのワクチンは市場に出るまでに5年から15年もかかります」とジョン・アンドルスは言う。ジョージワシントン大学ミルケン公衆衛生大学院の非常勤教授であるアンドルスは、世界のワクチン開発状況とワクチン政策を研究している。

長い開発期間を要する理由は複数ある。まず、テストにかける候補ワクチンを開発するための時間が必要だ。ワクチン開発プロセスで、これは「発見(discovery)」と呼ばれ、普通は数年かけて実験台の上で慎重に進められる。かつて科学者は研究室でウイルスを分離し、培養しなければならなかった。だが現在は、遺伝子シーケンシングやタンパク質を可視化する顕微鏡などテクノロジーの進歩によって、このステップを飛ばせる可能性がある。候補ワクチンの選定は数週間で済むかもしれない。

だが、テクノロジーの進歩も、候補ワクチンが人体にどう作用するのか慎重にモニターする時間を短縮することはできない。ワクチンを市場に出すためには臨床試験が必須のプロセスで、そこが真の隘路なのだ。

臨床試験は3つのステージをもつ。フェイズ1は、数十人の健康なヴォランティアを被験者にして、ワクチンの安全性を評価する。それに3カ月かかる。もしも健康なヴォランティアになんの薬物副作用も見られなければ、フェイズ2に進む。そこでは数百人にワクチンを投与するが、理想としては、COVID-19のアウトブレイクを経験した地域で行ないたいところだ。ワクチンがうまく被験者の体を刺激して、抗体をつくらせ、病気を撃退するかどうかのデータを集めるには、6〜8カ月を要する。すべてが順調に見えたならば、フェイズ3では、アウトブレイクの地域で数千人の人々を対象にワクチン投与を行なう。患者を集めることとワクチンの供給になんの問題もなければ、6〜8カ月で終わる。それから米国食品医薬品局(FDA)などの規制機関が、ワクチン承認の可否を決定するためにすべてのデータをチェックする。それには数カ月から1年を要する。

足し算をしてもらえば答えが出る。候補ワクチンの開発が始まったのは2020年1月なので、ワクチンの一般使用が認められるのは、最短でも21年の夏の終わりになる。それもすべて順調にいった場合の話だ。「このスケジュールを縮めて、1、2年でワクチンを使えるようにするのは、ヘラクレスも真っ青の難行です」とアンドルスは言う。

(中略)

ワクチン研究者で、テキサスにあるベイラー医科大学のNational School of Tropical Medicineで所長を務めるピーター・ホッテズは、COVID-19用のワクチンの開発を難行にする要素がもうひとつある、と言う。それは「免疫増強」と呼ばれるものだ。1960年代にNIH(米国立衛生研究所)の科学者は、RSウイルス(RSV:respiratory syncytial virus)に対するワクチンを開発していた。よくある伝染性ウイルスで、乳幼児の風邪の原因のほとんどはこれだ。臨床試験の際に、ワクチンを投与された子どもの一部は、後日、野生のRSVに感染したときに重症化した。ワクチンによって過剰な免疫反応が出てしまい、体に大きなダメージを与えたのだ。2人の子どもが死亡した。

数十年後にSARSが登場したとき、ホッテズら研究者はそのワクチン開発に取り組んだ。だが、実験動物による初期のテストで、警告が出ているのを発見した。実験動物の免疫細胞が肺を攻撃し、RSVの臨床試験で記録されたようなダメージを与えたのだ。「免疫増強反応の可能性があるので、コロナウイルスの研究コミュニティの全員は方針を変えました」とホッテズは言う。彼のチームと協力するニューヨーク血液センターの研究者は戦略を変更し、スパイクタンパク質を丸ごとつくるのではなく、そのごく一部をつくることにした。結合ドメインと呼ばれるヒト細胞にくっ付いている部分だけをつくるのだ。ホッテズによると、このアプローチによって動物にとって望ましくない増強が起こることはなく、免疫系による保護が働いたという。

(後略)

 

追記:

20種類以上の遺伝子型に分類される麻疹ウィルス・インフルエンザワクチンを毎年打って免疫悪化 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

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