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※旧Various Topics(OCN)

アルツハイマーと子宮頸癌

2023年02月11日 | 福祉・医療

アルツハイマー病を巡る不都合な真実(Forbes JAPAN) - Yahoo!ニュース

なぜアルツハイマー病の治療法はないのだろうか。あるいは進行を大幅に遅らせたり、症状を軽減する薬がないのはなぜなのだろうか。この病気は600万人以上の米国人を苦しめており、その数は次の世代には倍増しようとしている。

アルツハイマー病は、本人にとっても家族や友人にとっても恐ろしい病気だ。しかし、1900年代初頭に精神科医のアロイス・アルツハイマー博士が初めてこの病気を診断して以来、治療法はほとんど進歩していない。あきれたことに、数十年もの間、研究はほぼ誤った仮説に基づいてきた。

アルツハイマー博士は、後に自身の名を冠することになる病気にかかった患者の脳を解剖し、プラークとタングルという2つのタンパク質がびっしりと詰まっていることに注目した。プラークとタングルを攻撃すれば病気が治り、脳が健康状態を取り戻せるというのが、当時の研究の主流となる仮説だった。

アルツハイマー博士自身は、プラークとタングルが原因であると決めつけることに警告を発していた。実際、アルツハイマー病患者の中にはプラークがほとんどない人がいる一方で、プラークがあっても発病しない人もいたことがわかっている。

それでもなお、20種類もの薬品が開発されては最終的には失敗することを繰り返し、数百億ドル(約数兆円)もの資金が投入されたにも関わらず、研究の焦点はプラークとの戦いに向けられたままだった。

この出口のないアプローチへの強迫観念は、狂信的でありほとんどカルト的でさえあった。もっと有望な道を追求しようとする研究者達は、深刻な障害に直面している。これほど重要な問題で、失敗を繰り返しながらも軌道修正に抵抗する例は稀だ。

なぜアルツハイマー病の治療法はないのだろうか。あるいは進行を大幅に遅らせたり、症状を軽減する薬がないのはなぜなのだろうか。この病気は600万人以上の米国人を苦しめており、その数は次の世代には倍増しようとしている。

アルツハイマー病は、本人にとっても家族や友人にとっても恐ろしい病気だ。しかし、1900年代初頭に精神科医のアロイス・アルツハイマー博士が初めてこの病気を診断して以来、治療法はほとんど進歩していない。あきれたことに、数十年もの間、研究はほぼ誤った仮説に基づいてきた。

(後略)

子宮頸癌の原因はHRVウイルスと言われていて、「HPVワクチンを打てば子宮頸癌が防げる」と言われているのと似ているかもしれません。

子宮頸癌のひとでHPVウィルスが検出されない人もわずかですがいますが、それは無視されているようです。

Swissinfoの2008年の記事-Cancer vaccine plan launched amid controversy - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

なぜイボができるか-HPV以前に子宮頸部の状態や免疫力の低下が子宮頸癌を引き起こすのでは? - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

「健康体だったら子宮頸部にHPVウィルス(いぼのウィルス)が感染してもいぼにならなかったり、できても自然消滅できるのに、それができなくなったことが問題ではないのか?」と医療素人の私は考えたりしますが、それと同じで、アルツハイマーも「なぜ脳にプラークとプラークの2つのたんぱく質がたまるのか。その根本が問題ではないか?」という疑問が湧きます。

まあ、アルツハイマーの場合は「原因は老化」で済まされてしまいそうですが、でも、何歳になっても痴ほう症状にならない人もいます。

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